「頭でっかちでなく」
「連休控えで商い薄いなか上昇」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
好感されたのはウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の報道。
「グーグルが検索エンジンに人工知能機能を追加する計画」。
アルファベットが3.8%高、マイクロソフトが2.6%高。
週末の連休を控えて売買エネルギーは3市場合算出来高は90億株と減少。
直近20営業日の平均である127億株を下回った。
週間でS&Pは0.1%安、NYダウは0.6%高、NASDAQ総合は1.1%安。
キャタピラーが2%下落し、過去3日の下落率は9%
AMCエンターテインメント・ホールディングスが21%高。
リーバイ・ストラウスが16%急落。
JPモルガン・チェース、シティグループなどの決算を皮切りに、来週から第1四半期の決算シーズンが始まる。
S&P500採用企業の第1四半期利益は前年比5%減少する見通し。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は1万8000件減少し22万8000件。
市場予想は20万件だった。
政府が季節変動を調整するために使用するモデルを更新。
過去のデータが改定されており、申請件数の減少が労働市場の状況を正確に示しているかは不透明
週間継続受給件数は前週比6000件増の182万3000件。
2021年12月以来の高水準となった。
「良いニュースは、3月初旬に銀行危機が起こった後でも追加の雇用削減がないこと。
悪いニュースは、銀行危機発生前から労働市場が減速し始めていたことだ」という声がある。
米国に拠点を置く企業が3月に発表した雇用削減は15%増の8万9703人。
前年同月比では319%増だった。
10年国債利回りは3.308%。
2年国債利回りは3.828%。
ドル円は131円台後半。
WTI原油先物5月限は前日比.05ドル高の80.68ドル。
ビッドコインは245ドル安の28140ドル、
SKEW指数は126.98→124.42。
恐怖と欲望指数は52→57(3月15日が22)。
木曜のNYダウは2ドル(0.01%)高の33485ドルと続伸。
高値33525ドル、安値33325ドル。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは121.66%(前日127.74%)。
NASDAQは91ポイント(0.76%)高の12087ポイントと4日ぶりに反発。
高値12098ポイント、安値11898ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは87.64%(前日87.14%)。
S&P500は14ポイント(0.36%)高の4105ポイントと3日ぶりに反発。
高値4107ポイント、安値4069ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは106.90%(前日110.88%)。
ダウ輸送株指数は51ポイント(0.37%)高の13966ポイントと4日ぶりに反発。
SOX指数は14ポイント(0.46%)安の3071ポイントと4日続落。
VIX指数は18.40と低下。
NYSE出来高は8.61億株(前日9.62億株)。
3市場合算出来高は90億株(前日101億株、直近20日平均は127億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比100円高の27630円。
ドル建ては大証日中比165ポイント高の27695円。
ドル円は131.76円。
10年国債利回りは3.303%。
2年国債利回りは3.828%。
「下向きの25日線を割れこんだ」
木曜の日経平均は寄り付き224円安。
終値は340円(▲1.22%)安の2742円と続落。
日足は2日連続で陰線。
水曜は28139円→28133円にマド。
木曜は27778円→27609円にマドで2空。
TOPIXは22.56ポイント(▲1.14%)安の1961ポイントと続落。
プライム市場指数は11.59ポイント安の1009.17と続落。
12日連続で1000ポイント超。
東証マザーズ指数は4.82ポイント(▲0.65%)安の733.83と3日続落。
プライム市場の売買代金は2兆8165億円(前日は2兆8161億円)。
値上がり303銘柄(前日57銘柄)。
値下がり1476銘柄(前日1763銘柄)。
新高値16銘柄(前日31銘柄)。
新安値109銘柄(前日51銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは103.79(前日111.44)。
NTレシオは14.01倍(前日14.02倍)。
2日連続で14倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
マザーズ指数は7勝5敗で58.33%。
下向きの25日線(27739円)からは▲0.96%(前日△0.26%)。
7日ぶりに下回った。
下向きの75日線は27214円。
11日連続で上回った。
上向きの200日線(27370円)からは△1.63%(前日△0.37%)。
9日連続で上回った。
下向きの5日線は27960円。
