「雑誌は1960年代の香り」

「雑誌は1960年代の香り」

木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
NYダウは朝高後引けはマイナス。
一方S&P500とNASDAQは過去最高値を更新。
NASDAQの売買高は連日50億株を超えた。
上昇をけん引したのはエヌビディア(3.2%高)やインテル(3.1%高)。
政府が半導体不足解消に動く姿勢は好感。
バイデン大統領は「クリーンエネルギー政策を主導する持続可能なインフラ構築」計画を推進方向。
ただ「インフラ刷新計画で行動しなければ中国に米国のランチを食べられてしまう」。
これは警戒要因とされた。
一方、ペロシ下院議長のコメント。
1.9兆ドルの追加の新型コロナウイルス対策法案を月内に取りまとめる。
失業保険給付上乗せ措置が失効する3月半ばまでに成立させたい」。
市場の期待に沿った方向だった。
週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は79万3000件。
前週の81万2000件から小幅に改善した。
ただ市場予想は75万7000件。
「春までに回復の勢いが戻るという慎重ながらも楽観的な見方」という珍妙な解釈も聞かれる。
10年国債利回りは1.164%。
2年国債利回りは0.109%。
ビットコインは一時4万8481.45ドルと過去最高値を更新。
BNYメロンが仮想通貨を顧客が保有、送金、発行するのを支援する部門を新設すると発表。
これが追い風となった。
原油先物は9日ぶりに反落。
金先物は5日ぶりに反落。
ドル円は104円台後半。
SKEW指数は137.60。
恐怖と欲望指数は56→66。

木曜のNYダウは7ドル安の31430ドルと小幅反落。
一時31543ドルまで上昇した場面もあった。
安値は31244ドル。
NASDAQは53ポイント高の14025ポイントと反発。
過去最高値を更新。
S&P500は6ポイント高の3916ポイントと反発。
過去最高値を更新。
ダウ輸送株指数は0ポイント安の12953ポイントと続落。
SOX指数は3.45%高の3180ポイントと続伸。
VIX指数は21.24と低下。
3市場の売買高は176.9億株(前日183.3億株。過去20日平均は159.6億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比35円高の29455円。
ドル建ては大証比日中比45円高の29465円。
ドル円は104.73円。
10年国債利回りは1.164%。
2年国債利回りは0.109%。

水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
大手テクノロジー株が下落。
テスラは5.3%の大幅安。
アマゾン、マイクロソフト、アップルが0.5%程度の下落となりNASDAQの下落要因。
一方、ツイッターが13%高。
今年第1四半期について堅調な見通しを示したことを好感。
シーガルCFOは「ビットコインを保有することを検討したが実行には移していない」とコメント。
パウエル議長が持続的な物価上昇まで金利を据え置くFRBの姿勢を改めて示したことは支援材料。
消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.3%上昇。
市場予想と一致した。
3市場の売買高は183億3000万株。
10年国債利回りは1.124%。
2年国債利回りは0.111%。
ビットコインは2.7%安の4万5208ドル。
イーサリアムも最高値を更新したが1.5%安の1746ドル。
ドル円は104円台半ば。
SKEW指数は139.33。
恐怖と欲望指数は57→56。

水曜のNYダウは61ドル高の31437ドルと反発。
NASDAQは35ポイント安の13972ポイントと5日ぶりに反落。
S&P500は1ポイント安の3909ポイントと続落。
ダウ輸送株指数は5ポイント安の12954ポイントと8日ぶりに反落。
SOX指数は0.32%高の3074ポイントと反発。
VIX指数は21.99と上昇。
3市場の売買高は183億3000万株。
225先物CME円建ては大証比日中比165円安の29255円。
ドル建ては大証比日中比150円安の29270円。
ドル円は104.57円。
10年国債利回りは1.124%。
2年国債利回りは0.111%。

