「誰もが見ていることに価値がある」

「誰もが見ていることに価値がある」

「景気後退懸念で下落」

火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
「FRBの利上げが深刻な景気後退を招く恐れがあるという懸念が台頭」との解釈。
「今さら」という印象ではある。
BofA、ウェルズ・ファーゴは2%超下落。
S&P銀行株指数は1.9%下落した。
半導体大手エヌビディアが1.8%下落。
キャタピラーが5.4%安。
2月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が63万2000件減の990万件。
2021年5月以来、約2年ぶりの低水準。
市場予想は1040万件だった。
2月の製造業新規受注は前月比0.7%減少。
民間航空機の受注減を受けて2カ月連続の減少。
第1四半期の企業の設備投資が引き続き低調だと解釈された。
市場予想は0.5%減。
1月は2.1%減だった。
2月の前年同月比は3.0%増。
受注残は0.1%減。
航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は0.1%減。
債券市場では短期債を中心に利回りが低下した。
FF金利先物市場が織り込む、5月2─3日のFOMCで0.25%利上げ確率は43.7%。、
前日の59.7%から低下した。 
10年国債利回りは3.338%。
2年国債利回りは3.821%。
3月の低下幅は0.74%と2008年1月以降で最大だった。
外為市場ではドルが2カ月ぶりの安値水準。
「軟調な経済指標を受けFRBによる引き締めサイクルの終わりが近い」との見方。
ドル円は131円台後半。
WTI原油先物5月限は前日比0.29ドル(0.36%)高の1バレル=80.71ドル。
6月物の清算値は0.28ドル高の80.72ドル。
SKEW指数は126.31→125.85→126.91→127.03。
恐怖と欲望指数は60→50(3月15日が22)。

火曜のNYダウは198ドル(0.59%)安の33402ドルと5日ぶりに反落。
高値33634ドル、安値33275ドル。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは123.95%(前日125.30%)。
NASDAQは63ポイント(0.52%)安の12126ポイントと続落。
高値12224ポイント、安値12081ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは88.57%(前日91.43%)。
S&P500は23ポイント(0.58%)安の4100ポイントと5日ぶりに反落。
高値4110ポイント、安値4056ポイント。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは109.29%(前日112.37%)。
ダウ輸送株指数は255ポイント(1.79%)安の14025ポイントと続落。
SOX指数は57ポイント(1.81%)安の3142ポイントと続落。
VIX指数は19.00と上昇。
NYSE出来高は9.71億株(前日9.95億株)。
3市場合算出来高は103億株(前日109億株、直近20日平均は128億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比170円安の28090円。
ドル建ては大証日中比105ポイント安の28155円。
ドル円は131.69円。
10年国債利回りは3.338%。
2年国債利回りは3.821%。

「信用倍率は10週ぶりに4倍台に上昇」

火曜の日経平均は寄り付き25円高。
終値は99円(△0.35%)高の28287円と高値引けで3日続伸。
日足は2日ぶりに陽線。
TOPIXは5.08ポイント(△0.25%)高の2022ポイントと3日続伸。
プライム市場指数は2.62ポイント高の1040.78と3日続伸。
10日連続で1000ポイント超。
東証マザーズ指数は8.87ポイント(▲1.16%)安の753.91と5日ぶりに反落。
プライム市場の売買代金は2兆8867億円(前日は2兆8278億円)。
値上がり889銘柄(前日1448銘柄)。
値下がり853銘柄(前日341銘柄)。
新高値162銘柄(前日217銘柄)。
昨年来高値→年初来高値に変更されたことで増加。
新安値10銘柄(前日7銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは119.50(前日122.91)。
NTレシオは13.98倍(前日13.97倍)。
2日連続で13倍台。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
マザーズ指数は8勝4敗で66.66%。
上向きの25日線(27726円)からは△2.02%(前日△1.79%)。
5日連続で上回った。
上向きの75日線は27226円。
9日連続で上回った。
横這いの200日線(27362円)からは△3.38%(前日△3.03%)。
7日連続で上回った。
上向きの5日線は28036円。
10日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.897%(前日▲11.878%)
買い方▲7.762%(前日▲7.449%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.255(前日▲7.336%)。
買い方▲22.630% (前日▲21.691%)。
空売り比率は42.2%(前日43.4%、17日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.9%(前日7.6%)。
3日連続で1ケタ。
3月31日時点の信用売り残は2142億円減の7485億円。
2週ぶりに減少。
同信用買い残は1418億円減の3兆2504億円。
4週ぶりに減少。
信用倍率は4.34倍(前週3.52倍)。
1月20日時点以来10週ぶりに4倍台。
日経VIは16.55(前日17.08)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.57倍(前日13.53倍)。
5日連続で13倍台。
前期基準では14.08倍。
EPSは2084円(前日2083円、3月31日2119円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.21倍(前日1.21倍)。
BPSは23378円(前日23295円)。
10年国債利回りは0.415%(前日0.365%)。
日経平均の予想益回りは7.37%。
予想配当り利回りは2.26%。
プライム市場の予想PERは14.37倍。
前期基準では14.50倍。
PBRは1.20倍。
プライム市場の予想益回りは6.95%。
配当利回り加重平均は2.48%。
プライム市場の単純平均は1円安の2433円。
プライム市場の売買単価は2485円(前日2396円)。
プライム市場の時価総額は725兆円(前日723兆円)。
ドル建て日経平均は213.02(前日211.08)と3日続伸。
59日連続で200ドル台。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比170円安の28090円。
高値28330円、安値28010円。
大証先物夜間取引終値は日中比170円安の28090円。
気学では「下げ続けて来た時は底入れとなる」。
木曜は「強象日。押し目買い」。
金曜は「前日来高きは吹き値売り方針が良い」。
ボリンジャーのプラス1σが28180円。
プラス2σが28633円。
プラス3σが29086円。
マイナス1σが27273円。
アノマリー的には木曜が「リーマンショック以降株安の日そして変化日」。
金曜が「リーマンショック以降株高の日」。

