「追証を払わなかったから」
週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
NYダウは3日続伸し連日の過去最高値更新。
主力小型機の受注が伝わった航空機のボーイングが上昇したことが背景。
またバイデン大統領は4月19日までに米国民の大人の90%が新型コロナウイルスのワクチンの接種を受けられるようになるとコメント。
好感された。
エジプトのスエズ運河庁は大型コンテナ船の座礁で遮断されていた運河の通航が再開したと発表。
「貿易の混乱が正常化に向かうとの見方も投資家心理の改善につながった」との解釈だ。
コカ・コーラやベライゾン、メルクとアムジェンが上昇。
アルケゴス・キャピタル・マネジメントが先週、保有株の下落で打撃を受けて大規模に投げ売りしたと伝わったことは悪材料。
金融株は軟調に推移。
NASDAQとS&P500は3日ぶりに反落。
ドイツDAX指数は3日続伸で過去最高値を更新。
10年国債利回りは1.717%。
2年国債利回りは0.142%。
IMM通貨先物の投機部門の取組で円の売り越しが1年ぶりの高水準に拡大。
INGのデータでも、円の売り越しが全体の33%に拡大した。
債券利回りの低下や世界経済の回復への期待が背景という。
円は対ドルで年初以降6%安
ドル円は109.81円。
WTI先物は0.59ドル(0.97%)高の61.56ドル。
SKEW指数は143.67.
恐怖と欲望指数は52→43。
週明けのNYダウは98ドル高の33171ドルと3日続伸。
上場率は0.29%。
史上最高値を更新した。
NASDAQは9ポイント安の13059ポイントと3日ぶりに反落。
S&P500は3ポイント安の3971ポイントと3日ぶりに反落。
ダウ輸送株指数は78ポイント安の14527ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は1.66%安の3054ポイントと3日ぶりに反落。
VIX指数は20.7と上昇。
225先物CME円建ては大証比日中比250円高の29330円。
ドル建ては大証比日中比280円高の29360円。
ドル円は109.81円。
10年国債利回りは1.717%。
2年国債利回りは0.142%。
週明けの日経平均は寄り付き302円高。
終値は207円高の29384円と3日続伸。
日足は3日ぶり陰線。
TOPIXは3日続伸。
東証マザーズ指数は反落。
日経ジャスダック平均は反落。
東証1部の売買代金は3兆7153億円(前日2兆8093億円)。
48日連続で2兆円超。
値上がり1225銘柄(前日1781銘柄)。
値下がり900銘柄(前日350銘柄)。
新高値119銘柄(前日83銘柄)。
新安値0銘柄(前日0銘柄)。
騰落レシオは137.10(前日130.63)。
昨年6月10日(141%))以来の高水準。
NTレシオは14.74倍(前日14.70倍)。
7日連続で14倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩下がりの25日線(29384円)からは△0.00%。
6日ぶりに上回った。
右肩上がりの75日線は28490円。
右肩上がりの200日線(25355円)からは△15.89%(前日△15.22%)。
右上がりの5日線(28938円)から△1.54%。
2日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.548%(前日▲17.229%)。
買い方▲5.550%(前日▲4.612%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.547%(前日▲4.160%)。
買い方▲17.211%(前日▲15.880%)。
空売り比率は42.7%(5日ぶりに40%割れ:前日38.6%)。
空売り規制なしの比率は11.3%(前日8.4%)。
日経VIは23.12と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは23.01倍(前日22.54倍)。
前期基準では24.30倍。
EPSは1277円(前日1273円)。
225のPBRは1.34倍。
BPSは21928円(前日21773円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.35%(前日4.36%)。
配当利回りは1.61%。
東証1部全銘柄だと予想PERは25.23倍。
前期基準では25.52倍。
PBRは1.43倍。
ドル建て日経平均は268.35(前日267.01)。
東証1部単純平均株価は14円高の2520円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2034円(前日は2190円)。
東証1部時価総額は744兆円(前日は741兆円)。
21日連続で700兆円超。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比250円高の29330円。
高値29445円、安値29015円。
225先物大証夜間取引終値は日中250円高の29330円。
気学では「数日来高続きの時は反落する」。
水曜は「下放れ突っ込みは買い。逆ならみおくるべし」。
木曜は「前場と後場と仕成を異にして動く日」。
金曜は「押し目買いの日。悪目にあるときは急伸する」。
ボリンジャーのプラス1σが29876円。
マイナス1σが28892円。
一目均衡の雲の上限は29469円。
4日連続で雲の中。
勝手雲の上限は29507円。
下限が29383円。
4日連続勝手雲の下。
勝手雲は今日白くねじれ4月6日に黒くねじれる。
RSIが54.47(前日55.33)。
RCIが23.90(前日29.67)。
実質4月相場入りで権利配当落ち日。
日経平均で約180円、TOPIXで約16ポイント。
「アルケゴス」との相克だ。
明日は何を始めるにも吉の天赦日。
《今日のポイント3月30日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
NYダウは3日続伸し連日の過去最高値更新。
ドル円は109.81円。
SKEW指数は143.67.
