「矛盾」
週末のNY株式市場はNYダウとS&P500は5日ぶりに反落。
NASDAQは5日続伸。
週間上昇率は主要3株価指数いずれも4月以降で最大。
「選挙が接戦となったことで、バイデン政権による企業への規制強化を巡る懸念が和らいだ」
良い所どりの解釈が横行した。
もっとも次期大統領は未定、上院選はまだ4議席が決まらずという不安定な状態だ。
10月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比63.8万人増と前月の67.2万人増から鈍化して着地。
市場予想の60万人増は上回ったものの雇用市場の回復が始まった5月以降で最小の伸びとなった。
雇用者数はコロナ前の2月時点でのピーク水準を1010万人と大幅に下回っている。
失業率は6.9%と前月の7.9%から改善。
予想は7.7%だった。
米国の新型コロナウイルス感染者は新たに12万0276人。
1日当たりの新規感染者数として2日連続で過去最多を更新した。
債券利回りは上昇(価格は低下)。
10年国債利りは0.820%。
2年国債利回りは0.154%。
ドル円は103円台前半。
SKEW指数は124.56.
2日連続での130ポイント割れ。
恐怖と欲望指数は38ポイント→39ポイント。
週末のNYダウは66ドル安の28323ドルと5日ぶりに反落。
高値28431ドル、安値28189ドル。
NASDAQは4ポイント高の11895ポイントと5日続伸。
高値11920ポイント、安値11737ポイント。
S&P500は1ポイント安の3509ポイントと5日ぶりに反落。
ダウ輸送株指数は54ポイント安の11614ポイントと続落。
SOX指数は1.61%高の2529ポイントと5日続伸。
VIX指数は24.86と低下。
3市場の売買高は103.6億株(直近20日平均は92.3億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比10円安の24330円。
ドル建ては大証日中比変わらずの24340円。
ドル円は103.25円。
10年国債利りは0.820%。
2年国債利回りは0.154%。
週間ベースでNYダウは6.9%高。
NASDAQは9.0%高。
S&P500は7.3%高。
それぞれ3週ぶりの反発。
フィラデルフィア半導体指数は12.6%高。
3週ぶりの反発となった。
週末の日経平均は寄り付き29円高。
終値は219円高の24325円と4日続伸。
4日続伸で3ケタ高での上昇幅は1348円。
10月2日終値24270円(同日のザラバ高値24448円には届かず)を上抜いて年初来高値を更新。
1991年11月13日終値(24416円)以来の高値水準を回復した。
日足は4日連続の陽線。
週間では1348円上昇し週足は4週ぶりに陽線。
TOPIXも4日続伸だが年初来高値にはまだ届かいていない。
マザーズ指数は反落。
日経ジャスダック平均は続伸。
東証1部の売買代金は2兆5832億円。
7日連続の2兆円超え。
値上がり1367銘柄(前日1543銘柄)。
値下がり714銘柄(前日574銘柄)。
新高値66銘柄(前日50銘柄)。
新安値1銘柄(前日17銘柄)。
騰落レシオは89.94(前日82.40)。
NTレシオは14.67倍(前日14.61倍)。
今年最大値。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりの25日線(23526円)からは△3.39%。
3日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は23178円。
横ばいの200日線(21999円)からは△10.57%。
10%プラスかい離は限界ではなく加速と読みたい。
右肩上がりの5日線(23679円)から△2.73%。
3日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.837%(前日▲16.329%)。
買い方▲8.921%(前日▲9.047%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.499%(前日▲9.795%)。
買い方▲17.714%(前日▲17.618%)。
空売り比率は37.3%(2日ぶりの40%割れ:前日40.9%)。
空売り規制なしの比率は7.3%(前日7.3%)。
日経VIは21.59と低下。
日経平均採用銘柄の予想PERは23.36倍(前日23.40倍)。
前期基準では18.33倍。
EPSは1041円(前日1030円)。
225のPBRは1.12倍。
BPSは21718円(前日21522円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.28%(前日4.27%)。
配当利回りは1.89%。
東証1部全銘柄だと予想PERは25.71倍。
前期基準では20.15倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.24倍。
ドル建て日経平均は234.89(前日231.00)。
年初来高値を更新。
東証1部単純平均株価は11円高の2239円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2096円(前日1966円)
東証1部時価総額は633兆円(前日630兆円)。
週末のシカゴ225先物終値は大証日中比10円安の24330円。
高値24460円、安値24080円。
225先物大証夜間取引終値は日中比20円高の24360円。
気学では「悪目買い方針で対処せよ」。
火曜は「押し込んでも戻す日。悪目買い方針良し」。
水曜は「大いに高いと反落する。逆の時は翌日強し」。
木曜は「相場が分岐する日。足取りに注意肝要」。
金曜は「下寄りすると戻し、上寄りすると押し込む日」。
ボリンジャーのプラス2σが24065円。
プラス3σが24344円。
連日上値を抑えた水準。
一目均衡の雲の上限が23219円。
4日連続で雲の上。
勝手雲の上限は23528円。
下限は23338円。
3日連続で勝手雲の上。
勝手雲は11日に黒くねじれる。
RSIが68.06。
RCIが56.87。
《今日のポイント11月9日》
(1)NY株式市場はNYダウとS&P500は5日ぶりに反落。
NASDAQは5日続伸。
SKEW指数は124.56.