水曜の日経平均は寄り付き93円高。
終値は57円高の29562円と4日続伸。
日足は4日連続の陽線。
この3日間の上昇幅は1220円。
「昨日のザラバ高値(29585)を抜けずに終わった」は贅沢だろう。
TOPIXも4日続伸。
東証マザーズ指数は続伸。
日経ジャスダック平均4日続伸
東証1部の売買代金は2兆8829億円(前日3兆1881億円)。
17日連続で2兆円超。
値上がり947銘柄(前日933銘柄)。
値下がり1152銘柄(前日1160銘柄)。
新高値84銘柄(前日104銘柄)。
新安値0銘柄(前日1銘柄)。
騰落レシオは124.50(前日124.12)。
NTレシオは15.31倍(前日15.32倍)。
32日連続で15倍台。
サイコロは8勝4敗で66.67%。
右肩上がりの25日線(28474円)からは△3.82%。
8日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は26683円。
右肩上がりの200日線(23958円)からは△23.39%(前日△23.42%)。
4日連続で△20%超。
右肩上がりの5日線(29115円)から△1.98%。
7日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲21.178%(前日▲20.836%)。
買い方▲2.543%(前日▲2.941%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲12.044%(前日▲11.4017%)。
買い方▲10.845%(前日▲12.392%)。
空売り比率37.1%(7日連続40%割れ:前日37.4%)。
空売り規制なしの比率7.5%(前日7.4%)。
Quick調査の2月5日時点の信用評価損率は▲8.33%。
(前週▲11.61%)。
2週ぶりの好転。
2月5日時点の裁定売り残は167億円減の1兆3127億円。
(当限は1兆1106億円)
2週ぶりの減少。
裁定買い残は1369億円増の5895億円。
(当限は515億円)。
2週ぶりの増加。
日経VIは22.30と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは24.34倍(前日24.77倍)。
2日連続24倍台。
前期基準では22.14倍。
EPSは1214円(前日1191円)。
225のPBRは1.30倍。
BPSは22740円(前日22696円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.11%(前日4.04%)。
配当利回りは1.61%。
東証1部全銘柄だと予想PERは26.55倍。
前期基準では23.81倍。
PBRは1.39倍。
ドル建て日経平均は282.76(前日281.30)。
東証1部単純平均株価は1円安の2443円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2176円(前日2170円)
東証1部時価総額は722兆円(前日720兆円)。
4日連続700兆円台。
水曜のシカゴ225先物終値は大証日中比165円安の29225円。
高値29555円、安値29170円。
225先物大証夜間取引終値は日中比120円安の29300円。
木曜のシカゴ225先物終値は大証日中比35円安の29445円。
高値29485円、安値29225円。
気学では「強象日。押し目買い方針良し」。
月曜は「押し目買いの日。但し大上放れ高きは利食い売り」。
火曜は「吹き値売り方針で駆け引きせよ」。
水曜は「弱体日。不時安を見せること多し」。
木曜は「前場安いと後場引き返す日」。
金曜は「戻り売り方針の日。但し急落したら利入れせよ」。
ボリンジャーのプラス1σが29029円。
プラス2σが29583円。
プラス3σが30138円。
週足のボリンジャーのプラス2σが29712円。
一目均衡の雲の上限が26973円。
66日連続で雲の上。
勝手雲の上限は28215円。
勝手雲の下限は27990円。
4日連続で勝手雲の上。
勝手雲は16日に黒くねじれる。
RSIが59.68(前日61.33)。
RCIが75.82(前日66.76)。
中国は春節。
アノマリー的には「株高の日」そしてオプションSQ。
そして明日は「NISAの日」。
明後日はバレンタインデーでアノマリー的には「株高の特異日」だが休場。
週足陽線基準は29388円。

《今日のポイント2月12日》

(1)木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
   NYダウは朝高後引けはマイナス。
   一方S&P500とNASDAQは過去最高値を更新。
   NASDAQの売買高は連日50億株を超えた。
   SKEW指数は137.60。
   恐怖と欲望指数は56→66。

(2)ダウ輸送株指数は0ポイント安の12953ポイントと続落。
   SOX指数は3.45%高の3180ポイントと続伸。
   VIX指数は21.24と低下。
   3市場の売買高は176.9億株(前日183.3億株。過去20日平均は159.6億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比35円高の29455円。

(3)東証1部の売買代金は2兆8829億円(前日3兆1881億円)。
   17日連続で2兆円超。
   新高値84銘柄(前日104銘柄)。
   新安値0銘柄(前日1銘柄)。
   騰落レシオは124.50(前日124.12)。
   NTレシオは15.31倍(前日15.32倍)。
   32日連続で15倍台。
   サイコロは8勝4敗で66.67%。

