「月前半株安のトレンドは崩れるか」
「エネルギーセクターが下落しテクノロジーセクターが上昇」
3連休明けのNY株式市場はマチマチの展開。
S&P500とNASDAQQは続伸。
NYダウは反落。
エネルギーセクターが大きく下落した一方、テクノロジーセクターは上昇。
アップル(+1.89%)グーグル(+4.41%)メタ(+5.10%)アリババ(+3.56%)
エヌビディア(+3.04%)、ネットフリックス(+3.30%)アマゾン(+3.60%)
バイオジェン(+0.98%)マイクロソフト (+1.25%)ズーム(+8.52%)が上昇。
5月の製造業新規受注額は1.6%増と市場予想の0.5%増を上回った。
4月は0.7%増だった。
「FRBが積極的に金融引き締めを行う中でも製品への需要が堅調」との見方。
国債利回りは約1カ月ぶりの水準に低下。
「景気懸念でリスク選好度が低下し、安全資産としての米国債に買いが入った」との解釈。
2年債と10年債の利回りが再び逆転し「逆イールド」が発生。
逆転は1─2年後のリセッション入りを示す信頼ある兆候。
2年債と5年債の利回りも、2020年2月以来の逆転。
10年国債利回りは2.818%。
6月14日には3.498%、11年4月以来の高水準だった。
2年国債利回りは2.822%。
6月14日には3.456%と07年11月以来の高水準だった。
ユーロは対ドルで1.026水準。
20年ぶりの安値水準。
英ポンドは対ドルで2年ぶりの安値に下落。
6月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は16カ月ぶりの低水準。
ドル円は135円台後半。
WTI原油8月物は前日比8.93ドル(8.2%)安の99.50ドル。
3月9日以降で最大の下落率。
背景はリセッション懸念。
5月上旬以来2カ月ぶりに100ドルを割り込み4月下旬以来約2カ月半ぶりの安値。
SKEW指数は118.59→118.19。
恐怖と欲望指数は24→24。
3連休明けのNYダウは129ドル(0.42%)安の30967ドルと反落。
高値30971ドル、安値30355ドル。
サイコロは6勝6敗。
NASDAQは194ポイント(1.75%)高の11322ポイントと続伸。
高値11323ポイント、安値10911ポイント。
サイコロは6勝6敗。
S&P500は6ポイント(0.16%)高の3831ポ゚イントと続伸。
高値3832ポイント、安値3742ポイント。
サイコロは6勝6敗。
ダウ輸送株指数は72ポイント(0.55%)安の13216ポイントと続伸。
SOX指数は0.78%高の2477ポイントと6日ぶりに反発。
VIX指数は27.54と上昇。
3市場の売買高は123.9億株(前日は110.1億株、直近20日平均130.3億株)。
225先物CME円建ては大証日中比95円安の26245円。
ドル建ては大証日中比50円高の26290円。
ドル円は135.87円。
10年国債利回りは2.818%。
2年国債利回りは2.822%。
「SQ週の荒れる水曜日」
火曜の日経平均は寄り付き233円高。
終値は269円(△1.03%)高の26423円と続伸。
日足は2日連続で陽線。
上下に実体部分よりも長いヒゲを引く「小陽線」。
TOPIXは9.41ポイント(△0.50%)高の1879ポイントと続伸。
プライム市場指数は4.88ポイント(△0.51%)高の966.74と続伸。
東証マザーズ指数は1.92%高の666.69と続伸。
プライム市場の売買代金は2兆4121億円(前日は2兆4397億円)。
2日連続で2兆円台。
値上がり1007銘柄(前日1515銘柄)。
値下がり749銘柄(前日286銘柄)。
新高値53銘柄(前日44銘柄)。
新安値4銘柄(前日27銘柄)。
日経平均の騰落レシオは95.46(前日99.19)。
NTレシオは14.06倍(前日13.99倍)。
2日ぶりに14倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
下向きの25日線(26863円)からは▲1.64%(前日▲3.75%)
5日連続で下回った。
上向きの75日線は26955円。
5日連続で下回った。
下向きの200日線(27790円)からは▲4.92%(前日▲5.95%)。
16日連続で下回った。
下向いた5日線は26342円。
4日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.738%(前日▲11.276%)
