「急反発」

「ルービニ氏変身」

「急反発」

木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って急反発。
新規失業保険申請件数が予想以上に減少。
「労働市場の急速な冷え込みを巡る懸念が和らいだ」との解釈。
滅多に材料視されない指標を持ち出した解釈は怪しい。
材料が先ではなく都合の良い材料を当てはめた印象。
製薬大手イーライリリーが9.5%高。
アンダーアーマーは19.2%急伸。
6月の卸売在庫は0.2%増。
前月発表された速報値および市場予想と一致した。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比1万7000件減の23万3000件。
約11カ月ぶりの大幅な減少となった。
市場予想は24万件だった。
週間継続受給件数は6000件増の187万5000件。
国債利回りは上昇。
250億ドルの30年債入札で応札倍率は2.31倍と低調。
最高落札利回りは発行前取引より2bp以上高い4.314%だった。
2年国債と10年国債の利回り格差はマイナス0.05%。
10年国債利回りは3.989%。
5年国債利回りは3.825%。
2年国債利回りは4.035%。
ドル円は147円台前半。
WTI原油先物9月限は0.96ドル(1.28%)高の1バレル=76.19ドル。
ビットコインは7.6%高の5万9334.95ドル。
SKEW指数は145.43→146.36→147.37。
恐怖と欲望指数は19→24。
(昨年10月5日が20)。

木曜のNYダウは683ドル(1.76%)高の39446ドルと反発。
高値39508ドル、安値38922ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは115,27(前日106.35)。
NASDAQは454ポイント(2.87%)高の16660ポイントと反発。
高値16694ポイント、安値16262ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは98.21(前日96.27)。
S&P500は119ポイント(2.30%)高の5319ポイントと反発。
高値5328ポイント、安値5233ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは115.47%(前日107.88%)。
木曜のダウ輸送株指数は255ポイント(1.68%)高の15435ポイントと反発。
SOX指数は303ポイント(6.86%)高の4730ポイントと反発。
VIX指数は23.79(前日27.85)。
NYSEの売買高は10.26億株(前日11.35億株)。
3市場の合算売買高は119.8億株(前日129.3億株、過去20日平均は126億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比795円高の355750円。
ドル建ては900円高の35680円。
ドル円は147.28円。
10年国債利回りは3.989%。
2年国債利回りは4.035%。

「週足陽線基準は31458円、5日始値は35924円」

木曜の日経平均は寄り付き433円安。
終値は258円(▲0.74%)安の34831円と3日ぶりに反落。
高値35379円。
安値34207円。
日足は3日連続で陽線。
一時290円高まで上昇した場面があった。
5日の始値35924円はまだ上抜けず。
日経平均は6日連続で一目均衡の雲の下。
上限は39355円。
雲の下限は38337円。
12日は42102円→41754円にマド。
18日は41054円→40587円にマド。
25日は39096円→38557円にマド。
2日は37737円→37471円にマド。
3日は35880円→35301円にマド。
TOPIXは27.51ポイント(▲1.11%)安の2461ポイントと3日ぶりに反落。
25日線(2754ポイント)を5日連続で下回った。
3日連続で日足陽線。
16日は2923→2914にマド。
18日は2909→2893にマド。
25日は2791→2755にマド。
2日は2684→2654にマド。
3日は2536→2489にマド。
TOPIXコア30指数は3日ぶりに反落。
プライム市場指数は14.24ポイント(▲1.11%)安の1266.93と続伸。
東証スタンダード指数は3日続伸。
東証グロース250指数は6.36ポイント(△1.15%)高の557.73と3日続伸。
25日移動平均線からの乖離は▲12.22%(前日▲13.74%)。
プライム市場の売買代金は5兆3509億円(前日7兆3745億円)。
売買高は24.19億株(前日32.95億株)。
値上がり588銘柄(前日1092銘柄)。
値下がり1027銘柄(前日526銘柄)。
新高値6銘柄(前日9銘柄)。
新安値15銘柄(前日21銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは81.29(前日84.63)。
東証グロース市場の騰落レシオは81.74(前日80.75)。
NTレシオは14.15倍(前日14.10倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(38882円)から▲10.42%(前日▲10.29%)。
14日連続で下回った。
下向きの75日線は38755円。
6日連続で下った。
上向きの200日線(36896円)からは▲5.60%(前日▲4.86%)。
5日連続で下回った。
下向きの5日線は34392円。
2日連続で上回った。
13週線は38628円。
26週線は38819円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.355%(前日▲15.636%)。
買い方▲16.310%(前日▲18.974%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲1.796%(前日▲0.130%)。
買い方▲32.181%(前日▲33.886%)。
空売り比率は47.3%(前日44.8%、3日ぶりに40%超)。
6月17日が45.9%だった。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は10.3%(前日8.7%)。
昨年8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、昨年6月9日が16.1%。
日経VIは46.62(前日45.02)。
日経平均採用銘柄のPERは14.35倍(前日14.59倍)。
前期基準では14.68倍。
EPSは2427円(前日2405円)。
直近ボトムは9月28日2056円。
直近ピークは8月6日2431円、7月11日2401円、3月4日2387円。
225のPBRは1.26倍(前日1.28倍)。
BPSは27043円(前日27413円)。
日経平均の予想益回りは6.97%。
予想配当り利回りは2.11%。
指数ベースではPERは18.87倍(前日19.10倍)。
EPSは1845円(前日1837円)。
PBRは1.77倍(前日1.77倍)。
BPSは20017円(前日19824円)。
10年国債利回りは0.840%(前日0.875%)。
プライム市場の予想PERは14.31倍。
前期基準では14.63倍。
PBRは1.21倍。
プライム市場の予想益回りは6.98%。
配当利回り加重平均は2.51%。
プライム市場の単純平均は13円安の2624円(前日は2638円)。
プライム市場の売買単価は2211円(前日2237円)。
プライム市場の時価総額は858兆円(前日867兆円)。
ドル建て日経平均は238.29(前日239.00)と3日ぶりに反落。
木曜のシカゴ225先物9月限円建ては大証前日比795円高の35575円。
高値35755円、安値33700円。
大証夜間取引終値は日中比920円高の35700円。
気学では金曜は「変化日。後場の波動に注意肝要」。
火曜は「気味が悪くても突っ込み売り見送り。悪目買い狙え」。
水曜は「不時の高下をみる日。押し目買い方針良し」。
木曜は「目先の天底をつくる日」。
金曜は「気味の急変をみる日なり」。
ボリンジャーのマイナス1σが36238円。
マイナス2σが33593円。
マイナス3σが30948円。
週足のマイナス1σが36928円。
マイナス2σが35228円。
マイナス3σが33528円。
オプションSQ当日。
週足陽線基準は31458円。