《今日のポイント4月5日》

(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
   「FRBの利上げが深刻な景気後退を招く恐れがあるという懸念が台頭」との解釈。
   「今さら」という印象ではある。
   10年国債利回りは3.338%。
   2年国債利回りは3.821%。
   ドル円は131円台後半。
   SKEW指数は126.31→125.85→126.91→127.03。
   恐怖と欲望指数は60→50(3月15日が22)。
   
(2)ダウ輸送株指数は255ポイント(1.79%)安の14025ポイントと続落。
   SOX指数は57ポイント(1.81%)安の3142ポイントと続落。
   VIX指数は19.00と上昇。
   NYSE出来高は9.71億株(前日9.95億株)。
   3市場合算出来高は103億株(前日109億株、直近20日平均は128億株)。
   シカゴ225先物円建ては大証日中比170円安の28090円。

(3)プライム市場の売買代金は2兆8867億円(前日は2兆8278億円)。
   値上がり889銘柄(前日1448銘柄)。
   値下がり853銘柄(前日341銘柄)。
   新高値162銘柄(前日217銘柄)。
   昨年来高値→年初来高値に変更されたことで増加。
   新安値10銘柄(前日7銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは119.50(前日122.91)。
   NTレシオは13.98倍(前日13.97倍)。
   2日連続で13倍台。
   サイコロは8勝4敗で66.66%。

(4)上向きの25日線(27726円)からは△2.02%(前日△1.79%)。
   5日連続で上回った。
   上向きの75日線は27226円。
   9日連続で上回った。
   横這いの200日線(27362円)からは△3.38%(前日△3.03%)。
   7日連続で上回った。
   上向きの5日線は28036円。
   10日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.897%(前日▲11.878%)
   買い方▲7.762%(前日▲7.449%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.255(前日▲7.336%)。
   買い方▲22.630% (前日▲21.691%)。

(6)空売り比率は42.2%(前日43.4%、17日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は8.9%(前日7.6%)。
   3日連続で1ケタ。
   3月31日時点の信用売り残は2142億円減の7485億円。
   2週ぶりに減少。
   同信用買い残は1418億円減の3兆2504億円。
   4週ぶりに減少。
   信用倍率は4.34倍(前週3.52倍)。
   1月20日時点以来10週ぶりに4倍台。
   日経VIは16.55(前日17.08)。
   2月16日の安値は14.63。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.57倍(前日13.53倍)。
   EPSは2084円(前日2083円、3月31日2119円)。
   11月15日の過去最高準は2238円。
   225のPBRは1.21倍(前日1.21倍)。
   BPSは23378円(前日23295円)。
   10年国債利回りは0.415%(前日0.365%)。

(8)プライム市場の単純平均は1円安の2433円。
   プライム市場の時価総額は725兆円(前日723兆円)。
   ドル建て日経平均は213.02(前日211.08)と3日続伸。
   59日連続で200ドル台。

(9)ボリンジャーのプラス1σが28180円。
   プラス2σが28633円。
   プラス3σが29086円。
   マイナス1σが27273円。
   アノマリー的には木曜が「リーマンショック以降株安の日そして変化日」。
   金曜が「リーマンショック以降株高の日」。

今年の曜日別勝敗(4月4日まで)

月曜7勝5敗
火曜8勝4敗
水曜9勝4敗
木曜5勝7敗
金曜9勝4敗

「スギHD、3期ぶり増益」。
「アダストリア53%増益」。
「ハイディ日高、営業黒字」。
「クスリアオキ純利益5%増」。
「東洋建、38円増配」。
見出しだけは明るく、特に非製造業の堅調が目立つ。
それでも、心血を注いでおそらく不眠不休で作られたであろう中期計画など「物足りない」というのが市場の声。
現実の延長線で鉛筆を舐めたような目標かも知れないが、それでも携わった人たちが可哀そうな気がする。

相場を読むときに必要なのがさまざまなデータ。
あまり触れられないが重要なのは「誰もが見ているもの」ということだろう。
PER、PBR,ROE、あるいは25日線、200日線など。
多くの人が見て知っているからこそ予測も会話も成立する。
ROICとかEBITDAなど浸透するまでの相当時間がかかった。
ROEやROAだって日本に上陸してから30年は経過しているだろう。
罫線にしたって誰も見ないような「23日線」とか「195日線」など持ち出しても何の意味もない。
ところが、なぜか市場というのは「私だけの」というのが好きな場所。
「秘伝」とか「奥義」、「ヒミツの」、「門外不出」とかいうおまじないチックな言葉を好む場所だ。
相場は誰もが見ている指標やデータを使って正々堂々ちと推理を行う場所。
言い換えればポピュリズムの世界だ。
実は市場は大衆優先の社会ということ。
エリート優先=専門家の場ではない。
そこにシャーマニズム(巫術)を持ち込んだところで「変人のたわごと」としか聞こえない。
だから誰もが知っていることで会話することが大切になる。
これはIR活動も一緒。
アルファベット3文字とカタカナでは市場はなかなか理解できないものだ。
呪術語ではなくフツーの言葉でファンつくりをすることが大切になる。
呪文や符牒は必要ない。
それが欲しいのは市場関係者という専門家でしかなかろう。
あるいは専門家でさえも「わかったフリ」をしていることが多い。

◇━━━ カタリスト━━━◇

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