「意地悪」
木曜のNYダウは引け際にマイ転。
S&P500とNASDAQは終値ベースの過去最高値を更新。
NASDAQは今後数週間に決算を発表するアルファベットやアップル、アマゾンなど大型株主導で上昇。
「ネットフリックスの好決算を受けて期待が高まっている」という見方だ。
「コロナ感染拡大の可能性を踏まえ、投資家は昨年の同じような時期に奏功した戦略に戻るだろう。
ITや在宅勤務関連が好調」という見方だ。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は90万件。
前週の92万6000件から小幅ながら改善した。
市場予想は91万件だった。
国内の雇用は2020年12月に続き2カ月連続で減少する可能性がる。
フィラデルフィア連銀業況指数は26.5。
昨年12月の9.1から上昇した。
市場予想は12.0だった。
引け後発表されたインテルの決算。
第1四半期の調整後売上高見通しは175億ドル。
調整後1株利益見通しは1.10ドル。
市場予想を上回っての着地。
第4四半期決算も売上高と調整後1株利益ともに市場予想を上回った。
米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長のコメント。
「コロナウイルスの感染状況の最近の7日平均を見ると近く横ばい状態に達する可能性があ」。
12月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比5.8%増の166万9000戸。
市場予想の156万戸を上回り2006年9月以来の高水準となった。
先行指標である許可件数は前月比4.5%増の170万9000戸。
06年8月以来の高水準だ。
ドル円は103円台半ば。
10年国債利回りは1.109%。
2年国債利回りは0.125%。
SKEW指数は144.20。
41日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は65→71。
木曜のNYダウは12ドル安の31176ドルと小幅反落。
NASDAQは73ポイント高の13530ポイントと3日続伸。
S&P500は1ポイント高の3853ポイントと3日続伸。
ダウ輸送株指数は226ポイント安の12899ポイントと反落。
SOX指数は1.53%高の3132ポイントと反発。
VIX指数は21.31と低下。
3市場の売買高は133.4億株(前日136.6億株、過去20日平均は129.2億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比65円安の28655円。
ドル建ては大証日中比50円安の28680円。
ドル円は103.49円。
10年国債利回りは1.109%。
2年国債利回りは0.125%。
木曜の日経平均は寄り付き187円高。
前日に続き一時28800円台も見たが上値が重い展開。
終値は233円高の28756円と反発。
終値ベースでは14日高値28698円を上抜けた。
1990年8月3日(2万9515円)以来、約30年5カ月ぶりの高値を回復。
ただザラバ高値は28864円で144日のザラ場高値28979円は抜けなかった。
日足は2日ぶりに陽線。
1月オプションSQ値27774円に対して9勝。
TOPIXは反発。
東証マザーズ指数は続伸。
日経ジャスダック平均は4日続伸。
東証1部の売買代金は2兆4955億円(前日2兆3810億円)。
3日連続で2兆円超。
値上がり1288銘柄(前日1100銘柄)。
値下がり785銘柄(前日937銘柄)。
新高値57銘柄(前日44銘柄)。
新安値1銘柄(前日1銘柄)。
騰落レシオは98.17(前日98.45)。
NTレシオは15.46倍(前日15.42倍)。
16日連続で15倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(27479円)からは△4.11%。
18日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は25722円。
右肩上がりの200日線(23277円)からは△23.54%(前日△22.78%)。
10日連続△20%超。
右肩上がりの5日線(28534円)から△0.78%。
2日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.706%(前日▲20.458%)。
買い方▲4.431%(前日▲4.909%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲13.748%(前日▲15.129%)。
買い方▲10.112%(前日▲12.309%)。
空売り比率は34.9%(3日連続40%割れ:前日38.6%)。
空売り規制なしの比率は5.7%(前日7.1%)。
日経VIは21.56と低下。
日経平均採用銘柄の予想PERは26.18倍(前日26.01倍)。
前期基準では21.01倍。
EPSは1098円(前日1096円)。
225のPBRは1.26倍。
BPSは22822円(前日22818円)。
225先物採用銘柄の益回りは3.82%(前日3.84%)。
配当利回りは1.62%。
東証1部全銘柄だと予想PERは28.33倍。
前期基準では22.59。
PBRは1.35倍。
ドル建て日経平均は278.17(前日274.95)。
東証1部単純平均株価は14円高の2381円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2180円(前日2070円)
東証1部時価総額は693兆円(前日688兆円)。
水曜のシカゴ225先物終値は大証日中比65円安の28665円。
高値28830円、安値28500円。
225先物大証夜間取引終値は日中比130円安の28600円。
気学では「押し込んでも戻す日。悪目買い方針良し」。
月曜は「案外高き時は翌日強し」。
火曜は「戻り売りの日。高値見計り売り方針良し」。
水曜は「初め高いと後安の日」
