「騒がない、慌てない。そして諦めない」
「恐怖と欲望指数は78→80」
火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
S&P500とNASDAQ総合は終値で1年2カ月ぶりの高値を更新した。
「5月CPIの伸び鈍化を受けFOMCでの利上げ見送り」との見方。
予定通りの進行という形。
5月のCPIは前年比の伸び率が4.0%。
4月の4.9%から大きく鈍化し2021年3月以来2年余りぶりの穏やかな伸びとなった。
前月比では0.1%上昇。
前月の0.4%から減速した。
コア指数は0.4%上昇で前月と変わらず。
「インフレ率がピークから50%余り低下したことを強気材料とするか。
インフレ率がFRBの目標の2倍以上の水準になおあることを弱気材料にするか。
どちらにも解釈可能だ」という声もある。
FOMCでの金利据え置きの確率は79.1%→95.3%に上昇。
7月FOMCでの0.25%利上げ確率は63.1%。
エヌビディアが3.9%高。
半導体メーカーとして初めて終値ベースの時価総額が1兆ドルの大台の乗った。
AMDが発表したAIに関する戦略の最新情報が買い材料視されなかったことが背景。
AMDは3.6%下落。
インテルは2.5%上昇。
英半導体設計会社アームのIPOでアンカー投資家となることで協議中との材料を好感。
中国人民銀行(中央銀行)は短期資金貸し出し金利を10カ月ぶりに引き下げ。
アリババ・グループは1.9%高。
JDドットコム(京東商城)は3.5%高。
10年国債利回りは3.826%。
2年国債利回りは4.676%。
ドル円は140円台前半。
WTI原油先物7月限は前日比2.30ドル(3.4%)高の1バレル=69.42ドル
SKEW指数は152.78→157.71→156.44。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は78→80(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。
火曜のNYダウは145ドル(0.43%)高の34212ドルと6日続伸。
高値34310ドル、安値334107ドル。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは98.15%(前日93.78%)。
NASDAQは111ポイント(0.853%)高の13573ポイントと4日続伸。
高値13594ポイント、安値13473ポイント。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは105.65%(前日102.74%)。
S&P500は30ポイント(0.69%)高の4369ポイントと4日続伸。
高値4375ポイント、安値4349ポイント。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは108.32%(前日102.12%)。
ダウ輸送株指数は143ポイント(1.00%)高の14448ポイントと続伸。
SOX指数は42ポイント(1.15%)高の3683ポイントと4日続伸。
VIX指数は14.61(前日15.01、前々日13.83)。
NYSE出来高は9.71億株(前日9.12億株)。
3市場の合算売買高は116億株(前日102億株、過去20日平均は106億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比385円高の33415円。
ドル建ては大証日中比470円高の33500円。
ドル円は140.21円。
10年国債利回りは3.826%。
2年国債利回りは4.676%。
「225の予想PERは15倍台」
火曜の日経平均は寄り付き234円高。
終値は584円(△1.80%)高の33018円と3日続伸。
日足は3日連続で陽線。
32517円→32638円にマド。
SQ値32018円38銭に対して3勝0敗。
TOPIXは26.02ポイント(△1.16%)高の2264ポイントと3日続伸。
プライム市場指数は13.39ポイント(△1.16%)高の1165.48と3日続伸。
東証マザーズ指数は8.55ポイント(△1.07%)高の806.22と3日続伸。
プライム市場の売買代金は4兆1489億円(前日は3兆422億円)。
SQなどのイベントを除くと実質昨年4月のプライム発足以来最高水準。
5日に32000円台に乗せて以来6日で33000円台。
5月17に3万円台に乗せて以来20日も経たずに3000円幅の上昇。
23日連続で3兆円超。
値上がり1066銘柄(前日1440銘柄)。
値下がり695銘柄(前日336銘柄)。
新高値334銘柄(前日239銘柄)。
3日連続で3ケタ。
新安値5銘柄(前日9銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは102.37(前日106.32)。
NTレシオは14.58倍(前日14.49倍)。
23日連続で14倍台。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
TOPIXは8勝4敗で58.33%。
マザーズ指数は10勝2敗で83.33%。
上向きの25日線(31005円)からは△6.49%(前日△5.12%)。
43日連続で上回った。
上向きの75日線は29010円。
56日連続で上回った。
上向きの200日線(27975円)からは△18.03%(前日△16.02%)。
54日連続で上回った。
上向きの5日線は32254円。
