「相場は欲と志が交錯して形成されている」

「相場は欲と志が交錯して形成されている」

「続伸」

火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
アップルなどのハイテクセクターが上昇の中心。
マイクロソフトが1.4%高。
原油高を背景にエネルギーセクターも買われた。
ただ小売大手ターゲットは業績見通し下方修正を受け2.3%安。
小売りセクターはほぼ終日軟調。
4月の貿易赤字は前月比19.1%減の871億ドルだった。
減少率は2012年12月以来の大きさ。
モノ(財)とサービスの輸出は3.5%増の2526億ドルで過去最高。
貿易は7四半期連続でGDPを押し下げてきたが、第2四半期は年率換算4.8%増が見込まれている。
輸出は天然ガスや貴金属、石油製品など幅広く増加。
石油は272億ドルと、過去最高を記録した。
食品も過去最高で大豆が21億ドル増加。
長期債利回りは急低下。
ターゲットが過剰在庫について警告し値下げを行うと発表。
「インフレは最悪期を脱した」との見方だ。
10年国債利回りは2.979%。
2年国債利回りは2.734%。
ドル円は132円台半ば。
東京市場では133円台を付けていた。
WTI原油7月物は前日比0.91ドル(0.77%)高の1バレル=119.41ドル。
ビットコインは3.03%安の3万0489.49ドル。
SKEW指数は122.06→120.66。
恐怖と欲望指数は29→31。

火曜のNYダウは264ドル(0.80%)高の33180ドルと続伸。
高値33207ドル、安値32641ドル。
サイコロは9勝3敗。
NASDAQは124ポイント(1.03%)高の12185ポイントと続伸。
高値12194ポイント、安値11888イント。
サイコロは7勝5敗。
S&P500は42ポイント(1.02%)高の4163ポイントと続伸。
高値4164ポイント、安値4080ポイント。
サイコロは8勝4敗。
ダウ輸送株指数は19ポイント(0.13%)高の14573ポイントと続伸。
SOX指数は1.10%高の3096ポイントと続伸。
VIX指数は23.96。
3市場の売買高は103.8億株(前日は106.4億株、直近20日平均125億株)。
225先物CME円建ては大証日中比200円高の28210円。
ドル建ては大証日中比200円高の28210円。
ドル円は132.58円。
10年国債利回りは2.979%。
2年国債利回りは2.734%。

「プライム指数はスタートの1000ポイントを上回った」

火曜の日経平均は寄り付き69円高。
終値は28円(△0.10%)高の27943円と3日続伸。
日足は2日連続で陰線。
「27482円ー27614円」にマドがあいた。
TOPIXは7.92ポイント(△0.41%)高の1947ポイントと3日続伸。
プライム市場指数は4.07ポイント(△0.41%)高の1001.70と3日続伸。
ようやくスタートの1000ポイントを上回った。
東証マザーズ指数は2.18%安の661.42と3日ぶりに反落。
プライム市場の売買代金は2兆6762億円(前日は2兆3224億円)。
値上がり1031銘柄(前日1029銘柄)。
値下がり728銘柄(前日713銘柄)。
新高値175銘柄(前日144銘柄)。
新安値5銘柄(前日8銘柄)。
日経平均の騰落レシオは112.32(前日107.85)。
NTレシオは14.35倍(前日14.40倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(26870円)から△3.99%(前日△4.13%)。
8日連続で上回った。
上向きの75日線は26870円。
7日連続で上回った。
横這いの200日線(27940円)からは△0.02%(前日▲0.09%)。
95日ぶりに上回った。
上向きの5日線は27698円。
7日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.503%(前日▲13.215%)。
買い方▲8.437% (前日▲8.494%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲3.676%(前日▲6,331%)。
買い方▲29.250% (前日▲28.192%)。
空売り比率は42.0%(前日41.4%。3月24日から50日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.2%(前日8.0%)。
6月3日時点の信用売り残は193億円増の7938億円。
3週連続で増加。
同信用買い残は271億円減の3兆318億円。
3週連続で減少。
信用倍率は3.82倍(前週3.95倍)。
2週連続で3倍台(9週前は3.02倍)。
日経VIは19.41(前日19.35)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.36倍(前日13.30倍)。
7日連続で13倍台。
前期基準では13.47倍。
EPSは2091円(前日2098円)。
225のPBRは1.20倍。
BPSは22286円(前日22263円)
日経平均の益回りは7.49%。
10年国債利回りは売買できず(前日0.245%)。
プライム市場の予想PERは14.01倍。
前期基準では14.27倍。
PBRは1.21倍。
プライム市場の単純平均は3円高の2456円。
プライム市場の売買単価は2278円(前日2316円)。
プライム市場の時価総額は705兆円(前日703億円)。
3日連続で700兆円台。
ドル建て日経平均は210.20(前日213.72)。
火曜のシカゴ225先物円建て終値は大証日中比200円高の28210円。
高値28220円、安値27665円。
大証先物夜間取引終値は日中比150円高の28160円。
気学では水曜は「戻り売り方針の日。但し急落したら利入れせよ」。
木曜は「安値にある時は小底入れをみる日なり」。
金曜は「高日柄なれど、前日来高きは吹き値売り方針」。
ボリンジャーのプラス1σが27412円。
プラス2σが27958円。
プラス3σが28495円。
マイナス1σが26328円。
マイナス2σが25245円。
一目均衡の雲の上限が27005円。
下限が26510円。
7日連続で雲の上。
5月SQ値は25951円。
3月メジャーSQ値は25457円。

