「株価は材料よりも需給」

「株価は材料よりも需給」

「S&P500は3日連続で過去最高値を更新」

火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
S&P500は3日連続で過去最高値を更新。
NYダウは反落。
ベライゾン・コミュニケーションズが6.7%高。
P&Gも第2・四半期利益が予想を上回ったことを受けて4.2%高。
一方、3Mは決算を受けて11%安。
算発表を翌日に控えテスラは0.2%高。
ネットフリックスは引け後に決算を発表し3.2%上昇。
S&P500指数採用企業の第4四半期利益は前年同期比4.6%増となる見通し。
第3・四半期は7.5%増だった。
国債利回りは上昇。
10年国債利回りは4.132%。
5年国債利回りは4.042%。
2年国債利回りは4.372%。
一時は4.419%まで上昇した。
3月利下げ確率は47%。
2週間前の80%から低下している。
年内に0.25%の利下げが5回実施される予想。
週間前は6回だった。
日銀の金融政策決定会合直後、円は下落。
その後、一時上げに転じたものの、再び下落する展開。
「4月の政策正常化への期待は強まった」との見方だ。
ドル円は148円台前半。
WTI原油先物3月物は前日比0.39ドル(0.52%)安の1バレル=74.37ドル。
ビットコインは1月11日に付けた3年ぶりの高値約4万9000ドルからは20.6%安。
3万8900ドルまで下落した。
SKEW指数は148.15→146.01→148.12。
恐怖と欲望指数は71→73。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

火曜のNYダウは96ドル(0.25%)安の37905ドルと4日ぶりに反落。
高値37980ドル、安値37804ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは139.42%(前日137.14%)。
NASDAQは65ポイント(0.43%)高の15425ポイントと4日続伸。
高値15431ポイント、安値15337ポイント。
サイコロは10勝2敗。
騰落レシオは97.06%(前日100.65%)。
S&P500は14ポイント(0.29%)高の4864ポイントと4日続伸。
高値4866ポイント、安値4844ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは113.77%(前日115.79%)。
ダウ輸送株指数は44ポイント(0.28%)安の15892ポイントと4日ぶりに反落。
SOX指数は28ポイント(0.65%)高の4415ポイントと4日続伸。
VIX指数は12.55(前日13.19)。
NYSE売買高は9.08億株(前日10.77億株)。
3市場の合算売買高は109億株(前日118億株。過去20日平均は114億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比65円安の36475円。
ドル建ては35円安の36505円。
ドル円は148.36円。
10年国債利回りは4.132%。
2年国債利回りは4.372%。

「信用倍率は2週連続で3倍台」

火曜の日経平均は寄り付き59円高。
一時430円近く上昇し37000円のあと20円弱と迫った。
ただ終値は29円(▲0.08%)安の36517円と3日ぶりに反落。
高値36984円。
安値3643円。
SQ値36025円は上回り2勝6敗。
日足は4日ぶりに陰線。
1月9日は33568円→33600円にマド。
11日は34539円→34849円にマド。
12日は35157円→35557円にマドで2空。
19日は35728円→35790円にマド。
22日は36076円→36225のマドで2空。
TOPIXは2.85ポイント(▲0.11%)安の2542ポイントと3日ぶりに反落。
TOPIXコア30指数は3日ぶりに反落。
プライム市場指数は1.50ポイント(▲0.11%)安の1308.07と3日ぶりに反落。
東証スタンダード指数は4日ぶりに反落。
東証グロース250指数は1.97ポイント(▲0.28%)安の707.28と3日ぶりに反落。
25日移動平均線からの乖離は△2.00%(前日△2.53%)。
プライム市場の売買代金は4兆9562億円(前日4兆2147億円)。
値上がり557銘柄(前日1472銘柄)。
値下がり1046銘柄(前日166銘柄)。
新高値179銘柄(前日160銘柄)。
2日連続で3ケタ。
新安値1銘柄(前日6銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは126.24(前日129.04)。
東証グロース市場の騰落レシオは96.93(前日96.93)。
NTレシオは14.37倍(前日14.36倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(34234円)からは△6.67%(前日△7.21%)。
18日連続で上回った。
上向きの75日線は32880円。
28日連続で上回った。
上向きの200日線(32019円)からは△14.05%(前日△14.30%)。
203日連続で上回った。
上向きの5日線は35994円。
3日連続で上回った。
13週線は33731円。
26週線は32881円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.693%(前日▲17.693%)。
買い方▲3.642%(前日▲3.202%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.392%(前日▲7.405%)。
買い方▲19.138%(前日▲18.963%)。
空売り比率は39.3%(前日37.5%、3日連続で40%割れ)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.4%(前日7.8%)。
8月18日が8.2%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
1月19日時点の信用売り残は431億円増の9158億円。
2週連続で増加。
同信用買い残は678億円増の3兆5220億円。
5週ぶりに増加。
信用倍率は3.85倍(前週3.95倍)。
2週連続で3倍台。
日経VIは21.06(前日21.90)。
昨年2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは15.97倍(前日15.99倍)。
11日連続で15倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では17.41倍。
EPSは2286円(前日2285円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは12月20日2290円。
225のPBRは1.41倍(前日1.41倍)。
BPSは25898円(前日25919円)。
日経平均の予想益回りは6.26%。
予想配当り利回りは1.80%。
指数ベースではPERは21.85倍(前日21.86倍)。
EPSは1671円(前日1671円)。
PBRは1.96倍。
BPSは18631円(前日18646円)。
10年国債利回りは0.635%(前日0.650%)。
プライム市場の予想PERは16.15倍。
前期基準では17.72倍。
PBRは1.37倍。
プライム市場の予想益回りは6.19%。
配当利回り加重平均は2.11%。
プライム市場の単純平均は6円安の2956円(前日は2963円)。
プライム市場の売買単価は3011円(前日2838円)。
プライム市場の時価総額は902兆円(前日903兆円)。
ドル建て日経平均は246.64(前日246.86)と3日ぶりに反落。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比65円安の36475円。
高値36975円。安値36025円。
大証夜間取引終値は日中比70安高の36470円。
気学では「吹き値売りの日」。
木曜が「前日の足取りに反して動くこと多し」。
金曜が「後場に高き日なれど吹き値売り方針良し」。
ボリンジャーのプラス1σが35478円。
プラス2σが36723円。
プラス3σが37957円。
週足のボリンジャーのプラス1σが35087円。
プラス2σが36444円。
プラス3σが37800円。
アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」。