2日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.746%(前日▲10.651%)
買い方▲9.784%(前日▲9.069%)と逆転。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.711%(前日▲5.062%)。
買い方▲24.239% (前日▲23.847%)。
空売り比率は45.3%(前日42.8%、19日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.7%(前日7.6%)。
5日連続で1ケタ。
日経VIは17.72(前日17.62)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.16倍(前日13.31倍)。
8日連続で13倍台。
前期基準では13.66倍。
EPSは2087円(前日2089円、3月31日2119円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.18倍(前日1.19倍)。
BPSは23281円(前日23372円)。
10年国債利回りは0.460%(前日0.465%)。
日経平均の予想益回りは7.60%。
予想配当り利回りは2.34%。
プライム市場の予想PERは13.93倍。
前期基準では14.06倍。
PBRは1.16倍。
プライム市場の予想益回りは7.12%。
配当利回り加重平均は2.56%。
プライム市場の単純平均は50円安の2382円。
プライム市場の売買単価は2456円(前日2415円)。
プライム市場の時価総額は704兆円(前日711兆円)。
ドル建て日経平均は209.17(前日211.40)と続落。
61日連続で200ドル台。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比100円高の27630円。
高値27705円、安値27430円。
大証先物夜間取引終値は日中比90円高の27620円。
気学では金曜は「前日来高きは吹き値売り方針が良い」。
月曜は「一方に偏して動く日。足取りにつくと良い」。
火曜は「突込み買いの日。逆に上寄り高きは見送れ」。
水曜は「変化日にして以外の仕成りを見せる日」。
木曜は「転換日。高値は売り」。
金曜は「逆張りの日。前後場仕成りを異にする日」。
ボリンジャーのプラス1σが28190円。
マイナス1σが27288円。
マイナス2σが26888円。
アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」。
週足陽線基準は28188円。
今夜のNY市場は「グッドフライデー」で休場。
《今日のポイント4月7日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
10年国債利回りは3.308%。
2年国債利回りは3.828%。
ドル円は131円台後半。
SKEW指数は126.98→124.42。
恐怖と欲望指数は52→57(3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は51ポイント(0.37%)高の13966ポイントと4日ぶりに反発。
SOX指数は14ポイント(0.46%)安の3071ポイントと4日続落。
VIX指数は18.40と低下。
NYSE出来高は8.61億株(前日9.62億株)。
3市場合算出来高は90億株(前日101億株、直近20日平均は127億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比100円高の27630円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆8165億円(前日は2兆8161億円)。
値上がり303銘柄(前日57銘柄)。
値下がり1476銘柄(前日1763銘柄)。
新高値16銘柄(前日31銘柄)。
新安値109銘柄(前日51銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは103.79(前日111.44)。
NTレシオは14.01倍(前日14.02倍)。
2日連続で14倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)下向きの25日線(27739円)からは▲0.96%(前日△0.26%)。
7日ぶりに下回った。
下向きの75日線は27214円。
11日連続で上回った。
上向きの200日線(27370円)からは△1.63%(前日△0.37%)。
9日連続で上回った。
下向きの5日線は27960円。
2日連続で下回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.746%(前日▲10.651%)
買い方▲9.784%(前日▲9.069%)と逆転。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.711%(前日▲5.062%)。
買い方▲24.239% (前日▲23.847%)。
(6)空売り比率は45.3%(前日42.8%、19日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.7%(前日7.6%)。
5日連続で1ケタ。
日経VIは17.72(前日17.62)。
