「真っ赤に熟れたイチゴ」

「真っ赤に熟れたイチゴ」
 
週明けのNYダウは小幅反発。
一時70ドルあまり上昇した場面もあったが終値は22ドル高の26112ドル。
5月6日以来の高値水準を回復した。
今回のFOMCでは利下げを見送りの方向。
景気の不透明感から7月か9月の会合で利下げに動くとの予想が拡大している。
NY連銀製造業景況指数は前月比26.4ポイント低下のマイナス8.6。
2016年10月以来の低水準で下げ幅としては過去最大。
市場予想のプラス10.5を大幅に下回った。
景況感悪化―利下げー株高という本末転倒の構図がクローズアップされた格好だ。
ロス商務長官がG20大阪サミットでの米中合意に懐疑的な見方。
「大統領は中国製品への追加関税に満足している」とコメントしたことから上値は重い展開。
今週中にも独自の仮想通貨の発表を予定しているとの報道を手がかりにフフェイスブックが大幅高。
IPO後に大幅に上昇している代替肉のブヨンドミートが10%超の続伸。
結論は「様子見モードで方向感の定まらない月曜」。
NAHB住宅市場指数は市場予想の67に対し64での着地。
10年国債利回りは2.094%。
ドル円は108円台後半での推移。
ダウ輸送株指数は1.03、SOC指数は0.64%の下落。
VIX(恐怖)指数は15.35。
SKEW指数は115.30。
恐怖と欲張り指数は37ポイント。
 
 
週明けの日経平均株価は寄り付き22円安、終値7円高。
日足は連続陽線ながら方向感のない展開。
TOPIXは安値引けでマイナスだった。
東証1部の売買代金は1兆6498億円と低調。
日中値幅は141円と動意薄。
日経平均は25日線(21027円)を上回って推移しており悪くはない。
5日線(21121円)の上をキープできるかどうかが課題だ。
6月12日のザラ場高値21259円を早急に奪還できるかどうかもポイント。
値上がり570銘柄、値下がり1483銘柄。
新高値62銘柄、新安値44銘柄。騰落レシオは98.68。
6月SQ値21060円に対しては2勝。
NTレシオは13.72倍。
25日線からは0.5%のプラスかい離。
200日線からは2.6%のマイナスかい離。
サイコロは6勝6敗で50%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.859%。
買い方▲12.571%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.125%。
買い方▲18.558%。
空売り比率は45.7%で66日連続の40%超。
日経HVは11.9、日経VIは16.74。
日経平均採用銘柄のPERは11.86倍でEPSは1781円。
PBRは1.06倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比変わらずの21070円。
高値21125円、安値20980円。
6ー8月の権利配当を考慮すると逆ザヤは40-50円程度だろうか。
25日線(21027円)と26週線(21056円)がサポート。
75日線(21445円)が次の目標だ。
月足では6カ月線(21223円)が頭と抑えている。
12ヶ月(21763円)と24ヶ月線(21757円)がデッドクロス。
日足の勝手雲の上限20936円を上抜けて雲の上に浮上して2日継続。
4月26日以来だから令和になって初めてだ。
勝手雲が21日に白くねじれているのは吉兆。
週足の勝手雲の上限は21231円。
月足の勝手雲の上限は22595円。
日足のボリンジャーのプラス1σは21276円。
マイナス1σは20778円。
気学では「人気に逆行して動くこと多し」。
水曜は「前日に引き続いて高きは反落する」。
木曜は「転機を司る重要日。波動につくべし」。
金曜は「後場高の日なれども上放れたときは売り狙え」。
その金曜21日は「株高の日」。
来週水曜26日は「天赦日」だ。
昨夜は6月の満月で「ストロベリームーン」。
真っ赤に熟れたイチゴのような相場に期待だ。
 
 
NYダウは22ドル高の26112ドルと反発。
NASDAQは48ポイント高の7845ポイント。
S&P500は2ポイント高の2889ポイント。
ダウ輸送株指数は106ポイント安の10199ポイント。
SOX指数は0.641%下落。
VIX指数は15.35。
225先物CME円建ては大証日中比変わらずの21070円。
ドル建ては大証比25ポイント高の21095ポイント。
大証夜間取引終値は日中比10円安の21060円。
ドル円は108.53円。
10年国債利回りは2.094%。

(兜町カタリスト櫻井)

 

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