「雇用統計は想定以上に良かったが・・・」
週末のNY株式市場で主要3指数は下落。
NYダウは乱高下しているが先週末比ではプラスだった。
2月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月から27万3000人増と好調な数字で着地。
市場予想は17万5000人増だった。
「新型ウイルスが米国で広がり始めたのは2月末だったため感染拡大の影響を完全には反映していない。
ただ労働市場に打撃を与えている兆しはない」との見方もある。
建設業の4万2000人増が目立った。
時間当たり平均賃金は0.3%増。
ドイツの製造業受注数は前月比で5,5%上昇と約5年ぶりの高い伸びだった。
「1年以上低迷していた製造業が回復を始めつつあった」という見方だ。
一方、原油先物価格はOPEC加盟国・非加盟国の協調減産が解消されたことを受けて約10%急落。
北海ブレントの下落率は約11年ぶりの大きさになった。
新型コロナウイルスが世界経済に打撃を及ぶすとの不安から国債価格が急騰(利回りは低下)。
10年国債利回りは一時0.7%を下回り過去最低を更新。
30年国債も一時1.3%割れ。
10年国債利回りは0.773%。
2年国債利回りは0.510%。
米債利回りの急低下からドルは幅広い通貨に対して下落。
週間では4年ぶりの大幅な下げとなった。
ドル円は一時104円台まであって105円台前半。
「PBRは1倍を割れた」
週末の日経平均は寄り付き320円安、終値579円安と反落。
日足は2日連続の陰線。
NY市場では主要3指数が3%超の大幅反落。
ドル円は105円台。
海、香港、韓国も軟調に推移。
雇用統計の週末とあって元々売りムード。
日経平均はあっさりと21000円を割り込んだ。
日経平均は週間では約393の下落。
週足は3週連続で陰線
日経平均は3月3日の安値を割って約6か月ぶりの水準。
TOPIXは終値ベースで1500ポイント割れ。
昨年8月の安値過程でも終値では1500ポイントを維持していたから終値の1500ポイント割れは18年12月26日以来。
個別銘柄でも、日本製鉄が約41年ぶりの安値水準まで下落。
東証1部の売買代金は2兆8335億円と25日連続の2兆円超。
値上がり40銘柄(前日1115銘柄)。
値下がり2114銘柄(前日943銘柄)。
新高値0銘柄(前日1銘柄)。
新安値702銘柄(前日360銘柄)。
騰落レシオは58.13(前日63.5)。
NTレシオは14.04倍。
サイコロは5勝7敗で41.7%。
右肩下がりの25日線(22761円)からは8.84%のマイナスかい離。
右肩下がりになった75日線は23309円。
右肩下がりになった200日線(22179円)からは6.45%のマイナスかい離。
5日線(21121円)はまた下回った。
空売り比率は52.1%で18日連続の40%超。
空売り規制なし銘柄の比率は8.9%。
日経HVは25.6、日経VIは36.41。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.67倍。
EPSは1637円。
PBRは0.99倍。
BPSは20959円。
東証1部上場銘柄の56%がPBR1倍割れとなった。
225先物採用銘柄の益回りは7.89%。
ドル建て日経平均は195.99(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は62円安の1902円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1619円(前日1825円)。
東証1部の時価総額は561兆円。
シカゴ225先物終値は日中比280円安の20430円。
高値21065円、安値20210円。
気学では「目先の天底をつくる日」。
火曜は「相場の分岐を司る大事な日」。
水曜は「下より買いの日なれど、上寄り付きは飛びき警戒」。
木曜は「気味の急変をみる日なり」。
金曜は「初め高いと後安の日。吹き値あらば売り狙え」。
ボリンジャーのマイナス3σ(収まる確率99.7%)が19683円。
マイナス2σ(収まる確率95。4%)が20709円。
