「恐怖と欲望指数は一時2まで低下」

「恐怖と欲望指数は一時2まで低下」

木曜のNY株式市場で主要3指数は荒い値動き。
主要株価3指数はいずれもマイナス圏とプラス圏と行き来する展開。
S&P500とNYダウは小幅続落。
S&Pは一時1月3日最高値からの調整入り確認寸前まで下落した。
NASDAQは小幅反発。
「上下方向に2%も乱高下するは極めてまれ。
短時間にこれほどのボラティリティーが見られるのは投資家心理の脆弱性を示している」との見方。
大型株が売り込まれアップルとマイクロソフトが軟調。
4月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前年同月比11.0%上昇。
エネルギー高が緩和したことで上昇率は3月の11.5%から減速。
ただ市場予想の10.7%は上回った。
前月比では0.5%上昇と市場予想と一致。
3月の1.6%上昇から減速した。
変動が大きい食品とエネルギー、貿易サービス部門を除いたコア指数は前月比0.6%上昇。
前月の0.9%上昇から伸びが鈍化。
前年同月比でも前月の7.1%上昇から6.9%上昇に減速した。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比1000件増の20万3000件。
2月中旬以来約3カ月ぶりの高水準となった。
市場予想(19万5000件)に反して増加した。
週間継続受給件数は4万4000件減の134万3000件。
1970年1月以来の低水準となった。
10年国債利回りは2.855%。
一時2.816%まで低下した。
2年国債利回りは2.579%。
ドル円は128円台前半。
WTI原油6月物は前日比0.42ドル(0.3%)高の106.13ドル。
ビッドコインはビットコインは0.54%安の2万8250.01ドル。
その後610ドル安の28585ドル。
一時2万5401.05ドルまで下落し、20年12月28日以来の安値となった。
直近8営業日で価値のほぼ3分の1にあたる約1万3000ドルの下げ。
今年に入ってから45%超下落。
21年11月に付けた過去最高値の6万9000ドルの3分の1に落ち込んだ。
イーサは6.48%安の1903.73ドル。
一時15%近く下落し、1700ドルと21年6月以来の安値となった。
SKEW指数は124.51→119.91。
恐怖と欲望指数は8→6。
一時2まで低下した場面があった。
SKEWとFEAR&GREEDは底打ち感の漂う水準だ。

木曜のNYダウは103ドル(0.33%)安の31730ドルと6日続落。
高値31914ドル、安値31228ドル。
一時600ドル近く下落した局面から切り返した。
日中値幅は686ドル。
サイコロは5勝7敗。
NASDAQは6ポイント(0.15%)高の11370ポイントと反発。
高値11547ポイント、安値11108ポイント。
サイコロは6勝6敗。
S&P500は12ポイント(0.33%)安の3922ポイントと続落。
高値3964ポイント、安値3858ポイント。
サイコロは6勝6敗。
ダウ輸送株指数は29ポイント(0.20%)高の14320ポイントと6日ぶりに反発。
SOX指数は0.24%高の2818ポイントと反発。
VIX指数は31.77。
3市場の売買高は161.7億株(前日は153.8億株、直近20日平均130.3億株)。
225先物CME円建ては大証日中比30円高の25800円。
ドル建ては大証日中比45円高の25815円。
ドル円は128.32円。
10年国債利回りは2.855%。
2年国債利回りは2.579%。

