「西向くサクライ」
木曜のNY株式市で主要3指数は狭いレンジでの展開。
NASDAQは5日続伸。
S&Pは小幅反発だがNYダウは続落。
カリフォルニア州やテキサス州では1日の新規感染者が過去最多を更新。
複数州で経済再開後に新型コロナ感染者が急増している。
トランプ大統領は感染抑制に向け再び都市封鎖を行うつもりはないとコメント。
「市場は次の大きな材料を探している」という見方だ。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は150万8000件。
前週の156万6000件からは減少したが企業のレイオフを背景に申請件数は高止まり。
景気回復が緩慢なペースとなる兆候と解釈された。
フィラデルフィア連銀業況指数は27.5。
5月のマイナス43.1から大幅に回復。
こちらは新型コロナウイルス危機の打撃を受けた製造業が立ち直り始めているとの期待につながった。
10年国債利回りは0.706%。
2年国債利回りは0.195%。
安全通貨志向からドルは上昇。
ドル円は106円台後半。
恐怖と欲望指数は51→51。
木曜の日経平均は寄り付き92円安、終値100円安の22355円。
1ドル=106円台という円高トレンドも売りたたく材料とはならなかった。
日銀のETF買い入れ期待と米中の外交トップ会談を受けた一定の安心感が支えとの見方だ。
日足は2日連続ぶりのほぼ十字線の陰線。
SQ値22071円は上回って4勝1敗。
個別では任天堂は2008年9月以来の5万円台回復。
ジャスダック平均は3日続伸。
マザーズ指数は先週高値にあとわずかに迫った。
東証1部の売買代金は2兆91億円と減少。
値上がり890銘柄(前日869銘柄)。
値下がり1164銘柄(前日1222銘柄)。
新高値59柄(前日72銘柄)。
新安値0銘柄(前日0銘柄)。
3日連続のゼロ。
騰落レシオは119.81(前日113.14)。
NTレシオは14.12倍(3月9日14.18、3月9日12.90)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりの25日線(21800円)からは2.54%のプラスかい離。
200日線を上抜けた。
3月12日のデッドクロス以来のゴールデンクロスだ。
2月21日以来の右肩上がりに転じた75日線は20112円。
紙芝居的に構図は整った印象。
右肩上がりの200日線(21783円)から2.62%のプラスかい離。
右肩下がりの5日線(22245円)から0.49%のプラスい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.730%(前日▲16.834%)。
買い方▲6.578%(前日▲6.651%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲26.088%(前日▲29.189%)。
買い方▲7.054%(前日▲.908%)。
空売り比率は40.6%(3日ぶりの40%超)。
空売り規制なしの比率は7.1%。
6月第2週の海外投資家は現物2847億円売り越し、先物1022億円買い越し。
合計1825円と4週間ぶりの売り越し。
先週は7860億円、先々週は4102億円、その前週は3863億円の買い越しだった。
日経HVは28.9、日経VIは33.34。
日経平均採用銘柄の予想PERは18.61倍(前日18.80倍)。
EPSは1201円(前日1194円)。
暫定PERは17.36倍。
計算上のEPSは1287円。
225のPBRは1.09倍。
BPSは20509円(前日20601円)。
225先物採用銘柄の益回りは5.37%(前日5.32%)。
配当利回りは1.94%。
東証1部全銘柄だと予想PERは22.24倍(前日22.40倍)。
前期基準では19.05倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.20倍。
ドル建て日経平均は209.16(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は12銭安の2121円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1808円(前日1848円)。
東証1部の時価総額は603兆円(前日605兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比150円高の22350円。
