「533◯」
下がってくると登場するのが悪い記録。
ダウ輸送株指数の8日続落が指摘された。
8日続落は1990年以降10回目。
2011年7~8月以来の8日続落。
今年2月11日~21日までの8日続伸とは対照的。
「じり安であく抜けしにくい」との解釈付きだ。
もっとも09年2月9日~23日までは10日続落という記録もある。
そのうち信用買い残の1年10ヵ月ぶりの低水準も持ち出されるのだろろうか。
チキンラーメンの2018年度の売上高が15年ぶりに過去最高を更新したとの報。
NHKの朝ドラ「まんぷく」効果が大きいという、
発売から60年。
3月1日時点での過去最高更新。
これまでの最高は麺に玉子をいれるくぼみをつけた03年度。
果てしない拡大は続いているようだ。
それにしても一部の活字などで興味深いのは日清食品(2897)の名前。
当時の皇太子ご成婚のミッチー・ブームにあやかったとの説。
皇太子妃のご実家の「日清製粉」の「日清」を社名にしたという話。
さすがに60年も経過すると歴史がある。
歴史を遡って興味深かったのが日本ガイシなど4社が燃料電池で新会社を作るという報道。
個体酸化物燃料(SOFC)の研究開発を行うという。
参加するのは「森村グループ」の4社、
ノリタケカンパニー(5331)、日本ガイシ(5332)、TOTO(5333)。
そして日本特殊陶業(5334)。
すべて森村グループだ。
森村組の創業は1904年。
日本陶器を立ち上げ
1917年に衛生陶器部門が東洋陶器(TOTO)として分離。
1919年に日本陶器から電線部門の日本碍子が独立。
さらに日本碍子のエンジン点火プラグ事業が独立して日本特殊陶業が誕生した。
理由は「一業一社」が理念だったからだという。
100年を経ての大同団結というのは壮大だ。
しかも証券コードが4社並んでいるのがなんとも面白い。
《兜町ポエム》
「夢をあきらめないで」
乾いた高値目指す銘柄
後姿が小さくなる
買いたい理由さがせないまま
冷えた買いの手振り続けた
いつかは株価旅立つ
それぞれの道を歩いていく
相場の夢をあきらめないで
熱く動く値動きが好きだわ
負けないように悔やまぬように
投資家らしく輝いてね
「旅立ちの日に」
白い光の中に株価は萌えて
はるかな空の果てまでも株は飛び立つ
限りなく大きな材料に心ふるわせ
世界をかける株よ振り返ることもせず
勇気をオーダーに込めて希望の風に乗り
この大事な個別株に夢を託して
懐かしいリーマンショックふとよみがえる
意味もない恐怖感に泣いたあの時
株価戻った嬉しさに抱き合った日よ
みんな過ぎたけれど思い出強く抱いて
材料を株価に込めて明日への夢に乗り
この広いマーケットに夢を託して
今別れの時飛び立とう未来信じて
はずむ材料信じて
この広いこの広いマーケットに
(櫻井)
