「言葉の遊びのようなもの」
「静かな展開」
火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
NYダウは下落幅を縮小したものの反落。
NASDAQとS&P500は上昇幅を縮小したものの続伸。
VIX(恐怖)指数は一時2022年1月以来の低水準を記録。
「決算シーズン直前で嵐の前の静けさだ」という見方だ。
テクノロジー大手の一角が堅調。
HSBCが投資判断を「バイ」に引き上げたエヌビディアが2.5%上昇。
一方、J&Jは2.8%安。
第1四半期決算が19%の減益となったゴールドマンが1.7%下落。
3月の一戸建て住宅着工件数(季節調整済み)は前月比2.7%増の年率換算で86万1000戸。
増加は2カ月連続。
一戸建ての建設許可件数は4.1%増の81万8000戸。
「住宅市場低迷の最悪期を脱した可能性が高い」との見方だ。
全米住宅建設業者協会(NAHB)住宅建設業者指数は4月に7カ月ぶりの高水準に上昇。
先週の期間30年の住宅ローン固定金利は6.27%。
昨年秋に付けた今回の上昇局面のピークとなった7.08%からは低下。
5戸以上の集合住宅の着工件数は6.7%減の54万2000戸。
一戸建てと集合住宅を合わせた全体の住宅着工件数は0.8%減の142万戸。
市場予想は140万戸だった。
FOMCで0.25%の利上げが行われる確率は86%。
6月に0.25%の追加利上げが決定される確率は約30%。
2年国債と10年債の逆イールドはマイナス0,63%と拡大。
10年国債利回りは3.577%。
2年国債利回りは4.203%。
中国の第1四半期の国内GDPは前年同期比4.5%増。
伸び率は昨年第4四半期の2.9%から加速。
1年ぶりの高水準となった。
市場予想の4.0%も上回った。
3月の小売売上高も前年比10.6%増と予想を大きく上回り約2年ぶりの高水準。
これを受けてドルは主要通貨に対して伸び悩んだ格好。
英国立統計局(ONS)が発表した2022年12月─23年2月の失業率は3.8%。
予想外に上昇し、22年第2四半期以来の高水準。
たあ賃金は前年比5.9%増と市場予想(5.1%増)を上回った。
イングランド銀行(英中央銀行)による追加利上げ観測が強まった。
ドル円は134円台前半。
WTI原油先物5月限は前日比0.03ドル高の80.86ドル。
一時バレル80ドルを下回った場面もあった。
SKEW指数は136.45→135.04→137.12。
恐怖と欲望指数は69→68(3月15日が22)。
火曜のNYダウは10ドル(0.03%)安の33976ドルと小幅反落。
高値34018ドル、安値33791ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは158.48%(前日157.59%)。
NASDAQは2ポイント(0.02%)高の12159ポイントと小幅続伸。
高値12245ポイント、安値12110ポイント。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオは104.11%(前日103.00%)。
S&P500は5ポイント(0.13%)高の4156ポイントと続伸。
高値4169ポイント、安値4140ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは141.66%(前日139.81%)。
ダウ輸送株指数は11ポイント(0.08%)安の14308ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は11ポイント(0.36%)高の3077ポイントと3日ぶりに反発。
VIX指数は16.74と低下。
NYSE出来高は8.14億株(前日8.53億株)。
3市場合算出来高は98億株(前日100億株、直近20日平均は107億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比5円高の28655円。
ドル建ては大証日中比40ポイント高の28690円。
ドル円は134.09円。
10年国債利回りは3.577%。
2年国債利回りは4.203%。
「9日続伸に挑戦」
週明けの日経平均は寄り付き53円高。
終値は144円(△0.51%)高の28657円と8日続伸。
3月9日終値28623円を上抜き終値ベースの年初来高値を更新した
3月9日のザラ場高値28734円が当面の上値ポイント。
14日に空いたマドは28163円→28493円。
4月SQ値28519円をようやく終値で上抜けて1勝2敗。
日足は2日ぶりに陽線。
TOPIXは13.92ポイント(△0.69%)高の2040ポイントと8日続伸。
昨年3月14ー25日の9日続伸時以来の記録。
同じ昨年3月に日経平均は8日続伸で終わっていた。
日経平均は2万8000円台、TOPIXは2000ポイント台を5日連続でキープ。
プライム市場指数は7.19ポイント高の1050.17と8日続伸。
20日連続で1000ポイント超。
東証マザーズ指数は13.92ポイント(△1.32%)高の765.62と反発。
プライム市場の売買代金は2兆4933億円(前日は2兆2225億円)。
値上がり1371銘柄(前日920銘柄)。
値下がり387銘柄(前日820銘柄)。
新高値181銘柄(前日117銘柄)。
3日連続で3ケタ。
新安値11銘柄(前日10銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは125.60(前日112.31)。
NTレシオは14.04倍(前日14.07倍)。
4日連続で14倍台。
サイコロは10勝2敗で83.33%。
TOPIXは10勝2敗で83.33%。
