「黄昏待ち」
木曜のNY株式市場でNYダウは160ドル高。
2月に付けた最高値まであと3%強に迫った。
S&P500も小幅上昇で6日続伸。
5日連続で過去最高値を更新した。
一方NASDAQは6日ぶりに反落。
ウォルマートはマイクロソフト連携し「TikTok」の米事業買収に乗り出すと発表。
ウォルマートは4.5%高、マイクロソフトは2.5%高。
これがNYダウの上昇をけん引した。
政府が新型コロナウイルスの検査キット1億5000万個を7億5000万ドル相当で購入すると発表したアボット・ラボラトリーズが7.8%高。
ジャクソンホール会議でFRBのパウエル議長の講演通過。
「広範かつ包括的な雇用に重点を置くとともに、物価よりも雇用を重視し、最大雇用の確保に努める。
低インフレ期間を相殺するため、2%を超えるインフレ期間を容認。
インフレ率が長期的に平均2%となるよう目指す」。
「FF金利は、現在のゼロ%近辺に何年もとどまる可能性が出てきた」と解釈された。
これを受けて債券利回りは上昇。
10年国債利回りは0.753%。
一時6月19日以来の高水準となった。
2年国債利回りは0.160%。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は100万6000件。
前週の110万4000件から減少した。
第2四半期の実質GDP改定値(季節調整済み)は年率換算で前期比31.7%減。
速報値は32.9%減だった。
ドル円は106円台半ば。
SKEW指数は145.07と上昇。
恐怖と欲望指数は74→76。
完全にリスクオンで欲望満載の世界に突入した。
木曜の日経平均は寄り付き21円高。
終値82円安の23208円と続落。
日足は4日ぶりに陰線。
東証1部の売買代金は1兆7234億円と2日連続2兆円割れ。
新興2市場も下落。
値上がり805銘柄(前日925銘柄)。
値下がり1287銘柄(前日1115銘柄)。
新高値52銘柄(前日43銘柄)。
新安値2銘柄(前日1銘柄)。
騰落レシオは98.16(前日102.10)。
NTレシオは14.33倍(前日14.33倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
25日線(22778円)からは△1.89%。
13日連続で上回っておりサポート。
右肩上がりの75日線は22263円。
200日線(22016円)からは△5.42%。
右肩上がりの5日線(23140円)から△0.30%。
3日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.386%(前日▲20.08%)。
買い方▲7.311%(前日▲6.48%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲26.949%(前日▲26.923%)。
買い方▲12.340%(前日▲10.8%)。
空売り比率は40.5%(5日ぶりの40%超:前日37.4%)。
空売り規制なしの比率は6.7%。
日経HVは18.4、日経VIは22.42。
日経平均採用銘柄の予想PERは21.99倍(前日22.12倍)。
前期基準では18.17倍。
EPSは1055円(前日1053円)。
7月1日時点は1239円、7月31日時点は1212円だった。
暫定PERは21.98倍。
計算上のEPSは1055円。
225のPBRは1.10倍。
BPSは21098円(前日21173円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.55%(前日4.52%)。
配当利回りは1.97%。
東証1部全銘柄だと予想PERは23.94倍。
前期基準では19.44倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.21倍。
ドル建て日経平均は218.89(前日218.88)。
東証1部単純平均株価は7円安の2145円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1865円(前日1756円)。
東証1部の時価総額は616兆円(前日619兆円)。
時価総額の壁が立ちはだかる。
シカゴ225先物終値は大証日中比5円高の23215円。
高値23340円、安値23135円。
大証夜間取引終値は日中比10円高の23220円。
気学では「寄り安は買いなれど、上放れ高きは売り狙え」。
月曜は「安日柄なれど前週急落した時は強し」。
火曜は「気味が悪くても突っ込み売りは見送り。悪目買い狙え」。
水曜は「後場大動きする日。前止め足取りにつくべし」。
木曜は「不時高を見る日。押し目買い方針良し」。
金曜は「逆行性強く、前日の足取りに反して動く」。
ボリンジャーは拡散。
プラス1σが23171円。
プラス2σが23564円。
プラス3σが23956円。
一目均衡の雲の上限が22436円。
18日連続で雲の上。
勝手雲の上限は22916円で下限は22524円。
14日連続で雲の上。
RSIが69.01。
RCIが72.80。
晩夏のジャクソンホールは通過。
夕刻の首相会見を待つ姿勢の週末は権利配当落ち日。
《今日のポイント8月28日》
(1)NY株式市場はNYダウとS&Pは続伸。
NASは反落。
ダウ輸送株指数は79ポイント高の11205ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は1.34%安と4日ぶりに反落。
恐怖と欲望指数は74→76。
(2)日足は4日ぶりに陰線。
東証1部の売買代金は1兆7234億円と2日連続2兆円割れ。
新高値52銘柄(前日43銘柄)。
新安値2銘柄(前日1銘柄)。
騰落レシオは98.16(前日102.10)。
