NY株式市場は反発。
NASDAQは史上最高値を更新した。
フェイスブック、マイクロソフト、アマゾンが最高値を更新。
アップルやアルファベットも上昇。
貿易摩擦の影響が懸念されて売られていたボーイングやキャタピラーも1%超上昇。
NYダウを押し上げた。
マイクロソフトは2.2%上昇し時価総額が初めて8000億ドルを突破。
既に時価総額が8000億ドルを上回っているアップル、アマゾン、アルファベットと並んだ。
「どの企業の時価総額が最初に1兆ドルに届くか」に注目が集まってきた。
FRBパウエル議長は「トランプ政権の減税策と歳出拡大策で経済は少なくとも3年間は押し上げられる。
米経済は良好な位置にある」との考えを示した。
6月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.1%上昇と小幅な伸びで着地。
市場予想は0.2%上昇だった。
6月はガソリンの値上がりペースが落ちたほか、衣料が値を下げ、全体の伸びを抑制した。
国債利回りは小幅上昇。
消費者物価指数(CPI)の控えめな伸びや底堅い失業保険申請件数が材料となったとの解釈。
10年債利回りは2.853%。
2年債利回りは一時2.602%と1カ月前に付けた2008年8月以来の高水準に並んだ。
ドルは対円で7日続伸。
112円台半ばと6カ月ぶりの水準。
「ドルが貿易を巡る相場変動にも持ちこたえると投資家がみている」との声が聞こえる。
木曜の日経平均は255円高。
水曜の下落分(264円)をほぼ取戻した。
前日のNY株式は5日ぶりの大幅下落だったが為替の円安トレンドが追い風となった。
「悪材料を消化してしっかり切り返した」との解釈だ。
値上がり銘柄数1181(前日485)、値下がり銘柄数820(前日1563)。
新高値銘柄数39(前日15)、新安値銘柄数80(前日148)。
「10日終値(22196円)に届かず。
200日移動平均線(22191円)にもちょっと足りない水準で中途半端」というのは贅沢だろう。
NT倍率は12.98倍。
6月21日のピーク水準(12.96倍)を上回ってきた。
ただ騰落レシオは76.26倍。
株価上昇で騰落レシオ低下というのは願ってもない姿だ。
25日線からは0.6%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.938%。買い方▲12.561%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲23.97%と7月9日の▲23.36%を超えた。
買い方▲21.08%。
日経VIは16.84%と低下。
日経平均採用銘柄のPERは13.16倍。
EPSは1686円まで増加した。
シカゴ225先物終値は大証日中比115円高の22325円。
ドル円の112円台半ばは好感されよう。
ソフトバンクの11連騰に期待したいしファーストリテの決算も好感されよう。
週末13日の金曜日のSQはとりあえず無事通過の気配。
「先週の日経平均は週間で約516円下落。
今週は木曜まで399円の上昇。
先週の下げ分を取り戻しての3連休を迎えたい」との声が聞こえる。
気学では「逆向かい、突っ込み買い吹き値売りで駆け引きせよ」。
NYダウは224ドル高の24924ドルと反発。
NASDAQは107ポイント高の7823ポイントと過去最高値更新。
S&P500は24ポイント高の2798ポイント。
ダウ輸送株指数は47ポイント高の10473イント。
3市場の売買高は58億株と薄商い。
CME円建ては大証比115円高の22325円。
ドル建ては大証比145ポイント高の22355ポイント。
225先物大証夜間取引は日中比110円高の22320円。
ドル円は112.52円。
10年国債利回りは2.853%。
スケジュールを見てみると・・・
13日(金):オプションSQ、米輸出入物価、ミシガン大学消費者信頼感、中国貿易収支
16日(月):海の日で休場、米小売売上高、NY連銀製造業景況感、企業在庫、中国4~6月期GDP、各種経済統計、ファンボロー国際航空ショーにMRJ展示
17日(火):首都圏新規マンション発売、米鉱工業生産、対証券投資、NAHB住宅指数、パウエルFRB議長上院で議会証言
18日(水):訪日客数、米住宅着工件数、ベージュブック
19日(木):貿易統計、米CB景気先行指数、フィラデルフィア連銀製造業景況感
20日(金):消費者物価、全産業活動指数
SQ値は22452円35銭。
◇━━━ カタリスト━━━◇
カチタス(8919)・・・動兆。
カチタスに注目する。
同社は戸建て・マンション中古再生事業を全国展開。
17年4月にニトリHDと資本業務提携した。
業績は好調。
Web販促を強化中。
(兜町カタリスト櫻井)
