「戻った」

 
「戻った」
 
水曜のNY株式市場で主要3指数はまたマチマチの展開。
NASDQは過去最高値を更新。
S&P500は続伸。
ただNYダウは反落。
議会指導部は9000億ドル規模の新型コロナウイルス追加景気対策で合意に近づいたとの観測を好感。
国民1人当たり600─700ドルを支給する案が含まれているという。
17日の採決実施が目標。
FRBはFF金利の誘導目標を0─0.25%に据え置くと全会一致で決定。
新型コロナウイルスワクチンの展開を背景に政策当局者の来年の見通しは改善した。
景気後退に対応するために将来にわたって金融市場に対する流動性供給を維持すると確約。
また景気回復が完了するまでゼロ近辺の主要政策金利を維持すると改めて表明した。
パウエル議長は「量的緩和の維持や事実上のゼロ金利継続に伴い景気回復が完了するまで金融政策は引き続き経済を強力に支援する」と強調した。
声明発表前に小幅に上昇していた株式は上昇幅を縮小。
国債利回りはやや上昇。
ドルは主要通貨に対して買われた。
総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は55.7と11月の58.6から低下。
新規受注指数が55.1と11月の57.5から低下。
サービス業PMIは55.3と11月の58.4から低下。
11月の小売売上高は前月比1.1%減と2カ月連続でマイナスとなった。
市場予想の0.3%減を超える落ち込み。
10月の企業在庫は前月比0.7%増で市場予想に一致した。
10年国債利回りは0.919%。
2年国債利回りは0.119%。
ドル円は103円台半ば。
ビッドコインは初めて2万ドル乗せ。
年初のほぼ3倍まで上昇した。
SKEW指数は144.79と8月後半以来の水準に上昇。
19日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は69ポイント。
 
水曜のNYダウは447ドル高の30154ドルと反落。
NASDAQは63ポイント高の12658ポイントと3日続伸。
高値は12687ポイントで過去最高値を更新した。
S&P500は6ポイント高の3701ポイントと続伸。
ダウ輸送株指数は11ポイント高の12497ポイントと続伸。
SOX指数は0.05%安の2773ポイントと3日ぶりに反落。
VIX指数は22.51と低下。
3市場の売買高は99億株。
(前日104億株。過去20日平均は114億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比85円高の26755円。
ドル建ては大証日中比120円高の26790円。
ドル円は103.49円。
10年国債利回りは0.911%。
2年国債利回りは0.119%。
 
 
水曜の日経平均は寄り付き148円高。
終値69円高の26757円と反発。
暫定SQ値26713円47銭は上回って2勝2敗。
日足は3日ぶりに陰線。
TOPIXは反発。
東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均は続落。
東証1部の売買代金は2兆1405億円(前日2兆2219億円)。
3日連続の減少。
34日連続の2兆円超え。
値上がり1000銘柄(前日894銘柄)。
値下がり1083銘柄(前日1177銘柄)。
新高値63銘柄(前日64銘柄)。
新安値7銘柄(前日5銘柄)。
騰落レシオは104.17(前日106.71)。
NTレシオは14.97倍(前日14.98倍)。
4日連続15倍割れ。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりの25日線(26308円)からは△1.71%。
30日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は24412円。
右肩上がりの200日線(22352円)からは△19.71%(前日△19.48%)。
4日連続▲20%割れ。
右肩下がりの5日線(26717円)から△0.15%。
2日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.310%(前日▲18.032%)。
買い方▲6.911%(前日▲6.739%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲12.490%(前日▲12.415%)。
買い方▲19.943%(前日▲18.854%)。
空売り比率は36.2%(5日連続の40%割れ:前日38.0%)。
空売り規制なしの比率は5.4%(前日6.4%)。
Quick調査の12月11日時点の信用評価損率は▲13.16%。
(前週▲12.37%)。
2週連続の悪化。
12月11日時点の裁定売り残は2740億円減の1兆4152億円。
(当限は1兆1929億円)
4週ぶりの減少。
同裁定買い残は767億円減の4041億円。
(当限は3801億円)。
2週連続の減少。
日経VIは18.97と低下。
日経平均採用銘柄の予想PERは24.96倍(前日24.89倍)。
前期基準では19.96倍。
EPSは1072円(前日1072円)。
225のPBRは1.19倍。
BPSは22426円(前日22464円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.01%(前日4.02%)。
配当利回りは1.72%。
東証1部全銘柄だと予想PERは27.29倍。
前期基準では21.65倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.30倍。
ドル建て日経平均は258.30(前日256.39)。
年初来最高値を更新。
東証1部単純平均株価は2円高の2342円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は1928円(前日1986円)
東証1部時価総額は679兆円(前日677兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比85円高の26755円。
高値26805円、安値26655円。
225先物大証夜間取引終値は日中比70円高の26740円。
気学では「押し目買いの日なれど上寄り高き時は見送り」。
金曜は「不時安をみせる日。戻り売りで駆け引きせよ」。
ボリンジャーのプラス1σが26812円。
プラス2σが27316円。
一目均衡の雲の上限が24114円。
31日連続で雲の上。
勝手雲の上限は26462円。
31日連続で勝手雲の上。
RSIが56.30(前日60.19)。
RCIが47.53(前日53.30)。
年末の売買エネルギー減少はまだ起きていない。
今日も「越えられるか時価総額の壁」。
アノマリー的には「変化日」。
 