2日連続での130ポイント割れ。
恐怖と欲望指数は38ポイント→39ポイント。
(2)ダウ輸送株指数は54ポイント安の11614ポイントと続落。
SOX指数は1.61%高の2529ポイントと5日続伸。
VIX指数は24.86と低下。
3市場の売買高は103.6億株(直近20日平均は92.3億株)。
週末のシカゴ225先物終値は大証日中比10円安の24330円。
高値24460円、安値24080円。
(3)東証1部の売買代金は2兆5832億円。
7日連続の2兆円超え。
新高値66銘柄(前日50銘柄)。
新安値1銘柄(前日17銘柄)。
騰落レシオは89.94(前日82.40)。
NTレシオは14.67倍(前日14.61倍)。
今年最大値。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)右肩上がりの25日線(23526円)からは△3.39%。
3日連続で上回った。
横ばいの200日線(21999円)からは△10.57%。
10%プラスかい離は限界ではなく加速と読みたい。
右肩上がりの5日線(23679円)から△2.73%。
3日連続で上回った。
(5)空売り比率は37.3%(2日ぶりの40%割れ:前日40.9%)。
(6)ドル建て日経平均は234.89(前日231.00)。
年初来高値を更新。
(7)ボリンジャーのプラス2σが24065円。
プラス3σが24344円。
連日上値を抑えた水準。
勝手雲は11日に黒くねじれる。
今年の曜日別勝敗(11月6日まで)
↓
月曜21勝19敗
火曜22勝18敗
水曜21勝22敗
木曜16勝25敗
金曜21勝22敗
週間ベースで日経平均株価は5.9%高。
TOPIは5.0%高。
ともに2週ぶり反発。
東証マザーズ指数は6.2%高、4週ぶり反発。
日経ジャスダック平均は1.8%高、2週ぶり反発。
東証2部指数は1.5%高、2週ぶり反発。
東REIT指数は3.4%高、4週ぶり反発。
10月第4週の海外投資家売買動向。
現物1060億円売り越し(2週連続)。
先物5282億円売り越し(3週連続)。
合計6293億円の売り越し(3週連続)。
・東証投資主体別売買動向(週間)10月第4週、海外投資家2週連続売り越し(1060億円)
個人3週連続買い越し(875億円)信託銀行、2週ぶり売り越し(231億円)
・東証マザーズ投資主体別売買動向(週間)10月第4週、
海外投資家3週ぶり買い越し(134.27億円)個人3週ぶり売り越し(73.84億円)
・ジャスダック投資主体別売買動向(週間)、10月第4週
海外投資家2週ぶり買い越し(16.92億円)、個人3週ぶり売り越し(30.76億円)
・東証投資主体別売買動向(月間)10月、
海外投資家2ヶ月ぶり買い越し(3778億円)個人2ヶ月ぶり売り越し(122億円)
証券マンは得てして決まらない仕事は嫌いなもの。
しかし得てして市場は「決まらないこと」も歓迎することがある。
たとえば米大統領選挙。
あるいはコロナ渦の帰趨。
混沌とした状況で連日の株高。
「混沌」とした状況こそ市場にとって最高の状況みたいな印象。
セオリーと逆のことは市場ではまま起こることでもある。
それにしても・・・。
土曜の日経朝刊では「日経平均26000円も」の見出し。
来年3月までに25000円を超え場合によっては26000円。
一方で下値は「23700円」という見方。
いったいこの上値と下値の目途って何なのだろう。
聞く方は簡単に聞く。
しかし聞かれる方は特に根拠がある訳ではない。
聞かれたから答えるだけ。
それでも、株価が上昇基調なら上値目途が上がる。
当選株価が下落基調なら下値目途が朝がる。
そもそも器用に上値と下値の目安が決められて当たるのならば、聞かれる方はファンドマネージャーなどやっていないだろうに・・・。
時折感じる株式市場の矛盾の一つでもある。
◇━━━ カタリスト━━━◇
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