「買戻し比率?」
前引けの日経平均株価は640円36銭(2.29%)高の28580円78銭と大幅に反発し。
5月の機械受注統計が市場予想を上回ったことも好感。
上昇幅は一時650円を超えた。
安川電が前週末に今2月期の通期業績予想を上方修正したことも好材料視。
「7月後半から本格化する4~6月期決算発表への期待が高まった」との解釈。
東京都に4度目の新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が適用。
「緊急事態宣言発令は買い」がアノマリーでもあった。
東証1部の売買代金は1兆2600億円。
値上がり2004銘柄、値下がり128銘柄。
SBG、ファナックが上昇。エーザイ、ANAが下落。
先週末、空売り比率が50%を超えた。
50.4%だった。
6月21日の50.2%以来の50%超え。
空売り規制なし銘柄の比率は14.0%。
3月12日が16.1%だった。
不思議なのは信用売り残が増えないこと。
年初8879億円だった売り残は7月2日時点で7174億円。
増えるどころか減っている。
昨年9月には1兆412億円だった。
ということは、空売りはほとんど日計り。
だったら「空売り比率」が登場するのなら「買戻し比率」も好評して欲しいものだ。
大和のレポートは「秋の日経平均入れ替え候補」。
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10月第1営業日に日経平均株価(以後、日経平均)の定期銘柄入替えが実施される。
7月5日に発表された新ルールの下で初めての定期銘柄入替え。
今年は2銘柄の入替えを予想。
除外候補としては、素材セクターの東洋製罐GHD(5901)
技術セクターのスカパーJSAT(9412)。
入替えが3銘柄の場合は素材セクターの太平洋金属(5541)が予備除外候補。
採用候補としては、消費セクターの任天堂(7974)、技術セクターのキーエンス(6861)。
入替えが3銘柄の場合は金融セクターのオリックス(8591)が予備採用候補。
(櫻井)。
