「百の講釈よりも一つの成果」
木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチ。
NYダウは一時3万ドル台に乗せて3日続伸。
S&P500は過去最高値圏で推移。
しかしファイザーがワクチンのサプライチェーンで問題に直面しているとの報道を受けて終盤に下落。
NASDAQはS&P500への採用を控えたテスラ主導で取引時間中の過去最高値を更新した。
「ファイザーのニュースが当初の上昇を削った」との見方だ。
「相場はサンタクロースラリーのさなかにあるが控えめな上昇になるだろう。
経済は刺激策を切実に必要としている」と言う声もある。
週間新規失業保険申請件数は71.2万件。
前週の78.7万件から減少したが市場予想の77万5000件を超え高止まり継続。
雇用統計は非農業部門の雇用者数46.9万人増、失業率6.8%への改善の見通し。
ISM非製造業総合指数は55.9と6カ月ぶりの水準に低下した。
市場予想は56.0だった。
10年国債利回りは0.911%。
2年国債利回りは0.152%。
ドル円は103円台後半。
SKEW指数は132.46。
11日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は87ポイント→85ポイント。
木曜のNYダウは85ドル高の29969ドルと3日続伸。
一時30110ドルまで上昇した場面もあった。
NASDAQは27ポイント高の12377ポイントと反発。
高値は12439ポイント。
S&P500は2ポイント安の3666ポイントと反落。
高値は3682ポイント。
S&P500は史上最高値を更新。
ダウ輸送株指数は40ポイント高の12586ポイントと3日続伸。
SOX指数は0.01%安の2716ポイントと5日ぶりの反落。
VIX指数は21.44と上昇。
3市場の売買高は115億株(前日116億株。過去20日平均は117億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比140円安の26710円。
ドル建ては大証日中比125円安の26725円。
ドル円は103.88円。
10年国債利回りは0.911%。
2年国債利回りは0.152%。
木曜の日経平均は寄り付き60円安。
終値8円高の26809円。
日足は2日ぶりに陽線
TOPIXも3日続伸。
東証マザーズ指数は6日ぶりの反落。
日経ジャスダック平均は反落。
東証1部の売買代金は2兆5458億円(前日3兆7272億円)。
25日連続の2兆円超え。
値上がり1266銘柄(前日1158銘柄)。
値下がり834銘柄(前日934銘柄)。
新高値77銘柄(前日103銘柄)。
新安値6銘柄(前日10銘柄)。
騰落レシオは112.31(前日111.69)。
NTレシオは15.10倍(前日15.11倍)。
サイコロは8勝4敗で66.67%。
右肩上がりの25日線(25297円)からは△5.98%。
21日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は23981円。
右肩上がりの200日線(22212円)からは△20.70%(前日△20.74%)。
19日連続△10%超。
右肩上がりの5日線(26695)から△0.43%。
8日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.711%(前日▲18.870%)。
買い方▲6.220%(前日▲5.785%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲16.162%(前日▲19.712%)。
買い方▲16.099%(前日▲14.385%)。
空売り比率は37.5%(2日ぶりに40%割れ:前日45.5%)。
空売り規制なしの比率は5.4%(前日8.2%)。
日経VIは21.15と低下。
日経平均採用銘柄の予想PERは24.84倍(前日24.71倍)。
前期基準では19.77倍。
EPSは1079円(前日1084円)。
225のPBRは1.18倍。
BPSは22719円(前日22712円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.03%(前日4.05%)。
配当利回りは1.72%。
東証1部全銘柄だと予想PERは27.42倍。
前期基準では21.53倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.30倍。
ドル建て日経平均は256.60(前日256.59)。
東証1部単純平均株価は8円高の2340円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2063円(前日2150円)
東証1部時価総額は674兆円(前日673兆円)。
木曜のシカゴ225先物終値は大証日中比140円安の26710円。
高値26920円、安値26695円。
225先物大証夜間取引終値は日中比20円安の26830円。
気学では「安値なら急伸することあり。押し目買い良し」。
月曜は「変化注意日」。
火曜は「人気の反対に動く日。逆張り方針良し」。
水曜は「目先のポイントをつくる注意日」。
木曜は「吹き値売りの日」。
金曜は「前日の足取りに反して動くこと多し」。
ボリンジャーのプラス1σが26506円。
プラス2σが27715円。
一目均衡の雲の上限が23404円。
22日連続で雲の上。
勝手雲の上限は25476円。
22日連続で勝手雲の上。
RSIが71.80(前日73.27)。
RCIが93.96(前日93.96)。
