「相場は深淵」

「相場は深淵」

「軟調な雇用統計通過で反発」

週末のNY株式市場で主要3指数は反発。
FRBパウエル議長が「景気は良い状態にある。
トランプ新政権の政策が経済にどのような影響を与えるかが明確になるまで利下げを急ぐつもりはない」とコメント。
一応好感した格好。
第2・四半期の業績見通しが好調だった半導体大手ブロードコムが8.6%高。。
関税によって年間利益見通しが打撃を受けると発表したヒューレット・パッカードが12%下落。
コストコが6%安。
週間でS&P500は3.1%下落、ナスダックは3.45%下落、ダウは2.37%下落。
2月の雇用統計で非農業部門雇用者数は15.1万人増加。
伸びは前月から加速したが市場予想の16万人増を下回った。
失業率は4.1%。
1月の4.0%から上昇した。
1月の非農業部門雇用者数は14.3万人→12.5万人増に下方修正。
年初来の雇用者数の伸びは平均で月間13.8万人。
昨年第4四半期の月間の平均は20.9万人だった。
時間当たり平均賃金は前月比0.3%上昇。
1月は0.4%上昇していた。
週平均労働時間は34.1時間。
5年ぶりの低水準で推移。
労働力参加率は62.4%。
1月の62.6%から低下し、2年ぶりの低水準。
今年は合計0.78%の利下げ見通し。
0.25%ずつの利下げが3回程度実施されることを意味する。
最初の利下げは6月FOMCとの見方が強い。
10年国債利回りは4.305%。
5年国債利回りは4.083%
2年国債利回りは3.999%。
ドル円は148円水準。
WTI原油先物4月限は0.68ドル(1.02%)高の1 バレル=67.04ドル。
週間では3.9%下落。
ビットコインは、2.8%安の8万7030.54ドル。
イーサは2.6安の2150ドル。
SKEW指数は138.88→137.65→139.94。
恐怖と欲望指数は17→20。
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
3月6日の17がボトム。

週末のNYダウは422ドル(0.52%)高の42801ドルと反発。
高値42898ドル、安値42175ドル。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは99.73(前日104.09)。
NASDAQは126ポイント(0.70%)高の18196ポイントと反発。
高値18243ポイント、安値17768ポイント。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオは83.28(前日84.65)。
S&P500は31ポイント(0.55%)高の5770ポイントと反発。
高値5783ポイント、安値5666ポイント。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオは97.40(前日99.43)。
週末のダウ輸送株指数は124イント(0.80%)高の15610ポイントと反発。
SOX指数は141ポイント(3.16%)高の4629ポイントと反発。
VIX指数は23.37(前日21.93)。
NYSEの売買高は13.28億株(前日13.36億株)。。
3市場の合算売買高は169.2億株(前日161.3億株、過去20日平均162.3億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比500円高の37270円。
ドル建ては大証日中比510円高の37280円。
ドル円は148.03円。
10年国債利回り4.305%。
2年国債利回りは3.999%。

週間ベースでNYダウは2.4%安、2週ぶり反落。
ナスダック総合指数は3.5%安、2週ぶり反落。
S&P500指数は3.1%安、3週続落(累計5.6%下落)。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は2.9%安、3週続落(同10.3%下落)。

