「日本株は消去法でしか買われないのか」
「慎重な楽観論という珍妙な解釈で急反発」
水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って1%超の急反発。
主要株価3指数はそろって、5月5日以来の大幅上昇。
バイデン大統領は「債務上限問題を巡り議会指導部の間で合意が成立すると確信」とコメント。
楽観的な見方につながった。
ウエスタン・アライアンス・バンコープは5月12日までの3カ月間に預金残高が20億ドル余り増加したと発表。
KBW地銀株指数は7.28%上昇。
2021年1月6日以来の大幅高となった。
S&P銀行指数も4.46%上昇。
昨年11月10日以来の大幅高。
S&P500は最近の取引レンジの上限(約4160)に再び接近。
同水準はこのところ抵抗線となっている。
4月の一戸建て住宅着工件数(季節調整済み)は前月比1.6%増。
年率換算で84万6000戸となった。
一方、3月の一戸建て住宅着工件数は当初発表の86万1000戸から83万3000戸に大幅に下方修正された。
国債利回りは上昇(価格は低下)。
「連邦債務上限引き上げに向けた協議を巡る慎重な楽観論」という珍妙な解釈。
FF金利先物市場で6月FOMCでFRBが金利を据え置く確率は77%。
1週間前のほぼ100%から低下した。
9月に利下げが行われる確率は39%。
先週は53%だった。
10年国債利回りは3.571%。
2年国債利回りは4.160%。
ドル円は137円台後半。
WTI原油先物6月限は前日比1.97ドル(2.8%)高の72.83ドル。
ビッドコインは465ドル高の27430ドル。
SKEW指数は138.57→137.32→137.53。
恐怖と欲望指数は55→61(3月15日が22)。
水曜のNYダウは408ドル(1.24%)高の33420ドルと反発。
高値33472ドル、安値33050ドル。
サイコロは3勝9敗。
騰落レシオは89.37%(前日85.61%)。
NASDAQ157ポイント(1.28%)高の12500ポイントと反発。
高値12514ポイント、安値12335ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは93.27%(前日88.21%)。
S&P500は48ポイント(1.19%)高の4158ポイントと反発。
高値4164ポイント、安値4113ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは97.31%(前日90.77%)。
ダウ輸送株指数は2994ポイント(2.16%)高の13939ポイントと反発。
SOX指数は75ポイント(2.49%)高の3124ポイントと反発。
VIX指数は16.87と低下。
NYSE出来高は9.58億株(前日8.51億株)。
3市場合算出来高は103.5億株(前日93.6億株、直近20日平均は105.8億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比470円高の30530円。
ドル建ては大証日中比485円高の30545円。
ドル円は137.67円。
10年国債利回りは3.571%。
2年国債利回りは4.160%。
「プライム市場指数は3.33ポイント(△0.30%)高で日経平均3万円乗せ」
水曜の日経平均は寄り付き70円高。
終値は250円(△0.84%)高の30093円と5日続伸。
終値での3万円台回復は2021年9月28以来1年8か月ぶり。
5日間での上昇幅は971日。
4月は8日続伸で1186円上昇していた。
4月28日は28459円→28499円にマド。
5月1日は28879円→29016円にマドで2空。
15日は29426円→29476円にマド。
16日は29629円→29779円にマドで2空。
日足は5日連続で陽線。
5月オプションSQ値は29235円28銭なので4勝。
TOPIXは6.43ポイント(△0.30%)高の2133ポイントと4日続伸。
21年9月14日終値2118ポイントを上抜けてコロナ後高値を更新。
1990年8月3日(2174ポイント)以来33年ぶりの高値水準。
TOPIXコア30は1049ポイント。
2007年10月以来15年ぶりの高値を更新。
TOPIXバリュー株指数は2304ポイントまで上昇。
08年11月以降の最高値を3日連続で更新。
プライム市場指数は3.33ポイント(△0.30%)高の1097.91と4日続伸。
東証マザーズ指数は0.82ポイント(△0.11%)高の747.28と反発。
プライム市場の売買代金は3兆3543億円(前日は3兆5529億円)。
値上がり758銘柄(前日995銘柄)。
値下がり1007銘柄(前日767銘柄)。
新高値273銘柄(前日334銘柄)。
11日連続で3ケタ。
2月24日→3月9日までの10日以来の記録を越し今年最長。
新安値49銘柄(前日54銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは143.31(前日148.86)。
NTレシオは14.10倍(前日14.03倍)。
4日連続で14倍台。
サイコロは10勝2敗で83.33%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