3日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.921%(前日▲16.211%)
買い方▲4.916%(前日▲6.396%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.209%(前日▲10.917%)。
買い方▲16.060% (前日▲16.648%)。
空売り比率は38.9%(前日39.6%、2日連続で40%割れ)。
2日連続で40%割れ。
空売り規制なしの銘柄の比率7.8%(前日7.5%)。
3月10日が18.4%だった。
6月9日時点の信用売り残は515億円増の9587億円。
2週ぶりに増加。
同信用買い残は56億円増の3兆2214億円。
3週連続で増加。
信用倍率は3.36倍(前週3.55倍)。
5週連続で3倍台。
日経VIは21.41(前日20.55)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは15.05倍(前日14.85倍)。
前期基準では15.40倍。
EPSは2193円(前日2184円)。
5月10日は2005円まで低下。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.35倍(前日1.33倍)。
BPSは24458円(前日2438円)。
10年国債利回りは0.415%(前日0.425%)。
日経平均の予想益回りは6.64%。
予想配当り利回りは1.95%。
プライム市場の予想PERは15.42倍。
前期基準では15.90倍。
PBRは1.32倍。
プライム市場の予想益回りは6.48%。
配当利回り加重平均は2.29%。
プライム市場の単純平均は21円高の2631円。
プライム初日の2497円を上抜けている。
東証1部最終日は2266円だった。
プライム市場の売買単価は2935円(前日2617円)。
プライム市場の時価総額は810兆円(前日800兆円)。
ドル建て日経平均は236.68(前日232.50)と3日続伸。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比385円高の33415円。
高値33540円、安値32595円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比370円高の33400円
気学では水曜は「朝高きは見送り。押し目買い」。
木曜は「突っ込むと底入れ。押し目買いの時」。
金曜は「下寄り買い。上寄り売りの日」。
ボリンジャーのプラス1σが32049円。
プラス2σが33094円。
プラス3σが34138円。
週足ボリンジャーのプラス1σが31449円。
プラス2σが33210円。
プラス3σが34972円。
アノマリー的には「変化日」。
今年の水曜は11勝11敗で3連敗中。
《今日のポイント6月14日》
(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
10年国債利回りは3.826%。
2年国債利回りは4.676%。
ドル円は140円台前半。
SKEW指数は152.78→157.71→156.44。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は78→80(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は143ポイント(1.00%)高の14448ポイントと続伸。
SOX指数は42ポイント(1.15%)高の3683ポイントと4日続伸。
VIX指数は14.61(前日15.01、前々日13.83)。
NYSE出来高は9.71億株(前日9.12億株)。
3市場の合算売買高は116億株(前日102億株、過去20日平均は106億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比385円高の33415円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆1489億円(前日は3兆422億円)。
SQなどのイベントを除くと実質昨年4月のプライム発足以来最高水準。
5日に32000円台に乗せて以来6日で33000円台。
5月17に3万円台に乗せて以来20日も経たずに3000円幅の上昇。
23日連続で3兆円超。
値上がり1066銘柄(前日1440銘柄)。
値下がり695銘柄(前日336銘柄)。
新高値334銘柄(前日239銘柄)。
3日連続で3ケタ。
新安値5銘柄(前日9銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは102.37(前日106.32)。
NTレシオは14.58倍(前日14.49倍)。
23日連続で14倍台。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
(4)上向きの25日線(31005円)からは△6.49%(前日△5.12%)。
43日連続で上回った。
上向きの75日線は29010円。
56日連続で上回った。
上向きの200日線(27975円)からは△18.03%(前日△16.02%)。
54日連続で上回った。
上向きの5日線は32254円。
3日連続で上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.921%(前日▲16.211%)
