「雇用統計通過」

「雇用統計通過」

週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
NYダウとS&P500は反落。
NASDAQは過去最高値を更新した。
8月の非農業部門雇用者数は前月比23万5000人増。
市場予想の72万8000人増を大きく下回った。
過去7カ月間で最も低い伸び。
レジャー・接客で雇用が増えず小売業も実際に雇用が減少。
「FRBはテーパリングの時期をさらに先延ばしする」との解釈だ。
一方、時間当たり賃金は前月比0.6%上昇。
市場予想の0.3%の2倍の伸びとなった。
前年同月比では4.3%と前月の4.0%から伸びが加速した。
失業率が5.2%に改善。
アップルやフェイスブック、アルファベットなどは堅調推移。
配車サービス大手の滴滴出行(ディディ)は2.4%高。
ISM非製造業総合指数は61.7。
前月に付けた過去最高の64.1から低下。
市場予想は61.5だった。
統計発表前は約1.299%だった10年債利回りは1.325%に上昇。
2年国債利回りは0.208%。
ドル円は109円台後半。
WTI原油先物は前日比0.70ドル安の69.29ドル
ビットコインは2.2%高の5万0358.39ドル。
イーサは4.48%高の3956.04ドル。
一時は4025ドルまで上昇し5月15日以来初めて4000ドル台に乗せた。
SKEW指数は154.75→156.98→162.27。
恐怖と欲望指数は56→54。
6日はレーバーデーのため休場。

週末のNYダウは74ドル(0.21%)安の35369ドルと反落。
NASDAQは32ポイント(0.21%)高の15363ポイントと3日続伸。
S&P500は1ポイント(0.03%)安の4535ポイントと3日ぶりに反落。
ダウ輸送株指数は158ポイント高の14751ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は0.57%高の3430ポイントと続伸。
VIX指数は16.41。
合算売買高は83.7億株(前日92.3億株、過去20日平均は89.9億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比440円高の29600円。
ドル建ては大証比日中比435円高の29595円。
ドル円は109.73円。
10年国債利回りは1.325%。
2年国債利回りは0.208%。

週間ベースでNYダウは0.2%安、2週ぶり反落。
NASADAQは1.5%高、2週続伸(累計4.4%上昇)。
S&P500は0.6%高、2週続伸(同2.1%上昇)。

「9月3万円が見えてきた」

週末の日経平均は寄り付き83円高。
終値は584円高の29128円と5日続伸。
日経平均は5月26日までの5連騰以来の5日続伸。
6月28日以来の29000円台回復。
日足は4日連続で陽線。
「菅総理総裁選出馬見送り・辞任の方向」の報道を好感した。
週間では約1486円の上昇。
週足は2週連続で陽線。
TOPIXは1.61%上昇で5日続伸し2015ポイント。
年初来高値を更新し1991年4月以来30年ぶりの高値水準を回復。
東証マザーズ指数は0.29%下落で続落。
日経ジャスダック平均は0.66%上昇で反発
東証1部の売買代金は3兆2809億円(前日2兆6396億円)。
27日連続で2兆円超。
値上がり1768銘柄(前日896銘柄)。
値下がり343銘柄(前日1197銘柄)。
新高値148銘柄(前日98銘柄)と2日ぶりに3ケタ。
新安値10銘柄(前日13銘柄)。
騰落レシオは106.80(前日102.80)。
NTレシオは14.45倍(前日14.39倍)。
64日連続で14倍台。
サイコロは8勝4敗で66.67%。
右肩上がりの25日線(27798円)からは△4.78%(前日△2.88%)。
5日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は28311円。
4日連続で上回った。
右肩上がりの200日線(28321円)からは△0.66%(前日△0.66%)。
2日連続で上回った。
75日線とのデッドクロスは回避。
右肩上がりの5日線(28102円)から△2.85%。
5日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.217%(前日▲16.018%)。
買い方▲6.742%  (前日▲7.629%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲9.879%(前日▲10.202%)。
買い方▲18.992% (前日▲18.629%)。
空売り比率は39.4%(2日ぶりに40%割れ:前日41.7%)。
空売り規制なしの比率は9.8%(前日8.4%)。
日経VIは19.29(前日18.22)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.49倍(前日13.25倍)。
5日連続で13倍台。
前期基準では18.33倍。
EPSは2159円(前日2154円)。
225のPBRは1.23倍。
BPSは23681円(前日23589円)
日経平均の益回りは7.41%。
10年国債利回りは0.035%。
東証1部全銘柄だと予想PERは15.88倍。
前期基準では21.58倍。
PBRは1.34倍。
東証1部単純平均株価は28円高の2505円。
東証1部売買単価は2639円(前日は2494円)。
東証1部時価総額は747兆円(前日は736兆円)。
10日連続で700兆円台。
ドル建て日経平均は264.78(前日259.58)。
週末のシカゴ225先物終値は大証日中比435円高の29595円。
高値は29635円、安値は28595円。
225先物大証夜間取引終値は日中比420円高の29580円。
気学では「後場不時高を見る日。逆張りの方針良し」。
火曜は「安値にある時は急伸する日」。
水曜は「気味の変化著しき日。逆張り方針良し」。
木曜は「押し目買い方針の日」。
金曜は「押し込むと跳ね返す日、突っ込み買いで駆け引きせよ」。
右肩上りのボリンジャーのプラス2σが28657円。
プラス3σが29086円。
限界水準だがボリンジャーバンドは右肩上がりに拡散中。
一目均衡の雲の上限が28405円。
下限が28101円。
3日連続で雲の上。
勝手雲の上限は27617円。
下限が27501円。
5日連続で上回った。
6日に白くねじれた後13日にも白くねじれる。
RSIが75.36(前日59.33)。
RCIが96.15(前日94.78)。
終値ベースで26週線(28684円)を超えた。
13週線は28162円。
25日線から4.7%のプラスは第一次限界水準。
第2次限界水準のプラス8ー10%に挑戦。

