「金利低下が遠のいても株高」

「地理と歴史から必然の未来像が見えてくることがある」

「金利低下が遠のいても株高」

週末のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
11月の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比19万9000人増。
市場予想(18万人増)を上回った。
失業率は3.7%に低下。
FRBが来年第1四半期にも利下げに転じるとの観測は尚早との見方となった。
とはいえ金利低下が遠のいても株高。
エヌビディアとメタ・プラットフォームズがそれぞれ2%近く上昇。
一方グーグルの持ち株会社アルファベットは1.4%下落。
週間で、S&P500が0.2%上昇、ナスダックが0.7%上昇、ダウ工業株30種は横ばい。
S&P500とナスダック総合は終値ベースで2022年初以来の高値水準。
12月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は69.4。
11月の61.3(確報値)から5カ月ぶりに上昇し8月以来の高水準となった。
市場予想の62.0も大幅に上回った。
「主に予想されるインフレ軌道の改善に基づき、過去4カ月の落ち込みを全て帳消しにした」との見方。
現況指数は74.0と前月の68.3から上昇。
期待指数も66.4と56.8から上昇。
7月以来の高水準となった。
1年先のインフレ期待は11月の4.5%から3.1%に低下。
2021年3月以来の低水準。
1年先のインフレ期待の月間での1.4%%の低下は過去22年間で最大。
5年先のインフレ期待は2.8%と3カ月ぶりの低水準。
11月は3.2%と11年3月以来の高水準だった。
雇用統計を受けて、来年3月の0.25%利下げ確率は前日の65%から46%に低下した。
10年国債利回りは4.229%。
5年国債利回りは4.242%。
2年国債利回りは4.722%。
ドル円は144円台後半。
WTI原油先物1月物は前日比1.89ドル(2.73%)高の1バレル=71.23ドル。
7日ぶりに反発、
週間では3.83%安で7週連続安。
ビッドコインは1.58%高の4万3981ドル。
22年4月以来の高値水準
SKEW指数は132.50→130.84→134.10。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は64→68。
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

週末のNYダウは130ドル(0.56%)高の36247ドルと続伸。
高値36296ドル、安値36061ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは147.84%(前日157.79%)。
NASDAQは63ポイント(0.45%)高の14403ポイントと続伸。
高値14416ポイント、安値14264ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは113.18%(前日116.94%)。
S&P500は18ポイント(0.41%)高の4604ポイントと続伸。
高値4609ポイント、、安値4574ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは136.24%(前日142.97%)。
ダウ輸送株指数は88ポイント(0.58%)安の15211ポイントと反落。
SOX指数は26ポイント(0.71%)高の3774ポイントと続伸。
VIX指数は12.35(前日13.06)。
NYSE売買高は9.30株(前日9.27億株)。
3市場の合算売買高は110億株(前日は112億株、過去20日平均は110億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比320円高の32520円。
ドル建ては大証日中比390円高の32590円。
ドル円は144.93円。
10年国債利回りは4.229%。
2年国債利回りは4.722%。

週間ベースでNYダウは0.00%高、ほぼ横ばいながらも6週続伸(累計6.4%上昇)。
ナスダック総合指数は0.7%高、6週続伸(同13.9%上昇)。
S&P500指数は0.2%高、6週続伸(同11.8%%上昇)。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は0.96%高、3週ぶり反発。