高値22485円、安値22055円。
大証夜間取引終値は日中比160円高の22360円。
気学では「下げ続けてきた時は小底入れとなる日」。
月曜は「安日柄、急落することあり。戻り売りの日」。
火曜は「弱体日にしてじり安を辿るが、悪目買い狙え」。
水曜は「一方に片寄って動く。足取りについて良し」。
木曜は「安値にある時は急伸する」。
金曜は「変化日にして、以外の片寄をみせることあり」。
ボリンジャーのプラス1σが22795円。
プラス2σが23789円。
一目均衡の雲の上限は19541円。
23日連続で雲の上。
明確に雲は白くねじれる。
白く右肩上がりの勝手雲の上限は22444円。
今週はここがサポートだ。
RSIが55.56。
RCIが30.49。
週足陽線基準は21530円。
(先週末12日の終値は22305円)。
《今日のポイント6月19日》
(1)NASDAQは5日続伸、S&P500は小幅反発だがNYダウは続落。
ダウ輸送株指数は31ポイント安の9207ポイントと続落。
SOX指数は0.20%下落。
(2)SQ値22071円は上回って4勝1敗。
(3)右肩上がりの25日線(21800円)からは2.54%のプラスかい離。
200日線(21783円)を上抜けた。
3月12日のデッドクロス以来のゴールデンクロスだ。
2月21日以来の右肩上がりに転じた75日線は20112円。
紙芝居的に構図は整った印象。
(4)空売り比率は40.6%(3日ぶりの40%超)。
(5)6月第2週の海外投資家は現物2847億円売り越し、先物1022億円買い越し。
合計1825円と4週間ぶりの売り越し。
先週は7860億円、先々週は4102億円、その前週は3863億円の買い越しだった。
(6)シカゴ225先物終値は大証日中比70円安の22460円。
高値22710円、安値22190円。
大証夜間取引終値は日中比100円安の22430円。
(7)新安値銘柄は3日連続ゼロ。
(8)週足陽線基準は21530円。(先週末12日終値は22305円)。
(9)白く右肩上がりの勝手雲の上限は22444円。
今週はここがサポートだ。
(10)朝の経済テレビで専門家は「注意しておきたい」の連発。
結論のない「警戒・注意」は最近では株高サインだが・・・。
今年の曜日別勝敗(6月18日まで)
↓
月曜10勝11敗
火曜12勝10敗
水曜12勝10敗
木曜10勝14敗
金曜10勝12敗。
木曜のNYダウは39ドル安の26080ドルと続落。
NASDAQは32ポイント高の9943ポイントと5日続伸。
S&P500は1ポイント高の3115ポイントと反発。
ダウ輸送株指数は31ポイント安の9207ポイントと続落。
SOX指数は0.20%下落。
VIX指数は32.72。
3市場の売買高は101億6000万株(過去20日平均は129億株)。
225先物CME円建ては大証日中比150円高の22350円。
ドル建ては大証比日中比220円高の22420円。
ドル円は106.96円。
10年国債利回りは0.706%。
2年国債利回りは0.195%。
スケジュールを見てみると・・・
【6月】陽線確率7勝3敗、(陽線確率70%)、過去15年10勝5敗(1位)
気学では「利を優先するより、損をしないよう売り方針」
19日(金):消費者物価、米経常収支
20日(土):天赦日+一粒万倍日
21日(日):部分日食
22日(月):米シカゴ連銀全米活動指数、中古住宅販売研件数
23日(火):新築住宅販売件数
24日(水):企業向けサービス価格指数、独IFO景況感
25日(木):全産業活動指数、米GDP確定値、耐久財受注、中国端午節(→27日)
26日(金):米個人所得、変化日、鬼宿日・神吉日
29日(月):商業動態統計、株高の特異日
30日(火):失業率、鉱工業生産、キャッシュレスポイントの期限、米CB消費者信頼感、CS住宅価格指数、中国製造業PMI、英EU離脱以降期限の延長申請期限、上げの日
西向くサクライは経験則では株高アノマリー。
前引け頃に羽田を離陸、大引け直前に石垣空港着陸。
良い週末を・・・。
◇━━━ カタリスト━━━◇
NSW(9739)・・・動兆
NSWに注目する。
同社は独立系SIでシステム開発に加え、組み込みソフトや半導体設計に強み。
IoT・AIが拡大。
半導体設計、組み込みソフト開発が好調。
(兜町カタリスト櫻井)