週足陽線基準は26433円。
《今日のポイント12月4日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチ。
NYダウは一時3万ドル台に乗せ3日続伸。
S&P500は過去最高値圏から反落。
NASDAQは取引時間中の過去最高値を更新した。
SKEW指数は132.46。
11日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は87ポイント→85ポイント。
(2)ダウ輸送株指数は40ポイント高の12586ポイントと3日続伸。
SOX指数は0.01%安の2716ポイントと5日ぶりの反落。
VIX指数は21.44と上昇。
3市場の売買高は115億株(前日116億株。過去20日平均は117億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比140円安の26710円。
(3)東証1部の売買代金は2兆5458億円(前日3兆7272億円)。
25日連続の2兆円超え。
新高値77銘柄(前日103銘柄)。
新安値6銘柄(前日10銘柄)。
騰落レシオは112.31(前日111.69)。
NTレシオは15.10倍(前日15.11倍)。
サイコロは8勝4敗で66.67%。
(4)右肩上がりの25日線(25297円)からは△5.98%。
21日連続で上回った。
右肩上がりの200日線(22212円)からは△20.70%(前日△20.74%)。
19日連続△10%超。
右肩上がりの5日線(26695)から△0.43%。
8日連続で上回った。
(5)空売り比率は37.5%(2日ぶりに40%割れ:前日45.5%)。
11月第4週の海外投資家は現物4366億円買い越し。
先物875億円売り越し。
合計3490億円の買い越し。
先物がマイナスとはいえ買い越しは4週連続。
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.711%(前日▲18.870%)。
買い方▲6.220%(前日▲5.785%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲16.162%(前日▲19.712%)。
買い方▲16.099%(前日▲14.385%)。
(7)ドル建て日経平均は256.60(前日256.59)。
東証1部時価総額は674兆円(前日673兆円)。
(8)ボリンジャーのプラス1σが26506円。
RSIが71.80(前日73.27)。
RCIが93.96(前日93.96)。
週足陽線基準は26433円。
今年の曜日別勝敗(12月3日まで)
↓
月曜24勝20敗
火曜25勝18敗
水曜24勝23敗
木曜19勝26敗
金曜22勝24敗
11月第4週の海外投資家は現物4366億円買い越し。
先物875億円売り越し。
合計3490億円の買い越し。
先物がマイナスとはいえ買い越しは4週連続。
昨日のラジオNIKKEI「マネープラン研究所」。
先週の注目株とした「ショーケース(3909)」。
1週間で758円→1500円までが上昇し「〇」。
底値圏からの2日連続ストップ高で昨日も東証1部値上がりトップ。
まさに「小さなささやき大きななうねり」となった。
その他の注目銘柄も上昇し結局5つの「〇」。
言い方を変えれば5連勝ともいえるだろう。
先々週のJTOWER(4485)は8710円→1万円台。
アステリア(3853)は970円→1200円台。
記憶に残る値動きとなった。
記録でいえば「10連勝」だが、相場の上昇時に多くの銘柄を注目株にすれば記録更新は結構簡単だ。
誰もがわかる上昇局面で50銘柄を列挙すれば50連勝だって不可能ではないだろう。
これが記録のレトリックだ。
それよりも毎週1銘柄づつ注目して20連勝することの方はよほど難しい。
「勝ち続ける」ことこそ職人芸なのだと思う。
課題は瞠目すべき上昇率ということだろう。
高性能のコンピュータの年間勝率は頑張って63%と言われたのが約10年前。
今では70%に乗ったかどうか。
勝ちの7割を求めることは重要。
しかしそれよりも重要なのは負けの3割をどうやり過ごすか。
まさに「百の講釈よりも一つの成果」。
レトリックに騙されてはいけない。
「男は黙ってサッポロビール」というコピーがあった。
「人は黙って株式投資」というコピーはアリかも知れない。
たぶん、当たって儲けている人ほど寡黙な筈だ。
本当に当たっている人は「私はこんなに当たっている」とは言わないものだ。
やはり「寡黙は金」。
「だったらショーケースの話みたいな自慢は余計だろう」という声も聞こえないではない。
北アルプスンに登りたいかという課題。
寒さと強風と雪に見舞われながら、それでも登りたいかという思考。
相場も一緒。
頂上への挑戦はつらく苦しい。
やはり強靭な肉体と精神に加え我慢も必要ということだ。
市場が求めてやまない「利益と驚き」のテッペンへの入場券は「覚悟」とも言える。
《兜町ポエム》
「泣き笑いのエピソード」
オレンジのクレヨンで
描いた天井だけじゃまだ
何か足りない気がした
涙色した押し目
こぼれてひろがって
ほらいつも通りの相場
これが夢じゃない(夢みたいな)
傷つけば痛い(嘘じゃない)
どんな相場も愛したいのにな
笑顔を諦めたくないよ
転んでもただでは起きない
そう強くなれる
塩漬けが消えたなら
開いてくれるといいな
泣き笑いのエピソードを
◇━━━ カタリスト━━━◇
ピックルス(2925)・・・動兆
ピックルスに注目する。
同社はキム、浅漬け大手。
セブンイレブン向けがほぼ3割。
巣籠需要でキムチ売上増加。
独自乳酸菌ブランドに期待。
(兜町カタリスト櫻井)
