「採掘」
水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って小幅反発。
10年債利回りが1.6%を下回る水準で推移。
テスラやアルファベットなど過去数週間にインフレ懸念を背景に苦戦していた銘柄が上昇した。
市場では「出来高はメモリアルデーの連休に向けて細っていく見込み。
ボラティリティーが高まる可能性がある」という指摘もある。
自動車大手フォード・モーターが8.51%上昇。
10年国債利回りは1.580%。
2年国債利回りは0.145%。
5月の月例経済報告で日本は総括判断を3カ月ぶりに下方修正。
これを受けた格好で円安トレンドとなり109円台前半。
人民元相場は対ドルで3年ぶりの高値圏。
心理的節目の6.40元を突破し、6.39元。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインとイーサは1%上昇。
ビットコインは一時6.5%高の4万0904ドルまで上昇。
今週に入って初めて4万ドル台を回復した場面もあった。
月初から30%下落しており、4月に付けた最高値の6万5000ドルから約37%安い水準。
ただ、年初からは40%超上昇。
イーサも一時7.5%高の2915ドルまで上昇。
中国での規制強化やビットコインのマイニング(採掘)にかかる環境負荷への懸念は和らいだ格好。
原油在庫の減少を受け、夏季のドライブシーズンを前に需要が回復しているとの期待が拡大。
WTI原油先物は0.14ドル(0.2%)高の66.21ドル。
SKEW指数は149.82と上昇。
恐怖と欲望指数は33→36。
水曜のNYダウは10ドル(0.03%)高の34323ドルと反発。
NASDAQは80ポイント(0.59%)高の13738ポイントと反発。
S&P500は7ポイント(0.19%)高の4195ポイントと反発。
ダウ輸送株指数は147ポイント高の15604ポイントと反発。
SOX指数は0.20%高の3140ポイントと3日続伸。
VIX指数は17.36と低下。
合算売買高は98.3億株(前日は94.8億株、過去20日平均は104.3億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比20円高の28610円。
ドル建ては大証比日中比25円高の28615円。
ドル円は109.14円
10年国債利回りは1.580%。
2年国債利回りは0.145%。
水曜の日経平均は寄り付き157円安。
一時150円近く上昇し終値は189円高の28553円と5日続伸。
3月16日までの6日続伸以来。
日中値幅は314円。
上昇率は0.31%。
日足は十字を挟んで7日連続陽線。
26週線(28599円)を3週間ぶりに上抜けた。
TOPIXは0.06%上昇で5日続伸。
東証マザーズ指数は1.33%上昇と6日続伸
日経ジャスダック平均は0.07%下落で反落。
東証1部の売買代金は2兆4138億円(前日2兆2039億円)。
87日連続で2兆円超。
値上がり768銘柄(前日698銘柄)。
値下がり1308銘柄(前日1417銘柄)。
新高値56銘柄(前日80銘柄)。
新安値126銘柄(前日79銘柄)。
騰落レシオは84.99(前日88.14)と低下。
NTレシオは14.91倍(前日14.88倍)。
11日連続で15倍割れ。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩下がりの25日線(28716円)から▲0.26%。
12日連続で下回った。
横ばいの75日線は29236円。
12日連続で下回った。
右肩上がりの200日線(26589円)からは7.72%(前日△7.51%)。
右肩上がりの5日線(28395円)から△0.87%。
7日連続で上回った。
TOPIXの25日線は1910ポイント。
5日線と微妙にゴールデンクロス。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.662%(前日▲14.533%)。
買い方▲7.584%(前日▲7.725%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲5.807%(前日▲3.698%)。
買い方▲17.360%(前日▲18.135%)
空り比率は42.5%(6日連続で40%超:前日41.1%)。
空売り規制なしの比率は9.0%(前日8.1%)。
Quick調査の5月14日時点の信用評価損率は▲8.94%(前々週▲9.80%)。
2週ぶりに好転。
5月21日時点の裁定売り残は579億円減の8989億円。
(当限は8989億円)
2週連続で減少。
ピークは昨年11月第1週の2兆380億円。
昨年4月第4週は2兆4125億円だった。
5月21日時点の裁定買い残は1098億円減の4975億円。
(当限は4975億円)。
2週連続で減少。
ボトムは昨年3月第3週の2420億円。
日経VIは21.03(前日21.36)と低下。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.91倍(前日13.89倍)。
前期基準では17.73倍。
EPSは2059円(前日2055円)。
2日連続で微妙に増加。
225のPBRは1.22倍。
BPSは23477円(前日23404円)
日経平均の益回りは7.19%(前日7.20%)。