(3)25日線(22778円)からは△1.89%。
13日連続で上回っておりサポート。
右肩上がりの75日線は22263円。
200日線(22016円)からは△5.42%。
右肩上がりの5日線(23140円)から△0.30%。
3日連続で上回った。
(4)空売り比率は40.5%(5日ぶりの40%超:前日37.4%)。
(5)ボリンジャーは拡散。
プラス1σが23171円。
プラス2σが23564円。
プラス1σと2σのレンジでの推移。
(6)晩夏のジャクソンホールは通過。
夕刻の首相会見を待つ姿勢の週末は権利配当落ち日。
今年の曜日別勝敗(8月27日まで)
↓
月曜15勝15敗
火曜18勝14敗
水曜15勝17敗
木曜13勝20敗
金曜15勝16敗。
木曜のNYダウは160ドル高の28492ドルと続伸。
一時300ドル近く上昇した場面もあった。
NASDAQは39ポイント安の11625ポイントと6日ぶりに反落。
S&P500は5ポイント高の3484ポイントと6日続伸。
ダウ輸送株指数は79ポイント高の11205ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は1.34%安と4日ぶりに反落。
VIX指数は24.47。
3市場の売買高は91.6億株と増加(20日平均は93.7億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比5円高の23215円。
ドル建ては大証日中比15円高の23225円。
ドル円は106.55円。
10年国債利回りは0.753%。
2年国債利回りは0.160%。
昨日の「未来投資会議第3回ヒアリング」。
安倍首相のコメント。
↓
「サプライチェーンの改革に最前線で取り組んでおられる企業の担当者の皆様、事業再構築の専門家の皆様にお集まりいただきました。
サプライチェーンについては、今回の経験を踏まえて、線ではなく、網の目のように強靱(じん)性や復元力を持ったサプライネットを築く必要があります。
このため、海外に延びるネットワークを多元化するとともに、国内のネットワークを強化し、部品や業務の標準化を進め、
購入先を分担化することが不可欠であります。
御出席の皆様の現場の声を踏まえ、支援対象の基準を明確にした上で、支援措置の充実に努力をしていきたいと思います。
また、事業再構築、事業再編については、コスト削減による収益回復ではなく、新たな日常に向けた事業ポートフォリオの見直しによって、
長期的視点に立った、日本企業の変革を進めていく必要があります。
政府としても、法制面を含め、環境整備を検討していきたいと考えています。
西村担当大臣、梶山経済産業大臣を中心に、本日の御意見を踏まえて、年末に向けて具体的な政策の立案を進めていただきたいと思います」。
スケジュールを見てみると・・・
27日(木):全産業活動指数、米GDP改定値、トランプ大統領、指名受託演説、ジャクソンホール会議(オンライン→28日)テーマは「10年先に向けて舵をとる」。
28日(金):POS小売販売額指標、米個人所得、変化日
31日(月):鉱工業生産、中国製造業PMI、MSCI日本株パッシブ売買インパクト
【9月】陽線確率6勝4敗(陽線確率60%)、過去15年10勝5敗(1位)
気学では「上旬・中旬は強調。秋分以降は売り一貫のとき」
1日(火):失業率、法人企業統計、自動車販売台数、米ISM製造業景況感、建設支出、MSCi日本株パッシブ売買インパクト
2日(水):マネタリーベース、米ADP雇用レポート、ベージュブック、天赦日
3日(木):米ISM非製造業景況感、貿易収支
4日(金):米雇用統計、下げの日、日経平均定期入れ替えの発表、変化日
7日(月):米レイバーデーで休場、中国貿易収支
8日(火):家計調査、GDP確報値、景気ウォッチャー調査、米消費者信用残高
9日(水):マネーストック、中国生産者・消費者物価
10日(木):機械受注、米生産者物価、ECB理事会、変化日
11日(金):メジャーSQ、国内企業物価指数、法人企業景気予測調査、米消費者物価、財政収支
14日(月):第三次産業活動指数
15日(火):米FOMC(→16日)、NY連銀製造業景気指数、輸出入物価、鉱工業生産、国連総会開会、株高の特異日
16日(水):日銀金融政策決定会合(→17日)、貿易統計、米小売売上高、企業在庫、NAHB住宅価格、対米証券投資、パウエル議長会見、変化日
17日(木):黒田日銀総裁会見、米住宅着工件数、フィラデルフィア連銀製造業景況感
18日(金):消費者物価、米経常収支、CB景気先行指数、ミシガン大学消費者信頼感、株高の特異日、鬼宿日・天恩日、FTSE日本指数パッシブ売買インパクト
21日(月):敬老の日で休場、米シカゴ連銀全米活動指数、FTSE日本指数半期リバランス実施
22日(火):秋分の日で休場、米中古住宅販売
23日(水):全産業活動指数、東京ゲームショウ(オンライン)、米FHFA住宅指数、動かない日
24日(木):米新築住宅販売件数、独IFO景況感、株安の日
25日(金):企業向けサービス価格指数、米耐久財受注、変化日
28日(月);9月末権利付き最終日
29日(火):CB消費者信頼感、CS住宅価格指数、米大統領選候補者第1回テレビ討論、株高の日
30日(水):鉱工業生産、声ADO雇用レポート、GDP確定値、中国製造業PMI、株安の日
JPX400/JPX中小型定期入れ替え選定基準日
日経平均パッシブ売買インパクト
ウィンダムツリー日本株年次リバランス基準日
◇━━━ カタリスト━━━◇
upr(7065)・・・動兆
uprに注目する。
同社は物流、製造現場向け箱型荷台(パレット)等をレンタル・販売。
パレットレンタル需要が増勢加速。
家庭紙業界向けの共同利用も拡大。
業績堅調。
(兜町カタリスト櫻井)