マザーズ指数は7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(28796円)からは△4.50%(前日△4.01%)。
24日連続で上回った。
上向きの75日線は28008円。
37日連続で上回った。
上向きの200日線(27659円)からは△8.80%(前日△7.94%)。
35日連続で上回った。
上向きの5日線は29615円。
11日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.059(前日▲13.106%)
買い方▲7.817%(前日▲7.842%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.433%(前日▲8.414%)。
買い方▲22.779% (前日▲22.930%)。
空売り比率は40.3%(前日39.6%、2日ぶりに40%超)
空売り規制なしの銘柄の比率7.6%(前日7.3%)。
5月12日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.45%(前週▲9.27%)。
3週連続で悪化。
4週連続で1ケタ。
5月12日時点の裁定売り残は2480億円減の934億円。
4週連続で減少。
同裁定買い残は511億円減の9686億円。
2週ぶりに減少。
当限は売り残が2864億円減の258億円。
買い残が485億円減の9278億円。
翌限以降は売り残が384億円増の675億円。
買い残が25億円減の408億円。
日経VIは17.78(前日17.24)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは14.21倍(前日14.17倍)。
前期基準では14.20倍。
EPSは2117円(前日2106円)。
5月10日は2005円(前日2005円)まで低下。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.26倍(前日1.25倍)。
BPSは23883円(前日237874円)。
10年国債利回りは0.360%(前日0.390%)。
日経平均の予想益回りは7.04%。
予想配当り利回りは2.09%。
プライム市場の予想PERは15.02倍。
前期基準では14.93倍。
PBRは1.24倍。
プライム市場の予想益回りは6.65%。
配当利回り加重平均は2.39%。
プライム市場の単純平均は0.91円安の2527円。
プライム市場の売買単価は2348円(前日2214円)。
プライム市場の時価総額は764兆円(前日762兆円)。
ドル建て日経平均は219.93(前日219.54)と続伸。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比470円高の30530円。
高値30540円、安値29865円。
大証先物夜間取引終値は大証日中460円高の30520円。
気学では「買い方針。大相場のスタートとなる」。
金曜は「吹き値売りの日、但し安値にあれば小戻しする」。
ボリンジャーのプラス1σが29367円。
プラス2σが29939円。
プラス3σが30510円。
週足ボリンジャーのプラス2σが29936円。
4月21日の週からプラス2σでバンドウオーク中。
プラス3σが30312円。
月足陽線基準は29123円。
15日に水星は順行に戻った。
《今日のポイント5月18日》
(1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って1%超の急反発。
10年国債利回りは3.571%。
2年国債利回りは4.160%。
ドル円は137円台後半。
SKEW指数は138.57→137.32→137.53。
恐怖と欲望指数は55→61(3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は2994ポイント(2.16%)高の13939ポイントと反発。
SOX指数は75ポイント(2.49%)高の3124ポイントと反発。
VIX指数は16.87と低下。
NYSE出来高は9.58億株(前日8.51億株)。
3市場合算出来高は103.5億株(前日93.6億株、直近20日平均は105.8億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比470円高の30530円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆3543億円(前日は3兆5529億円)。
値上がり758銘柄(前日995銘柄)。
値下がり1007銘柄(前日767銘柄)。
新高値273銘柄(前日334銘柄)。
11日連続で3ケタ。
2月24日→3月9日までの10日以来の記録を越し今年最長。
新安値49銘柄(前日54銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは143.31(前日148.86)。
NTレシオは14.10倍(前日14.03倍)。
4日連続で14倍台。
サイコロは10勝2敗で83.33%。
(4)上向きの25日線(28796円)からは△4.50%(前日△4.01%)。
24日連続で上回った。
