「結構微妙」

「結構微妙」
 
NYはレーバーデーで休場。
欧州株式市場は3営業日ぶりに反発。
「米国市場が休場となる中、中国の輸出の伸びが相場を後押し。
先週の弱気心理がやや持ち直した」との見方だ。
 
週明けの日経平均は寄り付き60円安。
終値115円安の23089円。
日中値幅は131円33銭。
日足は2日ぶりに陰線。
東証1部の売買代金は1兆9245億円と9月に入って以降5日連続で2兆円割れ。
値上がり1277銘柄(前日617銘柄)。
値下がり817銘柄(前日1457銘柄)。
新高値40銘柄(前日24銘柄)。
新安値4銘柄(前日9銘柄)。
騰落レシオは117.93(前日107.70)。
NTレシオは14.34倍(前日14.35倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりの25日線(22967円)からは△0.54%。
20日連続で上回っておりサポート。
右肩上がりの75日線は22535円。
微妙に下向いた200日線(22015円)からは△4.88%。
右肩上がりの5日線(23229円)から▲0.60%。
2日連続で下った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.250%(前日▲19.593%)。
買い方▲8.142%(前日▲.450%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲21.393%(前日▲21.713%)。
買い方▲14.718%(前日▲13.048%)。
空売り比率は41.5%(2日連続の40%超:前日41.8%)。
空売り規制なしの比率は7.2%。
日経HVは14.3、日経VIは23.78。
日経平均採用銘柄の予想PERは21.86倍(前日21.97倍)。
前期基準では18.05倍。
EPSは1056円(前日1056円)。
225のPBRは1.09倍。
BPSは21183円(前日21095円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.57%(前日4.55%)。
配当利回りは1.95%。
東証1部全銘柄だと予想PERは23.72倍。
前期基準では19.32倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.20倍。
ドル建て日経平均は217.24(前日218.57)。
東証1部単純平均株価は2円安の2137円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1811円(前日1741円)。
東証1部の時価総額は611兆円(前日614兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比5円高の23175円(4日)。
高値23315円、安値22830円(4日)。
大証夜間取引終値は日中比170高の23220円(8日)。
気学では「下放れすると保ち合い、上寄りすると反落する日」。
水曜は「初め高いと後安の日。吹き値あらば売り狙え」。
木曜は「押し込むと戻す日。悪目買い方針良し」。
金曜は「上寄りすると押し込む日」。
収束し始めたボリンジャーのプラス1σが23295円。
プラス2σが23624円。
一目均衡の雲の上限が22327円。
25日連続で雲の上。
ねじれは17日。
勝手雲の上限は23144円で下限は22570円。
6日ぶりに勝手雲の中。
RSIが50.93。
RCIが68.41。
9月3日の窓が23287円―23426円。
9月4日の窓が23426円―23257円。
 
《今日のポイント9月8日》
 
(1)NYはレーバーデイで休場。
   明日から人々は戻ってくる。
 
 
(2)日経平均の日中値幅は131円33銭。
   日足は2日ぶりに陰線。
   東証1部の売買代金は1兆9245億円と9月に入って以降5日連続で2兆円割れ。
   ジャンプの前のすくみとみたいところ。
 
(3)右肩上がりの25日線(22967円)からは△0.54%。
   20日連続で上回っておりサポート。
   微妙に下向いた200日線(22015円)からは△4.88%。
   右肩上がりの5日線(23229円)から▲0.60%。
   2日連続で下った。
   まずは5日線奪還が目標。
 
(4)空売り比率は41.5%(2日連続の40%超:前日41.8%)。
 
(5)収束し始めたボリンジャーのプラス1σが23295円。
   プラス2σが23624円。
   一目均衡の雲の上限が22327円。
   25日連続で雲の上。
   ねじれは17日。
   勝手雲の上限は23144円で下限は22570円。
   6日ぶりに勝手雲の中。
 
(6)大証夜間取引終値は日中比170高の23220円。
 
 
今年の曜日別勝敗(9月7日まで)

月曜16勝16敗
火曜18勝15敗
水曜16勝17敗
木曜14勝20敗
金曜15勝18敗。
 
新型コロナの新規感染者が減ってきたという報道が目に付く。
ところで問題の本質は新規感染者の数なのだろうか。
一理はあるが、それだけではないような気がする。
むしろチェックすべきは現時点の感染者とするとどうだろう。
国内での新規感染者合計は71392人。
退院・療養解除者数は合計61817人。
死者が1378人。
そうすると計算してみれば現在の感染者は8197人。
コロナ感染者全体の86.5%はすでに退院・療養解除になったというのも事実だ。
残念ながら死亡率は約2%。
それでも大半は治っている。
これってパンデミックなのかどうか。
日本だけで考えてみると結構微妙なところだ。
 
日経トップは「世界の稼ぎ頭激変」の見出し。
サブタイトルは「コロナ下、IT躍進、四半期純利益」。
アリババが43位→9位になったことが特徴となっている。
とはいえ、トップはウォーレン・バフェット氏のバークシャー・ハザウェイ。
純利益は262億ドルだった。
理由は保有株の上昇。
2位は孫正義氏のSBG。
理由は保有株の売却益。
市場至上主義が利益を輩出しているということ。
額に汗して働いて、という構図には映らない。
マネー資本主義の最たる結果だろう。
現業では3位がアップル、4位がマイクロソフト。
ちなみにトヨタは17位→76位。
企業の創意工夫が「相場観」に負けていて良いのかどうか。
ここも結構微妙なところだ。
「将来なりたい職業」に「投資家」が出てくるのも時間の問題かも知れない。
 
今日はさまざまな記念日。
サンフランシスコ平和条約調印記念日。
聖母マリア誕生記念日。
そしてニューヨークの日。
1626年にオランダの西インド会社がマンハッタン島の南端に開港したニューアムステルダム。
1664年のこの日にイギリスの支配下に移行。
この時、ニューアムステルダムがニューヨークに改名された。
 
相場は未来を推察するもの。
その方法として過去を検証するというのは有効ではある。
しかし、過去の検証だけでは過去に縛られてしまう。
未来は自由であるべきだし、過去の延長での発想では未来で羽ばたくことは不可能だ。
 
《相場格言》
 
「市場分析は屁理屈の材料探し。
芯がないから外れれば予想はコロコロ変わる」。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
インフォマート(2492)・・・動兆
 
インフォマートに注目する。
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(兜町カタリスト櫻井)

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