「ボリンジャーのマイナス2σが25897円」

木曜の日経平均は寄り付き268円安。
終値は464円(▲1.77%)安の26748円と反落。
日足は3日ぶりに陰線。
TOPIXは21ポイント(▲1.19%)安の1829ポイントと4日続落。
プライム市場指数は11ポイント安940.91。
東証マザーズ指数は6.07%安と3日ぶりに反落。
プライム市場の売買代金は3兆2684億円(前日3兆2045億円)。
値上がり330銘柄(前日629銘柄)。
値下がり1477銘柄(前日1158銘柄)。
新高値31銘柄(前日25銘柄)。
新安値213銘柄(前日67銘柄)。
日経平均の騰落レシオは79.45(前日84.07)。
4月27日の79.58以来の低水準。
NTレシオは14.08倍(前日14.16倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
下向きの25日線(26858円)からは▲4.13%(前日▲2.68%)。
11日連続で下回った。
下向きの75日線は26874円。
4日連続で下回った。
25日線が75日線を下抜きデッドクロス。
(前回のデッドクロスは3月22日、ゴールデンクロスは4月12日。
下向きの200日線(28023円)からは▲8.07%(前日▲6.46%)。
80日連続で下回った。
下向きの5日線は26290円。
4日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.740%(前日▲10.972%)。
買い方▲14.705% (前日▲13.135%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△4.060%(前日▲2.531%)。
買い方▲37.030% (前日▲33.838%)。
2月24日の▲40.739%に迫ってきた。
空売り比率は48.4%(前46.5%。32日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.1%(前日7.1%)。
日経VIは29.50(前日28.59)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.30倍(前日12.42倍)。
10日連続で12倍台。
前期基準では11.30倍。
EPSは2093円(前日2110円)。
225のPBRは1.13倍。
BPSは22786円(前日22794円)
日経平均の益回りは8.13%。
10年国債利回りは2.245%。
プライム市場の予想PERは13.14倍。
前期基準では13.42倍。
PBRは1.14倍。
プライム市場の単純平均は41円安の2309円。
プライム市場の売買単価は2206円(前日2341円)。
プライム市場の時価総額は663兆円(前日672兆円)。
ドル建て日経平均は198.62(前日201.16)。
木曜のシカゴ225先物円建て終値は大証日中比30円高の25800円。
高値26025円、安値25535円。
大証先物夜間取引終値は日中比70円安の25700円。
気学では「人気に逆行して動く日」。
月曜は「変化注意日。波動につくべし」。
火曜は「強象日にして高値を見る日。買い方針良し」。
水曜は「前日が高い時は、この日反落する」。
木曜は「変化注意日にして、不時安を見ることあり」。
金曜は「案外高き日なり。逆に安き時は週明け高し」。
ボリンジャーのマイナス1σが26378円。
マイナス2σが25897円。
マイナス3σが25417円。
一目均衡の雲の上限が27108円。
下限が26686円。
4日連続で雲の下。
アノマリー的には「リーマンショック以降は株高の日」。
5月10日安値が25773円。
前日はザラバ安値が25778円で下回った。
3月9日安値は24681円。
オプションSQ、そしてMSCI日本株指数半期リバランス発表の週末。
4週連続陽線だった週足陽線基準は26319円。
オプションSQ値は25951円。

《今日のポイント5月13日》

(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は荒い値動き。
   主要株価3指数はいずれもマイナス圏とプラス圏と行き来する展開。
   S&P500とNYダウは小幅続落。
   NASDAQは小幅反発。
   10年国債利回りは2.855%。
   2年国債利回りは2.579%。
   ドル円は128円台前半。
   SKEW指数は124.51→119.91。
   恐怖と欲望指数は8→6。
   一時2まで低下した場面があった。
   SKEWとFEAR&GREEDは底打ち感の漂う水準だ。

(2)ダウ輸送株指数は29ポイント(0.20%)高の14320ポイントと6日ぶりに反発。
   SOX指数は0.24%高の2818ポイントと反発。
   VIX指数は31.77。
   3市場の売買高は161.7億株(前日は153.8億株、直近20日平均130.3億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比30円高の25800円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆2684億円(前日3兆2045億円)。
   値上がり330銘柄(前日629銘柄)。
   値下がり1477銘柄(前日1158銘柄)。
   新高値31銘柄(前日25銘柄)。
   新安値213銘柄(前日67銘柄)。
   日経平均の騰落レシオは79.45(前日84.07)。
   4月27日の79.58以来の低水準。
   NTレシオは14.08倍(前日14.16倍)。
   サイコロは5勝7敗で41.66%。

(4)下向きの25日線(26858円)からは▲4.13%(前日▲2.68%)。
   11日連続で下回った。
   下向きの75日線は26874円。
   4日連続で下回った。
   25日線が75日線を下抜きデッドクロス。
   (前回のデッドクロスは3月22日、ゴールデンクロスは4月12日。
   下向きの200日線(28023円)からは▲8.07%(前日▲6.46%)。
   80日連続で下回った。
   下向きの5日線は26290円。
   4日連続で下回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.740%(前日▲10.972%)。
   買い方▲14.705% (前日▲13.135%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△4.060%(前日▲2.531%)。
   買い方▲37.030% (前日▲33.838%)。
   2月24日の▲40.739%に迫ってきた。