7月13日(火)高値28852円(終値28718円)。
6月15日(火)高値29480円(終値29441円)。
その先は5月10日(月)高値29685円(終値29518円)。
そして4月6日(火)高値30208円(終値29696円)。
夢は膨らむ。
因みに2月16日高値30714円も3月16日高値30485円も火曜日。
高値は妙に火曜が多かった。

《今日のポイント9月6日》

(1)週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
   NYダウとS&P500は反落。
   NASDAQは過去最高値を更新した。
   10年債利回りは1.325%に上昇。
   2年国債利回りは0.208%。
   ドル円は109円台後半。
   SKEW指数は154.75→156.98→162.27。
   恐怖と欲望指数は56→54。
   6日はレーバーデーのため休場。

(2)ダウ輸送株指数は158ポイント高の14751ポイントと3日ぶりに反落。
   SOX指数は0.57%高の3430ポイントと続伸。
   VIX指数は16.41。
   合算売買高は83.7億株(前日92.3億株、過去20日平均は89.9億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比440円高の29600円。

(3)東証1部の売買代金は3兆2809億円(前日2兆6396億円)。
   新高値148銘柄(前日98銘柄)と2日ぶりに3ケタ。
   新安値10銘柄(前日13銘柄)。
   騰落レシオは106.80(前日102.80)。
   NTレシオは14.45倍(前日14.39倍)。
   サイコロは8勝4敗で66.67%。

(4)右肩上がりの25日線(27798円)からは△4.78%(前日△2.88%)。
   5日連続で上回った。
   右肩上がりの75日線は28311円。
   4日連続で上回った。
   右肩上がりの200日線(28321円)からは△0.66%(前日△0.66%)。
   2日連続で上回った。
   75日線とのデッドクロスは回避。
   右肩上がりの5日線(28102円)から△2.85%。
   5日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.217%(前日▲16.018%)。
   買い方▲6.742%  (前日▲7.629%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲9.879%(前日▲10.202%)。
   買い方▲18.992% (前日▲18.629%)。

(6)空売り比率は39.4%(2日ぶりに40%割れ:前日41.7%)。
   空売り規制なしの比率は9.8%(前日8.4%)。
   日経VIは19.29(前日18.22)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.49倍(前日13.25倍)。
   EPSは2159円(前日2154円)。
   BPSは23681円(前日23589円)
   日経平均の益回りは7.41%。

