「投資の日を控えた週末」
木曜のNY株式市場で主要3指数は不安定ながら続伸。
ムニューシン財務長官とペロシ下院議長の電話会談は継続。
民主党は2兆2000億ドル規模の対策を提案する。
一方政権側は1兆5000億ドル程度なら受け入れられるとの考え。
溝はまだ埋まらなかった。
アマゾン、マイクロソフト、アップルが上昇。
週間新規失業保険申請件数は83万7000件と前週から小幅減少。
2日に発表される9月の雇用統計で非農業部門の雇用者数が85万人増加するとの予想だ。
個人消費支出(季節調整済み)は前月比1.0%増と7月の1.5%増から鈍化。
ただ市場予想の0.8%増を上回った。
ISM製造業景気指数は55.4と前月の56.0から低下。
市場予想は56.3へ上昇するだった。
もっとも景気拡大・縮小の節目となる50は4カ月連続で上回った。
「ISMが市場予想を下回ったことが株価の上値を抑えた」との声もある。
10年国債利回りは0.679%。
2年国債利回りは0.128%。
ドル円は105円台半ば。
原油先物は3%安。
SKEW指数は117.78(前日120.94)。
7日連続の130ポイント割れ。
恐怖と欲望指数は44→41。
木曜はシステム障害で初の全銘柄終日売買停止。
日経平均が「前日比変わらず」となった。
今回実商いはなかったが、前回の「変わらず」は1989年1月12日だった。
シカゴ225先物終値は大証日中比25円高の23335円。
高値23365円、安値23215円。
大証夜間取引終値は日中比20円高の23330円。
気学では「突っ込み買いの日。逆に上放れ高きは売り狙え」。
月曜は「押し目買いの日。悪目にある時は急伸する」。
火曜は「良く動く日にして前後場仕成が変わる」。
水曜は「目先のポイントをつくる注意日」。
木曜は「人気の反対に動く日。逆張り方針良し」。
金曜は「戻り売りの日。後場突っ込みは利入れ良し」
「荒れる10月」は全銘柄終日売買停止でスタート。
言い換えれば「2日新甫」となったような感じだ。
《今日のポイント10月2日》
(1)NY株式市場で主要3指数は続伸。
SKEW指数は117.78(前日120.94)。
7日連続の130ポイント割れ。
恐怖と欲望指数は44→41。
(2)ダウ輸送株指数は18ポイント安の11211ポイントと3日続落。
SOX指数は2.12%高の2291ポイントと続伸。
VIX指数は26.61。
3市場の売買高は95.5億株(前日8103.8億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比25円高の23335円。
(3)1989年1月12日以来の「前日比変わらず」。
「荒れる10月」は全銘柄終日売買停止でスタート。
言い換えれば「2日新甫」となったような感じだ。
アノマリー的には「株安の日、変化日」。
日曜は「投資の日」だ。
今年の曜日別勝敗(10月1日まで)
↓
月曜18勝16敗
火曜20勝16敗
水曜17勝20敗
木曜15勝22敗
金曜18勝18敗。
木曜の火曜のNYダウは35ドル高の27816ドルと続伸。
高値は28041ドル、安値は27669ドル。
NASDAQは159ポイント高の11326イントと続伸。
高値は11291ポイント、安値は11240ポイント。
S&P500は17ポイント高の3380ポイントと続伸。
ダウ輸送株指数は18ポイント安の11211ポイントと3日続落。
SOX指数は2.12%高の2291ポイントと続伸。
VIX指数は26.61。
3市場の売買高は95.5億株(前日8103.8億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比25円高の23335円。
ドル建ては大証日中比70円高の23380円。
ドル円は105.50円。
10年国債利回りは0.679%。
2年国債利回りは0.128%。
東証の過去のシステムダウンによる売買停止
↓
☆1997年8月1日
システムダウンにより立会場の全銘柄を除いて約9割の銘柄の売買を午前中停止
☆2005年11月1日
株式・CBの取引を午後1時30分まで停止。
システム障害による初の全銘柄売買停止。
☆2005年12月8日
ジェイコム誤発注をシステム上の問題で取り消しできず。
☆2006年1月18日
処理能力の限界を超える注文殺到で午後2時40分以降全銘柄売買停止。
いわゆるライブドアショック。
☆2012年2月2日
アローヘッド内の障害トラブル。
241銘柄の売買を午前中停止。
☆2018年10月9日
一部証券会社の大量注文により約40社の証券会社の注文が不能になった。
◇━━━ カタリスト━━━◇
PCI(3918)・・・動兆
PCIHDに注目する。
同社は自動車、家電などの組み込みソフト開発が主力。
企業の情報セキュリティ強化に狙い。米国のAIベンチャーに出資するなど活動は活発的。
AIへの本格進出に期待感。
DXの推進、サイバーセキュリティ分野の成熟・拡大、規模を伴うM&Aが目標。
11月には新中計発表予定。
(兜町カタリスト櫻井)
