「熊には早く冬眠して欲しい」

「熊には早く冬眠して欲しい」

「決算にフォーカスで上昇」

火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
「堅調な企業決算や業績見通しの上方修正が相次ぎ、投資家のリスク選好意欲が高まった」との解釈。
株価が上がればこういう声が聞こえてくる。
ベライゾンは9.3%高。
GE)が6.5%高。
コカ・コーラが2.9%高。
3Mも5.3%高。
航空・防衛のRTXは7.2%高。
時間外取引ではマイクロソフトが上昇、アルファベットが下落。
これまで決算発表を終えたS&P500構成企業118社のうち81%が市場予想を上回った。
10月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.0。
7月以来、3カ月ぶりの高水準。
9月確定値は50.2だった。
製造業、サービス業、総合の3つのPMI全てが景気拡大と縮小の節目である50を上回った。
一方英国とユーロ圏はいずれも50を下回った。
S&Pグローバルユーロ圏のHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は速報値が46.5。
予想外に低下し2020年11月以来の低水準を更新。
「リセッション(景気後退)に陥る恐れがある」との解釈だ。
10年国債利回りは4.818%。
2年国債利回りは5.107%。
ドル円は149円台後半。
WTI原油12月物は1.80ドル(2.11%)安の83.69ドル。
3日続落。
ビットコインが2.4%高の3万3850ドル。
SKEW指数は136.74→133.92→132.44。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は26→32。
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

火曜のNYダウは204ドル(0.62%)高の33141ドルと5日ぶりに反発。
高値33272ドル、安値32988ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは76.42%(前日70.78%)。
NASDAQは121ポイント(0.93%)高の13139ポイントと続伸。
高値13170ポイント、安値13022ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは77.33%(前日74.56%)。
S&P500は30ポイント(0.73%)高の4247ポイントと6日ぶりに反発。
高値4259ポイント、安値4219ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは80.65%(前日76.90%)。
ダウ輸送株指数は1ポィント(0.01%)安の14237ポイントと続落。
SOX指数は45ポイント(1.38%)高の3343ポイントと6日ぶりに反発。
VIX指数は18.97(前日20.37)。
NYSE売買高は9.50億株(前日9.50億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比105円高の31255円。
ドル建ては大証日中比125円高の31275円。
ドル円は149.91円。
10年国債利回りは4.818%。
2年国債利回りは5.107%。

「今年の火曜は30勝11敗」

火曜の日経平均は寄り付き158円高。
終値は62円高の31062円と4日ぶりに反発。
高値31210円、安値30551円。
日中値幅は659円。
日足は2日連続で陰線。
長い下ヒゲが現れて「たくり足」。
下降のリズムが上昇のリズムに転換するシグナルとされるという。
ただ「ダマシもけっこう多い」とも。、
19日は31867円→31669円にマド。
10月暫定SQ値32360.91円に9敗。
日経平均は先週1056円下落。
3日続落で1041円下落。
少しだけ戻しただけのこと。
TOPIXは1.92イント(△0.09%)高の2240ポイントと4日ぶりに反発。
プライム市場指数は0.98ポイント(△0.09%)高の1153.16と4日ぶりに反発。
東証スタンダード指数は4日ぶりに反発。
東証マザーズ指数は15.69ポイント(△2.47%)高の651.09と4日ぶりに反発。
25日移動平均からの乖離はマイナス6.69%(前日マイナス9.40%)。
第2次限界水準は脱した。
プライム市場の売買代金は3兆7241億円(前日2兆8792億円)。
値上がり1091銘柄(前日659銘柄)。
値下がり507銘柄(前日944銘柄)。
新高値7銘柄(前日20銘柄)。
新安値199銘柄(前日124銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは74.67(前日75.07)。
東証グロース市場の騰落レシオは76.40(前日72.01)。
NTレシオは13.86倍(前日13.85倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
マザーズ指数は6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(31876円)からは▲2.55%(前日▲3.05%)。
8日連続で下回った。
下向きの75日線は32268。
8日連続で下回った。
上向きの200日線(30235円)からは△2.73%(前日△2.61%)。
144日連続で上回った。
下向きの5日線は31358円。
7日連続で下回った。
13週線は32037円。
6日連続で下回った。
26週線は31925円。
6日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.657%(前日▲12.930%)。
買い方▲11.355%(前日▲12.125%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲0.543%(前日△2.55%)。
買い方▲25.181%(前日▲27.144%)。
空売り比率は46.2%(前日45.5%、8日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.5%(前日8.3%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
10月20日時点の信用売り残は239億円減の7290億円。
2週ぶりに減少。
同信用買い残は1071億円増の3兆9886億円。
2週ぶりに増加。
信用倍率は5.47倍(前週5.16倍)。
日経VIは22.55(前日23.52)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは14.82倍(前日14.83倍)。
3日連続で14倍台。
9月19日は16.11倍だった。
前期基準では15.25倍。
EPSは2095円(前日2090円、直近ボトムは9月28日2056円)。
昨年11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.27倍(前日1.28倍)。
BPSは24458円(前日24409円)。
10年国債利回りは0.840%(前日0.860%)。
日経平均の予想益回りは6.75%。
予想配当り利回りは2.06%。
プライム市場の予想PERは15.02倍。
前期基準では15.69。
PBRは1.24倍。
プライム市場の予想益回りは6.65%。
配当利回り加重平均は2.32%。
プライム市場の単純平均は15円高の2674円(前日は2659円)。
プライム市場の売買単価は2508円(前日2473円)。
プライム市場の時価総額は800兆円(前日799兆円)。
ドル建て日経平均は207.54(前日206.77)と4日ぶりに反発。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比105円高の31255円。
高値31295円、安値30545円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比110円高の31260円。
気学では「押し込むと戻す日。悪目買い良し」。
木曜が「上寄りすると押し込む日」。
金曜が「高値にある時は急落することあり」。
ボリンジャーのプラス1σが32551円。
マイナス1σが31201円。
マイナス2σが30526円。
週足のボリンジャーのプラス1σが32751円。
マイナス1σが31323円。
マイナス2σが30608円。
前日はマイナス2σで踏みとどまった。
9月配当落ちを埋める基準は日経平均で32371円。
TOPIXで2379ポイント。

