「225採用銘柄のEPSの市場予想平均値は2242円」
「CPIは歴史的数字で通過したが結果的に反応は限定的」
水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って小幅に続落。
ただ日中安値からは切り返しだ格好。
6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で9.1%上昇と。
5月の8.6%上昇から加速。
1981年11月以来40年超ぶりの大幅な伸びとなった。
前月比では1.3%上昇。
2005年9月以来の大幅な伸び。
5月は1.0%上昇だった。
市場予想では前月比で1.1%上昇、前年同月比で8.8%上昇だった。
背景はガソリン価格と食品価格の高騰。
食品とエネルギーを除くコア指数は前月比で0.7%上昇。
5月は0.6%上昇だった。
前年同月比では5.9%上昇。
5月は6.0%上昇だった。
次の焦点は第2四半期の決算。
今週の米銀大手の発表から本格化する。
S&P500採用企業の第2四半期決算は5.7%増益の見通し。
同四半期初の予想は6.8%増益だった。
デルタ航空が4.5%下落。
テスラが1.7%高。
空売りで有名安投資会社ヒンデンブルグ・リサーチがツイッターのロングポジションを取ったと報道。
これを受け、ツイッター株価は約8%上昇した。
FRBは地区連銀経済報告(ベージュブック)を通過。
解釈は「米経済が5月半ばから7月半ばにかけ、控えめなペースで拡大した」。
10年国債利回りは2.935%。
2年国債利回りは3.048%。
2・10年債利回り差の逆転は継続。
逆転幅は2000年11月以来最大となった。
CPIの発表後、ユーロ/ドルは一時0.9998ドル。
パリティを割り込み2002年12月以来の安値を付けた。
ただ、終盤には1.0061ドルまで持ち直した。
FF金利先物市場が織り込む今月のFOMCでの1%利上げ確率は54%と上昇。
ECBは21日の理事会で、11年以来となる0.25%の利上げを実施する見通し。
カナダ銀行は政策金利である翌日物金利の誘導目標を1%引き上げ2.5%とした。
1%での利上げは1998年以来初めて。
ドル円は137円台半ば。
WTI原油8月物は前日比0. 46ドル(0.48%)高の1バレル=96.30ドル。
ビットコインは2.43%高の19791ドル。
SKEW指数は118.13→119.80→121.33→120.41。
恐怖と欲望指数は25→23。
水曜のNYダウは208ドル(0.67%)安の30772ドルと4日続落。
高値30979ドル、安値30514ドル。
サイコロは4勝8敗。
NASDAQは17ポイント(0.15%)安の11247ポイントと3日続落。
高値11325ポイント、安値11031ポイント。
サイコロは5勝7敗。
S&P500は10ポイント(0.27%)安の3808ポ゚イントと4日続落。
高値3829ポイント、安値3759ポイント。
サイコロは4勝8敗。
ダウ輸送株指数は170ポイント(1.30%)安の13001ポイントと4日続落。
SOX指数は0.98%高の2583ポイントと続伸。
VIX指数は26.58と低下。
3市場の売買高は106.6億株(前日98.6億株、過去20日平均は125.6億株)。
225先物CME円建ては大証日中比45円高の26485円。
ドル建ては大証日中比85円高の26525円。
ドル円は137.42円。
一時24年ぶりの高値となる137.86円まで上昇した。
10年国債利回りは2.935%。
2年国債利回りは3.148%。
「アノマリー的には変化日」
水曜の日経平均は寄り付き67円高。
終値は142円(△0.54%)高の26478円と反発。
日足は4日ぶりに陽線。
7月SQ値26659円は下回り1勝3敗。
TOPIXは5.55ポイント(△0.29%)高の1888ポイントと反発。
プライム市場指数は2.86ポイント(△0.30%)高の971.79と反発。
東証マザーズ指数は0.02%高の670.17と3日ぶりに反発。
プライム市場の売買代金は2兆666億円(前日は2兆4593億円)。
4月18日以来3カ月ぶりの低水準。
3日連続で2兆円台。
ある意味「陰の極」とも見ることは可能だ。
値上がり1217銘柄(前日161銘柄)。
値下がり535銘柄(前日1664銘柄)。
新高値44銘柄(前日42銘柄)。
