「3日続落」

「3日続落」

週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って小幅に3日続落。
米国がキエフにある大使館を閉鎖するとの発表を受け午後終盤に大きく下落。
NYダウの下落幅は一時400ドルを超えた場面があった。
その後下げ幅を縮小した。
前週後半の2日で1000ドル超の下落となっており下値では押し目買いも入ったとの観測。
セントルイス地区連銀のブラード総裁は「7月1日までに1%の利上げが実施される」との見解。
これも警戒された。
ボーイングやキャタピラー、3Mなど景気敏感株が下落。
一方コカ・コーラやP&Gなどディフェンシブセクターは上昇。
メタプラットフォームズ(旧フェイスブック)が下落。
テスラやアマゾンネットフリックスが上昇。
VIX指数は一時32ポイントまで上昇して28.33。
10年国債利回りは1.985%。
2年国債利回りは1.572%。
ドル円は115円台後半。
WTI原油3月物は2.36ドル(2.5%)高の95.46ドル。
一時2014年9月以来の高値である95.82ドルを付けた。
ビットコインはほぼ横ばいの4万2080ドル水準。
SKEW指数は129.78→128.11→126.81→128.12。
恐怖と欲望指数は34→32。

週明けのNYダウは171ドル(0.49%)安の34566ドルと3日続落。
高値34744ドル、安値34304ドル。
NASDAQは0.24ポイント(0.00%)安の13790ポイントと3日続落。
高値13921ポイント、安値13664ポイント。
S&P500は17.09ポイント(0.39%)安の4401ポイントと3位続落。
高値4426ポイント、安値4364ポイント。
ダウ輸送株指数は119ポイント(0.0%)高の15120ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は0.15%高の330ポイントと3日ぶりに反発。
VIX指数は28.33と上昇。
3市場の売買高は113.2億株(前日134億株、過去20日平均は126.7億株)。
225先物CME円建ては大証日中比45円安の27055円。
ドル建ては大証日中比35円安の27065円。
ドル円は115.60円。
10年国債利回りは1.985%。
2年国債利回りは1.572%。

「日銀によるJ-REITの買い入れは約11か月ぶり」

週明けの日経平均は寄り付き391円安。
一時27700円を下回って終値は616円(▲2.23%)安の27079円と4日ぶりに反落。
日足は2日連続の陰線。
SQ値27835円を終値で下回っており大きく2敗。
前場のTOPIXの下落率は2.02%。
日銀は今年3回目のETF買い入れ。
TOPIXは1.63%安と4日ぶりに反落。
東証マザーズ指数は4.54%安と3日ぶりに反落。
日経ジャスダック平均は0.97%安と3日ぶりに反落。
東証1部の売買代金は3兆1992億円(前日3兆4508億円)。
値上がり507銘柄(前1447銘柄)。
値下がり1605銘柄(前日536銘柄)。
新高値26銘柄(前日37銘柄)。
新安値52銘柄(前日12銘柄)。
騰落レシオは97.98(前日95.15)。
NTTレシオは14.03倍(前日14.11倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
下向きの25日線(27569円)からは△0.26%(前日▲1.78%)。
2日ぶりに下回った。
下向きの75日線は28474円。
2日ぶりに下回った。
下向きの200日線(28575円)からは▲6.23%(前日▲3.12%)。
23日連続で下回った。
下向きの5日線は27377円。
3日ぶりに下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.373%(前日▲12.231%)。
買い方▲12.216% (前日▲10.775%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△2.965%(前日▲2.795%)。
買い方▲34.760% (前日▲31.914%)。
空売り比率は45.5%(前日44.1%、22日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.1%(前日9.5%)。
日経VIは26.63(前日21.97)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.43倍(前日13.70倍)。
前期基準では17.67倍。
EPSは2016円(前日2021円)。
225のPBRは1.22倍。
BPSは22196円(前日22335円)
日経平均の益回りは7.45%。
10年国債利回りは0.215%。
東証1部全銘柄だと予想PERは14.59倍。
前期基準では19.53倍。
PBRは1.23倍。
東証1部単純平均株価は37円安の2246円。
東証1部売買単価は2318円(前日2471円)。
東証1部時価総額は710兆円(前日722兆円)。
ドル建て日経平均は234.56(前日239.52)。
金曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比45円安の27055円。
高値27165円、安値26830円。
大証先物夜間取引終値は日中比40円安の27060円。
気学では「突っ込み買いの日。上放れ高きは売り向かえ」。
水曜は「良く動く日。足取りについて駆け引きせよ」。
木曜は「押し目買いにある時は急伸することあり」。
金曜は「人気に逆行して動き、前後場歩調を変える」。
ボリンジャーのマイナス1σが26960円。
マイナス2σが26851円。
プラス1σは28178円。

《今日のポイント2月15日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って小幅に3日続落。
   10年国債利回りは1.985%。
   2年国債利回りは1.572%。
   ドル円は115円台後半。
   SKEW指数は129.78→128.11→126.81→128.12。
   恐怖と欲望指数は34→32。

(2)ダウ輸送株指数は119ポイント(0.0%)高の15120ポイントと3日ぶりに反発。
   SOX指数は0.15%高の330ポイントと3日ぶりに反発。
   VIX指数は28.33と上昇。
   3市場の売買高は113.2億株(前日134億株、過去20日平均は126.7億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比45円安の27055円。