2月16日の安値は14.63。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.16倍(前日13.31倍)。
8日連続で13倍台。
前期基準では13.66倍。
EPSは2087円(前日2089円、3月31日2119円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.18倍(前日1.19倍)。
BPSは23281円(前日23372円)。
10年国債利回りは0.460%(前日0.465%)。
(8)プライム市場の単純平均は50円安の2382円。
プライム市場の売買単価は2456円(前日2415円)。
プライム市場の時価総額は704兆円(前日711兆円)。
ドル建て日経平均は209.17(前日211.40)と続落。
61日連続で200ドル台。
(9)ボリンジャーのプラス1σが28190円。
マイナス1σが27288円。
マイナス2σが26888円。
アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」。
週足陽線基準は28188円。
今夜のNY市場は「グッドフライデー」で休場。
今年の曜日別勝敗(4月6日まで)
↓
月曜7勝5敗
火曜8勝4敗
水曜9勝5敗
木曜5勝8敗
金曜9勝4敗
3月第5週(3月27日─3月31日)の週間海外投資家動向。
現物70億円買い越し(6週ぶりに買い越し)。
先物1088億円買い越し(2週ぶりに売り越し)。
合計4156億円売り越し(3週連続で売り越し)。
個人は現物2720億円売り越し。
先物2453億円売り越し。
合計5173億円買い越し。
信託銀行は現物180億円売り越し(20週連続で売り越し)。
先物9721億円買い越し。
合計9541億円買い越し(2週連続で買い越し)。
3月第4週(3月20日─3月24日)の週間海外投資家動向。
現物4617億円売り越し(5週連続で売り越し)。
先物1088億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計3528億円売り越し(2週連続で売り越し)。
個人は現物2217億円買い越し。
先物953億円売り越し。
合計1263億円買い越し。
信託銀行は現物205億円買い越し(19週ぶりに買い越し)。
先物370億円買い越し。
合計576億円買い越し(11週ぶりに買い越し)。
2022年度の需給動向で、事業法人の買い越し額は5.5兆円。
遡れる1983年度以降で過去最高となった。
「日本企業が日本株を買い支えている」という解釈だ。
背景は16年ぶりに過去最高となった自社株買いの増加であることは自明。
「自社株買いのPBRを押し上げ効果」という小手先の理由で動いた企業が多かったということだ。
一方、海外投資家は1.8兆円の売り越しだっだ。
IMFのゲオルギエワ専務理事のコメント。
「2023年の世界経済成長率は3%を下回る。
今後5年間は3%程度にとどまろう」。、
中期的な見通しとしては1990年以降で最も低い。
そして過去20年間の平均成長率3.8%を大きく下回る。
「地政学的緊張が高まり、インフレ率が依然として高い。
堅調な景気回復は依然として困難な状況にある。
中でも最も脆弱な人々や国の見通しに打撃となる。
米国とスイスで最近発生した銀行を巡る混乱で金融リスクが露呈。
世界経済は下振れリスクの高まりに直面している。
政策当局者は持続的なインフレとの戦いと金融セクターのリスク管理とのバランスを慎重にとるべきだ。
銀行やノンバンクが抱える脆弱性に対応する上で中銀や規制当局が非常に警戒していることに全幅の信頼を寄せている」。
高邁と低俗。
市場では高邁な意見が尊重されるが、知的で格好良いだけでほとんど役に立たない。
欲望に素直に直結したドロドロとした低俗な相場観は敬遠されるが実はこれが本質。
市場は高級感という鎧でおおわれているが本当は欲望の塊の世界だからだ。
その延長線上で市場関係者の多くは欧米の世界経済動向を語りたがる。
そしてそれを聞く方も世界経済を語ることが格好いいし上等だと考える。
しかし、東京市場はNYの専属物ではない
そして市場は世界経済の影響は受けるがそれだけで完結するものではない。
耳にきれいに響く全体経済でなくできれば格好悪いので避けたいような個別株動向の集積こそが市場なのである。。
だから世界経済に逃避せずに足元を熟視することが重要になる。
そして市場は勉強や学習が大好き。
そうではなく体験や経験、実務こそが大切なのは言うまでもない。
知識や理論が先行し、無知と空理空論、究極的には床屋政談の世界になる。
そこに果実はなく時間の浪費だ。
「市場では頭でっかち尻すぼみでなく現実と実務にマッチョに」と言いたいところ。
テネシー・ウィリアムズ の有名な戯曲は「欲望という名の電車」。
言い換えれば「市場は欲望という名の電車に皆が乗っている」を避けてはいけない。
ひょっとするとドストエフスキーの「賭博者」こそ最適のテキストなのかもしれない。
◇━━━ カタリスト━━━◇
ナノキャリア(4571)・・・動兆
がん領域に特化した創薬ベンチャー。
mRNA医薬の研究・技術開発に特化する方向に変化。
今後は原則治験行わず非臨床段階での導出狙う。
グローバル化への一歩を踏み出した印象。
国内バイオベンチャーの変化の先進の印象。
24年3月期は耳科感染症新薬の薬価収載に期待。
(兜町カタリスト櫻井)