上向きの75日線は28008円。
37日連続で上回った。
上向きの200日線(27659円)からは△8.80%(前日△7.94%)。
35日連続で上回った。
上向きの5日線は29615円。
11日連続で上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.059(前日▲13.106%)
買い方▲7.817%(前日▲7.842%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.433%(前日▲8.414%)。
買い方▲22.779% (前日▲22.930%)。
(6)空売り比率は40.3%(前日39.6%、2日ぶりに40%超)
空売り規制なしの銘柄の比率7.6%(前日7.3%)。
5月12日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.45%(前週▲9.27%)。
3週連続で悪化。
4週連続で1ケタ。
5月12日時点の裁定売り残は2480億円減の934億円。
4週連続で減少。
同裁定買い残は511億円減の9686億円。
2週ぶりに減少。
当限は売り残が2864億円減の258億円。
買い残が485億円減の9278億円。
翌限以降は売り残が384億円増の675億円。
買い残が25億円減の408億円。
日経VIは17.78(前日17.24)。
2月16日の安値は14.63。
(7)日経平均採用銘柄のPERは14.21倍(前日14.17倍)。
EPSは2117円(前日2106円)。
5月10日は2005円(前日2005円)まで低下。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.26倍(前日1.25倍)。
BPSは23883円(前日237874円)。
10年国債利回りは0.360%(前日0.390%)。
(8)プライム市場の単純平均は0.91円安の2527円。
プライム市場の時価総額は764兆円(前日762兆円)。
ドル建て日経平均は219.93(前日219.54)と続伸。
(9)ボリンジャーのプラス1σが29367円。
プラス2σが29939円。
プラス3σが30510円。
週足ボリンジャーのプラス2σが29936円。
4月21日の週からプラス2σでバンドウオーク中。
プラス3σが30312円。
月足陽線基準は29123円。
15日に水星は順行に戻った。
今年の曜日別勝敗(5月17日まで)
↓
月曜12勝6敗
火曜14勝4敗(火曜8連勝中)
水曜11勝8敗
木曜9勝8敗 (木曜4連勝中)
金曜13勝5敗(金曜2連勝中)
5月12日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.45%(前週▲9.27%)。
3週連続で悪化。
4週連続で1ケタ。
5月12日時点の信用売り残は784億円増の8443億円。
2週ぶりに増加。
同信用買い残は646億円減の3兆2456億円。
4週連続で減少。
信用倍率は3.85倍(前週4.32倍)。
6週ぶりに3倍台。
5月12日時点の裁定売り残は2480億円減の934億円。
4週連続で減少。
同裁定買い残は511億円減の9686億円。
2週ぶりに減少。
当限は売り残が2864億円減の258億円。
買い残が485億円減の9278億円。
翌限以降は売り残が384億円増の675億円。
買い残が25億円減の408億円。
日本株は「消去法」でしか買われないのか。
この自虐的な表現が使われている限り、上昇は継続する可能性が高い。
ある時「消去法の買い」→「持たざるリスク」に変わることは多い。
これらの20世紀的表現が使用されていること自体、市場認識と現実のズレの証拠。
特にマスコミに顕著だ。
3兆円台の売買代金をは決して「買戻し」ではなく「新規買い」を巻き込んだものだろう。
言い換えれば市場が大好きな「意図的な」買いという表現が正しい。
「意図的な売り」を盛んに喧伝してきたのだから、意図的な買いはその反対でしかない。
でも使われないことば。
消去法ではなく積極的なのだ。
加えれば・・・。
日経1面トップは「世界経済、強まる懸念」。
そして3面が「日経平均3万円台回復」。
バランス感覚で「景気懸念」をトップにもってきたのだろう。
でもそうするとつじつまは合わない。
「景気後退懸念」の中での「株高」。
景気後退は1-3月の過去のこと。
そして「日経平均3万円」は夢でもなんでもなく現実。
ニュースは過去を追うもの。
相場は未来志向。
この180度違うベクトルに由来する違いだ。
もっとも「NY株は慎重な楽観論で急反発」ほどの違和感はないが・・・。
1週間分の新聞を続けて読み返してみると、ニュースを咀嚼せずに読み散らしていることに気が付く。
消化するのではなくただ通過して排出もせず、忘却しているだけ。
これではいけない。
消化と咀嚼こそが重要だと思うし、活字の解釈のいい加減さに気が付くことも多い。
◇━━━ カタリスト━━━◇
ヘッドウオータース(4011)・・・動兆
AIを活用したソリューションを提供。
業務分析から開発、保守・運用まで一気通貫。
マイクロソフトの協業案件が続伸。
小売り・建設業向けに好採算のAIのラボ型案件も増勢。
現場と実務を重視した大型案件が増加。
エヌビディアやソニーとの協業も拡大。
(兜町カタリスト櫻井)