《今日のポイント6月8日》

(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
   10年国債利回りは2.979%。
   2年国債利回りは2.734%。
   ドル円は132円台半ば。
   東京市場では133円台を付けていた。
   SKEW指数は122.06→120.66。
   恐怖と欲望指数は29→31。

(2)ダウ輸送株指数は19ポイント(0.13%)高の14573ポイントと続伸。
   SOX指数は1.10%高の3096ポイントと続伸。
   VIX指数は23.96。
   3市場の売買高は103.8億株(前日は106.4億株、直近20日平均125億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比200円高の28210円。

(3)プライム市場の売買代金は2兆6762億円(前日は2兆3224億円)。
   値上がり1031銘柄(前日1029銘柄)。
   値下がり728銘柄(前日713銘柄)。
   新高値175銘柄(前日144銘柄)。
   新安値5銘柄(前日8銘柄)。
   日経平均の騰落レシオは112.32(前日107.85)。
   NTレシオは14.35倍(前日14.40倍)。
   サイコロは7勝5敗で58.33%。

(4)上向きの25日線(26870円)から△3.99%(前日△4.13%)。
   8日連続で上回った。
   上向きの75日線は26870円。
   7日連続で上回った。
   横這いの200日線(27940円)からは△0.02%(前日▲0.09%)。
   95日ぶりに上回った。
   上向きの5日線は27698円。
   7日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.503%(前日▲13.215%)。
   買い方▲8.437% (前日▲8.494%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲3.676%(前日▲6,331%)。
   買い方▲29.250% (前日▲28.192%)。

(6)空売り比率は42.0%(前日41.4%。3月24日から50日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は7.2%(前日8.0%)。
   6月3日時点の信用売り残は193億円増の7938億円。
   3週連続で増加。
   同信用買い残は271億円減の3兆318億円。
   3週連続で減少。
   信用倍率は3.82倍(前週3.95倍)。
   2週連続で3倍台(8週前は3.02倍)。
   日経VIは19.41(前日19.35)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.36倍(前日13.30倍)。
   EPSは2091円(前日2098円)。
   225のPBRは1.20倍。
   BPSは22286円(前日22263円)
   日経平均の益回りは7.49%。
   10年国債利回りは売買できず(前日0.240%)。
   プライム市場の予想PERは14.01倍。

(8)プライム市場の単純平均は3円高の2456円。
   プライム市場の時価総額は705兆円(前日703億円)。
   3日連続で700兆円台。
   ドル建て日経平均は210.20(前日213.72)。

(9)ボリンジャーのプラス1σが27412円。
   プラス2σが27958円。
   プラス3σが28495円。
   マイナス1σが26328円。
   マイナス2σが25245円。
   一目均衡の雲の上限が27005円。
   下限が26510円。
   7日連続で雲の上。
   5月SQ値は25951円。
   3月メジャーSQ値は25457円。