買い方▲11.621%(前日▲12.164%)。
売り方買い方逆転の反復。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.343%(前日▲6.356%)。
買い方▲29.714% (前日▲30.640%)。
空売り比率は44.4%(前日45.8%。3月24日から65日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.4%(前日7.7%)。
7月1日時点の信用売り残は915億円減の6810億円。
2週ぶりに減少。
同信用買い残は553億円増の3兆1861億円。
2週ぶりに増加。
信用倍率は4.68倍(前週4.05倍)。
3週連続で4倍台。
日経VIは22.46(前日22.99)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.80倍(前日12.73倍)。
5日連続で12倍台。
前期基準では12.92倍。
EPSは2054円(前日2054円)。
225のPBRは1.15倍。
BPSは22976円(前日22742円)。
10年国債利回りは0.220%。
プライム市場の予想PERは13.53倍。
前期基準では13.82倍。
PBRは1.17倍。
プライム市場の単純平均は11円高の2374円。
プライム市場の売買単価は2323円(前日2222円)。
プライム市場の時価総額は683兆円(前日680兆円)。
ドル建て日経平均は194.06(前日193.17)と続伸。
火曜のシカゴ225先物円建て終値は大証日中比95円安の26245円。
高値26515円、安値25895円。
大証先物夜間取引終値は日中比120円安の26220円。
気学では「変化注意日」。
木曜は「前場安いと後場高の日。逆なら見送り」。
金曜は「高下激しく後場に至り大動きする」。
ボリンジャーのプラス1σが27620円。
マイナス1σが26106円。
マイナス2σが25348円。
アノマリー的には「下げの特異日」。
SQ週の荒れる水曜日
《今日のポイント7月6日》
(1)3連休明けのNY株式市場はマチマチの展開。
S&P500とNASDAQQは続伸。
NYダウは反落。
2年債と10年債の利回りが再び逆転し「逆イールド」が発生。
10年国債利回りは2.818%。
2年国債利回りは2.822%。
ドル円は135円台後半。
WTI原油8月物は前日比8.93ドル(8.2%)安の99.50ドル。
SKEW指数は118.59→118.19。
恐怖と欲望指数は24→24。
(2)ダウ輸送株指数は72ポイント(0.55%)安の13216ポイントと続伸。
SOX指数は0.78%高の2477ポイントと6日ぶりに反発。
VIX指数は27.54と上昇。
3市場の売買高は123.9億株(前日は110.1億株、直近20日平均130.3億株)。
225先物CME円建ては大証日中比95円安の26245円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆4121億円(前日は2兆4397億円)。
2日連続で2兆円台。
値上がり1007銘柄(前日1515銘柄)。
値下がり749銘柄(前日286銘柄)。
新高値53銘柄(前日44銘柄)。
新安値4銘柄(前日27銘柄)。
日経平均の騰落レシオは95.46(前日99.19)。
NTレシオは14.06倍(前日13.99倍)。
2日ぶりに14倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)下向きの25日線(26863円)からは▲1.64%(前日▲3.75%)
5日連続で下回った。
上向きの75日線は26955円。
5日連続で下回った。
下向きの200日線(27790円)からは▲4.92%(前日▲5.95%)。
16日連続で下回った。
下向いた5日線は26342円。
4日ぶりに上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.738%(前日▲11.276%)
買い方▲11.621%(前日▲12.164%)。
売り方買い方逆転の反復。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.343%(前日▲6.356%)。
買い方▲29.714% (前日▲30.640%)。