配当利回りは1.85%。
10年国債利回りは0.070%。
東証1部全銘柄だと予想PERは16.14倍。
前期基準では20.62倍。
PBRは1.30倍。
東証1部単純平均株価は1円安の2371円。
東証1部売買単価は2201円(前日は2219円)。
東証1部時価総額は713兆円(前日は712円)。
7日連続で700兆円超。
ドル建て日経平均は263.26(前日262.52)。
水曜のシカゴ225先物終値は大証日中比20円高の28610円。
高値は28725円、安値は28390円。
225先物大証夜間取引終値は日中比30円安の28620円。
気学では「初め安いと後高く、初め高いと反落する」。
金曜は「従来保合いの時は、この日より安きこと多し」。
ボリンジャーのマイナス1σが28131円。
プラス1σが29302円。
RSIが42.66(前日47.48)。
RCIが54.95(前日37.09)。
日銀は21日連続でETFを買わず。
今年13勝5敗と圧倒的勝ち越しの木曜は月内受け渡し最終日。
スーパームーンの皆既月食は関東では見られず。
5月27日は1905年の日本海海戦記念日。
アノマリー的には変化日。
MSCI日本株指数の半期入れ替えで大引けには6000億円程度商いが増加する予想。
《今日のポイント5月27日》
(1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って小幅反発。
市場では「出来高はメモリアルデーの連休に向けて細っていく見込み。
ボラティリティーが高まる可能性がある」という指摘もある。
10年国債利回りは1.580%。
2年国債利回りは0.145%。
ドル円は109円台前半。
SKEW指数は149.82と上昇。
恐怖と欲望指数は33→36。
(2)ダウ輸送株指数は147ポイント高の15604ポイントと反発。
SOX指数は0.20%高の3140ポイントと3日続伸。
VIX指数は17.36と低下。
合算売買高は98.3億株(前日は94.8億株、過去20日平均は104.3億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比20円高の28610円。
(3)東証1部の売買代金は2兆4138億円(前日2兆2039億円)。
新高値56銘柄(前日80銘柄)。
新安値126銘柄(前日79銘柄)。
騰落レシオは84.99(前日88.14)と低下。
NTレシオは14.91倍(前日14.88)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)右肩下がりの25日線(28716円)から▲0.26%。
12日連続で下回った。
横ばいの75日線は29236円。
12日連続で下回った。
右肩上がりの200日線(26589円)からは7.72%(前日△7.51%)。
右肩上がりの5日線(28395円)から△0.87%。
7日連続で上回った。
TOPIXの25日線は1910ポイント。
5日線と微妙にゴールデンクロス。
(5)空り比率は42.5%(6日連続で40%超:前日41.1%)。
空売り規制なしの比率は9.0%(前日8.1%)。
Quick調査の5月14日時点の信用評価損率は▲8.94%(前々週▲9.80%)。
2週ぶりに好転。
5月21日時点の裁定売り残は579億円減の8989億円。
(当限は8989億円)
2週連続で減少。
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.662%(前日▲14.533%)。
買い方▲7.584%(前日▲7.725%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲5.807%(前日▲3.698%)。
買い方▲17.360%(前日▲18.135%)
日経VIは21.03(前日21.36)と低下。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.91倍(前日13.89倍)。
EPSは2059円(前日2055円)。
BPSは23477円(前日23404円)
日経平均の益回りは7.19%(前日7.20%)。
(8)東証1部時価総額は713兆円(前日は712円)。
ドル建て日経平均は263.26(前日262.52)。
(9)ボリンジャーのマイナス1σが28131円。
プラス1σが29302円。
RSIが42.66(前日47.48)。
RCIが54.95(前日37.09)。
日銀は21日連続でETFを買わず。
今年13勝5敗と圧倒的勝ち越しの木曜は月内受け渡し最終日。
アノマリー的には変化日。
MSCI日本株指数の半期入れ替えで大引けには6000億円程度商いが増加する予想。
今年の曜日別勝敗(5月26日まで)
↓
月曜13勝6敗
火曜11勝8敗
水曜9勝11敗
木曜13勝5敗
金曜10勝10敗
東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会のコメント。
「東京大会で必要な医師・看護師など医療スタッフの見通し。
当初見込みのピーク時(7月25日)1日当たり約700人→約540人に削減」。
海外観客の受け入れ断念や大会関係者の縮減などを受け見直したという。
訪日する大会関係者の数はオリンピックで5.9万人、パラリンピックで1.9万人。