「37580円→37211円にマド」

週末の日経平均は寄り付き506円安。
終値は817円(▲2.17%)安の36887円と3日ぶりに反落。
高値37221円。
安値36813円。
3日ぶりに日足陰線。
28日は38061円→37925円にマド。
6日は37580円→37211円にマド。
日経平均は11日連続で一目均衡の雲の下。
上限は39344円。
下限は39099円。
日経平均は週間で268円下落。
週足は3週連続で陰線
TOPIXは42.82ポイント(▲1.56%)安の2708ポイントと3日ぶりに反落。
25日線(2740ポイント)を11日連続で下回った。
75日線(2731ポイント)を8日連続で下回った。
200日線(2717ポイント)を3日ぶりに下回った。
日足は2日ぶりに陰線。
TOPIXコア30指数は3日ぶりに反落。
プライム市場指数は22.00ポイント(▲1.55%)安の1394.12ポイントと3日ぶりに反落。
東証グロース250指数は13.31ポイント(▲2.07%)安の631.01と続落。
25日移動平均線からの乖離は▲5.15%(前日▲3.29%)。
プライム市場の売買代金は4兆9213億円(前日4兆9127億円)。
売買高は19.96億株(前日19.30億株)。
値上がり459銘柄(前日1291銘柄)。
値下がり1133銘柄(前日319銘柄)。
新高値23銘柄(前日50銘柄)。
新安値21銘柄(前日6銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは100.69(前日100.69)。
東証グロース市場の騰落レシオは85.80(前日91.27)。
NTレシオは13.62倍(前日13.70倍)。
22年8月15日が13.88、20年12月30日が12.90)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
TOPIXは5勝7敗で41.66%。
東証グロース市場指数は3勝9敗で25.00%。
下向きの25日線(38537円)から▲4.28%(前日▲2.42%)。
11日連続で下回った。
下向きの75日線は38888円。
11日連続で下回った。
下向きの200日線(38648円)から▲4.56%(前日▲2.46%)。
9日連続で下回った。
下向きの5日線は37425円。
2日ぶりに下回った。
13週線は38942円。
26週線は38742円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.086%(前日▲16.764%)。
買い方▲8.471%(前日▲7.482%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲4.132%(前日▲5.655%)。
買い方▲16.896%(前日▲15.735%)。
空売り比率は41.0%(前日36.7%、2日連続で40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は10.6%(前日7.4%)。
2月20日の11.5以来の2ケタ。
日経VIは28.16(前日25.19)。
日経平均採用銘柄のPERは14.93倍(前日15.21倍)。
2月28日は昨年9月18日(14,79倍)以来の14倍台だった。
前期基準では15.94倍。
EPSは2470円(前日2478円)。
直近ピークは2月14日2564円、10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.37倍(前日1.39倍)。
BPSは26924円(前日27125円)。
日経平均の予想益回りは6.70%。
予想配当り利回りは2.14%。
指数ベースではPERは18.96倍(前日19.39倍)。
EPSは1945円(前日1944円)。
PBRは1.81倍(前日1.85倍)。
BPSは20379円(前日20381円)。
10年国債利回りは1.520%(前日1.515%)。
プライム市場の予想PERは14.76倍。
前期基準では15.85倍。
PBRは1.31倍。
プライム市場の予想益回りは6.77%。
配当利回り加重平均は2.46%。
東証プライムのEPSは180.98(前日179.96)。
2025年2月が180.62。
2024年12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は31.3%(前日32.8%)。
12月19日が48.3%だった。
2月18日は28.8まで低下。
2月26日に26.0まで低下。
プライム市場の単純平均は24円安の2671円(前日は2696円)。
プライム市場の売買単価は2465円(前日2544円)。
プライム市場の時価総額938兆円(前日942兆円)。
ドル建て日経平均は250.05(前日253.19)と3日ぶりに反落。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比500円高の37270円。
高値37325円、安値36465円。
週末の大証夜間取引終値は日中比490円高の37260円。
気学では月曜は「戻したら売ること」
火曜は「目先のポイントを作る日」。
水曜は「上寄りすると下押し、下寄りすると戻す日」。
木曜は「相場の居所が安値にある時は急伸する」。
金曜は「初高後安の日。吹き値売り方針良し」。
ボリンジャーのプラス1σが39295円。
プラス2σが40052円。
マイナス1σが37780円。
マイナス2σが37023円。
マイナス3σが36260円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39912円。
プラス2σが40681円。
マイナス1σが37972円。
マイナス2σが37002円。
マイナス3σが36033円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
12月メジャーSQ値39434円。
1月SQ値は39343円。
2月SQ値39432円。
アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」そして「天赦日、一粒万倍日」。
米国はようやく夏時間(→11月2日)。
NYの引けが日本時間午前6時→午前5時になる。

週間ベースで日経平均株価は0.7%安、3週続落(累計5.8%下落)。
TOPIXは1.0%高、3週ぶり反発。
東証プライム市場指数は1.0%高、3週ぶり反発。
グロース250指数は3.5%安、2週続落(同7.2%下落)。
東証スタンダード市場指数は0.6%高、3週ぶり反発。
東証グロース指数は3.1%安、2週続伸(同6.5%上昇)。
東証REIT指数は2.7%安、4週ぶり反落。

《今日のポイント3月10日》

(1)週末のNY株式市場で主要3指数は反発。
   10年国債利回りは4.305%。
   5年国債利回りは4.083%
   2年国債利回りは3.999%。
   ドル円は148円水準。
   WTI原油先物4月限は0.68ドル(1.02%)高の1 バレル=67.04ドル。
   週間では3.9%下落。
   ビットコインは、2.8%安の8万7030.54ドル。
   イーサは2.6安の2150ドル。
   SKEW指数は138.88→137.65→139.94。
   恐怖と欲望指数は17→20。
   10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
   3月6日の17がボトム。

(2)週末のダウ輸送株指数は124イント(0.80%)高の15610ポイントと反発。
   SOX指数は141ポイント(3.16%)高の4629ポイントと反発。
   VIX指数は23.37(前日21.93)。
   NYSEの売買高は13.28億株(前日13.36億株)。。
   3市場の合算売買高は169.2億株(前日161.3億株、過去20日平均162.3億株)。
   週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比500円高の37270円。

(3)プライム市場の売買代金は4兆9213億円(前日4兆9127億円)。
   売買高は19.96億株(前日19.30億株)。
   値上がり459銘柄(前日1291銘柄)。
   値下がり1133銘柄(前日319銘柄)。
   新高値23銘柄(前日50銘柄)。
   新安値21銘柄(前日6銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは100.69(前日100.69)。
   東証グロース市場の騰落レシオは85.80(前日91.27)。
   NTレシオは13.62倍(前日13.70倍)。
   22年8月15日が13.88、20年12月30日が12.90)。
   サイコロは5勝7敗で41.66%。

