「秋」
「雇用統計よりもロシアで下落」
週末のNY株式市場で主要3指数は揃って1%超の下落。
米雇用統計で労働市場が緩み始めている可能性が示され序盤は上昇。
「しかし欧州へのガス供給を巡る懸念から下落に転じた」との解釈。
が重しとなり、下げに転じた。
ロシア国営ガスプロムの発表。
「サンクトペテルブルク近郊のポルトバヤ圧縮機ステーションで主要ガスタービンの油漏れを発見。
問題が解消されるまでノルドストリーム1経由の欧州へのガス供給は再開されない」。
雇用統計で売り込めないならロシアを話題にするという印象。
レーバーデーの3連休前での薄商いも影響したとの見方もある。
主要3株価指数はいずれも週間で3週連続安。
NYダウは2.99%、S&P500は3.29%、NASDAQは4.21%安。
8月の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比31万5000人増加。
7月分は52万8000人増から52万6000人増に若干下方修正。
20カ月連続で雇用が増加。
雇用はパンデミック(世界的大流行)前の水準を24万人上回っている。
市場予想は30万人増だった。
失業率は3.7%で前月の3.5%から上昇し半年ぶりの高水準。
労働参加率は62.4%と7月の62.1%から上昇。
ただ、パンデミック前の水準をなお1%ポイント下回っている。
時間当たり平均賃金は0.3%上昇。
7月(0.5%上昇)から伸びが鈍化した。
前年同月比も5.2%上昇。
国債利回りは低下。
「労働市場が冷え込み始めFRBがそれほど積極的に動く必要がなくなる」との解釈だ。
9月のFOMCでの0.75%の利上げ確率は58%。
前日の75%から低下。
一方、0.50%利上げ確率は42%と前日の25%から上昇。
10年国債利回りは3.195%。
2年国債利回りは3.395%。
ドル円は140円台前半。
WTI原油先物10月限は前日比0.26ドル(0.30%)高の1バレル=86.87ドル。
SKEW指数は119.71→120.74→119.81。
恐怖と欲望指数は45→41。
週末のNYダウは337ドル(1.07%)安の31318ドルと反落。
高値32026ドル、安値31182ドル。
サイコロは4勝8敗。
NASDAQは154ポイント(1.31%)安の11630ポイントと6日続落。
高値11945ポイント、安値11573ポイント。
サイコロは3勝9敗。
S&P500は42ポイント(1.07%)安の3924ポ゚イントと反落。
高値4018ポイント、安値3906ポイント。
サイコロは4勝8敗。
ダウ輸送株指数は175ポイント(1.26%)安の13737ポイントと反落。
SOX指数は1.02%安の2599ポイントと6日続落。
VIX指数は25.47と低下。
3市場の合算売買高は99.5億株(前日119.9億株。過去20日平均は104.8億株)。
225先物CME円建ては大証日中比145円安の27515円。
ドル建ては大証日中比145円安の27515円。
ドル円は140.20円。
10年国債利回りは3.195%。
2年国債利回りは3.395%。
週間ベースでNYダウは3.0%安、3週続落。
NASDAQ総合指数は4.2%安、3週続落。
S&P500は3.3%安、3週続落。
8月月間ベースでは、NYダウは4.1%安、NASDAQ総合指数は4.6%安、S&P5004.2%安。
それぞれ2カ月ぶり反落。
「200日線(27493円)攻防」
週末の日経平均は寄り付き94円高。
終値は10円(▲0.04%)安の27650円と3日続落。
日足は2日連続陰線。
月曜にあけたマドは28608円ー28179円。
木曜にあけたマドは27906円ー27832円。
日経平均は週間で990円下落。
週足は2週連続陰線。
TOPIXは5.32ポイント(▲0.27%)安の1930ポイントと3日続落。
日銀は6月18日以来53日間ETFを買っていない。
プライム市場指数は2.71ポイント(▲0.27%)安の993.19と3日続落。
東証マザーズ指数は1.49%安の718.03と続落。
プライム市場の売買代金は2兆4774億円(前日は2兆2170億円)。
値上がり650銘柄(前日195銘柄)。
値下がり1096柄(前日1606銘柄)。
新高値15銘柄(前日23銘柄)。
新安値46銘柄(前日31銘柄)。
日経平均の騰落レシオは92.94(前日97.68)。
NTレシオは14.33倍(前日14.29倍)。
サイコロは3勝9敗で25.00%。
下向きの25日線(28274円)からは▲2.20%(前日▲2.19%)
5日連続で下回った。
上向きの75日線は27379円。
34日連続で上回った。