「動と静の分岐点」

週末の日経平均は寄り付き258円安。
終値は550円(▲1.68%)安の32307円と続落。
メジャーSQ値32639円は「幻」で1敗。
455円安→670円高→587円安→550円安の4日間。
SQ週の火曜水曜木曜だったがSQを通過しても収まらなかった。
高値32604円、安値32205円。
32814円→32604円にマド。
日足は2日連続で陰線。
日経平均は週間で1123円安と続落。
週足は2週連続で陰線。
TOPIXは35.44ポイント(▲1.50%)安の2324ポイントと続落。
9月高値は2430ポイント。
TOPIXコア30指数は続落。
プライム市場指数は18.21ポイント(▲1.50%)安の1195.99と続落。
東証スタンダード指数は続落。
東証グロース250指数は7.41イント(▲1.09%)安の674.87と続落。
25日移動平均線からの乖離は▲2.27%(前日▲1.94%)。
プライム市場の売買代金は4兆8398億円(前日3兆7011億円)。
値上がり230銘柄(前日249銘柄)。
値下がり1408銘柄(前日1385銘柄)。
新高値36銘柄(前日61銘柄)。
新安値83銘柄(前日42銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは98.29(前日109.38)。
東証グロース市場の騰落レシオは82.28(前日84.91)。
NTレシオは13.90倍(前日13.92倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
TOPIXは5勝7敗で41.66%。
東証グロース市場指数は4勝8敗で33.33%。
上向きの25日線(33026円)からは▲2.18%(前日▲0.42%)。
3日連続で下回った。
上向きの75日線は32372円。
24日ぶりに下回った。
上向きの200日線(31112円)からは△3.84%(前日△5.68%)。
175日連続で上回った
下向きの5日線は32923円。
2日連続で下回った。
13週線は32370円。
24日ぶりに下回った。
26週線は32438円。
24日ぶりに下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.293%(前日▲15.795%)。
買い方▲9.523%(前日▲8.519%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.399%(前日▲7.304%)。
買い方▲25.146%(前日▲24.304%)。
空売り比率は47.8%(前日46.4%、2日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は12.0%(前日10.6%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは19.72(前日18.38)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは14.48倍(前日14.72倍)。
25日連続で14倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では16.08倍。
EPSは2231円(前日2232円、直近ボトムは9月28日2056円)。
ピークは11月29日の2260円。
225のPBRは1.28倍(前日1.30倍)。
BPSは25240円(前日25275円)。
日経平均の予想益回りは6.91%。
予想配当り利回りは2.03%。
10年国債利回りは0.770%(前日0.750%)。
プライム市場の予想PERは14.78倍。
前期基準では16.26倍。
PBRは1.26倍。
プライム市場の予想益回りは6.76%。
配当利回り加重平均は2.30%。
プライム市場の単純平均は38円安の2782円(前日は2820円)。
プライム市場の売買単価は2361円(前日2394円)。
プライム市場の時価総額は829兆円(前日842兆円)。
ドル建て日経平均は224.39(前日224.17)と反発。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比320円高の32520円。
高値32545円、安値32125円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比320円高の32520円。
気学では「転換日」。
火曜は「吹き値売り方針の日。初め高くても後安し」。
水曜は「下寄り買い。上寄り売り」。
木曜は「戻り売りの日」。
金曜は「後場高の日。前場安ければ買い狙い良し」。
ボリンジャーのプラス1σが33529円。
マイナス1σが32523円。
マイナス2σが32019円。
マイナス3σが31516円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33292円。
マイナス1σが31449円。
マイナス2σが30527円。
メジャーSQ値は32639円。
火曜から水星逆行が始まる(→1月2日)。

《今日のポイント12月11日》

(1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
10年国債利回りは4.229%。
5年国債利回りは4.242%。
2年国債利回りは4.722%。
ドル円は144円台後半。
SKEW指数は132.50→130.84→134.10。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は64→68。
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)ダウ輸送株指数は88ポイント(0.58%)安の15211ポイントと反落。
SOX指数は26ポイント(0.71%)高の3774ポイントと続伸。
VIX指数は12.35(前日13.06)。
NYSE売買高は9.30株(前日9.27億株)。
3市場の合算売買高は110億株(前日は112億株、過去20日平均は110億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比320円高の32520円。

(3)プライム市場の売買代金は4兆8398億円(前日3兆7011億円)。
値上がり230銘柄(前日249銘柄)。
値下がり1408銘柄(前日1385銘柄)。
新高値36銘柄(前日61銘柄)。
新安値83銘柄(前日42銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは98.29(前日109.38)。
東証グロース市場の騰落レシオは82.28(前日84.91)。
NTレシオは13.90倍(前日13.92倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。