新安値5銘柄(前日14銘柄)。
日経平均の騰落レシオは91.86(前日93.42)。
NTレシオは14.02倍(前日13.98倍)。
サイコロは7勝5敗で66.66%。
下向きの25日線(26544円)からは▲0.25%(前日▲1.04%)
2日連続で下回った。
下向きの75日線は26904円。
11日連続で下回った。
下向きの200日線(27672円)からは▲4.31%(前日▲4.89%)。
22日連続で下回った。
上向いた5日線は26527円。
2日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.585%(前日▲10.626%)
買い方▲11.498%(前日▲11.706%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.998%(前日▲5.238%)。
買い方▲28.199% (前日▲28.515%)。
空売り比率は48.4%(前日48.4%。3月24日から70日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は9.5%(前日9.5%)。
7月8日時点のQuick調査の信用評価損率は▲12.16%(前週▲13.13%)。
2週ぶりに好転。
7月8日時点の裁定売り残は463億円増の5231億円。
3週連続で増加。
裁定買い残は2426億円増の9098億円。
5週ぶりに増加。
翌限以降は売り残が151億円増の2394億円。
買い残が191億円増の1623億円。
日経VIは22.54(前日23.12)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.85倍(前日12.80倍)。
2日連続で12倍台。
前期基準では12.98倍。
EPSは2060円(前日2057円)。
市場予想の平均値は2242円。
225のPBRは1.16倍。
BPSは22826円(前日22901円)。
10年国債利回りは0.230%。
プライム市場の予想PERは13.59倍。
前期基準では13.89倍。
PBRは1.17倍。
プライム市場の予想益回りは7.35%。
配当り利回り(加重平均)は2.51%。
プライム市場の単純平均は7円高の2384円。
プライム市場の売買単価は2312円(前日2317円)。
プライム市場の時価総額は687兆円(前日685兆円)。
ドル建て日経平均は193.22(前日191.71)と反発。
水曜のシカゴ225先物円建て終値は大証日中比45円高の26485円。
高値26545円、安値26205円。
大証先物夜間取引終値は日中比140円高の26420円。
気学では「押し込んでも戻す日。悪目買い方針良し」。
金曜は「後場高の日。前場安は買い場」。
ボリンジャーのプラス1σが27089円。
マイナス1σが25999円。
マイナス2σが25454円。
アノマリー的には「変化日」。
《今日のポイント7月14日》
(1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って小幅に続落。
ただ日中安値からは切り返しだ格好。
10年国債利回りは2.935%。
2年国債利回りは3.048%。
2・10年債利回り差の逆転は継続。
ドル円は137円台半ば。
SKEW指数は118.13→119.80→121.33→120.41。
恐怖と欲望指数は25→23。
(2)ダウ輸送株指数は170ポイント(1.30%)安の13001ポイントと4日続落。
SOX指数は0.98%高の2583ポイントと続伸。
VIX指数は26.58と低下。
3市場の売買高は106.6億株(前日98.6億株、過去20日平均は125.6億株)。
225先物CME円建ては大証日中比45円高の26485円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆666億円(前日は2兆4593億円)。
4月18日以来3カ月ぶりの低水準。
3日連続で2兆円台。
ある意味「陰の極」とも見ることは可能だ。
値上がり1217銘柄(前日161銘柄)。
値下がり535銘柄(前日1664銘柄)。
新高値44銘柄(前日42銘柄)。
新安値5銘柄(前日14銘柄)。
日経平均の騰落レシオは91.86(前日93.42)。