(6)空売り比率は44.4%(前日45.8%。3月24日から65日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.4%(前日7.7%)。
7月1日時点の信用売り残は915億円減の6810億円。
2週ぶりに減少。
同信用買い残は553億円増の3兆1861億円。
2週ぶりに増加。
信用倍率は4.68倍(前週4.05倍)。
3週連続で4倍台。
日経VIは22.46(前日22.99)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.80倍(前日12.73倍)。
5日連続で12倍台。
前期基準では12.92倍。
EPSは2054円(前日2054円)。
225のPBRは1.15倍。
BPSは22976円(前日22742円)。
10年国債利回りは0.220%。
(8)プライム市場の単純平均は11円高の2374円。
プライム市場の時価総額は683兆円(前日680兆円)。
ドル建て日経平均は194.06(前日193.17)と続伸。
(9)ボリンジャーのプラス1σが27620円。
マイナス1σが26106円。
マイナス2σが25348円。
アノマリー的には「下げの特異日」。
今年の曜日別勝敗(7月5日まで)
↓
月曜12勝12敗
火曜15勝11敗
水曜13勝11敗
木曜12勝13敗
金曜12勝12敗
1-6月の売買動向(現物先物合計)で海外投資家は約3兆円の売り越し。
事業法人が2.1兆円、個人が1.3兆円の買い越し。
21年1年間の個人の買い越し額は4800億円。
因みに21年の個人は10年ぶりの買い越しだった。
日本株投信への資金流入は21年10月以降9カ月連続。
ETFの分配金ねん出の売り観測でのインパクト。
個別では京セラ(6971)、テルモ(4543)、日東電工(6988)、松井(8628)など。
興味深いのはJPもルガンのレポート。
「月後半にバリューセクターの勢いは鈍化する傾向」。
「TOPIXは月の前半後半で逆の動きをしている。
月前半株安は4カ月連続で観察。
付き後半に落ち着きを取り戻す傾向も継続。
月前半バリュー優位、月後半グロース優位の傾向」。
こういうトレンドは市場に気が付かれると普通は終わるのだが・・・。
独調査会社センティックス公表した7月の「投資家信頼感指数」はマイナス14.5。
2020年6月以来およそ2年ぶりの低水準。
背景は米国などの金融引き締めに伴う景気後退リスク。
そして欧州などでのエネルギーの供給懸念。
ロシアのウクライナ侵攻前の2月比で30ポイント以上低下。
世界の投資心理が悪化との解釈だ。
「月欠ければ満つ」という格言もある。
要は人間心理の問題。
今年前半は株安トレンドだった。
「だから年後半も同様に株安見通し」。
なのか「だから年後半はリズムとトレンドが変わって株高見通し」なのか。
心理の綾なす行動は、人によって異なるから相場は成り立っている。
もっとも、温帯低気圧だって南にそ逸れるのだから科学的予報だってあまり当てにはならないが・・・。
「税主最高、歳出膨張」の記事。
前週67兆円は過去最高。
でも歳出142億円の半分しか賄えない。
これは確かに課題ではあるが法人税率を引き下げても税収は減らないというのが現実だ。
問題は使いきれなかった予算が6兆円。
使いきれず22年度に繰り越すのが22兆円。
合わせて28兆円を使い切れなかったという事実。
これは重いし、おそらく漠とした閉塞化の一端はここにあるのだろう。
知恵のある霞が関が知恵を絞った予算を使い残すなんてことがあること自体奇妙だ。
需要不足なんてことはないだろうが・・・。
ある意味予算バブルでもある。
先週、某所で投資家さんとの座談会。
皆さん「配当が大切」が信条。
人によってよっては「5期連続増配以上」という方もおられた。
「好きな銘柄しか買っていないので売りは考えたことがありません」という方も。
面白かったのは投資情報をどこで得ますか?とい質問への回答。
「東京マーケットワイド」とあった。
「そうですか、私出てます火曜前場と水曜後場」と申し上げたら・・・。
「どこかで良く聞く声だなと思ってました」と。
自宅でテレワークなので、仕事しながら見るのではなく聞いているのだと話だった。
◇━━━ カタリスト━━━◇
コンフィデンス(7374)・・・動兆
ゲームなどのエンタメ業界に特化した人材派遣展開。
運営するWebメディアで広告事業も手掛ける。
人員稼働率は99%台と高水準維持。
メタバースなど新技術の取り込みに期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
