「投機と投資の間で」
「主要3指数の25日騰落レシオは70%台に低下」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
背景はパウエルFRB議長の講演。
「FRBは一段の利上げの必要性を巡る検証を慎重に進めている。
成長が持続的にトレンドを上回っていること、
または労働市場の引き締まりがもはや緩和されていないことを示す新たな証拠が出てくれば、
インフレを巡る進展がリスクにさらされ、金融政策の一段の引き締めが正当化される可能性がある」。
長期債利回りの上昇を警戒した格好。
テスラが急落。
ネットフリックスが16.1%高。
アメリカン航空は0.8%上昇した。
9月の中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比2.0%減の396万戸。
2010年10月以来、12年11カ月ぶりの低水準。
市場予想は389万戸だった。
先週の住宅購入ローン申請件数は急減して1995年以来の低水準。
30年固定住宅ローン金利の平均が7.70%と2000年11月以来の高水準となったことが背景。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は19万8000件。
前週の21万1000件から1万3000件減少。
今年1月以来9カ月ぶりの低水準。
市場予想は21万2000件。
予想に反して減少し、労働市場が引き続き引き締まった状態にあることが示された。
国債利回りが再び急上昇。
10年国債利回りは一時5%に達した。
5%を超えるのは2007年7月20日以来16年ぶり。
10年国債利回りは4.989%。
2年国債利回りは5.160%。
ドル円は149円台後半。
WTI原油11月限は1.05ドル(1.19%)高の1バレル=89.37ドル。
今年9月下旬以来約3週間ぶりの高値。
12月物は前日比1.10ドル高の88.37ドルだった。
ビッドコインは560ドル高の28900ドル。
SKEW指数は138.72→137.10→137.73。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は35→28。
1年前は23だった。
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。
木曜のNYダウは250ドル(0.75%)安の33414ドルと続落。
高値33852ドル、安値33368ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは72.35%(前日80.24%)。
NASDAQは128ポイント(0.96%)安の13186ポイントと3日続落。
高値13464ポイント、安値131574ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは75.55%(前日80.98%)。
S&P500は36ポイント(0.85%)安の4278ポイントと3日続落。
高値4339ポイント、安値4269ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは79.95%(前日89.73%)。
ダウ輸送株指数は147ポィント(1.01%)安の14435ポイントと続落。
SOX指数は45ポイント(1.34%)安の3367ポイントと3日続落。
VIX指数は21.40(前日19.22)。
3市場の合算売買高は118.2億株(前日104.8億株、過去20日平均は105億株)。
NYSE売買高は10.55億株(前日9.26億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比85円安の31315円。
ドル建ては大証日中比55円安の31345円。
ドル円は149.78円。
10年国債利回りは4.989%。
2年国債利回りは5.160%。
「10年国債利回りは0.840%」
水曜の日経平均は寄り付き463円安。
終値は611円安の31430円と3日ぶりに反落。
高値31669円、安値31399円。
日足は2日ぶりに陰線。
31867円→31669円にマド。
10月暫定SQ値32360.91円に5敗。
TOPIXは31.18ポイント(▲1.36%)安の2264ポイントと3日ぶりに反落。
プライム市場指数は16.06ポイント(1.36%)安の115.24と3日ぶりに反落。
東証スタンダード指数は3日ぶりに反落。
東証マザーズ指数は13.52ポイント(▲2.01%)安の659.51と3日ぶりに反落。
1年3か月ぶりの安値水準で年初からは29%安。
25日移動平均からの乖離はマイナス6.95%(前日マイナス5.47%)。
プライム市場の売買代金は3兆1666億円(前日3兆3566億円)。
35日連続3兆円超。
値上がり4014銘柄(前日1184銘柄)。
値下がり1394銘柄(前日582銘柄)。
新高値24銘柄(前日36銘柄)。
新安値76銘柄(前日58銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは81.28(前日88.92)。
東証グロース市場の騰落レシオは80.71(前日80.71)。
NTレシオは13.88倍(前日13.96倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
マザーズ指数は6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(32120円)からは▲2.15%(前日▲0.41%)。
4日連続で下回った。
下向きの75日線は32364円。
6日連続で下回った。
上向きの200日線(30161円)からは△4.31%(前日△6.32%)。
141日連続で上回った。
下向きの5日線は31897円。
4日連続で下回った。
13週線は32180円。
4日連続で下回った。
26週線は31847円。
4日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.104%(前日▲15.463%)。