恐怖と欲望指数は52→43。
(2)ダウ輸送株指数は78ポイント安の14527ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は1.66%安の3054ポイントと3日ぶりに反落。
VIX指数は20.7と上昇。
225先物CME円建ては大証比日中比250円高の29330円。
(3)東証1部の売買代金は3兆7153億円(前日2兆8093億円)。
新高値119銘柄(前日83銘柄)。
新安値0銘柄(前日0銘柄)。
騰落レシオは137.10(前日130.63)。
昨年6月10日(141%))以来の高水準。
NTレシオは14.74倍(前日14.70倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)右肩下がりの25日線(29384円)からは△0.00%。
6日ぶりに上回った。
右肩上がりの75日線は28490円。
右肩上がりの200日線(25355円)からは△15.89%(前日△15.22%)。
右上がりの5日線(28938円)から△1.54%。
2日連続で上回った。
(5)空売り比率は42.7%(5日ぶりに40%割れ:前日38.6%)。
空売り規制なしの比率は11.3%(前日8.4%)。
日経VIは23.12と上昇。
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.548%(前日▲17.229%)。
買い方▲5.550%(前日▲4.612%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.547%(前日▲4.160%)。
買い方▲17.211%(前日▲15.880%)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは23.01倍(前日22.54倍)。
EPSは1277円(前日1273円)。
BPSは21928円(前日21773円)。
(8)ドル建て日経平均は268.35(前日267.01)。
東証1部時価総額は744兆円(前日は741兆円)。
21日連続で700兆円超。
(9)ボリンジャーのプラス1σが29876円。
マイナス1σが28892円。
一目均衡の雲の上限は29469円。
4日連続で雲の中。
勝手雲の上限は29507円。
下限が29383円。
4日連続勝手雲の下。
勝手雲は今日白くねじれ4月6日に黒くねじれる。
RSIが54.47(前日55.33)。
RCIが23.90(前日29.67)。
実質4月相場入りで権利配当落ち日。
日経平均で約180円、TOPIXで約16ポイント。
「アルケゴス」との相克だ。
明日は何を始めるにも吉の「天赦日」。
今年の曜日別勝敗(3月29日まで)
↓
月曜8勝4敗
火曜7勝4敗
水曜6勝6敗
木曜7勝4敗
金曜4勝8敗
野村HDの終値ベースの下落率は16.3%と上場以来最大だった。
加藤官房長官までがコメント。
「今後とも所管の金融庁、日本銀行、当該当局とも情報を共有しつつ状況を注視していく」。
簡単に言えば約20億ドルの追証が入らなくなったということと推察される。
その主役は投資会社のアルケゴス・キャピタル。
著名なヘッジファンドのタイガー・マネジメント出身のビル・ホワン氏が運営する資産管理会社。
先週末に保有するメディア銘柄が下落。
担保の追加差し入れ(追い証)を求められたという。
結局、追加担保を差し入れずに、保有銘柄の投げ売りにつながったという観測。
因みに先週末はメディア運営のバイアコムCBSや同ディスカバリーが前日比27%安と急落。
ゴールドマン・サックスなどを通じて巨額の売り注文を出したという。
ブルームバーグの報道。
ゴールドマン・サックスは26日、バイアコムCBSなど米メディア銘柄のほか、
百度(バイドゥ)やテンセントなど中国企業の銘柄もあわせて計105億ドル(約1.15兆円)相当の株式を相対で大量売却する「ブロック取引」を行っていた。
モルガン・スタンレーを通じたブロック取引もあったという。
クレディ・スイス・グループも「一連の取引に関連する損失額について現時点で見積もるのは時期尚早。
1→3月期の損失は巨額になる」と発表した。
「問題は、これで終わりなのか、それとも市場がさらにブロック取引の波に見舞われるのかだ」との見方。
経験則ではこの手のファンドの失敗は瞬時の下落はあってもその後の上昇の肥料だったことが多い。
90年代にトレーダーをしていた頃。
外資系や金融機関はブロックトレードとかバスケットというのが好きだったことを思い出す。
複数の銘柄のパッケージがバスケット。
複数の銘柄を相対で取引するのがブロックトレード。
バルクとも言ったことがあるが、この呼び方は不動産業界が多用した。
銘柄がたくさんある中での玉石混交。
当然ながらここに銘柄への思いなどない。
全く無機質な株式投資のある意味駆け出しだったのかもしれない。
(兜町カタリスト櫻井)
