「海外投資家の買いVS個人の売りの構図」
「金利が上昇しても株価は上昇」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
半導体関連株が反発。
エヌビディアは1.9%上昇し過去最高値を更新。
台湾積体電路製造(TSMC)の米上場株は約10%急伸。
アップルが3.3%高。
半導体メーカーのブロードコム、クアルコム、マーベル・テクノロジーがそろって3%超上昇。
フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は3.4%。
昨年12月の過去最高値に接近した。
S&P500は2022年1月に付けた終値での過去最高値まで0.3%に迫った。
「金利が上昇しても株価は上昇」という構図。
常に絶対的な関係にないというのが理解できる。
金利動向は単なる一要因にすぎないのだから過大視する必要はなかろう。
連邦議会上院下院は政府機関の一部閉鎖回避に向けた「つなぎ予算案」を可決した。
一部予算が期限を迎える1月19日に暴風雪の予報が出ているため、両院とも採決を早めた。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は1万6000件減の18万7000件。
2022年9月以来の低水準となった。
市場予想は20万7000件だった。
2023年12月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比4.3%減の146万戸。
市場予想は142万6000戸。
12月は悪天候が影響した公算も大きいとの解釈。
23年通年では9.0%減の141万3000台だった。
一戸建て住宅の建設許可件数は1.7%増の99万4000戸。
5戸以上の集合住宅の着工戸数は7.5%増の41万7000戸だった。
許可件数は1.4%増の44万9000戸。
全体の許可件数は1.9%増の149万5000戸。
23年通年では11.7%減の147万戸だった。
3月に利下げが開始される確率は55%。
先週は70%だった。
5月に利下げが開始される確率は46%と先週の30%から上昇した。
10年国債利回りは4.142%。
5年国債利回りは4.045%。
2年国債利回りは4.354%。
ドル円は148円台前半。
WTI原油先物2月物は前日比1.52ドル(2%)高の74.08ドル。
ビットコインは3.09%安の4万1318ドル。
SKEW指数は139.94→147.76→148.15。
恐怖と欲望指数は57→67。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
木曜のNYダウは201ドル(0.54)高の37468ドルと4日ぶりに反発。
高値37522ドル、安値37122ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは136.39%(前日136.39%)。
NASDAQは200ポイント(1.35%)高の15055ポイントと3日ぶりに反発。
高値15066ポイント、安値14911ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは97.82%(前日97.82%)。
S&P500は41ポイント(0.88%)高の4780ポイントと3日ぶりに反発。
高値4785ポイント、安値4740ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは118.83%(前日118.83%)。
ダウ輸送株指数は258ポイント(1.70%)高の15490ポイントと5日ぶりに反発。
SOX指数は136ポイント(3.36%)高の4206ポイントと反発。
VIX指数は14.13(前日14.79)。
NYSE売買高は9.71億株(前日9.57億株)。
3市場の合算売買高は118億株(前日118億株。過去20日平均は115億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比480円高の36070円。
ドル建ては520円高の36110円。
ドル円は148.15円。
10年国債利回りは4.142%。
2年国債利回りは4.354%。
「大証夜間取引終値は日中比480円高の36070円」
水曜の日経平均は寄り付き76円安。
終値は11円(▲0.03%)安の35466円と3日続落。
3日間での下落幅は435円。
高値35728円。
安値35371円。
SQ値36025円はザラ場で上回ったものの残念ながら「幻のSQ値」で5敗。
日足は3日ぶりに陽線。
1月9日は33568円→33600円にマド。
11日は34539円→34849円にマド。
12日は35157円→35557円にマドで2空。
TOPIXは4.29ポイント(▲0.17%)安の2492ポイントと3日続落。
TOPIXコア30指数は3日続落。
プライム市場指数は2.22ポイント(▲0.17%)安の1282.35と3日続落。
東証スタンダード指数は3日ぶりに反発。
東証グロース250指数は3.18ポイント(▲0.46%)安の685.90と3日続落。
25日移動平均線からの乖離は▲0.49%(前日△0.03%)。
プライム市場の売買代金は3兆9993億円(前日5兆2718億円)。
値上がり863銘柄(前日486銘柄)。
値下がり729銘柄(前日1114銘柄)。
新高値56銘柄(前日163銘柄)。
10日ぶりに2ケタ。
新安値19銘柄(前日12銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは124.27(前日116.35)。
東証グロース市場の騰落レシオは85.61(前日83.03)。
NTレシオは14.23倍(前日14.21倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(33815円)からは△4.88%(前日△5.31%)。
15日連続で上回った。
上向きの75日線は32770円。
25日連続で上回った。
上向きの200日線(31890円)からは△11.21%(前日△11.39%)。
200日連続で上回った
上向きの5日線は35608円。
