「6日連続日足陽線に挑戦」
週末のNY株式市場は反発。
S&P500は昨年11月8日以来の高値水準。
12月の安値からは約19%上昇してきた。
「近い将来に米中間の貿易・関税問題で明るいニュースが出てくることが期待されている」というのが市場の雰囲気。
3月1日に向けた貿易摩擦合意を織り込んできた格好だ。
週間では主要株価3指数そろって上昇。
NYダウとNASDAQは9週連続上昇。
10年国債利回りは2.65%水準に低下。
ドルは安全資産としての側面が薄れ軟調。
「合意期限の3月1日が近づいている。
市場では新たな関税措置は直ちに発動されないとの楽観的な見方が支配的。
株式と商品に資金が流れている」という声が聞こえる。
週末の日経平均は5日ぶりの小幅反落。
もっとも寄り付き88円安、大引け38円安だから下げ渋りの展開だった。
日足は5日連続陽線。
昨年11月26日以来の5日陽線だ。
売買エネルギーは低下継続で東証1部の売買代金は1兆8245億円。
週間では524円の上昇。
週足は2週連続で陽線。
値上がり731銘柄。値下がり1288銘柄。
新高値8銘柄、新安値2銘柄。
騰落レシオは110.18まで低下。
NT倍率は13.31倍。
25日線からは2.6%のプラスかい離。
200日線からは3.0%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率で売り方▲9.019%。買い方▲11.124%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.930%。買い方▲19.109%。
空売り比率は42.5%で53日連続40%超。
日経HVは16.1、日経VIは17.11。
日経平均採用銘柄のPERは12.31倍。
EPSは1740円。
PBRは1.14倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比25円高の21425円。
高値21495円。安値21315円。
勝手雲はいったんねじれたが26日からは白さが広がってくる。
26週線が21717円。
24か月線21425円はほぼ上抜けてきた。
12ヶ月線は22037円。
週足の一目均衡の雲の下限が21417円、上限が22227円で近づいてきそうな気配。
月足の雲の下限が21177円。上限が21691円。
黒くねじれるのは9月でまだ先。
ボリンジャーのプラス2σが21485円。プラス3σが21788円。
少しずつ拡大してきている。
月足陽線基準は20788円。
気学では「下げ続けてきた時は小底入れとなる日」。
火曜は「初高後安の日。吹き値売り方針良し」。
水曜は「不時安をみせる日。戻り売りで駆け引きせよ」。
木曜は「前場安いと後場引き返す日」。
金曜は「人気に逆行して動くこと多し」。
NYダウは181ドル高の26031ポイントと。
NASDAQは67ポイント高の7527ポイント。
S&P500は17ポイント高の2792ポイント。
ダウ輸送株指数は39ポイント安の10593ポイント。
SOX指数は1.08%上昇。
VIX指数は13.51に低下。
3市場の売買高は69億株。
CME円建ては大証日中比25円高21425円。
ドル建ては大証比30ポイント高の21430ポイント。
ドル円は110.68円。
10年国債利回りは2.653%。
(兜町カタリスト櫻井)