買い方▲10.431%(前日▲9.232%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△0.329%(前日▲2.225%)。
買い方▲24.08%(前日▲22.838%)。
空売り比率は46.1%(前日40.9%、5日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.1%(前日7.8%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは22.47(前日21.00)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは15.01倍(前日15.24倍)。
8日連続で15倍台。
9月19日は16.11倍だった。
前期基準では15.44倍。
EPSは2093円(前日2102円、直近ボトムは9月28日2056円)。
昨年11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.29倍(前日1.31倍)。
BPSは24364円(前日24469円)。
10年国債利回りは0.840%(前日0.805%)。
日経平均の予想益回りは6.56%。
予想配当り利回りは2.00%。
プライム市場の予想PERは15.18倍。
前期基準では15.87倍。
PBRは1.25倍。
プライム市場の予想益回りは6.58%。
配当利回り加重平均は2.29%。
プライム市場の単純平均は29円安の2523円(前日2552円)。
プライム市場の売買単価は2564円(前日2659円)。
プライム市場の時価総額は810兆円(前日821兆円)。
ドル建て日経平均は209.86(前日214.11)と続落。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比85円安の31315円。
高値31730円、安値31245円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比150円安の31250円。
気学では金曜が「目先のポイントをつくる日」。
月曜が「上寄り売り。下放れ買いの逆向かい良し」。
火曜が「初め高いと後安し。吹き値売り方針良し」。
水曜が「押し込むと戻す日。悪目買い良し」。
木曜が「上寄りすると押し込む日」。
金曜が「高値にある時は急落することあり」。
ボリンジャーのプラス1σが32846円。
マイナス1σが31393円。
マイナス2σが30666円。
週足のボリンジャーのプラス1σが32842円。
プラス2σが33483円。
マイナス1σが31513円。
マイナス2σが30857円。
9月配当落ちを埋める基準は日経平均で32371円。
TOPIXで2379ポイント。
アノマリー的には「株高の日」。
週足陽線基準は31659円。
月足陽線基準は31759円。
「2日新甫は荒れた」である。
《今日のポイント10月20日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
10年国債利回りは4.989%。
2年国債利回りは5.160%。
ドル円は149円台後半。
SKEW指数は138.72→137.10→137.73。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は35→28。
1年前は23だった。
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は147ポィント(1.01%)安の14435ポイントと続落。
SOX指数は45ポイント(1.34%)安の3367ポイントと3日続落。
VIX指数は21.40(前日19.22)。
3市場の合算売買高は118.2億株(前日104.8億株、過去20日平均は105億株)。
NYSE売買高は10.55億株(前日9.26億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比85円安の31315円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆1666億円(前日3兆3566億円)。
35日連続3兆円超。
値上がり4014銘柄(前日1184銘柄)。
値下がり1394銘柄(前日582銘柄)。
新高値24銘柄(前日36銘柄)。
新安値76銘柄(前日58銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは81.28(前日88.92)。
東証グロース市場の騰落レシオは80.71(前日80.71)。
NTレシオは13.88倍(前日13.96倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)下向きの25日線(32120円)からは▲2.15%(前日▲0.41%)。
4日連続で下回った。
下向きの75日線は32364円。
6日連続で下回った。
上向きの200日線(30161円)からは△4.31%(前日△6.32%)。
141日連続で上回った。
下向きの5日線は31897円。
4日連続で下回った。
13週線は32180円。
4日連続で下回った。
26週線は31847円。
4日連続で下回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.104%(前日▲15.463%)。
買い方▲10.431%(前日▲9.232%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△0.329%(前日▲2.225%)。
買い方▲24.08%(前日▲22.838%)。
(6)空売り比率は46.1%(前日40.9%、5日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.1%(前日7.8%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは22.47(前日21.00)。
2月16日の安値は14.63。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.01倍(前日15.24倍)。
8日連続で15倍台。