2日連続で下回った。
13週線は33268円。
26週線は32717円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.715%(前日▲16.452%)。
買い方▲5.255%(前日▲5.209%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方8.073%(前日▲7.835%)。
買い方▲21.429%(前日▲20.957%)。
空売り比率は41.5%(前日41.0%、3日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.5%(前日8.7%)。
8月18日が8.2%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは20.45(前日20.86)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは15.64倍(前日15.67倍)。
8日連続で15倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では17.04倍。
EPSは2267円(前日2264円)。
12月28日が2278円。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは12月20日2290円。
225のPBRは1.38倍(前日1.38倍)。
BPSは25708円(前日25708円)。
日経平均の予想益回りは6.39%。
予想配当り利回りは1.85%。
指数ベースではPERは21.22倍(前日21.22倍)。
EPSは1671円(前日1671円)。
PBRは1.91倍。
BPSは18568円(前日18574円)。
10年国債利回りは0.650%(前日0.590%)。
プライム市場の予想PERは15.83倍。
前期基準では17.37倍。
PBRは1.34倍。
プライム市場の予想益回りは6.31%。
配当利回り加重平均は2.15%。
プライム市場の単純平均は1円安の2902円(前日は2903円)。
プライム市場の売買単価は2733円(前日2689円)。
プライム市場の時価総額は885兆円(前日886兆円)。
ドル建て日経平均は239.36(前日240.06)と3日続落。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比480円高の36070円。
高値36075円。安値35340円。
大証夜間取引終値は日中比480円高の36070円。
気学では金曜が「押し目買いの日なれ上寄り高き時は見送り良し」。
月曜が「押し目買い」。
火曜が「目先のポイントをつくる注意日」。
水曜が「吹き値売りの日」。
木曜が「前日の足取りに反して動くこと多し」。
金曜が「後場に高き日なれど吹き値売り方針良し」。
ボリンジャーのプラス1σが34845円。
プラス2σが35875円。
プラス3σが36905円。
週足のボリンジャーのプラス1σが34473円。
プラス2σが35679円。
プラス3σが36885円。
アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」。
週足陽線基準は35901円。
《今日のポイント1月19日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
10年国債利回りは4.142%。
5年国債利回りは4.045%。
2年国債利回りは4.354%。
ドル円は148円台前半。
SKEW指数は139.94→147.76→148.15。
恐怖と欲望指数は57→67。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は258ポイント(1.70%)高の15490ポイントと5日ぶりに反発。
SOX指数は136ポイント(3.36%)高の4206ポイントと反発。
VIX指数は14.13(前日14.79)。
NYSE売買高は9.71億株(前日9.57億株)。
3市場の合算売買高は118億株(前日118億株。過去20日平均は115億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比480円高の36070円。
(3)値上がり863銘柄(前日486銘柄)。
値下がり729銘柄(前日1114銘柄)。
新高値56銘柄(前日163銘柄)。
10日ぶりに2ケタ。
新安値19銘柄(前日12銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは124.27(前日116.35)。
東証グロース市場の騰落レシオは85.61(前日83.03)。
NTレシオは14.23倍(前日14.21倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)上向きの25日線(33815円)からは△4.88%(前日△5.31%)。
15日連続で上回った。
上向きの75日線は32770円。
25日連続で上回った。
上向きの200日線(31890円)からは△11.21%(前日△11.39%)。
200日連続で上回った
上向きの5日線は35608円。
2日連続で下回った。
13週線は33268円。
26週線は32717円。
いずれも上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.715%(前日▲16.452%)。
買い方▲5.255%(前日▲5.209%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方8.073%(前日▲7.835%)。
買い方▲21.429%(前日▲20.957%)。
(6)空売り比率は41.5%(前日41.0%、3日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.5%(前日8.7%)。
日経VIは20.45(前日20.86)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.64倍(前日15.67倍)。