《今日のポイント1月24日》

(1)火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
   10年国債利回りは4.132%。
   5年国債利回りは4.042%。
   2年国債利回りは4.372%。
   ドル円は148円台前半。
   SKEW指数は148.15→146.01→148.12。
   恐怖と欲望指数は71→73。
   (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)ダウ輸送株指数は44ポイント(0.28%)安の15892ポイントと4日ぶりに反落。
   SOX指数は28ポイント(0.65%)高の4415ポイントと4日続伸。
   VIX指数は12.55(前日13.19)。
   NYSE売買高は9.08億株(前日10.77億株)。
   3市場の合算売買高は109億株(前日118億株。過去20日平均は114億株)。
   火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比65円安の36475円。

(3)プライム市場の売買代金は4兆9562億円(前日4兆2147億円)。
   値上がり557銘柄(前日1472銘柄)。
   値下がり1046銘柄(前日166銘柄)。
   新高値179銘柄(前日160銘柄)。
   2日連続で3ケタ。
   新安値1銘柄(前日6銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは126.24(前日129.04)。
   東証グロース市場の騰落レシオは96.93(前日96.93)。
   NTレシオは14.37倍(前日14.36倍)。
   サイコロは8勝4敗で66.66%。

(4)上向きの25日線(34234円)からは△6.67%(前日△7.21%)。
   18日連続で上回った。
   上向きの75日線は32880円。
   28日連続で上回った。
   上向きの200日線(32019円)からは△14.05%(前日△14.30%)。
   203日連続で上回った。
   上向きの5日線は35994円。
   3日連続で上回った。
   13週線は33731円。
   26週線は32881円。
   いずれも上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.693%(前日▲17.693%)。
   買い方▲3.642%(前日▲3.202%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.392%(前日▲7.405%)。
   買い方▲19.138%(前日▲18.963%)。

(6)空売り比率は39.3%(前日37.5%、3日連続で40%割れ)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は8.4%(前日7.8%)。
   1月19日時点の信用売り残は431億円増の9158億円。
   2週連続で増加。
   同信用買い残は678億円増の3兆5220億円。
   5週ぶりに増加。
   信用倍率は3.85倍(前週3.95倍)。
   2週連続で3倍台。
   日経VIは21.06(前日21.90)。
 
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.97倍(前日15.99倍)。
   11日連続で15倍台。
   9月19日は16.26倍だった。
   前期基準では17.41倍。
   EPSは2286円(前日2285円)。
   直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは12月20日2290円。
   225のPBRは1.41倍(前日1.41倍)。
   BPSは25898円(前日25919円)。
   日経平均の予想益回りは6.26%。
   予想配当り利回りは1.80%。
   指数ベースではPERは21.85倍(前日21.86倍)。
   EPSは1671円(前日1671円)。
   PBRは1.96倍。
   BPSは18631円(前日18646円)。
   10年国債利回りは0.635%(前日0.650%)。