(4)上向きの25日線(33026円)からは▲2.18%(前日▲0.42%)。
2日連続で下回った。
上向きの75日線は32372円。
24日ぶりに下回った。
上向きの200日線(31112円)からは△3.84%(前日△5.68%)。
175日連続で上回った
下向きの5日線は32923円。
2日連続で下回った。
13週線は32370円。
24日ぶりに下回った。
26週線は32438円。
24日ぶりに下回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.293%(前日▲15.795%)。
買い方▲9.523%(前日▲8.519%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.399%(前日▲7.304%)。
買い方▲25.146%(前日▲24.304%)。

(6)空売り比率は47.8%(前日46.4%、2日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は12.0%(前日10.6%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは19.72(前日18.38)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは14.48倍(前日14.72倍)。
25日連続で14倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では16.08倍。
EPSは2231円(前日2232円、直近ボトムは9月28日2056円)。
ピークは11月29日の2260円。
225のPBRは1.28倍(前日1.30倍)。
BPSは25240円(前日25275円)。
日経平均の予想益回りは6.91%。
予想配当り利回りは2.03%。
10年国債利回りは0.770%(前日0.750%)。

(8)プライム市場の単純平均は38円安の2782円(前日は2820円)。
プライム市場の時価総額は829兆円(前日842兆円)。
ドル建て日経平均は224.39(前日224.17)と反発。

(9)ボリンジャーのプラス1σが33529円。
マイナス1σが32523円。
マイナス2σが32019円。
マイナス3σが31516円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33292円。
マイナス1σが31449円。
マイナス2σが30527円。
メジャーSQ値は32639円。
火曜から水星逆行が始まる(→1月2日)。

今年の曜日別勝敗(12月8日まで)

月曜26勝18敗
火曜33勝15敗
水曜25勝22敗
木曜24勝22敗
金曜25勝22敗

週間ベースで日経平均株価は3.4%安、2週続落(累計3.9%下落)。
TOPIXは2.4%安、2週続落(同2.8%下落)。
東証プライム市場指数は2.4%安、2週続落(同2.8%下落)。
グロース250指数は3.7%安、2週続落(同5.9%下落)。
東証スタンダード市場指数は1.7%安、6週ぶり反落。
東証グロース指数は3.6%安、2週続落(同5.5%下落)。
東証REIT指数は0.07%高、2週ぶり反発。

日経ヴェリタスの特集は「新型NISA」。

新しいNISAで成長投資枠の対象となる投資信託が12月1日までに約1800本決まった。
長期の資産形成にふさわしい投信を探す際に参考にしたいのが運用成績だ。
QUICK資産運用研究所のデータを基に純資産総額100億円以上の投信を10年間の年率リターンでランキングした。
日本株の投信では中小型株ファンドの健闘が目立つ。
首位となったのはアセットマネジメントOneの「DIAM新興市場日本株ファンド」だ。
東証グロース市場などの新興銘柄を経営者や組織、事業のユニークさで選別し、リターンは18%と高い。
野村アセットマネジメントの「情報エレクトロニクスファンド」など情報通信技術に特化した投信も上位に入った。
5位の「フィデリティ・テクノロジー厳選株式ファンド」はハイテク株の上昇局面では
半導体など景気敏感株の比率を増やし、逆風下では医療機器メーカーなど安定成長銘柄に集中投資する。
日本株では上位20本すべてがアクティブ(積極運用)型の投信だった。

海外株では米国のグロース株を対象とした投信が上位に並んだ。
首位の野村アセットマネジメント「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」のほか、
11位には三井住友トラスト・アセットマネジメントの「米国成長株式ファンド」が入った
同社の高橋一ファンドマネジャーは「高成長が期待できる分野だけでなく
シクリカル(景気循環)銘柄なども組み入れ、安定的な運用を目指す」と話す。
成長市場のインド株を組み入れるファンドも14~17%程度と高いリターンを出している。