RSIが16.64。
RCIが4.40。
今年2勝5敗の月曜。
60カ月線が20280円。
昨年8月安値が20110円でこれらが当面の下値のメド。
その先は2018年12月安値18948円が意識される。
今年の曜日別勝敗(3月5日まで)
↓
月曜2勝5敗
火曜3勝5敗
水曜6勝3敗
木曜5勝4敗
金曜4勝4敗
NYダウは256ドル安の25864ドル。
NASDAQは162ポイント安の8575ポイント。
S&P500は51ポイント安の2972ポイント。
225先物CME円建ては大証日中比260円高の21390円。
ドル建ては大証比日中比265円高の21395円。
ドル円は105.30円。
10年国債利回りは0.773%。
2年国債利回りは0.510%。
先日王子の本社で取材したカクヤスの取材メモ。
今後の日本企業の勝ち組の思考法になるかもしれない。
特に価格競争に徹してきたネット証券は見習うべき点が多いような気がする。
↓
スピリットオブカクヤス
思う→視点にした
スピリットがブランド
組織のマネジメントに必要だった
価格競争の環境で価格では勝負しないビジネスモデル
そのために付加価値を高めた→配達
宅配と業務用
「もしもの時に使ってください」。
9万件を回って半分が口座
誰にもマネされないビジネスモデル:他社はビール1本ではもうからないと考えたからマネしない
その意味では唯我独尊:先駆者利得
内製化がカギだった:コールも物流も内製化
届けるという作業=販売の場所:営業の場所:その意味で情報も商品ターゲットは高齢者・薬など
自分でやっている強みになる
お届け=会話:プラットフォームサービス
1時間での配達に不在率は少ない
装置産業→ソフト産業
宅配インフラ=ラスト1マイル
物流=コストではなくバリュー
結果オーライではあったが。コアからは逸脱していない
健康飲酒も考える:相談室
ターゲットは年寄り
物流インフラの結合の未来
・・・・・・・・・・
お客様のご要望には、とことん応えるべく社をあげて全力をつくすのが、カクヤスの理念。
「なんでも酒や」の「なんでも」とは、お客様のご要望になんでも応えたいという、私たちの意気込みや覚悟の表れです。
お酒を中心とした流通のインフラとなりたい
カクヤスの想いとは、「いつでも、どこへでも、どれだけでも」
「お客様が必要とされるものを、ご要望にそった形態で」お届けすることです。
「必要とされるものを」
ご希望にきめ細かく迅速に
対応できるサービス開発機能
「ご希望に沿った形態で」
あらゆるご利用シーンに
対応できる顧客接点機能
「いつでも」「どこへでも」「どれだけでも」
徹底的に効率的な物流機能
もっとも大事なのは、将来にわたって「カクヤスらしさ」を持ち続けていくことだと考えています。
経営トップ以下全員が、以下5つの「カクヤスを支える条件」を決して忘れないようにしています。
条件(1)
売上・利益という指標は大切だが、それ以上に大切なのはお客様に対し何が出来るかである。
出来たことの結果が売上・利益となる。
売上は利益を得るための手段、利益は事業目的達成のための手段。
条件(2)
お客様のご要望には何でも応えるべく社をあげて全力を尽くす。
スタッフはお客様に、マネージャーはスタッフに、ボードはマネージャーに向く。
条件(3)
新しい仕組み・サービス構築のために、試行錯誤が常に行われている。
どんな提案にも必ず意味があるとみんなで考えられる。
条件(4)人としての上下関係はなく、常に相手を尊重し、役割分担とチームプレイの精神が浸透している。
条件(5)公正な評価基準に基づき社員の自主性が重んじられ、各々が課題の達成に向けて仕事を楽しんでいる。
●スピリット・オブ・カクヤス
(1)嘘をつかない
常に自らの言動に責任を持ち、信頼を勝ち取る
(2)ごまかさない
正確な情報開示により相互理解を深める
(3)手を抜かない
何事に対しても全力で取り組む
(4)あきらめない
どんな困難に対しても全力で取り組む
(5)とどまらない
決して現状に満足することなく常に上を目指す
相場川柳。
↓
★相場観 逃げ道作る評論家
★文句だけ一人前のバイサイド
★株式で俺のベンツも 今は軽