(3)東証1部の売買代金は3兆1992億円(前日3兆4508億円)。
   新高値26銘柄(前日37銘柄)。
   新安値52銘柄(前日12銘柄)。
   騰落レシオは97.98(前日95.15)。
   NTTレシオは14.03倍(前日14.11倍)。
   サイコロは8勝4敗で66.66%。

(4)下向きの25日線(27569円)からは△0.26%(前日▲1.78%)。
   2日ぶりに下回った。
   下向きの75日線は28474円。
   2日ぶりに下回った。
   下向きの200日線(28575円)からは▲6.23%(前日▲3.12%)。
   23日連続で下回った。
   下向きの5日線は27377円。
   3日ぶりに下回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.373%(前日▲12.231%)。
   買い方▲12.216% (前日▲10.775%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△2.965%(前日▲2.795%)。
   買い方▲34.760% (前日▲31.914%)。

(6)空売り比率は45.5%(前日44.1%、22日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は8.1%(前日9.5%)。
   日経VIは26.63(前日21.97)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.43倍(前日13.70倍)。
   EPSは2016円(前日2021円)。
   BPSは22196円(前日22335円)
   日経平均の益回りは7.45%。
   10年国債利回りは0.215%。

(8)東証1部単純平均株価は37円安の2246円。
   東証1部時価総額は710兆円(前日722兆円)。
   ドル建て日経平均は234.56(前日239.52)。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが26960円。
   マイナス2σが26851円。
   プラス1σは28178円。

今年の曜日別勝敗(2月14日まで)

月曜3勝2敗
火曜3勝3敗
水曜4勝2敗
木曜2勝4敗
金曜2勝3敗

理由づけに翻弄する市場。
空売り比率が高い。
外国人が買わなければ株は上がらない。
200日線が下向き。
それは結局詭弁のようなもの。
空売り比率が低下して200日線が上向いて外国人が日本株を買えば。
上がるのは自明。
自明を理由にして株安を説明したところで何の役に立つのか。
必要なのは、どうすればこれらのファクターがなくなるのかという理由。
米金利なのか、ウクライナなのか、あるいはコロナなのか。
業績なのか、経済対策なのか、需給なのか。
過去から導いた勝手な推論をありがたがったところで何の解決にもならない。
どうするべきなのかが課題。
それでも市場はこんな過去からの類推をありがたがるから不思議な場所だ。

因みに・・・。
「正しい投資法」とネットで探してみた。
結論は広告ばかり。
欲しいものは何も見つからなかった。
詭弁と修辞だけが市場分析だとしたら、悲しいものだ。

日銀は昨日J-REITを12億円買い入れた。
前場のTOPIXの下落率が2.03%。
東証REIT指数は同2.06%%安。
日銀はETFを701億円買い入れ。
日銀によるJ-REITの買い入れは2021年3月5日(9億円)以来、約11か月ぶり。
日銀による一部J-REITの保有比率が買い入れ上限とする10%に近付いている。
市場ではこれ以上の日銀によるJ-REIT買い入れは事実上中断されているとの見方もあった。
モルガン・スタンレーMUFG証券のリポート。
「需給影響は小さいもののおよそ1年ぶりの買い入れであることからアナウンス効果は小さくない」。
今後は前場で東証REIT指数が2%以上下落する場合において、後場に日銀による買い入れが意識されるようになるとの見方。

MSCIの2月の四半期見直しで商船三井(9104)を新たにスタンダード指数に採用する。
日本株の除外はなかった。
リバランスは28日の引け後に発生する。
浮動株比率(FIF)の変更は3銘柄、株数変更は36銘柄だった。

・みずほ証券予想、パッシブ需要上位10銘柄

パッシブ需要 売買日数

(100万ドル) (日)

9104 商船三井 544 1.08
9021 JR西日本 9.4 0.14
7182 ゆうちょ銀 4.3 0.13
3003 ヒューリック 2.4 0.1
6723 ルネサス 1.8 0.01
4385 メルカリ 1.1 0.01
8984 ハウスリート 1.0 0.05
7747 アサヒインテック0.3 0.01
3659 ネクソン 0.1 0.00
4755 楽天G 0.1 0.00

・みずほ証券予想、パッシブ需要下位10銘柄

パッシブ需要 売買日数

(100万ドル) (日)

9432 NTT -165.6 -0.97
8306 MUFG -112.7 -0.26
6502 東芝 -51.1 -1.05
7974 任天堂 -50.5 -0.13
3626 TIS -15.0 -0.87
7203 トヨタ -14.9 -0.02
8630 SOMPO -14.0 -0.25
6758 ソニーG -9.5 -0.01
8795 T&D -8.1 -0.15
6861 キーエンス -6.9 -0.02

・大和証券予想、売買インパクトランキング(上位銘柄)

パッシブ需要 売買日数

(100万円) (日)

9104 商船三井 52,961 1.18
9021 JR西日本 924 0.12
7182 ゆうちょ銀 433 0.11
3003 ヒューリック 237 0.09
8984 ハウスリート 111 0.06

・大和証券予想、売買インパクトランキング(下位銘柄)

パッシブ需要 売買日数

(100万円) (日)

3626 TIS -1,474 -0.87
9432 NTT -15,630 -0.82
6502 東芝 -4,804 -0.80
5947 リンナイ -601 -0.49
8306 MUFG -10,725 -0.25

◇━━━ カタリスト━━━◇

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