下向きの200日線(27493円)からは△0.57%(前日△0.58%)。
28日連続で上回った。
下向きの5日線は27895円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.777%(前日▲12.117%)
買い方▲8.644%(前日▲6.854%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲14.297%(前日▲12.997%)。
買い方▲26.227% (前日▲25.323%)。
空売り比率は47.5%(前日51.2%。12日連続で40%超)。
昨年10月28日が54.2%。
今年6月29日が53.0%。
1月27日が52.9%。
空売り規制なしの比率11.1%(前日9.8%)。
日経VIは20.90(前日21.42)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.63倍(前日12.64倍)。
9日連続で12倍台。
前期基準では13.61倍。
EPSは2189円(前日2188円)。
225のPBRは1.15倍。
BPSは24044円(前日24053円)。
10年国債利回りは0.235%。
プライム市場の予想PERは13.53倍。
前期基準では14.19倍。
PBRは1.17倍。
プライム市場の予想益回りは7.378%。
配当り利回り(加重平均)は2.50%。
プライム市場の単純平均は12円安の2466円。
プライム市場の売買単価は2403円(前日2469円)。
プライム市場の時価総額は701兆円(前日703兆円)。
ドル建て日経平均は197.10(前日198.49)と3日続落。
9月1日に7月19日以来30日ぶりに200ドル割れで2日連続。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比145円安の27515円。
高値27900円、安値27460円。
大証先物夜間取引終値は日中比120円安の27540円。
気学では「「初め安いと後高の日。悪目買い方針良し」。
火曜は「不時の高下を演じる日」。
水曜は「変化を見せる注意日」。
木曜は「転換注意日。後場の足取りに注意肝要」。
金曜は「一方に偏して動く。波動について駆け引きせよ」。
ボリンジャーのプラス1σが28741円。
マイナス1σが27806円。
マイナス2σが27339円。
マイナス3σが26872円。
NY市場はレーバーデイで休場。
アノマリー的には「変化日」。
《今日のポイント9月5日》
(1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って1%超の下落。
10年国債利回りは3.195%。
2年国債利回りは3.395%。
ドル円は140円台前半。
SKEW指数は119.71→120.74→119.81。
恐怖と欲望指数は45→41。木曜のNY株式市場でNYダウとS&P500が¥は5日ぶりに反発。
(2)ダウ輸送株指数は175ポイント(1.26%)安の13737ポイントと反落。
SOX指数は1.02%安の2599ポイントと6日続落。
VIX指数は25.47と低下。
3市場の合算売買高は99.5億株(前日119.9億株。過去20日平均は104.8億株)。
225先物CME円建ては大証日中比145円安の27515円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆4774億円(前日は2兆2170億円)。
値上がり650銘柄(前日195銘柄)。
値下がり1096柄(前日1606銘柄)。
新高値15銘柄(前日23銘柄)。
新安値46銘柄(前日31銘柄)。
日経平均の騰落レシオは92.94(前日97.68)。
NTレシオは14.33倍(前日14.29倍)。
サイコロは3勝9敗で25.00%。
(4)下向きの25日線(28274円)からは▲2.20%(前日▲2.19%)
5日連続で下回った。
上向きの75日線は27379円。
34日連続で上回った。
下向きの200日線(27493円)からは△0.57%(前日△0.58%)。
28日連続で上回った。
下向きの5日線は27895円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.777%(前日▲12.117%)
買い方▲8.644%(前日▲6.854%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲14.297%(前日▲12.997%)。
買い方▲26.227% (前日▲25.323%)。
(6)空売り比率は47.5%(前日51.2%。12日連続で40%超)。