NTレシオは14.02倍(前日13.98倍)。
サイコロは7勝5敗で66.66%。
(4)下向きの25日線(26544円)からは▲0.25%(前日▲1.04%)
2日連続で下回った。
下向きの75日線は26904円。
11日連続で下回った。
下向きの200日線(27672円)からは▲4.31%(前日▲4.89%)。
22日連続で下回った。
上向いた5日線は26527円。
2日連続で下回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.585%(前日▲10.626%)
買い方▲11.498%(前日▲11.706%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.998%(前日▲5.238%)。
買い方▲28.199% (前日▲28.515%)。
(6)空売り比率は48.4%(前日48.4%。3月24日から70日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は9.5%(前日9.5%)。
7月8日時点のQuick調査の信用評価損率は▲12.16%(前週▲13.13%)。
2週ぶりに好転。
7月8日時点の裁定売り残は463億円増の5231億円。
3週連続で増加。
裁定買い残は2426億円増の9098億円。
5週ぶりに増加。
翌限以降は売り残が151億円増の2394億円。
買い残が191億円増の1623億円。
日経VIは22.54(前日23.12)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.85倍(前日12.80倍)。
2日連続で12倍台。
EPSは2060円(前日2057円)。
市場予想の平均値は2242円。
225のPBRは1.16倍。
BPSは22826円(前日22901円)。
10年国債利回りは0.230%。
(8)プライム市場の単純平均は7円高の2384円。
プライム市場の売買単価は2312円(前日2317円)。
プライム市場の時価総額は687兆円(前日685兆円)。
ドル建て日経平均は193.22(前日191.71)と反発。
(9)ボリンジャーのプラス1σが27089円。
マイナス1σが25999円。
マイナス2σが25454円。
アノマリー的には「変化日」。
今年の曜日別勝敗(7月13日まで)
↓
月曜13勝12敗
火曜15勝12敗
水曜14勝12敗
木曜13勝13敗
金曜13勝12敗
7月8日時点のQuick調査の信用評価損率は▲12.16%(前週▲13.13%)。
2週ぶりに好転。
7月8日時点の信用売り残は314億円増の7121億円。
2週ぶりに増加。
同信用買い残は1595億円減の3兆265億円。
2週ぶりに減少。
信用倍率は4.25倍(前週4.68倍)。
4週連続で4倍台。
7月8日時点の裁定売り残は463億円増の5231億円。
3週連続で増加。
裁定買い残は2426億円増の9098億円。
5週ぶりに増加。
翌限以降は売り残が151億円増の2394億円。
買い残が191億円増の1623億円。
1976年シカゴで設立されたハリス・アソシエイツ社。
バリュースタイルの運用に確固たる信念を持ち、すべての株式ファンドを一貫したバリューの投資での運用会社だ。
興味深いのはその運用哲学。
「本来の企業価値を100%とした場合、株価が70%以下で取引されているものが割安株。
どのセクターであっても割安の定義は一緒。
たとえ一般的にグロース株と言われるような銘柄でも十分に株価が安ければ割安銘柄だ。
そして投資対象になる」。
簡単な言葉で当たり前のことにも思える。
しかし、何でもかんでもグロースとバリューにしたがる風潮は正しくないということ。
バリュー投資の機関投資家の親玉みたいな存在が言うのだから間違いないだろう。
ムードに流されない投資が必要だし、言葉の意味を曖昧に理解しない方が良いということでもある。
◇━━━ カタリスト━━━◇
オキサイド(6521)・・・動兆
単結晶、レーザーなど光製品のハードテックでのニッチ企業。
半導体検査装置、がん診断PET装置向けが主力。
紫外レーザーが検査装置向け受注好調。
山梨第4工場(メンテナンス)、第5(SiC)、第6(5G向け結晶)と拡大。
パワー半導体材料SiC単結晶や量子関連の研究に期待。
業績は好調。
(兜町カタリスト櫻井)
