「投資の八策」

 
 
「投資の八策」
 
PART5(令和元年版2019,11)
 
(1)「注意しましょう、警戒しましょう」に注意:目先のスケジュールに拘らず大局観を持つ
(2)下げ続ける相場も上げ続ける相場もない:「現象的、近視眼的、短期的」ではなく「本質的、多面的、長期的」に
(3)ゴールを見失わずに真っすぐ進む:移ろいやすいは美しい
(4)市場には常識人と自由人の2種類の人間がいる:過去の因習にはとらわれず他力本願を捨て現実を直視する
(5)相場観で大切なことは数字を体に染み込ませること:漠然とした「今」から「アレ?という変化」を発見する
(6)株価はすべて思惑の産物:過度な期待と過度な悲観が同居した欲望の集積場
(7)「見えないフリ」をしない:相場は理論的な確率論ではなく情緒的な市場心理に包まれる
(8)商いの前提は「ヒ・ミ・ツ」の法則:そしてリズムとハーモニー
 
そしてPART4(平成最終版)
 
 
(1)「株価は景気の体温計」→「株価は欲望の血圧計」
(2)「株を買うのか株価を買うのか」
(3)「枝葉末節ではなく本質を」
(4)投資の前線で必要なのは完璧な準備と覚悟
(5)銘柄主義を貫くための方法論
   「常識的な報道規範とモラルを持ち、明確な未来予測図が描かれているか」。
   「社会に必要不可欠な存在と認められてもらえるかどうか」。
   「投資家が夢を感じられて好きになってもらえるかどうか」。
(6)売る人が多いから安い。買う人が多いから高い。
(7)相場は不連続と連続の反復→驚きが市場の餌になる
(8)体感リズムこそ本当の相場観
 
PART3。
 
(1)株価を買わず株を買う、株価を売らず株を売る
(2)銘柄選択とタイミングの重要性は同等
(3)相場はリズムとスケジュールの産物
(4)動兆シグナルを見逃さない
(5)株価変動の因果関係はえてして逆に考えられる
(6)仮説の実証の継続が掌理への道
(7)政府資料は宝の宝庫
(8)企業には訴えたいメッセージがある
 
 
個別では知らない銘柄については語らない。
そして全体では「他人の意見を聞かない」。
特に「注意しましょう。警戒しましょう。見極めたい」。
この3つの言葉が市場から消えると相場は少し見やすくなる。
「注意してどうするの?」といつも思う。
だから玉虫色の他人の意見は聞かない方が精神衛生上良いような気する。
 
朝、NYが引けて相場に対峙する前の「直観」を重視する。
「勘と度胸」というを近代的相場論の世界では笑われそうだが、「勘」は記憶の集大成、「度胸」は推論の結果。
だからこそ大切だと考えている。
 
 
今年の曜日別勝敗(6月12日まで)

月曜10勝10敗
火曜11勝10敗
水曜12勝9敗
木曜10勝13敗
金曜10勝12敗。
 
週末のNYダウは477ドル高の25605ドルと4日ぶりに反発。
1861ドル安後の477ドルは物足りない。
NASDAQは96ポイント高の9588ポイントと反発。
527ポイント安後の96ポイント高。
S&P500は39ポイント高の3081ポイントと反発。
ダウ輸送株指数は242ポイント高の9081ポイント。
739ポイント安後の242ポイント。
SOX指数は1.45%上昇。
VIX指数は36.09。
3市場の売買高は130億8000万株(過去20日平均は129億株)。
225先物CME円建ては大証日中比10円高の21150円。
ドル建ては大証比日中比100円高の22240円。
ドル円は107.34円。
10年国債利回りは0.710%。
2年国債利回りは0.194%。
 
テクニカル的にはノムラシス(3940)、中外薬(4519)、ドウシシャ(7483)、愛眼(9854)が動兆。
 
人気は川本産業(3604)、すらら(3998)、ラクスル(4384)、GA(3491)、中京医薬(4558)、ライクキッズ(6065)、アゼアス(3161)、パプチド(4587)、ANAP(3189)、住友精化(4008)、LTS(6560)、ニチレイ(2871)、ギグワークス(2375)、高砂熱(1969)、アイフリーク(3845)。

(兜町カタリスト櫻井)

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