9月19日は16.11倍だった。
前期基準では15.44倍。
EPSは2093円(前日2102円、直近ボトムは9月28日2056円)。
昨年11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.29倍(前日1.31倍)。
BPSは24364円(前日24469円)。
10年国債利回りは0.840%(前日0.805%)。
(8)プライム市場の単純平均は29円安の2523円(前日2552円)。
プライム市場の時価総額は810兆円(前日821兆円)。
ドル建て日経平均は209.86(前日214.11)と続落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが32897円。
プラス2σが33620円。
マイナス1σが31450円。
マイナス2σが30727円。
週足のボリンジャーのプラス1σが32855円。
プラス2σが33483円。
マイナス1σが31600円。
マイナス2σが30972円。
9月配当落ちを埋める基準は日経平均で32371円。
TOPIXで2379ポイント。
今年の曜日別勝敗(10月19日まで)
↓
月曜24勝13敗
火曜29勝11敗
水曜20勝19敗
木曜21勝19敗
金曜21勝18敗
10月第2週(10月10日─10月13日)の週間海外投資家動向。
現物4749億円買い越し(2週連続で買い越し)。
先物3254億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
合計8004売り越し(4週ぶりに買い越し)。
個人は現物1728億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
先物3068億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
合計4796億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
信託銀行は現物590億円売り越し(6週連続で売り越し)。
先物668億円売り越し(7週ぶりに売り越し)。
合計1258億円売り越し(2週連続で売り越し)。
10月第1週(10月2日─10月6日)の週間海外投資家動向。
現物5262億円買い越し(5週ぶりに買い越し)。
先物1兆422億円売り越し(3週連続で売り越し)。
合計8962売り越し(3週連続で売り越し)。
個人は現物4011億円買い越し(3週連続で買い越し)。
先物835億円買い越し(3週連続で買い越し)。
合計4847億円買い越し(3週連続で買い越し)。
信託銀行は現物577億円売り越し(5週連続で売り越し)。
先物53億円買い越し(6週連続で買い越し)。
合523億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
市場の歴史というのは投機と投資の間で揺れ動いたようだ
相場の発症は江戸時代に大阪で行われていた米相場。
個々の当事者の相対取引を組織することによって差金決済が可能である仕組み。
現物の受け渡しを必要としない取引主体の参加を可能にした先物取引所の嚆矢。
株式市場でも戦前は清算取引という形で株式の先物取引が証券取引所で行われた。
戦後はGHQの指導で投機的な取引を抑制するために清算取引は禁止。
しかし信用取引という形で個人投資家を対象として株式市場では部分的には復活していた。
これは意外なポイントだ。
1949年5月以降,東京,大阪,名古屋などで証券取引所が設立。
しかし,取引所再開直前,GHQは「証券取引三原則」の厳守を証券取引委員会に命じた。
つまり「取引の時間優先」、「取引所集中原則」、「先物取引の禁止」である。
この原則を守らなけらば取引所が再開できなかったということ。
取引銘柄と参加者は,集団取引かつ実物取引のみで再開した。
ただ実需給だけでは売買の出合いがつき難いため,証券界では仮需給導入を目的に清算取引復活運動が起きた。
ただこれは実現せず東証首脳やGHQが否定的でだった。
1951年にアメリカの証拠金取引を範とした信用取引制度が導入されたのが復活だった。
アメリカでは1972年にシカゴ・マーカンタイル取引所で通貨を対象とする先物取引開始。
1974年にはシカゴ商品取引所で標準物と呼ばれる架空の債券を対象とした債券先物取引開始。
1982年にはカンザスシティ商品取引所で株価指数を対象とした先物取引が開始。
こうした取引が世界各国に波及。
日本では1985年に東京証券取引所で開始された長期国債先物取引が最初の金融先物取引。
1987年に大阪証券取引所で株先50,1988年に大阪証券取引所で日経225先物,
東京証券取引所でTOPIX先物,1989年に東京金融先物取引所で円短期金利先物,ドル短期金利先物,
円/ドル通貨先物が相継いで導入された。
FPやIFAさん、あるいは投信関係者などのコメント。
「年率5%で20年間運用できることを考えましょう。
そうすれば資産形成に役立ちます」。
10年国債利回りが5%台に乗せたアメリカならいざ知らす日本国内で5%というのは結構荒唐無稽。
債券運用では難しいし、株式運用では配当利回りで平均2%台。
良い投信なら確かに30年間の運用で年率5%を超えるものも確かにあることは間違いない。
ただ株や投信のリスクを考えるとおしなべて5%というには難しいのが現実だ。
だったら「5%で20年」なんていうのは所詮お題目。
むしろ欲しいのは空理空論ではなく具体論だ。
例えばREITであれば背筋利回り4%台。
REITの賃料が下落することはあまり想定できないので「これなら4%で20年」はなんとか可能性がある。
無理をおしつけないで現実を直視すること。
そして立派なお題目でなく具体論を提示すること。
ココが重要だ。
◇━━━ カタリスト━━━◇
西松屋(7545)・・・動兆
ベビー・子ども衣料と生活雑貨のロードサイド大型店を全国展開。
PB商品中心の低価格戦略。
既存店はベビー季節衣料や、小学校高学年向け衣料が堅調。
最高益継続。
自社ECはWeb接客ツールの導入で利便性向上。
昨日エフィッシモ・キャピタル・マネージメントが同社株式の5.63%を保有する大株主になったことが判明。
保有目的は純投資。
(兜町カタリスト櫻井)
