「金利低下でもグロース株が下落」

「金利低下でもグロース株が下落」

火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅反落。
世界経済の成長鈍化やFRBが一段と積極的になるとの懸念台頭。
NASDAQが4%近い下落となった。
終値としては2020年12月以来の安値水準。
昨年11月の終値での最高値を22%下回る水準となった。
金利低下でもグロース株が下落というのはこれまでと符合しない。
テスラが12%急落。
イーロン・マスクCEOがツイッター買収資金に充てるためテスラ株を一部売却するのではないかとの思惑。
アルファベットとマイクロソフトは引け後の決算発表を前に4%近く下落。
アルファベットは引け後の取引でさらに6.5%下落した。
28日に決算を発表するアップルも3.7%安。
ゼネラル・エレクトリックは10%超急落。
2月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(主要20都市)は前年同月比20.2%上昇。
1月の18.9%から加速した。
ロサンゼルス、シアトル、サンディエゴ、サンフランシスコ、フェニックス、タンパ、マイアミなどが大幅上昇。
FHFA住宅価格指数(季節調整済み)は前年同月比19.4%上昇。
1月は18.3%上昇だった。
「22年末の全国平均の住宅価格は21年末から2桁上昇する」との見方だ。
3月の耐久財受注統計はコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が1.0%増加。
2月の0.3%減から反転。
市場予想(0.5%増)を上回って増加した。
コンファレンス・ボード(CB)4月の消費者信頼感指数は107.3と3月改訂値の107.6から低下した。
市場予想は108.0だった。
国債利回りは低下。
「将来にリセッション懸念が利回り低下の要因」という見方。
円は対ドルで上昇。
日銀金融政策決定会合を控えたショートカバーが背景との解釈。
10年国債利回りは2.728%。
2年国債利回りは2.481%。
ドル円は127円台前半。
WTI原油6月物は3.16ドル(3.21%)高の1バレル=101.70ドル。
ビットコインが5.48%安の3万8226ドル。
イーサが5.68%安の2835ドル。
SKEW指数は136.22→133.42→137.43。
恐怖と欲望指数は40→19→27。
1週間前は50だった。

火曜のNYダウは809ドル(2.38%)安の33240ドルと反落。
高値33909ドル、安値33230ドル。
サイコロは5勝7敗。
NASDAQは514ポイント(3.95%)安の12490ポイントと反落。
高値12918ポイント、安値12490ポイント。
サイコロは3勝9敗。
S&P500は120ポイント(2.81%)安の4175ポイントと反落。
高値4278ポイント、安値4175ポイント。
サイコロは3勝9敗。
ダウ輸送株指数は484ポイント(3.18%)安の14748ポイントと反落。
SOX指数は4.38%安の2909ポイントと反落。
VIX指数は33.52。
3市場の売買高は123億株(前日は123億株、直近20日平均126億株)。
225先物CME円建ては大証日中比585円安の26065円。
ドル建ては大証日中比560円安の26090円。
ドル円は127.22円。
10年国債利回りは2.728%。
2年国債利回りは2.481%。

「一目均衡の雲の下限が26132円」

週明けの日経平均は寄り付き153円高。
終値は109円(△0.41%)高の26700円と3日ぶりに反発。
日足は3日連続で陰線。
空いた窓は26904円ー26764円。
週末週初の下落幅は合計962円だった。
TOPIXは1.99ポイント(△0.11%)高の1878ポイントと3日ぶりに反発。
プライム市場指数は1ポイント高の965.21。
東証マザーズ指数は2.46%高と9日ぶりに反発。
プライム市場の売買代金は2兆5854億円(前日2兆4585億円)。
値上がり1105銘柄(前日250柄)。
値下がり659銘柄(前日1554銘柄)。
新高値11銘柄(前日13銘柄)。
新安値77銘柄(前日117銘柄)。
日経平均の騰落レシオは88.08(前日87.20)。
NTレシオは14.21倍。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(27359円)からは▲2.41%(前日▲2.88%)。
3日連続で下回った。
下向きの75日線は27082円。
3日連続で下回った。
下向きの200日線(28089円)からは▲4.95%(前日▲5.337)。
72日連続で下回った。
下向きの5日線は27033円。
3日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.736%(前日▲10.136%)。
買い方▲12.825% (前日▲13.221%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲3.131%(前日△0.350%)。
買い方▲30.372% (前日▲31.473%)。
空売り比率は46.8%(前日49.4%。24日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.3%(前日9.4%)。
4月22日時点の信用売り残は108億円増の6795億円。
2週連続で増加。
同信用買い残は361億円増の3兆970億円。
2週ぶりに増加。
信用倍率は4.56倍(前週4.58倍)。
4週連続で4倍台。
日経VIは25.60(前日27.40)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.81倍(前日12.83倍)。
2日連続で12倍台。
前期基準では16.57倍。
EPSは2084円(前日2072円)。
225のPBRは1.19倍。
BPSは22437円(前日22445円)
日経平均の益回りは7.81%。
10年国債利回りは0.245%。
プライム市場の予想PERは13.80倍。
前期基準では17.92倍。
PBRは1.19倍。
プライム市場の単純平均は11円高の2375円。
プライム市場の売買単価は2499円(前日2364円)。
プライム市場の時価総額は683兆円(前日682兆円)。
ドル建て日経平均は208.76(前日206.95)。
火曜のシカゴ225先物円建て終値は大証日中比585円安の26065円。
高値26885円、安値25985円。
大証先物夜間取引終値は日中比650円安の26000円。
気学では「吹き値売り方針の日」。
木曜は「目先の大底をつくることあり」。
ボリンジャーのマイナス1σが26809円。
マイナス2σが26260円。
マイナス3σが25711円。
一目均衡の雲の上限が27034円。
下限が26132円。
アノマリー的には「変化日」。
ラマダンは週末に明ける。
次は10日(火)に水星が逆行に。

