「3分の2は戻した」

寄り付き小安くても資生堂がヒーローとなって3日続伸。
板硝子も三井不動産も参加しての上昇だった。
もっとも東証1部の売買代金は3兆円には届かず決算一巡で商いが細るかどうかが課題でもある。
1月23日高値(24129.34円)から3月26日安値(20347.49円)までの下落幅(3781.85円)。
これに対して3分の2戻り(22868円)をクリアした。
新高値銘柄数は146(前日127)。
新安値銘柄数は62(前日53)。
新高値の3ケタ連続は良い傾向だ。
25日線からのかい離はプラス3.2%。
200日線からのかい離はプラス5.4%。
騰落レシオは122.10%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.820%。
買い方▲7.007%。
空売り比率は38.5%で6日連続の40%割れ。
日経VIは14.56%。
日経平均採用銘柄のEPSは1670円でPERは13.69倍。
株価の上昇よりもEPSの減少でPERは上昇してきた。
全体の87.2%が通過した3月期決算で今期見通しは売上高2.8%増。
経常利益1.6%増、純利益3.7%減の見通し。
ほぼこの線での着地だろう。
昨年比プラス基準22764円、5月月足陽線基準22508円は上抜けた。
5月SQ値22621円に対しても3勝。
シカゴ225先物終値は大証日中比20円高の22880円。
高値の22895円を抜けるかどうかが課題だ。
大証先物は高値引けの22890円。
今年の火曜は12勝6敗。
水曜は4勝12敗。
見事なコントラストだ。
気学では「気味が悪くも突っ込み売りは見送り悪目買い狙え」。
17日(木)は久々に株高の特異日。
MSCI標準指数の入れ替えで新規追加はサイバー(4751)、小林薬(4967)、
SGHD(9143)、東セン(9439)。
除外は八十二銀(8359)、九州FG(7180)、ミクシィ(2121)。

(兜町カタリスト櫻井)

 

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