★指値して出来ちゃったの?と不安がり
★アルゴより俺のリズムでどこ悪い
★先物で全て説明現物株
★アルゴより上司にほしいストラテジー
★均衡表、雲の上でも暴風雨
★おかしいな? それはお前の相場観
★アルゴより細い計らい止めてくれ
★オタッキー、アルゴのおかげで大出世
★経験則あたらないのも経験則
★春なのに、私のポート冬のまま
★ショートセル、市場外ならロングセル
★トレーダー、いつになってもこまずかい
★企業規模、大きくなるほどカスばかり
★日経の観測記事に右往左往
★月次聞き、一喜一憂自暴自棄
★決算の内容よりもADR
★泣けてくる株の損失プライスレス
★できるなら自分の逆バリしてみたい
★趣味特技、高値掴みと底値売り
★ナンピンがさらに傷口でかくした
★VWAP買った負けたはまるで意味なし
★なんでかな、私がやる株、逆相関
★朝投げて、後場買い上がり2時に投げ
★上がるのは株価ではなく血糖値
★ロスカット、投げた翌日大暴騰
★くれてやる、頭と尻尾がでかすぎる
★クオンツも化粧はがせばテクニカル
★山で買い谷で売るよな鴨になり
★右肩を上げて兜町歩く癖
★是非欲しい明日の新聞あったなら
★分析も、いざとなったら、思惑に
★損切りを すれば勝てると 聞いたのに
★当たり屋といわれる頃から曲り出し
★買ってから、会社はどこにあると聞き
★考えに、考え抜いて底を売り
★罫線に明るくなって、家は闇
★罫線をかじったばかりに下手になり
★罫線屋、足を引き引き足を出し
★辛抱が身を亡ぼした引かれ玉
★相場師の舌を閻魔は持てあまし
★突飛高、罠とも知らず買い上がり
★本降りになって出てゆく雨宿り
★保合えば保合ったで愚痴になり
★保合いを当てて大幅引かれけり
スケジュールを見てみると・・・。
【3月】陽線確率6勝4敗、(陽線確率60%)、過去15年8勝7敗(8位)
気学では「押し目買い。安値を買い拾うこと。飲食関係に妙味」
9日(月):景気ウォッチャー調査、GDP改定値、株安の日
10日(火):マネーストック、工作機械受注、米大統領予備選(ミシガン州など)、中国生産者・消費者物価、変化日、株安の日
11日(水):G20シェルパ(首脳代理)会議、株高の日
12日(木):企業物価指数、景気予測調査、都心オフィス空室率、米生産者物価指数、ECB理事会
13日(金):メジャーSQ、米輸出入物価、ミシガン大学消費者信頼感、スタートアップの祭典「サウス・バイ・サウス・ウェスト」開幕(オースティン)、株安の日
14日(土):山手線新駅「高輪ゲートウェイ」開業
15日(日):フランス統一地方選
16日(月):機械受注、米NY連銀製造業景気指数、NAHB住宅価格、中国各種経済指標、下げの日、変化日
17日(火):首都圏マンション販売、米FOMC(→18日)、鉱工業生産、小売売上高、鉱工業生産、独ZEW景況感、大幅高の日
18日(水):日銀金融政策決定会合(→19日)、貿易統計、訪日外客数、住宅着工件数、建築許可件数、パウエルFRB議長会見(経済見通し発表)
19日(木):消費者物価指数、全産業活動指数、黒田日銀総裁会見、米CB景気先行指数、フィラデルフィア連銀製造業景況感
20日(金):春分の日で休場、プロ野球開幕、米中古住宅販売
23日(月):米シカゴ連銀全米活動指数
24日(火):米新築住宅販売、ASEAN財務相・中央銀行総裁会議(ベトナム)、株高の特異日
25日(水):米耐久財受注、独IFO景況感、株高の日
26日(木):企業向けサービス価格指数、米GDP確報値、EU首脳会議、上げの日、変化日、東京五輪聖火福島スタート、大リーグ開幕、株高の日
27日(金):米個人所得
29日(日):羽田空港国際線発着枠拡大、欧州夏時間開始
30日(月):米中古住宅販売
31日(火):鉱工業生産、失業率、プレミア商品券の使用期限、米CB消費者信頼感、中国製造業PMI、株安の日
◇━━━ カタリスト━━━◇
セック(3741)・・・動兆
セックに注目する。
同社はリアルタイムソフトウェア技術でモバイル端末向けや防衛分野、ロボットの開発受託が中核。
宇宙先端システムや車両自動走行などロボット分野も増加基調、
業績は好調。
(兜町カタリスト櫻井)