(8)東証1部時価総額は747兆円(前日は736兆円)。
   ドル建て日経平均は264.78(前日259.58)。

(9)右肩上りのボリンジャーのプラス2σが28657円。
   プラス3σが29086円。
   限界水準だがボリンジャーバンドは右肩上がりに拡散中。
   一目均衡の雲の上限が28405円。
   下限が28101円。
   3日連続で雲の上。
   勝手雲の上限は27617円。
   下限が27501円。
   5日連続で上回った。
   6日に白くねじれた後13日にも白くねじれる。
   RSIが75.36(前日59.33)。
   RCIが96.15(前日94.78)。
   終値ベースで26週線(28684円)を超えた。
   13週線は28162円。

今年の曜日別勝敗(9月3日まで)

月曜20勝13敗
火曜19勝14敗
水曜14勝21敗
木曜20勝12敗
金曜15勝19敗

週間ベースで日経平均株価は5.4%高、2週続伸(累計7.8%上昇)。
TOPIXは4.5%高、2週続伸(同7.2%上昇)。
東証マザーズ指数は2.3%高、2週続伸(同7.9%上昇)。
日経ジャスダック平均は2.2%高、2週続伸(同4.6%上昇)、
東証2部指数は2.2%高、2週続伸(同4.9%上昇)。
東証REIT指数は1.4%安、2週続落(同0.9%下落)。

もうそろそろ茶番に気が付く時期ではなかろうか。
ジャクソンホールもそうだし雇用統計も同様だ。
通過してしまえばそれだけのこと。
経済指標に縛られて右往左往の市場。
そもそも連立方程式にしてしまうから訳が分からなくなる。
雇用統計の非農業部門雇用者数が市場予想の最低限となってもテーパリング先延ばしと解釈。
だったら最初から騒がなければ良い。
経済スケジュールと罫線と多少の需給しかないFX屋さんの面目躍如。
というか限界というか・・・。

東京証券取引所は現物株の取引時間を30分延長し午後3時半までとする方向で最終調整。
投資家の利便性を高めるのが狙いで2024年をメドに実現を目指すという。
背景はシステム障害が発生した際、復旧後の取引時間をできるだけ確保するため。
利便性を高めてより多くの投資を呼び込む狙いもある。
歴史的に・・・。
東証は1954年、取引の終了時間を午後2時から現在の午後3時に延長した。
今回実現すれば約70年ぶりとなる。
しかし・・・。
生まれる前とは言え、過去は14時半が大引だったというのは知らなかった。

新型コロナウイルスの東京都の新規感染者は2539人。
先週金曜日の4227人から1688人減少。
12日連続で前の週の同じ曜日を下回った。
直近7日平均でみた新規感染者数はおよそ2890人。
先週の69.3%。
検査数は直近3日間の平均でおよそ1万3200件。
これも株高の背景となるだろうか。
それにしても・・・。
先週日曜にゲッコーに遭遇してから5連騰。
日経平均は1350円高。
シカゴで見れば2000円近い上昇。
また会いたいものだ。

ゲッコーの幸運の対局は
先週土曜の夜の「准教授・高槻彰良の推察」の名言。
やはり相場に通じる。
そいえば「ヒンデンブルグの呪い」というのもあった。

「呪い」とは?。
何か悪いことが起こると人はその原因を求める。
理由がわからないと不安だから。
なのでそこに説明をつけてくれるのが「呪い」というシステム。
でも一度「悪運や呪い」と考える始めると思考はマイナスに向く。
気持ちもどんどん沈んでいくから当然何をやっても普段よりうまくいかない。
そうやって人は自分を呪いにかけ縛ってしまう。
ある漫画で見かけて言葉。
「どれだけ怯えても、どんな未来が待っているかはわからない。
だから大事なのは今だ」。

1月SQ値は27774円
2月SQ値は29718円
3月SQ値は29282円
4月SQ値は29909円
5月SQ値は27748円
6月SQ値は29046円
7月SQ値は27726円
8月SQ値は28093円

◇━━━ カタリスト━━━◇

TDK (6762)・・・動兆

TDKに注目する。
同社は電子部品大手。
HDD用磁気ヘッド、コンデンサーなど受動部品、2次電池展開。
車載向け回復と5G普及で通信向け堅調増。
電池もインド数量増や用途拡大が寄与。

(兜町カタリスト櫻井)

株ちゃんofficial xはこちら!
目次