「14日移動平均線」
NY株式市場で主要3指数は3日ぶりに反発。
原油先物と北海ブレント先物が過去2日の急落から反転。
S&Pエネルギー指数は3.6%上昇した。
OPEC加盟国による追加減産の可能性に向けた協議などが背景だ。
また5000億ドル規模の中小企業向け新型コロナウイルス対策を米議会が承認することへの期待も相場を後押した。
一方で「新型コロナ感染者数が急減し、経済正常化に自信が持てるようになる時期が全く見えない。
楽観的な人は5月中旬と考えるが、悲観的な見方では10月と大きな差がある」という声もある。
小型株のラッセル2000指数は1.4%高。
ただ2月の高値からは約30%低い水準だ。
新規失業保険申請件数は最大550万人増が予想されている。
製造業購買担当者景気指数(PMI)は08年の金融危機以来の水準に落ち込む見通し。
国債価格は下落し利回りは上昇。
10年国債利回りは0.617%。
2年国債利回りは0.215%。
ドル円は107円台後半で小動き。
恐怖と欲望指数は40→40。
水曜の日経平均は寄り付き171円安、終値142円安と3日続落。
一時は日経が19000円、TOPIXは1400ポイントの節目割れ。
「安値18858円は上昇中の25日線(18751円)に迫る水準。
ただ下値拾いの動きも顕在化し、日経は結局高値引け。
両指数とも節目を維持して終えた」との声が聞こえる。
日足は3日ぶりの陽線。
東証1部の売買代金は2兆1830億円。
2日連続の2兆円超。
値上がり496銘柄(前日552銘柄)。
値下がり1629銘柄(前日1554銘柄)。
新高値22銘柄(前日29銘柄)。
新安値16銘柄(前日6銘柄)。
騰落レシオは108.22(前日119.99)。
NTレシオは13.60倍。
サイコロは5勝7敗で41.67%。
右肩上がりになった25日線(18751円)からは2.06のプラスかい離。
右肩下がりの75日線は21246円。
横ばって来た200日線(21797円)から12.20%のマイナスかい離。
右肩下がりになった5日線(19455円)から1.63%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.638%(前日▲8.353%)。
買い方▲18.366%(前日▲17.081%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.781%(前日▲10.409%)。
買い方▲30.726%(前日▲28.341%)。
空売り比率は45.5%(20日連続40%超)。
空売り規制なしの比率は8.7%。
Quick調査の4月10日時点の信用評価損率は▲24.33%(前週▲25.49%)と2週連続改善。
4月17日時点の裁定売り残は3418億円増の2兆3584億円。
2週連続の増加。
昨年9月6日時点の2兆666億円を超えた。
当限は3741億円増の2兆2272億円。
翌限以降は323億減の1312億円。
同裁定買い残は444億円減の5281億円。
3週連続の減少。
当限は550億円減の3921億円。
翌限以降は106億円増の1359億円。
日経HVは38.9、日経VIは42.02。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.76倍(前日13.78倍)。
EPSは1390円(前日1399円)。
東証1部の全銘柄だと予想PERは15.05倍。
PBRは0.92倍。
BPSは20802円。
225先物採用銘柄の益回りは7.27%。
ドル建て日経平均は177.96(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は14円安の1866円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1669円(前日1677円)。
東証1部の時価総額は539兆円。
シカゴ225先物終値は大証日中比245円高の19265円。
高値19330円、安値18835円。
大証夜間取引終値は日中比250円高の19270円。
気学では「安日柄。急落することあり。戻り売りの日」。
金曜は「初め安いと後高の日。突っ込み買い方針」。
ボリンジャーのプラス1σが19689円。
プラス2σが20626円。
一目均衡の雲の下限は19525円。
勝手雲の上限は18844円で9日連続勝手雲の上。
RSIが64.79。
RCIが68.68。
先週まで6連敗。
今年5勝10敗と負け越しの木曜はアノマリー的には「株高の日」。
今年の曜日別勝敗(4月22日まで)
↓
月曜4勝10敗
火曜8勝7敗
水曜8勝8敗
木曜5勝10敗
金曜7勝7敗
コロナについては門外漢。
しかし株式市場はテクニカル分析やトレンド分析はお手のものだ。
例えばコロナウイルスの感染者の移動平均という思考法。
先日みずほ証券の中村克彦さんから教えていただいた。
そこで国内感染者数を自分で計算してみたら・・・。
3月9日が30.2人。
3月27日が58.1人。
4月1日が112.5人
4月7日が231.8人。
4月17日が408人。
4月20日が505.2人。
21日が506人。
昨日が498.4人。
移動平均が横ばって来たのかどうか。
微妙なところ。
ちなみに・・・。
「22日時点で世界全体では14日移動平均が8.1万人。
実数患者は7.0万人。
東京都では14日移動平均が150.1人。
実数患者は132人」と中村さん。
実数が移動平均を下回ってきている。
そして「世界全体の14日移動平均のピークは4月17日8.3万人。
4月18→22日は8.1万人程度で横はい」と。
水曜のNYダウは456ドル高の23475ドルと3日ぶりの反発。
NASDAQは232ポイント高の8495ポイント。
S&P500は62ポイント高の2799ポイント。
ダウ輸送株指数は3ポイント安の7840ポイント。
小幅とはいえマイナス。
SOX指数は5.88%と大幅上昇。
VIX指数は42.00。
3市場の売買高は103億株と減少(過去20日平均は130億株)。
225先物CME円建ては大証日中比245円高の19265円。
ドル建ては大証比日中比325円高の19345円。
ドル円は107.72円。
10年国債利回りは0.617%。
2年国債利回りは0.215%。
◇━━━ カタリスト━━━◇
みらいワークス(6563)・・・動兆
みらいワークスに注目する。
同社は企業とフリーのコンサルタントのマッチングサービス。
高スキルフリーランサーの転職支援もターゲット。
信金や給仕広告代理店など業容は拡大。
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新型コロナウイルス拡大の影響に関して実態調査を実施。
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(兜町カタリスト櫻井)