今年の曜日別勝敗(6月7日まで)

月曜9勝11敗
火曜12勝10敗
水曜12勝8敗
木曜9勝12敗
金曜11勝9敗

世界銀行は最新の世界経済見通しを公表。
2022年の世界実質GDP(国内総生産)成長率予測を2.9%に下方修正した。
1月時点の予測は4.1%だった。
低成長とインフレの高止まりが長期間続く局面に入る可能性があるとした。
マルパス総裁は「現時点では、スタグフレーションに陥る危険性はかなり高い。
23年と24年の成長率は22年の水準付近で推移すると予想。
23年には世界のインフレ率は緩やかになるとみられるが多くの国で目標値を上回る可能性が高い」と分析。
21年に5.1%に達した先進国の成長率は、22年には2.6%、23年には2.2%と急減速する見通し。
22年の新興国・途上国の成長率は3.4%。
11─19年の年平均4.8%を大きく下回る水準にとどまる。
21年は6.6%成長を達成していた。
ウクライナ経済は45.1%、ロシア経済は8.9%のマイナス成長の見込み。
《世界銀行経済見通し》
ユーロ圏2.5%(1月時点比▲1.7ポイント)
米国2.5%(▲1.2)
日本1.7%(▲1.2)
新興国全体3.4%(▲1.2)

相場の悪い時は思索の時間。
その先の相場の良い時に備える時間。
でも相場の悪い時に相場を考える人は少ない。
人が努力していない時に努力することはきっと勝利への道なのだが・・・。
野球の選手だって関取だった毎日連中していないとナマってしまう。
株も一緒だ。

株価を動かす窮境は「欲望」。
どんなに綺麗ごとを並べてもこれは事実だ。
経団連は「インパクト投資」促進のための指標をまとめた。
見返りを求めない「寄付」ではなく、配当などで収益を確保するための指標だという。
「社会に貢献する企業への投資」。
聞こえは良いが、逆に考えれば「投資や投機の免罪符」にも思えてくる。
生産性、業務効率、エネルギー効率はまだわかる。
雇用の創出やサイバー攻撃予防件数もなんとなくわかる。
労災や交通事故、疾病での死亡者数、健康寿命と平均寿命の差、バリアフリー工事件数。
こうなるとだんだんわからなくなってくる。
34項目の「ヘルスケア」と34項目の「レジリエンス(復元力)」。
ESGとかSDGsの延長線での学問チックな分析指標。
それで本当に日本企業の実力は高まるのだろうか。
「海外でSDGsバッジをつけている人は見かけません」と言う言葉は妙に気になる。、

「見知らぬ場所に遭遇したい」というのが「儲けたい」に加えわる市場参加者の思いだろう。
見たことのない世界に行ってみたいということ。
株価が上でも下でも未体験ゾーンが魅力なのだ。
実社会ではなかなか体験できないことを株式を通して体験したい。
ある意味人生の代替みたいな部分もある。
それは株価だけでなく株価材料も同様。
「がんが治る。空飛ぶ自動運転車。宇宙への旅立ち。AIが何でも解決。
そしてVRやARの世界。メタバース」。
相場の歴史はあまたの夢を先取りして実現してきた。
この先もきっとそうだろう。
そういう実体験や志がないと「株は上がったら売りましょう。下がったら警戒しましょう」。
そんな詭弁チックな解析しか聞こえなくなってくるに違いない。
言い換えれば「相場は欲と志が交錯して形成されている」。

世界半導体市場統計で2023年の半導体市場が22年比5%増、6796億ドル(約90兆円)になる見通し。
伸び率は鈍化するものの4年連続で前年を上回る。
22年の世界市場予想は6464億ドル。
前回予想から450億ドル上方修正。 

◇━━━ カタリスト━━━◇

ベース(4481)・・・動兆

システム受託開発が主力。
IT大手はじめ主要顧客中心にシステム開発受託が好調。
リモート業務で生産性向上。
NTTデータグループからの受託が大幅増加。

(兜町カタリスト櫻井)

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