成長投資枠対象投信の運用成績ランキング
日本株は中小型のリターンが好調。
1位DIAM新興市場日本株ファンド 運用会社アセットマネジメントOne
純資産総額126億円 リターン(10年、年率)18.4%
2位情報エレクトロニクスファンド 野村 260億円 15.3%
3位東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン 東京海上 741億円 15.0%
4位真正町株ファンド 明治安田AM 438億円 14.8%
5位フィデリティ・テクノロジーゼンセン株式ファンド フィデリテイ 120億円 14.4%

海外株は米国とインドがエランキングの上位
1位野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)運用会社野村
純資産総額1117億円 リターン(10年、年率)24.5%
2位netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)ゴールドマン 8588億円 18.1%
3位米国NASDAQオープン Bコース 野村 344億円 17.9%
4位アライアンス・バーンスタイン・米国成長株 投信Bコース(為替ヘッジなし)アライアンス 8895億円 17.%
5位高成長インド・中型株式ファンド 三井住友DS 2335億円 174%

債券投信の運用成績ランキング
1位フィデリテイ・USハイ・イールド・ファンド(資産成長型)D(為替ヘッジなし)運用会社フィデリテイ
純資産総額1285億円 リターン(10年、年率)7.%
2位みずほUSハイイールドオープン(年1回決算型)為替ヘッジなし アセマネOne 485億円 7.0%
3位米国短期ハイ・イールド債券オープン SBI岡三 160億円 6.1%
4位エマージング・ソブリン・オープン(1年決算型)三菱UFJアセット 133億円 5.8%
5位ニッセイ/パトナム・インカムオープン ニッセイ 569億円 4.4%

・新NISA攻めの投信 バランス型投信の運用成績ランキング
1位ハッピーエイジング・ファンド ハッピーエイジング20 運用会社SOMPO
純資産総額225億円 リターン(10年、年率)8.7%
2位野村世界6資産分散投信(成長コース)野村 752億円 8.2%
3位のむラップ・ファンド(積極型)野村 1636億円 8.2%
4位DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)ニッセイ 427億円 7.8%
5位ダイワ・ライフ・バランス70 大和 215億円 7.7%

会社別の運用成績上位には独立系運用会社が並ぶ
1位スパークス 10年リターン(年率換算)11.2% 投信本数13本
2位レオス 11.0% 3本
3位SBI 9.8%% 10本
4位コモンズ 9.3% 3本
5位農中全共連 9.3%% 2本
6位明治安田AM 9.3% 9本
7位シュローダー 9.3% 9本
8位日興 9.1% 27本
9位SOMPO 9.0%% 11本
10位東京海上 8.9% 5本

地理と歴史から必然の未来像が見えてくることがある。
本社の所在地、沿革などはあまり顧みられないが、江戸時代→明治→そして大正昭和にわたって成長してきた企業。
歴史の中に未来があると感じることが多い。
株式市場は1949年で分断されているが、企業はその間も活動し、成長してきていた。
今では「紙」や「印刷」などは昔の産業と化しているがそれらの企業が時代の最先端だった時代は長い。
鉄道だって明治日本の大成長の原動力だ。
現在の企業の姿が必然の結果ということも十分のあり得るだろう。
そういう「日本産業史」みたいなことを考えることもきっと投資の役に立つ。
政治経済も話題としては必要だろうが、地理歴史を蔑ろにしてはいけない。

人は日々の勝負が好きなのだろう。
移ろうこと、動くことは実は好きなのだ。
プロ野球の試合が1年に1回しかなかったらフアンは増えないだろう。
大相撲が年に1回のトーナメント戦だったら、大した人気はでないだろう。
株式市場も同様だ。
日々市場が開いて、株価が動くということがニュースになり報道され、人々が集まってくる。
そういう意味では移ろいも悪くはない。

◇━━━ カタリスト━━━◇

エスペック(6859)・・・動兆

気温・湿度等の環境変化の影響を分析する試験装置のトップ。
電池、半導体の試験装置も展開。
環境試験装置はEV関連が好調。
充放電試験装置は国内中心に需要拡大。
電池の受託試験も引き合い増。

(兜町カタリスト櫻井)
 

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