《今日のポイント10月25日》

(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
   10年国債利回りは4.818%。
   2年国債利回りは5.107%。
   ドル円は149円台後半。
   SKEW指数は136.74→133.92→132.44。
   (5月31日が158.30)。
   恐怖と欲望指数は26→32。
   (2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)ダウ輸送株指数は1ポィント(0.01%)安の14237ポイントと続落。
   SOX指数は45ポイント(1.38%)高の3343ポイントと6日ぶりに反発。
   VIX指数は18.97(前日20.37)。
   NYSE売買高は9.50億株(前日9.50億株)。
   火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比105円高の31255円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆7241億円(前日2兆8792億円)。
   値上がり1091銘柄(前日659銘柄)。
   値下がり507銘柄(前日944銘柄)。
   新高値7銘柄(前日20銘柄)。
   新安値199銘柄(前日124銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは74.67(前日75.07)。
   東証グロース市場の騰落レシオは76.40(前日72.01)。
   NTレシオは13.86倍(前日13.85倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)下向きの25日線(31876円)からは▲2.55%(前日▲3.05%)。
   8日連続で下回った。
   下向きの75日線は32268。
   8日連続で下回った。
   上向きの200日線(30235円)からは△2.73%(前日△2.61%)。
   144日連続で上回った。
   下向きの5日線は31358円。
   7日連続で下回った。
   13週線は32037円。
   6日連続で下回った。
   26週線は31925円。
   6日連続で下回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.657%(前日▲12.930%)。
   買い方▲11.355%(前日▲12.125%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲0.543%(前日△2.55%)。
   買い方▲25.181%(前日▲27.144%)。

(6)空売り比率は46.2%(前日45.5%、8日連続で40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は9.5%(前日8.3%)。
   8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
   10月20日時点の信用売り残は239億円減の7290億円。
   2週ぶりに減少。
   同信用買い残は1071億円増の3兆9886億円。
   2週ぶりに増加。
   信用倍率は5.47倍(前週5.16倍)。
   日経VIは22.55(前日23.52)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは14.82倍(前日14.83倍)。
   3日連続で14倍台。
   9月19日は16.11倍だった。
   前期基準では15.25倍。
   EPSは2095円(前日2090円、直近ボトムは9月28日2056円)。
   昨年11月15日の過去最高準は2238円。
   225のPBRは1.27倍(前日1.28倍)。
   BPSは24458円(前日24409円)。
   10年国債利回りは0.840%(前日0.860%)。

(8)プライム市場の単純平均は15円高の2674円(前日は2659円)。
   プライム市場の時価総額は800兆円(前日799兆円)。
   ドル建て日経平均は207.54(前日206.77)と4日ぶりに反発。

(9)ボリンジャーのプラス1σが32551円。
   マイナス1σが31201円。
   マイナス2σが30526円。
   週足のボリンジャーのプラス1σが32751円。
   マイナス1σが31323円。
   マイナス2σが30608円。
   前日はマイナス2σで踏みとどまった。
   9月配当落ちを埋める基準は日経平均で32371円。
   TOPIXで2379ポイント。

今年の曜日別勝敗(10月24日まで)

月曜24勝14敗
火曜30勝11敗
水曜20勝19敗
木曜21勝19敗
金曜21勝19敗

日経朝刊では象徴的な見出し。
一つは「企業の年金負担6兆円減」。
背景は金利の上昇で企業の負担額が昨年度6兆円減少したという。
将来の支払いを現時点に換算する計算に使われる割引率は1.06%。
過去最低の2019年年度は0.66%だった。
これにより企業が用意すべき年金が鵜は減少した。
金利のない世界から金利のあるせいじょうな世界では、これが当たり前のこと。
金利のない世界はある意味、金利を誰かに搾取されていたと換言できる。
だから異常な低金利からは脱却することが必要となる。
あいはこんな状態は合続いたからGDPでドイツに抜かれ4位になってしまうことになる。
こちらの背景は日成長性とデフレと円安。
「自国通貨安は国力を低下させる」ということの実例だ。
かつて「円安株高論」は幅を利かせていた。
いまでも「主要20社「円安で増益効果2兆円」などと囃す。
しかし生活実感は「なんだか消費がしにくい」。
市場の常識はしばしば非常識であることの好例でもあろう。