《今日のポイント12月17日》
 
(1)水曜のNY株式市場で主要3指数はまたマチマチの展開。
   NASDQは過去最高値を更新。
   SKEW指数は144.79と8月後半以来の水準に上昇。
   19日連続の130ポイント超。
   恐怖と欲望指数は69ポイント。
 
(2)ダウ輸送株指数は11ポイント高の12497ポイントと続伸。
   SOX指数は0.05%安の2773ポイントと3日ぶりに反落。
   VIX指数は22.51と低下。
   3市場の売買高は99億株。
   (前日104億株。過去20日平均は114億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比85円高の26755円。
 
(3)東証1部の売買代金は2兆1405億円(前日2兆2219億円)。
      3日連続の減少。
      34日連続の2兆円超え。
      新高値63銘柄(前日64銘柄)。
      新安値7銘柄(前日5銘柄)。
      騰落レシオは104.17(前日106.71)。
      NTレシオは14.97倍(前日14.98倍)。
 
(4)右肩上がりの25日線(26308円)からは△1.71%。
      30日連続で上回った。
      右肩上がりの200日線(22352円)からは△19.71%(前日△19.48%)。
      4日連続▲20%割れ。
      右肩下がりの5日線(26717円)から△0.15%。
      2日ぶりに上回った。
 
(5)空売り比率は36.2%(5日連続の40%割れ:前日38.0%)。
      空売り規制なしの比率は5.4%(前日6.4%)。
      Quick調査の12月11日時点の信用評価損率は▲13.16%。
     (前週▲12.37%)。
      2週連続の悪化。
      12月11日時点の裁定売り残は2740億円減の1兆4152億円。
     (当限は1兆1929億円)
      4週ぶりの減少。
      同裁定買い残は767億円減の4041億円。
     (当限は3801億円)。
      2週連続の減少。
      日経VIは18.97と低下。 
 
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.310%(前日▲18.032%)。
      買い方▲6.911%(前日▲6.739%)。
      マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲12.490%(前日▲12.415%)。
      買い方▲19.943%(前日▲18.854%)。
 
(7)ドル建て日経平均は258.30(前日256.39)。
      年初来最高値を更新。
      東証1部時価総額は679兆円(前日677兆円)。
 
(8)暫定SQ値26713円47銭は上回って2勝2敗。
   ボリンジャーのプラス1σが26812円。
   プラス2σが27316円。
   RSIが56.30(前日60.19)。
   RCIが47.53(前日53.30)。
   株価よりも売買エネルギー減少の有無に注目。
   年末の売買エネルギー減少はまだ起きていない。
   アノマリー的には「変化日」。
   
今年の曜日別勝敗(12月16日まで)

月曜25勝21敗
火曜25勝20敗
水曜26勝23敗
木曜19勝27敗
金曜22勝26敗
 
 
米財務省が貿易相手国の通貨政策を分析した半期為替報告書を公表。
スイスとベトナムを「為替操作国」に指定した
。このほか、台湾、タイ、インドを「監視リスト」に追加した。
財務省は、スイスとベトナムが2020年6月まで、外国為替市場に介入したと指摘。
「スイスの介入の少なくとも一部は、国際収支の調整を防ぐためのスイスフラン押し下げが目的だった」と解釈。
「ベトナムもドンを押し下げ貿易上の優位性を獲得するために介入の少なくとも一部を利用した」とした。
為替操作国指定に関する3つの判定基準。
(1)少なくとも200億ドル以上の対米貿易黒字
(2)国内総生産(GDP)比2%以上の為替介入
(3)GDP比2%以上の経常黒字
「トランプ氏が続投していれば、為替操作国指定により大きな効果があったかもしれない。
しかし1カ月後には新たな財務長官が就任するため、今回の報告書にあまり意味はない」という。
因みに・・・。
監視リストにはこれまで、中国、日本、韓国、ドイツ、イタリア、シンガポール、マレーシアの7カ国を指定している。
 
日経朝刊のマーケット商品面とマーケット総合面の場所が元に戻った。
この数日は枚数や広告の関係で位置が逆だったのだろうか。
やはり兜町が蠣殻町・人形町より先にある方が座りが良いような気がする。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
プレミアアンチ(4934)・・・動兆
 
プレミアアンチエイジングに注目する。
同社は基礎化粧品等の企画、開発、製造、販売が中核。
ストック型の定期通信販売や小売店向け卸売りを展開
メイク落とし中心に主力ブランド「DUO」は定期購入顧客が拡大。
オールインワン化粧品等の育成中「CANADEL」も期待感。

(兜町カタリスト櫻井)

株ちゃんofficial xはこちら!
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