「現場感覚」
週明けのNY株式は続伸。
NYダウは78ドル高の26062ドルと6日続伸。
26000ドル台回復は5月6日以来1カ月ぶり。
NYダウの6日続伸は2018年5月の8日続伸以来1年1カ月ぶりの連続上昇記録。
トランプ大統領がメキシコからの全輸入品への関税発動を見送ると発表したことを好感。
米とメキシコを結ぶサプライチェーンの寸断や調達コストの上昇回避の方向が買い安心感につながったとの解釈。
メキシコに工場を持つGMやフォード、「コロナビール」を販売するコンステレーション・ブランズが上昇。
アマゾンが3%超の上昇となりNASDAQは81ポイント高の7823ポイント。
長期金利が上昇。
利ざやが改善に向かうとの期待からゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融セクターが上昇した。
百貨店のメイシーズが6%高。
一方でマクドナルドが2%下落。
もっともNYダウは一時100ドル以上上昇していた場面もあり引けにかけて上昇幅を縮小した格好。
長期債相場は4日ぶりに反落。
長期金利の指標となる表面利率2.375%%の10年物国債利回りは前週末比0.07%高(価格は安い)の2.15%。
原油先物はもみ合い。
ドル円は108円台半ばでの推移。
ダウ輸送株指数は91ポイント高。
SOX指数は2.54%上昇。
VIX(恐怖)指数は15.94。
SKEW指数は114ポイント台。
恐怖と欲望指数は37ポイント。
週明けの日経平均は続伸し8日ぶりの21000円台回復。
寄り付き211円高、大引け249円高で日足は4日連続陽線。
令和で2回目の25日線(21101円)超となった。
2週間ぶりに21000円台を回復。
25日線を約上回ったのは1ヶ月ぶり。
26週線(2106円)も上回っており、当面はこれらより上で推移できるかがポイント。
ただし東証1部の売買代金は1兆9516億円で3日連続の2兆円割れ。
値上がり1783銘柄、値下がり294銘柄。
新高値86銘柄、新安値9銘柄。
騰落レシオは87.20。
NTレシオは13.61倍。
25日線からは0.2%のプラスかい離。
200日線からは2.7%のマイナスかい離。
サイコロは5勝7敗で41.7%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.683%。
買い方▲12.416%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲3.899%。
買い方▲20.071%。
空売り比率は40.6%まで低下したがそれでも61日連続の40%超。
空売り規制なし銘柄の比率は7.9%まで上昇。
8%が第一次限界とみれば「ソロソロ」という水準だ。
日経HVは12.5、日経VIは17.15。
日経平均採用銘柄のPERは11.91倍でEPSは1774円。
21294円でPER12倍復活だ。
PBRは1.06倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比30円安の21120円。
高値21250円、安値21075円。
NYダウは昨年5月の8連騰以来となる6日続伸。
「5連騰まではよくあること。それ以上の続伸は珍しい」という声もある。
26週線が21088円、13週線21434円、52週線21822円。
12ヶ月線(21744円)が24か月線(21748円)を下抜け大変が6ヶ月線(21184円)は上向き。
週足の一目均衡の雲の下限は22397円とまだ高い。
日足の雲の下限は21395円。
週足の勝手雲の下限は20823円は抜けて雲の中。
上限は21200円だ。
3月メジャーSQ値21348円→4月SQ値21870円→5月SQ値21451円。
これを上回る推移に期待の週。
気学では「人気一新、変化を見せる重要日」。
アノマリー的には「株高の日」。
水曜は「押し目買い方針の日」。
木曜は「相場の居所が安値にある時は急伸する」。
金曜は「高日柄なれど飛びつき買い警戒、吹き値売り方針」。
「イムラ封筒(3955)の決算が増益なのに月曜はマドを開けて下落。
W選挙が無くなった可能性がありキャシュレス関連が上昇している。
これで消費税10%が濃厚になってきたシナリオ」と北陸の老練な投資家さん。
現場感覚は鋭いもの。
というか・・・。
この感覚が理解できなければ相場人である資格はない、と言えるかも知れまない。
NYダウは78ドル高の26062ドルと6日続伸。
NASDAQは81ポイント高の7823ポイント。
S&P500は13ポイント高の2886ポイント。
ダウ輸送株指数は91ポイント高の10231ポイント。
SOX指数は2.54%上昇。
VIX指数は15.94。
225先物CME円建ては大証日比30円安の21120円。
ドル建ては大証比30ポイント安の21120ポイント。
大証夜間取引終値は日中比40円安の21110円。
ドル円は108.46円。
10年国債利回りは2.147%。
(兜町カタリスト櫻井)