マザーズ指数は7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(27738円)からは△3.32%(前日△2.92%)。
6日連続で上回った。
上向きの75日線は27369円。
19日連続で上回った。
上向きの200日線(27448円)からは△4.41%(前日△3.93%)。
17日連続で上回った。
上向きの5日線は28381円。
6日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.890%(前日▲12.769%)
買い方▲7.154%(前日▲7.597%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.450%(前日▲5.950%)。
買い方▲20.877% (前日▲21.676%)。
空売り比率は40.1%(前日41.7%、26日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率7.2%(前日6.8%)。
3月1日が18.4%、4月14日が12.0%だった。
4月14日時点の信用売り残は8678億円増の7677億円。
3週ぶりに増加。
同信用買い残は655億円減の3兆3285億円。
2週ぶりに減少。
信用倍率は4.34倍(前週4.98倍)。
3週連続で4倍台。
日経VIは16.10(前日16.36)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.73倍(前日13.63倍)。
15日連続で13倍台。
前期基準では14.16倍。
EPSは2087円(前日2092円、3月31日は2119円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.23倍(前日1.22倍)。
BPSは23299円(前日23372円)。
10年国債利回りは0.470%(前日0.480%)。
日経平均の予想益回りは7.28%。
予想配当り利回りは2.25%。
プライム市場の予想PERは14.50倍。
前期基準では14.57倍。
PBRは1.21倍。
プライム市場の予想益回りは6.89%。
配当利回り加重平均は2.46%。
プライム市場の単純平均は15円高の2444円。
プライム市場の売買単価は2462円(前日2336円)。
プライム市場の時価総額は732兆円(前日727兆円)。
ドル建て日経平均は213.22(前日212.96)と反発。
69日連続で200ドル台。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比5円高の28655円。
高値28760円、安値28520円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比変わらずの28650円。
気学では「下寄り買い、上寄り売れ」。
木曜は「後場へかけてよく動く日」。
金曜は「不二の高下を見せる。逆張り方針良し」。
ボリンジャーのプラス1σが28201円。
プラス2σが28665円。
プラス3σが29128円。
マイナス1σが27275円。
アノマリー的には「4月最強の日」。
《今日のポイント4月19日》
(1)火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
NYダウは下落幅を縮小したものの反落。
NASDAQとS&P500は上昇幅を縮小したものの続伸。
10年国債利回りは3.577%。
2年国債利回りは4.203%。
ドル円は134円台前半。
SKEW指数は136.45→135.04→137.12。
恐怖と欲望指数は69→68(3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は11ポイント(0.08%)安の14308ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は11ポイント(0.36%)高の3077ポイントと3日ぶりに反発。
VIX指数は16.74と低下。
NYSE出来高は8.14億株(前日8.53億株)。
3市場合算出来高は98億株(前日100億株、直近20日平均は107億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比5円高の28655円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆4933億円(前日は2兆2225億円)。
値上がり1371銘柄(前日920銘柄)。
値下がり387銘柄(前日820銘柄)。
新高値181銘柄(前日117銘柄)。
3日連続で3ケタ。
新安値11銘柄(前日10銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは125.60(前日112.31)。
NTレシオは14.04倍(前日14.07倍)。
4日連続で14倍台。
サイコロは10勝2敗で83.33%。
(4)上向きの25日線(27738円)からは△3.32%(前日△2.92%)。
6日連続で上回った。
上向きの75日線は27369円。
19日連続で上回った。
上向きの200日線(27448円)からは△4.41%(前日△3.93%)。
17日連続で上回った。
上向きの5日線は28381円。
6日連続で上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.890%(前日▲12.769%)
買い方▲7.154%(前日▲7.597%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.450%(前日▲5.950%)。