買い方▲4.916%(前日▲6.396%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.209%(前日▲10.917%)。
買い方▲16.060% (前日▲16.648%)。
(6)空売り比率は38.9%(前日39.6%、2日連続で40%割れ)。
2日連続で40%割れ。
空売り規制なしの銘柄の比率7.8%(前日7.5%)。
3月10日が18.4%だった。
6月9日時点の信用売り残は515億円増の9587億円。
2週ぶりに増加。
同信用買い残は56億円増の3兆2214億円。
3週連続で増加。
信用倍率は3.36倍(前週3.55倍)。
5週連続で3倍台。
日経VIは21.41(前日20.55)。
2月16日の安値は14.63。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.05倍(前日14.85倍)。
EPSは2193円(前日2184円)。
5月10日は2005円まで低下。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.35倍(前日1.33倍)。
BPSは24458円(前日2438円)。
10年国債利回りは0.415%(前日0.425%)。
(8)プライム市場の単純平均は21円高の2631円。
プライム市場の時価総額は810兆円(前日800兆円)。
ドル建て日経平均は236.68(前日232.50)と3日続伸。
(9)ボリンジャーのプラス1σが32049円。
プラス2σが33094円。
プラス3σが34138円。
週足ボリンジャーのプラス1σが31449円。
プラス2σが33210円。
プラス3σが34972円。
アノマリー的には「変化日」。
今年の水曜は11勝11敗で3連敗中。
今年の曜日別勝敗(6月13日まで)
↓
月曜16勝6敗(月曜4連勝中)
火曜17勝5敗(火曜3連勝中)
水曜11勝11敗(水曜3連敗中)
木曜12勝9敗
金曜17勝5敗(金曜6連勝中)
「相場は相場に聞け」と言われる。
市場関係者の取ってつけたような意味不明の解釈よりもよほど役に立つ。
昨日の相場でのポイントはいくつかある。
一つはプライム市場の時価総額800兆円台乗せ。
プライム市場では過去最高だが旧東証1部時代から見ても過去最高だ。
日経平均は昨年末から6924億円上昇(△26.55)。
東証プライムの時価総額は126兆円(18.7%)増加した。
因みにバブルピーク(日経平均38915円)の時の東証時価総額は606兆円。
その後2000年3月の226兆円と2009年3月の232兆円がボトム。
800兆円と言う数字は名目GDPの1.4倍。
因みにバブル時の名目GDPは430兆円。
直近は572兆円。
バフェット指標でいうと1.4倍の限界値水準。
ここから上は未体験ゾーンでもある。
二つ目はトヨタのPBR1倍割れ解消。
「全固体電池」という材料があったとはいえ昨日1日で株価は5%超上昇。
時価総額は1日で1.7兆円増加した。
日経の指摘は「日本株のPBR1倍割れと言う割安さの修正期待→本業の成長への注目」。
年初から多くの企業担当者さんに訴えてきたことだが小手先の自社株買いなどでない本質が問われる時期がきた。
加えれば注目点は「割安→ピカピカ」への脱皮の時期。
だからこそJPXプライム150が意味を持ってくることになる。
いつまでも小手先でいるとおいておかれそうなスピードでもある。
さらに、昨日の東証プライム市場の売買代金は4兆1489億円(前日は3兆422億円)。
5月31日に6兆9000億円が過去の最高記録だがあれが月末と銘柄入れ替えが重なった数字。
SQなどのイベントを除くと実質昨年4月のプライム発足以来最高水準。
ここ数年は「株安→売買増加」だったが「株高→売買増加」に転じてきた。
変化している兆しは散見される。
リーマンショックなどの株安局面でよく言っていた言葉がある。
「騒がない、慌てない。そして諦めない」。
安値圏で自分を奮い立たせる意味で使っていたが、どうも高値圏でも通用する気がする。
「米シタデル、日本再進出」の見出し。
運用成績で世界首位に立ったヘッジファンド、米シタデルが年内にも東京拠点を再開するという。
シタデルが東京にオフィスを構えるのは08年以来、約15年ぶりとなる。
創業者のケン・グリフィン氏への日経新聞の取材。
「日本企業が株主の利益や海外での利益成長をより重視するようになった。
日本での投資機会が拡大している」との見方。
「海外の有力投資家による日本株の再評価が続けば、株価上昇の持続力が高まる」という解釈だ。
これは間違っていない。
たしかにかつてのSAMAなどは格好の海外投資家とみなされてきた。
期待感はある。
ただ、バブル崩壊以降の過程で海外投資家が日本市場に求めた一番大きなものは「持ち合いの解消」だった。
世界でも稀有な株式持ち合い制度に守られて時価総額を増やし世界に君臨した日本株。
特に銀行株がターゲットにされ、集約も進んだ。
この30年で起こったことの象徴はココだろう。
しかし、今、彼らが求めているのは日本企業の持つキャッシュ。
「自社株を買え、配当を増やせ」の大合唱だ。
多くの危機を経てキャッシュイズベストがしみ込んだ日本企業はようやく腰を上げ始めた。
学者連中を巻き込んでのROE論争も勉強好きな実務担当者に受けた。
腰を上げた日本企業がまた丸腰にされないように守ることも重要だろうか。
◇━━━ カタリスト━━━◇
キーエンス(6861)・・・動兆
FAセンサーなど検出・計測制御機器大手。
生産は国内工場軸に外注でファブレス。
FAセンサーなど主要製品成長。
好業績。
(兜町カタリスト櫻井)