合計7.8万人と当初の予定18万人弱から半数以下に削減。
必要数に対しおおむね8割程度の見通しが立っているという。
市場で結構メインの声。
「五輪開催を見送れば政府は感染対策に注力する体制を整えることができる。
日経平均も3万円に向けて持ち直すのではないか」。
あるいは「五輪中止なら日本株買い」。
諦めの向こうの売って返しのようなコメントばかりだ。
もっとも・・・。
開催となれば、素直に受け入れるのも市場。
国内観客の有無すら決定していないのが現実だ。
各競技の予選最終は6月29日。
五輪開催は7月23日から。
実感がないことも事実だ。
とはいえ・・・。
JTBは東京五輪の観戦チケットと宿泊がセットになった公式ツアーの販売を開始。
五輪が中止や無観客での開催となった場合は返金で応じるという。
2年前のあの「予約の喧騒」はなんだったのだろうか。
日経朝刊「コロナ医療の病巣」で登場した目厚労省医務技官氏。
「感染症法に基づいた軽症者の入院は意見の相違があった」。
これは部署間の争いでもあったのかも知れない。
「感染者が急増すれば、一般診療を制限して対応する必要があるかもしれない。
政治が国民の合意を得て決断することだ」。
これは官僚チックなコメント。
「公務員にはいわゆる正義の概念はない。
正義は個々の公務員にある」というある法曹関係者の言葉が甦る。
「個人のプライバシーの侵害を一時的に認めるかどうか。
感染が落ち着いた時に議論すべきだった。
こうした課題に向き合わないと有事の時に対応できる国にならないと思う」。
たぶんポイントはここだろう
成果の出せない専門家に責任転嫁してきた無駄な1年という印象はぬぐえない。
「予断を許さない状況。
必要な対策の継続が求められている」というコメントが空疎に聞こえる。
「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の違いも良く解らない。
ただ・・・。
医師免許をもっているであろう事務次官級の医務技官の言葉として結構マトモに聞こえた。
また「変調仮想通貨」の記事。
ある知人は「ビットコイン投資をしている友人はビットコインのことを全く知りません。
テスラって何?
マスクって誰?
マイニングって何?
そんなこと知らなくても値段が動けば構わない」。
株でも同様のことはあるだろうが、それにしてもこうい投資家さんは多いことだろう。
「裏付け実物資産はない」。
「儲けの匂いを嗅ぎとった投資銀行も飛びついた。
様々な思惑を内包した経済圏の夢は膨らむ」。
夢なのか、地獄なのか。
その行方は定かではないし、誰もわからない。
そこで・・・。
素朴な疑問は「マイニング(採掘)」って何?。
ビットコインは一定期間ごとにすべての取引記録を取引台帳に追記する。
その追記の処理には発生したすべての取引のデータの整合性を取りながら正確に記録することが求められる。
その整合性を取る作業をコンピューターによる計算で実現することだ。
しかし膨大な計算量が必要となる。
膨大な計算を行い、みんなで共有する1つの大きな取引台帳に追記を行っている。
この追記作業の手伝いをしてくれた人、
追記作業のために膨大な計算処理をしてくれた人
結果として追記処理を成功させた人。
その見返りとしてビットコインが支払われる。
追記作業を手伝ってビットコイン全体が健全に運用されるようにしてくれて人への報酬としてビットコインが支払われる。
この報酬は新たに発行されたビットコインによって支払われる。
通貨の新規発行がこの瞬間に起こる。
コンピューターの計算能力をお金に変えるビジネスだ。
そして通貨としてのビットコインの新規発行は採掘(マイニング)を通じてしか行われない。
因みにこのマイニングは大量の電気を使う。
これは環境に良いとは言えないだろう。
そしてビットコインの発行枚数の上限は2100万枚まで。
それ以上新規発行されることはないという。
最後のビットコインは2140年にマイニングされるとされている。
昨日の日経では「今夏、節電要請せず」の見出し。
しかし夏場は大丈夫だが冬は微妙との観測。
背景は再生エネルギーの導入で火力発電所が休廃止。
だから電力はひっ迫するし料金は上昇。
なんとなく煙幕のような気がした。
同時に自民党の「2050年カーボンニュートラル実現推進本部」(本部長・二階俊博幹事長)の緊急提言。
原発の早期再稼働、新増設や建て替え(リプレース)を求めただ。
原発について「核物質防護の強化や避難道路整備など防災体制の充実を含め安全対策を徹底した上で
早期再稼働、新増設およびリプレースを進めること」。
温室効果ガス排出量を30年度に13年度比で46%削減するとの政府目標。
「電力の脱炭素化と、電力の低廉かつ安定的な供給を両立する」と明記。
「エネルギー政策における原子力発電の位置付けを改めて明確にすること」を政府に求めた。
その先にあったのは今朝の「IHI(7013)次世代原子力発電事業に参入」。
米新興企業ニュースケール・パワーに出資。
まず米国での小型原発プロジェクトに中核機器を供給するという。
コロナ禍に紛れて環境問題を隠れ蓑にしたエネルギー政策の大転換があるような気がする。
◇━━━ カタリスト━━━◇
昭栄薬品(3537)・・・動兆
昭栄薬品に注目する。
同社は天然油脂を原材料とするオレオケミカル中心の化学品商社。
日用品や土木建設資材にも展開
日用品がコロナで需要拡大。
化学品も回復基調。
業績は好調。
(兜町カタリスト櫻井)