昨年10月28日が54.2%。
今年6月29日が53.0%。
1月27日が52.9%。
空売り規制なしの比率11.1%(前日9.8%)。
日経VIは20.90(前日21.42)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.63倍(前日12.64倍)。
EPSは2189円(前日2188円)。
BPSは24044円(前日24053円)。
10年国債利回りは0.235%。
(8)プライム市場の単純平均は12円安の2466円。
プライム市場の時価総額は701兆円(前日703兆円)。
ドル建て日経平均は197.10(前日198.49)と3日続落。
9月1日に7月19日以来30日ぶりに200ドル割れで2日連続。
(9)ボリンジャーのプラス1σが28741円。
マイナス1σが27806円。
マイナス2σが27339円。
マイナス3σが26872円。
NY市場はレーバーデイで休場。
アノマリー的には「変化日」。
今年の曜日別勝敗(9月2日まで)
↓
月曜16勝15敗
火曜17勝17敗
水曜18勝15敗
木曜18勝15敗
金曜18勝15敗
週間ベースで日経平均株価は3.5%安、2週続落(累計4.4%下落)。、
TOPIXは2.5%安、2週続落(同3.2%下落)。
東証プライム市場指数は2.5%安、2週続落(同3.2%下落)。
東証マザーズ指数は3.5%安、2週続落(同4.1%下落)。
東証スタンダード市場指数は1.8%安、5週ぶり反落。
東証グロース指数は3.5%安、2週続落(同4.1%下落)。
東証REIT指数は1.3%安、2週続落(同1.4%下落)。
8月月間ベースで日経平均株価は1.0%高、2カ月続伸。、
TOPIXは1.2%高、2カ月続伸。
東証プライム市場指数は1.2%高、2カ月続伸。
東証マザーズ指数は3.3%高、2カ月続伸。
東証スタンダード市場指数は2.3%高、高、4カ月続伸。
東証グロース指数は3.3%高、2カ月続伸。
東証REIT指数は0.6%高、2カ月続伸。
12年前の米バロンズ誌のコメントは「1939年以降で投資家に優しい9月」。
9月に入ってからの株価の上昇。
そして多くのものが取り越し苦労に終わっていると指摘している。
「米5年国債利回りは1.6%だが株式の益回りはその5倍の7.2%。
こうした状態は、米国、日本、欧州の過去数十年を見てもなかったこと。
株式市場の収益率が債券を上回る歴史的な買い場」ともしていた。
どうも「歴史的」という言葉は胡散臭く聞こえるが・・・。
数年の景気後退を「100年に一度」というようなマーケット。
「極めて」とか「とても」とか大袈裟な表現は致し方ないところか。
とはいえ秋は米ミューチュアルファンドがタックスロス・セリング(節税対策売り 損を出し)を行う。
「9月は苦月。最悪の月」と言われることもある。
米ビジネスウィーク誌が「株式の死」を特集したのは79年8月。
メリルなど大手証券は「株式は死なず、必ず甦る」と反論。
その3年後のNYダウ平均は高値を更新した。
歴史を踏まえれば、「株式は死んでいない」筈。
しかし渦中では、それが見えないというところであろうか。
中秋節は満月。
久しぶりに満月アノマリーを思い起こしてみると・・・。
「満月の日は株価の変動が大きい」
「株価は満月の時に下がる」
「満月の株価は新月に比べて低い」
「満月や新月の時に相場が転換しやすい」
満月の日に下がる、新月よりも安い、あとは相場が転換しやすいに期待してみていところだが・・・。
なまじ戻って再度下落する弾みになるよりはおとなしくしてくれていた方が良いかも知れない。
格言をいくつか・・・。
◎「株価は悪魔の鏡」
群集心理、間違った噂や誤解、作為的嘘、恐怖心、熱狂的な思い込み。
投資家のあらゆる心理をも映し出した「悪魔の鏡」が株価という解釈。
あながち間違ってはいない。
◎「当たりやにつくな、曲がりやに向かえ」。
当たりやとは強い存在。曲がりやとは弱い存在。
強い相手の二番煎じでいるよりも弱い相手を叩いて儲けろという奥義だろうか。
やはり「溺れた犬は叩く」世界である。
◎牛を馬に乗り換える
動きの遅い銘柄よりも動きの早い銘柄に乗り換えるの意。
もっもしばしば「牛に馬を乗り換える」こともある。
そしてなぜか牛が馬に、馬が牛に変化することも多い。
◎「流行物は、廃り物」
世間様の流行はせいぜい75日。
株式市場の流行はせいぜい数週間。
酷いときには先週の値上がり上位銘柄さえ思い出せないことがある。
そんな移り気な世界で旬を追いかけるのも少しは空しいもの。
◇━━━ カタリスト━━━◇
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