(8)プライム市場の単純平均は6円安の2956円(前日は2963円)。
   プライム市場の時価総額は902兆円(前日903兆円)。
   ドル建て日経平均は246.64(前日246.86)と3日ぶりに反落。

(9)ボリンジャーのプラス1σが35478円。
   プラス2σが36723円。
   プラス3σが37957円。
   週足のボリンジャーのプラス1σが35087円。
   プラス2σが36444円。
   プラス3σが37800円。
   アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」。

今年の曜日別勝敗(1月23日まで)

月曜2勝0敗
火曜1勝2敗
水曜1勝1敗
木曜1勝2敗
金曜3勝0敗

なんだかんだと言って市場における中国の存在が高まった印象、
「中国株を売って、日本株を買おう」の動きという指摘だ。
先週水曜から続いているのは過熱した売買を背景としての日本株ETFの一時売買停止。
運用会社のコメントは「市場での取引価格はファンドの基準価額に比べて大幅に高く、
かなりのプレミアが生じている。
やみくもの売買すれば。重大な損失を被る恐れがある」。
ずいぶん親切なものである。
昨日は米株のETFも一時売買停止になった。
確かに「やみくも」は良くないが、マネーの流れは中国→海外。
これは当局にとって痛いのだろう。
「国家隊」と呼ばれる政府系資金がETFを購入し買い支えに動いたとみられるという報道もある。
政府は大規模な財政・金融政策を見送る代わりに、株価維持のための方策を打ち出す方向。
香港取引所のリンク経由でオンショア株式を買い入れる安定基金の一部として、
主に国有企業のオフショア勘定から約2兆元(約2780億ドル=約41兆円)を活用することを目指すという。
少なくとも3000億元の資金も確保したという。
昨日ハンセン中国企業株指数は昨年11月15日以来の大幅上昇となった。
同指数は前日の取引で2005年以来の安値水準近くまで下落。
「相場下支え策の検討は、株価の下げ抑制に向け中国当局の危機感の高まりを浮き彫りにする」という見方だ。
中国と香港の株式市場からは2021年のピーク以降、合計で6兆ドル(約8900兆円)余りの時価総額が失われた。
中国市場と米国市場の時価総額の差はかつてない幅に拡大した。
「当局は1月、機関投資家に株を売却しないよう指示を出した」という指摘もある。
加えて シンガポールを拠点とするアジア・ジェネシス・アセット・マネジメント。
中国と日本での取引失敗で「大幅で前例のないドローダウン(損失率)」を出した傘下ヘッジファンドを清算する。
同ファンドは1月最初の数週間で18.8%の損失を出したという。
これ以上の損失を防ぎ、資金を償還するため同ファンドを閉鎖する。
このファンドは業界のベテランであるチュア氏が2020年に立ち上げたもので、約3億ドルを運用している。
ファンドは香港と中国でロングポジションを増やし、日本ではショートポジションを増やしていたという。
まったく真逆の展開での巻き戻しが図られるということ。
やはり株価は材料よりも需給と言う気がする。

昨日の日経の見出しは「円売りサイン、チャートに点灯」。
チャートのサインなどどうでもよいのだが記憶に残った部分があった。
それは「株式のようなバリュエーション(投資尺度)が存在しない為替では。
チャートが発するシグナルを手掛かりに売買する市場参加者が多い」。
これがやはり現実と言うこと。
だから経済指標やイベントばかりに注目せざるを得ない。
そして拠り所はチャート。
そんな世界が何十年も隆盛するのだから不思議なものである。
もっとも大昔には日本のいくつかの財閥がドル円取引で大儲けしたのが歴史でもある。

大統領選挙のある年の2月相場に関してはナスダック総合指数が強い経験則があるという。
トレーダーズ・アルマナックによれば、ナスダック総合指数は1971年以降、大統領選挙イヤーの2月に上昇7回、下落が6回。
平均騰落率はプラス1.8%%。
大統領選挙イヤーに限れば、2月は3番目に強い月だという。
ラッセル2000指数の平均騰落率もプラス1.2%。

◇━━━ カタリスト━━━◇

オンコリスバイオ(4588)・・・動兆

腫瘍溶解ウイルス技術使うがん治療薬柱に感染症薬も開発。
導出先が神経疾患薬を米国治験中
開発費高水準。
24年12月期は腫瘍溶解ウイルス療法「テロメライシン」開発関連収入の可能性。
食道がん薬に期待。

(兜町カタリスト櫻井)

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