「移動平均はもうすぐGC」

「移動平均はもうすぐGC」
 
 
週末のNY株式市場は大幅下落。
中国代表団がモンタナ州の農家への視察を取りやめたことから米中通商交渉への期待感が後退。
トランプ大統領は「国は完全な形での合意を求めており、部分的な合意ではない。
中国は先週、米農産物の購入を再開し、購入規模は非常に大きい。
しかし、私が求めているのはより大きな合意だ」とコメント。
傍から見ればすれ違いの印象だ。
ネットフリックス、ザイリンクスなどが下落。
先物決済の週末だったことから3市場の売買高は98億株と急増。
10年国債利回りは1.721%。
2年国債利回りは1.687%。
年末までにあと1回の利下げが実施される確率は63%。
ドル円は107円台半ば。
週明けのNYダウは14ドル高の26949ドルと3日ぶりの小幅反発。
製造業PMI速報値は51.0と8月(50.3)から回復した。
サービス業PMIも小幅改善。
「ユーロ圏の9月のPMIは落ち込んだが、米景気が底堅さを保っているとの安心感につながった」との解釈だ。
売りが先行の展開でNYダウは100ドルあまり下落した場面もあった。
前週末に中国の代表団が農場視察を中止して帰国すると報じられていたことも警戒された。
ただ帰国の理由は米側の事情との報道もある。
NASDAQは続落。
フェイスブックの下落が影響した格好。
「引き続き不透明感が強いものの新たな売り材料もなく方向感に欠く展開」という見方だ。
NY連銀は短期金融市場に657.5億ドルの資金を供給。
資金供給は5日連続。
供給枠は750億ドルだったが応札額が4日ぶりに供給枠を下回った。
短期金利が上昇しやすくなっており市場に潤沢な資金を供給して上昇を抑える意図だ。
NY連銀は10月10日まで資金供給を続ける予定。
10年国債利回りは1.72%。
ドイツ10年国債の利回り低下がやや影響した場面もあった。
2年国債利回りは1.68%。
ドル円は107.54円。
円は対ユーロで4日続伸。
 
 
週末の日経平均株価は寄り付き86円高、一時160円高まであった大引け34円高。
日足は3日連続陰線ながら小幅続伸。
朝方の買い一巡後は3連休控えでの様子見モードで伸び悩み。
「失速で10連騰の反動調整」という声もある。
「8月は急落、9月は急騰と真逆の流れ。月替わりで地合いが一変する可能性に警戒」という見方もある。
日経平均は週間では90円上昇。
週足は5週連続陽線。
月足陽線基準は20620円。
日経ジャスダック平均は11連騰。
東証1部の売買代金は2兆7700億円。
FTSEの採用銘柄入替で商いは膨らんだ。
値上がり1157銘柄。値下がり886銘柄。
新高値141銘柄、新安値1銘柄。
騰落レシオは136.34まで上昇。
SQ値21981円に対しては4勝1敗。
NTレシオは13.66。
25日線からは4.9%、200日線からは4.0%のプラスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.212%。
買い方▲9.035%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.833%。
買い方▲16.470%。
空売り比率は41.9%で130日連続40%超。空売り規制なし銘柄の比率は5.5%と低下。
日経平均採用銘柄のPERは12.54倍でEPSは1760円。
PBRは1.10倍でBPSは20071円。
ドル建て日経平均は204.66ドル。
シカゴ225先物終値は大証日中比125円安の21785円。
週末の225先物大証夜間取引終値は日中比120円安の21790円。
75日線はあと2,3日で200日線を上抜く。
25日線もあと4、5日で75日線と200日線を上抜く。
形は依然悪くない。
実現すれは8月9日以来のことになる。
先週末段階でボリンジャーのプラス2σが22266円、プラス3σが22874円。
気学では「変化日にして大動きする。波動につけ」。
水曜は「偏して動く日。寄り後の足取りに注意せよ」。
木曜は「波乱激しく人気に逆行して動く日なり」。
金曜は「目先のポイントをつくる注意日」。 
 
 
週末のNYダウは159ドル安の26935ドルと続落。
NASDAQは65ポイント安の8117ポイントと反落。
S&P500は14ポイント安の2992ポイントと4日ぶりの反落。
ダウ輸送株指数は49ポイント安の10454ポイント。
SOX指数は1.83%の下落。
VIX指数は15.38。
3市場の売買高は98億株と急増(過去20日平均は71億株)。
先物決済の特殊要因が背景だ。
225先物CME円建ては大証日中比115円安の21795円。
ドル建ては大証比日中比80円安の21830円。
ドル円は107.55円。
10年国債利回りは1.721%。
2年国債利回りは1.687%。
 
週間ベースではNYダウは1.0%安。
NASDAQ総合指数は0.7%安。
S&P500種指数は0.5%安。
それぞれ4週ぶりの反落。
 
日経平均株価は0.4%高で3週続伸(累計6.6%上昇)。
TOPIXは0.4%高、5週続伸(同8.8%上昇)。
東証マザーズ指数は1.9%高、2週ぶり反発。
日経ジャスダック平均は0.6%高、3週続伸(同2.2%上昇)、
東証2部指数は0.0%安、5週ぶり反落。
 
東証投資主体別売買動向(週間)9月第2週。
外国人2週ぶり売り越し(3091億円)。
個人4週連続売り越し(4956億円)。
信託銀行3週ぶり買い越し(571億円)
 
東証マザーズ投資主体別売買動向(週間)9月第2週、
外国人2週連続買い越し(104億円)。
個人3週連続買い越し(75億円)
ジャスダック投資主体別売買動向(週間)9月第2週
外国人2週連続買い越し(37.91億円)。
個人7週連続売り越し(13.02億円)。
「日経平均10連騰の時に評価額が上がったのはたった1日(9日マイナス)。
ここ2日間で9月3日(10連騰の起点)段階へ評価損益が戻った」と投資家さんの声。
 
週明けのNYダウは14ドル高の26949ドルと3日ぶりの反発。
NASDAQは5ポイント安の8112ポイントと続落。
S&P500は0.29ポイント安の2991ポイントと続落。
ダウ輸送株指数は71ポイント安の10382ポイント。
SOX指数は0.96%の上昇。
VIX指数は14.91。
3市場の売買高は59億株と急減(過去20日平均は71億株)。
225先物CME円建ては大証日中比125円安の21785円。
ドル建ては大証比日中比100円安の21810円。
ドル円は107.55円。
10年国債利回りは1.723%。
2年国債利回りは1.683%。
 

(兜町カタリスト櫻井)

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