(4)右肩上がりの25日線(28474円)からは△3.82%。
   8日連続で上回った。
   右肩上がりの200日線(23958円)からは△23.39%(前日△23.42%)。
   4日連続で△20%超。
   右肩上がりの5日線(29115円)から△1.98%。
   7日連続で上回った。

(5)空売り比率37.1%(7日連続40%割れ:前日37.4%)。
   空売り規制なしの比率7.5%(前日7.4%)。
   Quick調査の2月5日時点の信用評価損率は▲8.33%。
   (前週▲11.61%)。
   2週ぶりの好転。
   2月5日時点の裁定売り残は167億円減の1兆3127億円。
  (当限は1兆1106億円)
   2週ぶりの減少。
   裁定買い残は1369億円増の5895億円。
  (当限は515億円)。
   2週ぶりの増加。
   日経VIは22.30と上昇。

(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.688%(前日▲19.636%)。
   買い方▲2.729%(前日▲3.588%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.367%(前日▲10.862%)。
   買い方▲11.274%(前日▲11.684%)。
   売り方買い方拮抗。

(7)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲21.178%(前日▲20.836%)。
   買い方▲2.543%(前日▲2.941%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲12.044%(前日▲11.4017%)。
   買い方▲10.845%(前日▲12.392%)。

(8)ドル建て日経平均は282.76(前日281.30)。
   東証1部時価総額は722兆円(前日720兆円)。
   4日連続700兆円台。

(9)ボリンジャーのプラス1σが29029円。
   プラス2σが29583円。
   プラス3σが30138円。
   週足のボリンジャーのプラス2σが29712円。
   勝手雲は16日に黒くねじれる。
   中国は春節。
   アノマリー的には「株高の日」そしてオプションSQ。
   明日は「NISAの日」。
   明後日はバレンタインデーでアノマリー的には「株高の特異日」だが休場。
   週足陽線基準は29388円。

今年の曜日別勝敗(2月10日まで)

月曜3勝2敗
火曜4勝2敗
水曜4勝2敗
木曜3勝2敗
金曜2勝3敗

トヨタ、鉄、ソニー、あるいはNTTの業績復調。
オールドファッションの復権みたいな印象だ。
加えて、やはり日本経済のけん引役という格好。
SBGが3兆円稼いだのはファンドのおかげ。
市場は潤うかもしれない。
しかし国家が潤うかというと、対して税金も払っていないだろうから結構疑問。
そうではなく、実際の製品やサービスを創出している企業の復権は悪くない。
昭和バブルの時は、土地持ちだとか金持ち銘柄が最終的に上昇をけん引した。
この歴史だけは繰り返してはいけない。

活字の方が映像よりも株式市場をクローズアップしてきた。
日経朝刊の広告はPRESIDENT。
見出しは「急げ!バブル前夜、銘柄選びのラストチャンス。
株ほったらかし爆上げ投資」。
意外感があった。
加えて「本誌前号で紹介した銘柄が発売10日で24%超の値上がりを致しました。
今号も皆様の高まる期待に応えます」。
あるいは「日経平均4万の波に、私はこう乗る」。
昭和の香り、それもバブルどころか1960年代の匂いがする見出しだった。
もっとも、休み前にある写真週刊誌から有望銘柄を挙げてほしいと株の取材。
活字は少しバブってきた。
全く踊っていないのは映像だろうか。

新型コロナの発生状況

新規感染者数  1693人(前日比▲191人)
累計感染者数412010人
退院者数  378180人(前日比△2878人)
死亡者数    6803人
源氏感染者数 27027人(▲1263人)

現在感染者数の27000人台は昨年12月13日レべル。
1月18日時点の74241からは大分減少してきた。
1月8日に緊急事態宣言が発令された時は54585人だった。

暫定SQ値は29718.77銭。
1月が27774円。
昨年12月のメジャy-SQ値は26713円だった。
先月からは約2000円、12月からは約3000円の水準訂正となった。

◇━━━ カタリスト━━━◇

デルタフライ(4598)・・・動兆

Delta-Fly Pharmaに注目する。
同社は創薬ベンチャー。
既存の抗がん物質を組み合わせて安全性と有効性を高めた抗がん剤を開発。
株価は底値圏。
リバウンド期待。

(兜町カタリスト櫻井)

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