買い方▲20.877% (前日▲21.676%)。
(6)空売り比率は40.1%(前日41.7%、26日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率7.2%(前日6.8%)。
3月1日が18.4%、4月14日が12.0%だった。
4月14日時点の信用売り残は8678億円増の7677億円。
3週ぶりに増加。
同信用買い残は655億円減の3兆3285億円。
2週ぶりに減少。
信用倍率は4.34倍(前週4.98倍)。
3週連続で4倍台。
日経VIは16.10(前日16.36)。
2月16日の安値は14.63。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.73倍(前日13.63倍)。
EPSは2087円(前日2092円、3月31日は2119円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.23倍(前日1.22倍)。
BPSは23299円(前日23372円)。
10年国債利回りは0.470%(前日0.480%)。
(8)プライム市場の単純平均は15円高の2444円。
プライム市場の時価総額は732兆円(前日727兆円)。
ドル建て日経平均は213.22(前日212.96)と反発。
69日連続で200ドル台。
(9)ボリンジャーのプラス1σが28201円。
プラス2σが28665円。
プラス3σが29128円。
マイナス1σが27275円。
アノマリー的には「4月最強の日」。
今年の曜日別勝敗(4月18日まで)
↓
月曜9勝5敗
火曜10勝4敗
水曜10勝5敗
木曜6勝8敗
金曜11勝4敗
続伸記録。
2019年9月3日─17日が10日続伸。
その先は2015年5月15日ー6月1日が12日続伸。
2017年10月2日ー24日が16日続伸で過去最長。
昨年3月25日までは9日続伸だった。
「記録は調べると途絶える」のアノマリーにはなって欲しくないもの。
日経朝刊での興味深い指摘。
↓
世界的な金融不安への懸念が和らぐなかでの日本株固有の上昇要因。
(1)賃上げによる内需の押し上げ
(2)インバウンド(訪日客)の回復期待
(3)低いPBR(株価純資産倍率)の改善圧力
間違ってはいない。
賃上げは努力だしインバウンドも呼び込む努力が必要。
低PBRの改善は、利益の増大や資産の増大が必要になる。
でも何か他力で自助があまり感じられない。
しかも低PBRのための株安是正なのか、株高になればPBR1倍割れを脱却できるのか。
それこそニワトリと卵の関係で言葉の遊びのようなもの。
本業の魅力を高め営業利益を増加させること。
必要なのはこれだろうが、不思議と隔靴掻痒の的外れ議論が多い。
ピーター・リンチが挙げる「完璧な株」の条件
↓
面白みがなく退屈な名前の会社
単純な事業を行っている会社
感心しない業種
スピンオフ(分離独立)した会社
機関投資家が保有せずアナリストがフォローしない会社
悪い噂の出ている会社
気の滅入る会社
無成長産業の会社
ニッチ産業の会社
買い続けなければならない商品を販売する会社
そして名言。
↓
株で金儲けをするのに、株式市場全体の予測をする必要はない。
経済や金利の予測はする必要はない。当たらないからだ。
誰もが株式市場を理解する知力を持っている。小学校5年生までの算数をやり遂げていれば、あなたにも絶対できる。
ある銘柄を買う前に、買う理由を小学生でも分かる言葉で、簡潔に説明できなければならない。
企業のファンダメンタルズが悪化しているのなら株を売ってもよいが、この世の終わりが来るという予言は株を売る理由にはならない。
個人投資家としての強みは、証券会社やアナリストなどの投資のプロと言われている人からではなく、すでにあなたが持っているものの中にこそ見出される。
なじみのある企業に投資することによって、あなたの強みは発揮され、プロをも打ち負かすことが可能になる。身近なよく理解できる会社に投資した方が良い。
そういった会社であれば、プロのアナリストよりも会社の現状と将来を見通すことも可能だ。
株価の下落は頻繁に起こることである。しかし、そのときは、慌てふためいて逃げ出した投資家が残していった割安株を拾う絶好の機会である。
セブン&アイは米バリューアクトの株主提案に反対。
井坂社長が続投ながら新経営陣を発表した。
バリューアクトは「明確な答えを出さなかった」とコメントしただけだ。
気になるのは社外取締役の伊藤邦雄氏の退任。
大学教授でガバナンスの専門家。
ROE重視を提唱した一人でもある。
もう一人退任する社外取締役は米村元警視総監。
新社外取締役候補はJオイルミルズの元社長氏と日本瓦斯会長氏。
大和のレポートは「MSCI指数構成銘柄の定期見直し」。
年4回(2月、5月、8月、11月)に実施されている。
今回5月の定期見直しでは採用1銘柄、除外1銘柄の予想。
MSCI Japan Standard指数の銘柄数は237 銘柄で変更なしと予想。
前回2月の定期見直しでは採用2銘柄、除外2銘柄、銘柄数は変更なしであった。
採用の可能性がある銘柄は川船(9107)、商事(8058)、アシックス(7936)など。
除外の可能性がある銘柄は日M&A(2127)、日新薬(4516)、日清粉(2002)など。
定期見直しの結果は、日本時間5月12日早朝に発表予定。
実際の変更は5月31日終値ベースで反映される。
◇━━━ カタリスト━━━◇
大成建(1801)・・・動兆
最大手ゼネコンの一角。
首都圏再開発から大型土木まで全方位展開。
12月末単体受注残2.49兆円(前年同期比3.4%増)。
フランス建設大手企業等と提携し浮体式洋上風力施工に参入へ。
札幌の不正問題で悪材料出尽くし感。
(兜町カタリスト櫻井)