木曜は「前場安いと後場戻す。突っ込み買い良し」。
金曜は「高日柄なれど飛びつき買い警戒し急伸利入れの事」。
ボリンジャーのプラス1σが28274円。
プラス2σが29070円。
プラス3σが29865円。
一目均衡の雲の上限が26038円。
52日連続で雲の上。
勝手雲の上限は27471円。
勝手雲の下限は27250円。
RSIが67.77(前日71.18)。
RCIが94.78(前日93.13)。
週足陽線基準は28242円。
水星逆行まであと1週間。
《今日のポイント1月22日》
(1)木曜のNYダウは引け際にマイ転。
S&P500とNASDAQは終値ベースの過去最高値を更新。
引け後発表のインテルの決算は好調
SKEW指数は144.20。
41日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は65→71。
(2)ダウ輸送株指数は226ポイント安の12899ポイントと反落。
SOX指数は1.53%高の3132ポイントと反発。
VIX指数は21.31と低下。
3市場の売買高は133.4億株(前日136.6億株、過去20日平均は129.2億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比65円安の28655円。
(3)東証1部の売買代金は2兆4955億円(前日2兆3810億円)。
3日連続で2兆円超。
新高値57銘柄(前日44銘柄)。
新安値1銘柄(前日1銘柄)。
騰落レシオは98.17(前日98.45)。
NTレシオは15.46倍(前日15.42倍)。
16日連続で15倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)右肩上がりの25日線(27479円)からは△4.11%。
18日連続で上回った。
右肩上がりの200日線(23277円)からは△23.54%(前日△22.78%)。
10日連続△20%超。
右肩上がりの5日線(28534円)から△0.78%。
2日連続で上回った。
(5)空売り比率は34.9%(3日連続40%割れ:前日38.6%)。
空売り規制なしの比率は5.7%(前日7.1%)。
日経VIは21.56と低下。
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.706%(前日▲20.458%)。
買い方▲4.431%(前日▲4.909%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲13.748%(前日▲15.129%)。
買い方▲10.112%(前日▲12.309%)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは26.18倍(前日26.01倍)。
EPSは1098円(前日1096円)。
225のPBRは1.26倍。
BPSは22822円(前日22818円)。
(8)ドル建て日経平均は278.17(前日274.95)。
東証1部時価総額は693兆円(前日688兆円)。
(9)ボリンジャーのプラス1σが28274円。
プラス2σが29070円。
プラス3σが29865円。
RSIが67.77(前日71.18)。
RCIが94.78(前日93.13)。
週足陽線基準は28242円。
今年の曜日別勝敗(1月21日まで)
↓
月曜0勝2敗
火曜2勝1敗
水曜1勝2敗
木曜3勝0敗
金曜1勝1敗
1月第2週の海外投資家売買動向
現物2614億円買い越し(前週3647億円買い越し)。
先物3846億円売り越し(前週1752億円売り越し)。
合計1232億円売り越し(前週1895億円買い越し)。
3週ぶりの売り越し。
ドル建て日経平均は278.17。
過去最高値を更新中なので言及する市場関係者は多い。
疑問は「海外投資家はこの指標を本当に見ているのか」ということ。
「管理部門は当然見ているが、運用担当者は見ていないだろう」というのがある外資系の市場関係者。
それでも「運用担当者は見ている」とある市場関係者。
そこで聞いてみた。
「外国株投資が増加してきた昨今。
我々も円ベースでのNYダウやS&P500を見る必要性がありますね」。
戻ってきた答えは「そういうことになりますね」。
この回答も疑問だが、そもそも円建てのNYダウのチャートってどこで見ればいいのだろうか。
昔のように罫線に自分で描くのだろうか。
このやりとりを聞いていたある老練な市場関係者。
「意地悪英明さん真骨頂」と。
確かに・・・。
そういえば・・・。
昨日約1カ月半ぶりに前場の実況を担当。
やはり感じたのは「前場の実況は後場と違って覚悟が必要ということ。
後場は前場の流れで方向性はほぼ見えていることが多い。
しかし前場は寄り付くまでに幾多のシナリオが去来する。
どのシナリオの可能性が一番高いのかを追求する覚悟。
その意味では「9時15分に今日の仕事は完了」とよく口にする。
そして実況である以上、「今」を伝えるのが仕事。
過去を持ち出して、ああだこうだと論及するのは引け後の仕事。
プロ野球の実況で今を伝えず、過去の試合の話をする解説者はいない。
実況中の過去の話や何年も先の話は行ってみれば場違い。
1点差の9回裏ツーアウトでランナー3塁の時に現場を伝えないようなもの。
「この打者はヒットを打つと思います」。
結局、ショートゴロに終わることもあるが、やはり今の先は求められているのだと思う。
そして・・・。
紙芝居の罫線や数字だけのデータに依存した解説も多い。
しかし。企業は人が参加して人によって成長するもの。
人を抜かした無機質なもので解説されるから、市場はますます無機質になるような気がする。
◇━━━ カタリスト━━━◇
プロレド(7034)・・・動兆
プロレドパートナーズに注目する。
同社はローコスト戦略柱コンサルが中核。
大企業や企業再生ファンドなどに成果報酬型でのサービス提供が特色。
企業のコスト削減ニーズは強く、業績は好調。
中堅中小企業市場が重点攻略対象。
地味だが興味深い銘柄。
(兜町カタリスト櫻井)