クマ出没のニュースと共に訪れた株安トレンド。
「株式市場にも熊(ベア)が出没しています」と市場関係者コロさん。
熊を手なずけたのは金太郎だろう。
熊より強い動物は「象・サイ・カバ」だ。
熊には早く冬眠して欲しいもの。

ゴールドマン・サックス証券の22日付リポート。
東京で開催されたゴールドマン・サックス第24回年次アジア・ヘッジファンド・シンポジウムで得たフィードバック。
以下はその概要。

○全体的には、ファンドマネージャーは日本の株式市場で現在起きている変化にきわめて強い関心を抱いているという印象を受けた。
ヘッジファンドは今後2~3年のコーポレートガバナンス改革のペースに企業間格差が生じ、市場内に大きなアルファ創出機会が生じることを確信している。
異なるセクターや流動性範囲の間で無相関のプラスのリターンを達成してきた実績を有する日本株専門の経験豊かなマネージャーを切に求めているように見受けられた。

○潜在的なリスクは、大型株以外の銘柄に対するセルサイドの調査カバレッジの欠如、日本株に特化した人材の獲得競争の激化、
新たな市場参加者が比較的狭い銘柄群に集中していることに起因する取引の混雑(crowding)の問題。

○シンポジウムで聞かれた懸念の1つに、日本市場で決算発表後の株価反応が拡大しているように見受けられるというものがあった。
この懸念は、アジア地域のマーケットニュートラル運用のマネージャーによる日本株への関心の高まりが決算発表後の株価変動を拡大しているとの前提。
変動拡大傾向は日本市場の最も流動性の高い銘柄群に特に顕著と認識されていた。
日本の流動性上位100銘柄を対象に、四半期決算発表後1日の株価反応を、過去10年間の四半期別に分析。
その結果、決算発表後1日の株価変動が、平均値と中央値のいずれで見ても実際に長期的に拡大していることが見て取れた。

○この株価反応の平均値と中央値の長期的変化は比較的小さいように見えるかもしれない。
最も大きな変化は分布の裾(テール)で生じている。
2014年7ー9月には、流動性上位100銘柄のうち、決算発表後1日の株価変動が5%を超えていたのは9%にすぎなかった。
今年の7ー9月にはこの割合が24%と3倍近く上昇していた。
こうした激しい株価変動時には、リスク制限がきわめて厳しいポートフォリオマネージャーが瞬時の対応を迫られることがある。
それが変動をさらに増幅する可能性がある。

JPモルガンが顧客を対象に毎週行っている調査。
今後数日ー数週間で株式エクスポージャーを拡大すると答えた比率は52%。
6月中旬の51%を上回り今年最高となった。
7月中旬には17%まで低下し、過去最低を更新していた。
現在の株式のポジショニングについて、過去平均の30ー49%と答えた比率は25%。
50ー60%は22%。
54ー50%は14%だった。
中東の地政学動向にリスク市場が大きな影響を受けると答えた比率は45%で半数未満だった。
7ー9月期の米企業決算が株式市場全体にとってプラスになると答えた比率は68%に達した。
米インフレが上方にサプライズを与える局面に入ったと答えた比率は59%だった。

モルガン・スタンレーMUFG証券のJ-REIT(日本の上場不動産投資信託)リポート。
業界投資判断を「インライン(中立)」から「アトラクティブ(魅力的)」に引き上げた。

24年1月に日銀がマイナス金利を解除することで、当面における悪材料の出尽くしと見做されることを予想。
J-REITは有利子負債調達金利の9割以上を固定していることと、調達期間が保有不動産の契約期間を大きく上回っていることから、
潜在的な金利上昇が業績に与える影響は軽微との見方を示した。
東証REIT指数について24年末に向けて1970ポイント0程度が意識されると見込んだ。
これまで同様、4%の分配金利回りが意識されると予想している。
また、ディフェンシブな利回り商品としてJ-REITが選好された19年に分配金利回り3.5%が意識されていたことを取り上げた上で、
今後の景気後退やそれに伴う長期金利の低下期待が持たれた場合、3.5%程度の分配金利回りが許容される東証REIT指数22500程度までの上昇が見込まれるとも展望した。
銘柄選択として、相対的に住宅や商業施設においてキャッシュフロー見通しが良いとした。
一方、物流施設においては引き続き楽観しにくい状況が続く可能性を挙げた。

◇━━━ カタリスト━━━◇

オービーシステム(5576)・・・動兆

地銀軸に金融に強いSI。
小売り、医療、社会公共と幅広く手がける。
日立G向け約7割と安定
金融向け開発は地銀継続案件や保険のDX関連が順調。
前期半導体不足が影響した家電マイコン、医療も回復傾向。
今通期は通期上方修正。

(兜町カタリスト櫻井)

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