(6)空売り比率は48.4%(前46.5%。32日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は8.1%(前日7.1%)。
   日経VIは29.50(前日28.59)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.30倍(前日12.42倍)。
   10日連続で12倍台。
   前期基準では11.30倍。
   EPSは2093円(前日2110円)。
   225のPBRは1.13倍。
   BPSは22786円(前日22794円)
   日経平均の益回りは8.13%。
   10年国債利回りは2.245%。

(8)プライム市場の単純平均は41円安の2309円。
   プライム市場の時価総額は663兆円(前日672兆円)。
   ドル建て日経平均は198.62(前日201.16)。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが26378円。
   マイナス2σが25897円。
   マイナス3σが25417円。
   一目均衡の雲の上限が27108円。
   下限が26686円。
   4日連続で雲の下。
   アノマリー的には「リーマンショック以降は株高の日」。
   5月10日安値が25773円。
   前日はザラバ安値が25778円で下回った。
   3月9日安値は24681円。
   オプションSQ、そしてMSCI日本株指数半期リバランス発表の週末。
   4週連続陽線だった週足陽線基準は26319円。

   
今年の曜日別勝敗(5月12日まで)

月曜6勝10敗
火曜10勝8敗
水曜10勝7敗
木曜9勝9敗
金曜7勝9敗

5月第1週の週間海外投資家動向。
現物514億円買い越し(6週連続で買い越し)。
先物488億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
合計1003億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
個人は現物1295億円売り越し。
先物125億円売り越し。
合計1420億円の売り越し。
信託銀行は現物885億円買い越し。
先物97億円売り越し。
合計786億円の買い越し。

4月第4週の週間海外投資家動向。
現物1514億円買い越し(5週連続で買い越し)。
先物1721億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計207億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
個人は現物562億円買い越し。
先物4億円買い越し。
合計567億円の買い越し。
信託銀行は現物609億円買い越し。
先物190億円売り越し。
合計419億円の買い越し。

5兆円の黒字が1.7兆円の赤字。
SBGの前期決算は最終利益が1兆7080億円の赤字。
赤字額は同社の1981年の創業以来、最大。
22年1ー月期の最終赤字は2兆円を超えた。
前期は国内企業で過去最高の4兆9879億円の黒字だったが2期ぶりに赤字に転落した。
理由はソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」などを通じて出資した企業の株価が下落。
言い訳は「ロシアによるウクライナ侵攻で株価が大きく下落した影響を受けた」。
投資の選択眼の間違いではなくウクライナ問題のせいだ」という論理。
「当社の事業は風任せ」とでも言えば良いだろう。
「世界は混沌としており、ソフトバンクグループがとるべき行動は徹底した守りだ」。
これは理解できるが「新たな投資は厳格な基準のもとで行う」。
この意味がわからない。
従来は厳格な基準ではなかったのかというのが疑問だ。
同社は投資がメインの事業。
投資祭企業の株式の含み損益を算定して業績に反映させている。
だから市場の振幅が大きいと、決算数値が大幅に変動するのは当然。
そもそもそんな企業が主要指数に採用されているからややこしい。
昨年の誇らしげな会見とは違ってしおらしい姿での会見
今年は「孫は損」となった。
因みに過去最大の赤字企業はみずほフィナンシャルグループ。
03年3月期に計上した2兆3771億円だった。

MSCI定期銘柄見直し。
日本銘柄について新規採用はなし。
除外が22銘柄。
ALSOK(2331)、ベネ・ワン(2412)、ローソン(2651)、東洋水産(2875)、
コスモス薬品(3349)、ツルハ HD(3391)、三菱ガス(4182)、メルカリ(4385)、
住友ファーマ(4506)、参天薬(4536)、大正薬 HD(4581)、関西ペイント(4613)、
ライオン(4912)、ポーラオル HD(4927)、リンナイ(5947)、三浦工(6005)、
スタンレ電(6923)、日野自(7205)、良品計画(7453)、メディパル(7459)、
東京センチュリー(8439)、オリックス JRE(8954)。

◇━━━ カタリスト━━━◇

セック(3741)・・・動兆

リアルタイムソフトウェア技術に強み。
宇宙分野や車両自動走行含むロボットで開発受
非接触ICや官公庁系開発が好伸。
引き合い増のメタバース関連は対法人向け軸に提案強化。
好業績。

(兜町カタリスト櫻井)

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