《今日のポイント4月27日》

(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅反落。
   世界経済の成長鈍化やFRBが一段と積極的になるとの懸念台頭。
   NASDAQが4%近い下落となった。
   10年国債利回りは2.728%。
   2年国債利回りは2.481%。
   ドル円は127円台前半。
   SKEW指数は136.22→133.42→137.43。
   恐怖と欲望指数は40→19→27。

(2)ダウ輸送株指数は484ポイント(3.18%)安の14748ポイントと反落。
   SOX指数は4.38%安の2909ポイントと反落。
   VIX指数は33.52。
   3市場の売買高は123億株(前日は123億株、直近20日平均126億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比585円安の26065円。

(3)プライム市場の売買代金は2兆5854億円(前日2兆4585億円)。
   値上がり1105銘柄(前日250柄)。
   値下がり659銘柄(前日1554銘柄)。
   新高値11銘柄(前日13銘柄)。
   新安値77銘柄(前日117銘柄)。
   日経平均の騰落レシオは88.08(前日87.20)。
   NTレシオは14.21倍。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)下向きの25日線(27359円)からは▲2.41%(前日▲2.88%)。
   3日連続で下回った。
   下向きの75日線は27082円。
   3日連続で下回った。
   下向きの200日線(28089円)からは▲4.95%(前日▲5.337)。
   72日連続で下回った。
   下向きの5日線は27033円。
   3日連続で下回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.736%(前日▲10.136%)。
   買い方▲12.825% (前日▲13.221%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲3.131%(前日△0.350%)。
   買い方▲30.372% (前日▲31.473%)。

(6)空売り比率は46.8%(前日49.4%。24日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は7.3%(前日9.4%)。
   4月22日時点の信用売り残は108億円増の6795億円。
   2週連続で増加。
   同信用買い残は361億円増の3兆970億円。
   2週ぶりに増加。
   信用倍率は4.56倍(前週4.58倍)。
   4週連続で4倍台。
   日経VIは25.60(前日27.40)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.81倍(前日12.83倍)。
   2日連続で12倍台。
   EPSは2084円(前日2072円)。
   225のPBRは1.19倍。
   BPSは22437円(前日22445円)
   日経平均の益回りは7.81%。
   10年国債利回りは0.245%。
   プライム市場の予想PERは13.80倍。

(8)プライム市場の単純平均は11円高の2375円。
   プライム市場の時価総額は683兆円(前日682兆円)。
   ドル建て日経平均は208.76(前日206.95)。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが26809円。
   マイナス2σが26260円。
   マイナス3σが25711円。
   一目均衡の雲の上限が27034円。
   下限が26132円。
   アノマリー的には「変化日」。
   ラマダンは週末に明ける。
   次は10日(火)に水星が逆行に。

今年の曜日別勝敗(4月26日まで)

月曜6勝8敗
火曜10勝7敗
水曜9勝6敗
木曜8勝8敗
金曜6勝9敗

自民党の茂木敏充幹事長の発言。
「日本経済は今夏にもコロナ禍前の水準を回復する。
さらなる成長を確保するため新しい資本主義を進める。
デジタル、グリーン、ヒトへの投資でGDPを10兆円増やす。
防衛費は、来年度予算で6兆円台半ばを確保。
5年以内に対GDP比2%とすることも念頭に強化を進めたい」。
新しい資本主義の果実がGDPでわずか10兆円では少し心もとない。
もっとも・・・。
首相は連休中にロンドンのシティを訪問して新しい資本主義を海外の投資家に説明すると言う。
安倍元首相はウォールストリートでの「アベノミクス」DEBUTだった。
自民党の公家集団とされる宏池会にはなぜかロンドンが似合うような気がしてきたから不思議なものだ。
金融世界という意味では正しい行動かも知れない。

経団連は400兆円の脱炭素投資を政府に求めた。
財源はグリーン国債(環境債)。
一般会計の4倍の規模だから結構大風呂敷だ。
一方でガソリン等の価格維持に費やす追加コストは1.5兆円。
補助金が横行して休業者が211万人という数字もある。
失業者が191万人だから、補助金で休んでいる人の数は強烈だ。
それにしても小型原発を含めて400兆円という数字はすごい。

因みに都内のある会社。
サイバー攻撃が増加しており最近では平均で1秒に10件をブロックしているという。
多きときは1秒で20件。
昨年の平均5件からすると2倍になっているというのが現実。
それでもサイバー攻撃はあまり話題にならないから不可解だ。

日銀が21日から昨日までに指値オペで買った国債は2兆円。
0.25%死守の気構えが垣間見える。
世界が金利を上げる中での金融緩和低金利継続。
どこまで続けれるのかは興味深いし変身はなかなkできないのだろう。
それにしても円安歓迎論者が消えないことは結構不思議だ。
信条墨守は悪くはないが「悪い円安」ではなく「自国通貨安は悪なのだ」という至極当然のことを理解しない。
そもそも、通貨が売られて国家が繁栄した例はないとうことに気が付かないのだろうか。
通過だかこそ本来歓迎すべきであったのに・・・。
かつての固定相場1ドル360円時代の悲哀を味わったことはないから「円安歓迎」なんて言えるのだろう。
加えれば・・・。
2兆円も国債を買うのなら、ETFももう少し増額して欲しいもの。

◇━━━ カタリスト━━━◇

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(兜町カタリスト櫻井)

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