(4)下向きの25日線(38537円)から▲4.28%(前日▲2.42%)。
   11日連続で下回った。
   下向きの75日線は38888円。
   11日連続で下回った。
   下向きの200日線(38648円)から▲4.56%(前日▲2.46%)。
   9日連続で下回った。
   下向きの5日線は37425円。
   2日ぶりに下回った。
   13週線は38942円。
   26週線は38742円。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.086%(前日▲16.764%)。
   買い方▲8.471%(前日▲7.482%)。
   東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲4.132%(前日▲5.655%)。
   買い方▲16.896%(前日▲15.735%)。

(6)空売り比率は41.0%(前日36.7%、2日連続で40%割れ)。
   空売り規制なし銘柄の比率は10.6%(前日7.4%)。
   2月20日の11.5以来の2ケタ。
   日経VIは28.16(前日25.19)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは14.93倍(前日15.21倍)。
   2月28日は昨年9月18日(14,79倍)以来の14倍台だった。
   前期基準では15.94倍。
   EPSは2470円(前日2478円)。
   直近ピークは2月14日2564円、10月15日2514円、3月4日2387円。
   直近ボトムは11月14日2425円。
   225のPBRは1.37倍(前日1.39倍)。
   BPSは26924円(前日27125円)。
   日経平均の予想益回りは6.70%。
   予想配当り利回りは2.14%。
   指数ベースではPERは18.96倍(前日19.39倍)。
   EPSは1945円(前日1944円)。
   PBRは1.81倍(前日1.85倍)。
   BPSは20379円(前日20381円)。
   10年国債利回りは1.520%(前日1.515%)。

(8)プライム市場の単純平均は24円安の2671円(前日は2696円)。
   プライム市場の時価総額938兆円(前日942兆円)。
   ドル建て日経平均は250.05(前日253.19)と3日ぶりに反落。

(9)ボリンジャーのプラス1σが39295円。
   プラス2σが40052円。
   マイナス1σが37780円。
   マイナス2σが37023円。
   マイナス3σが36260円。
   週足のボリンジャーのプラス1σが39912円。
   プラス2σが40681円。
   マイナス1σが37972円。
   マイナス2σが37002円。
   マイナス3σが36033円。
   半値戻しは36841円。
   9月配当権利落ち前は38925円。
   日経平均株価の9月月中平均は37162円。
   TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
   12月メジャーSQ値39434円。
   1月SQ値は39343円。
   2月SQ値39432円。
   アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」そして「天赦日、一粒万倍日」。
   米国はようやく夏時間(→11月2日)。
   NYの引けが日本時間午前6時→午前5時になる。

今年の曜日別勝敗(3月7日まで)

月曜4勝3敗
火曜4勝5敗
水曜5勝4敗
木曜7勝2敗
金曜2勝7敗

反発しても前日の下落幅の半分しか戻らない。
そして翌日の反落は前日の上昇幅以上に下落する。
ボールの跳ね返り運動のようなもの。
株価に「自由落下運動における力学的エネルギー保存の法則」が通用するとは思えないが・・・。
こんな推移を継続していると・・・。
どこかでこの呪縛から解放されないと、いずれ株価は限りなくゼロに近づいてしまう。

3月の日経平均採用入れ替え。
新規採用はベイカレント(6532)、除外は三菱倉庫(9301)となった。
また、1月末時点でファーストリテイリング(9983)の構成ウェイトが10%超だったため、
株価換算係数にキャップ調整比率0.8が適用されて構成ウェイトが約1割低下する。
銘柄入替えは4月1日に実施予定。
パッシブ連動資産のリバランスに伴う売買インパクトは理論的には3月31日終値で発生する見込み。
新規採用の買いが約810億円、除外とキャップ調整の売りが約4090億円。
売り金額の方が大きいため、それ以外の日経平均全体では約3280億円の買いが広く薄く生じる見込み。
因みに日経平均の新規採用銘柄については、各銘柄ごとに約2500万株(株価換算係数=1換算)の買い需要が見込まれる。
パッシブ連動資産の規模は約28兆円と推定。

3月下旬に生じる配当落ちイベントとして27日に権利付き最終日、翌28日が権利落ち日。
3月の配当落ちでは、日経平均構成銘柄の約8割弱、TOPIX構成銘柄の約7割弱が対象となる見込み。
配当落ち額は、日経平均で307円、TOPIXで30.2ポイントと試算。
前年同期と比較すると、日経平均構成銘柄とTOPIX構成銘柄の両方で増配見込み。

だいぶ齢を重ねたこの頃。
不遜にも相場について、知らないことがあることが許せなくなってきた。
相場の原理原則を究明したいという思いが募る。
なぜ上がるのか。
どうして下がるのか。
そして、なぜその株が対象なのか。
先人たちも、この不思議な相場の謎に挑んできた。
そして結論はまだ出ない。
おそらくAI全盛の時代になっても難しいだろう。
それだけ相場というのは深淵と言えるのかもしれない。

◇━━━ カタリスト━━━◇

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(兜町カタリスト櫻井)

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