8日連続で15倍台。
EPSは2267円(前日2264円)。
12月28日が2278円。
225のPBRは1.38倍(前日1.38倍)。
BPSは25708円(前日25708円)。
日経平均の予想益回りは6.39%。
予想配当り利回りは1.85%。
指数ベースではPERは21.22倍(前日21.22倍)。
EPSは1671円(前日1671円)。
PBRは1.91倍。
BPSは18568円(前日18574円)。
10年国債利回りは0.650%(前日0.590%)。
(8)プライム市場の単純平均は1円安の2902円(前日は2903円)。
プライム市場の時価総額は885兆円(前日886兆円)。
ドル建て日経平均は239.36(前日240.06)と3日続落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが34845円。
プラス2σが35875円。
プラス3σが36905円。
週足のボリンジャーのプラス1σが34473円。
プラス2σが35679円。
プラス3σが36885円。
アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」。
週足陽線基準は35901円。
今年の曜日別勝敗(1月18日まで)
↓
月曜1勝0敗
火曜1勝1敗
水曜1勝1敗
木曜1勝2敗
金曜2勝0敗
1月第2週(1月9日─1月12日)の週間海外投資家動向。
現物9557億円買い越し(2週連続でぶりに買い越し)。
先物4891億円売り越し(2週ぶりに買い越し)。
合計1兆4448億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
11月第3週以来(1兆296億円)8週間ぶりに1兆円超。
2023年4月以来の大きさで2012年以降で6番目の大きさ。
現物株買いが1兆円に迫る水準はアベノミクス相場初期の13年3月第2週(1兆172億円)に匹敵する。
そして1月第2週までの累計で買越額全体に占める現物の比率は8割を超えた。
個人は現物1兆695億円売り越し(5週連続で売り越し)。
現物8163億円、信用2532億円。
先物1433億円売り越し(3週連続で売り越し)。
合計1兆2128億円売り越し(5週連続で売り越し)。
2013年11月第2週以来10年ぶりの高水準。
信託銀行は現物105億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物2282億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
合計2387億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
海外投資家の買いVS個人の売りの構図。
信託銀行も静かに売り越し。
1月第1週(1月4日─1月5日)の週間海外投資家動向。
現物1405億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
先物2542億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計1137億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
個人は現物336億円売り越し(4週連続で売り越し)。
先物498億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計834億円売り越し(4週連続で売り越し)。
信託銀行は現物49億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
先物245億円買い越し(3週連続で買い越し)。
合計294億円買い越し(2週連続で買い越し)。
海外投資家の買いと国内個人投資家の売りの構図。
切望している海外投資家の買いは登場したが、自らは売りという図式。
「新型NISAで踊った」という年初の専門家の見解は明らかに間違っていた。
上昇トレンドに乗って動くのが海外投資家。
逆張り投資の個人投資家。
この姿勢は変わらない。
しかし自らが信じていない市場が他力本願で上昇するというのは望ましくはないだろう。
「売った株は二度と買えない」。
これは投資心理として当然である。
1000円で売買していた株は2000円になるともう買えない。
投資理論でなく投資心理の問題だ。
2万円で売買していた日経平均は3万円台ではもう買えない。
かといって売り建てる訳でもない。
おっかなびっくり「株価」の動きを売買しているからワープした場面ではついていけない。
理論的に動いていうようで、実は投資家は感情で動いている。
勘定が必要なのに感情優先そして多分に情緒的なのだ。
これでは市場に対して信頼は醸成されない。
信頼がないから「見極める」なんて言葉が横行する。
経済イベントや経済指標を「見極められる」のなら、誰も損はしない。
見極められないからこそ、専門家の見識が欲しいのに、その専門家が「見極めたい」。
「見極める」=わからないからコメントできない。
「注意しましょう」=何となく不安だから売っておけば。
所詮は免罪符に過ぎない。
言葉自体が偽善チックである。
そして全く理論的ではなく「外したくない」という打算を孕んだ感情的な言葉に聞こえる
中国・上海証券取引所は1月18日午前の取引で上場している日経平均株価連動型ETFの売買を一時停止した。
売買停止は2日連続。
売買過熱でETFの取引価格が依然として基準価額(1口あたりの純資産価格)を大幅に上回って推移。。
「投資家に損失リスクがあるため」という。
上海がそんな杓子定規とは意外だか、それだけ日本株熱は高いということの裏返し。
ある意味「いやがらせ」なのかもしれない。
もっとも「一時売買停止」が「板寄せ」だったと考えれば納得もできなくはない。
◇━━━ カタリスト━━━◇
アステリア(3853)・・・動兆
ノーコード技術、AI等先進技術有するソフト開発メーカー。
データ連携ツールはシェア首位。
ソフトはデータ連携ツールで中小企業の需要増えサブスク急伸。
ただ投資評価損が9月末約38億円。
25年3月期はデータ連携ツール伸び続く。
(兜町カタリスト櫻井)