《今日のポイント8月9日》

(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って急反発。
   10年国債利回りは3.989%。
   5年国債利回りは3.825%。
   2年国債利回りは4.035%。
   ドル円は147円台前半。
   SKEW指数は145.43→146.36→147.37。
   恐怖と欲望指数は19→24。
  (昨年10月5日が20)。

(2)木曜のダウ輸送株指数は255ポイント(1.68%)高の15435ポイントと反発。
   SOX指数は303ポイント(6.86%)高の4730ポイントと反発。
   VIX指数は23.79(前日27.85)。
   NYSEの売買高は10.26億株(前日11.35億株)。
   3市場の合算売買高は119.8億株(前日129.3億株、過去20日平均は126億株)。
   木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比795円高の355750円。

(3)プライム市場の売買代金は5兆3509億円(前日7兆3745億円)。
   売買高は24.19億株(前日32.95億株)。
   値上がり588銘柄(前日1092銘柄)。
   値下がり1027銘柄(前日526銘柄)。
   新高値6銘柄(前日9銘柄)。
   新安値15銘柄(前日21銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは81.29(前日84.63)。
   東証グロース市場の騰落レシオは81.74(前日80.75)。
   NTレシオは14.15倍(前日14.10倍)。
   サイコロは5勝7敗で41.66%。

(4)下向きの25日線(38882円)から▲10.42%(前日▲10.29%)。
   14日連続で下回った。
   下向きの75日線は38755円。
   6日連続で下った。
   上向きの200日線(36896円)からは▲5.60%(前日▲4.86%)。
   5日連続で下回った。
   下向きの5日線は34392円。
   2日連続で上回った。
   13週線は38628円。
   26週線は38819円。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.355%(前日▲15.636%)。
   買い方▲16.310%(前日▲18.974%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲1.796%(前日▲0.130%)。
   買い方▲32.181%(前日▲33.886%)。

(6)空売り比率は47.3%(前日44.8%、3日ぶりに40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は10.3%(前日8.7%)。
   日経VIは46.62(前日45.02)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは14.35倍(前日14.59倍)。
   前期基準では14.68倍。
   EPSは2427円(前日2405円)。
   直近ボトムは9月28日2056円。
   直近ピークは8月6日2431円、7月11日2401円、3月4日2387円。
   225のPBRは1.26倍(前日1.28倍)。
   BPSは27043円(前日27413円)。
   日経平均の予想益回りは6.97%。
   予想配当り利回りは2.11%。
   指数ベースではPERは18.87倍(前日19.10倍)。
   EPSは1845円(前日1837円)。
   PBRは1.77倍(前日1.77倍)。
   BPSは20017円(前日19824円)。
   10年国債利回りは0.840%(前日0.875%)。

(8)プライム市場の単純平均は13円安の2624円(前日は2638円)。
   プライム市場の時価総額は858兆円(前日867兆円)。
   ドル建て日経平均は238.29(前日239.00)と3日ぶりに反落。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが36238円。
   マイナス2σが33593円。
   マイナス3σが30948円。
   週足のマイナス1σが36928円。
   マイナス2σが35228円。
   マイナス3σが33528円。
   オプションSQ当日。
   週足陽線基準は31458円。

今年の曜日別勝敗(8月8日まで)

月曜16勝10敗
火曜19勝12敗
水曜11勝19敗
木曜15勝17敗
金曜16勝13敗

7月第5週(7月29日─8月2日)の週間海外投資家動向
現物5524億円売り越し(3週連続で売り越し)。
先物5144億円売り越し(3週連続で売り越し)。
合計1兆669億円売り越し(3週連続で売り越し)。
昨年9月第4週(1兆6220億円)以来10か月ぶりの規模。
先週は合計1兆5674億円の売り越しだった。
個人は現物4817億円買い越し(4週連続で買い越し)。
先物117億円売り越し(5週ぶりに売り越し)。
合計4699億円買い越し(3週連続で買い越し)。
信託銀行は現物239億買い越し(2週連続で買い越し)。
先物994億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
合計755億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。

7月第4週(7月22日─7月26日)の週間海外投資家動向
現物5659億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物1兆0015億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計1兆5674億円売り越し(2週連続で売り越し)。
昨年9月第4週(1兆6220億円)以来10か月ぶりの規模。
個人は現物5050億円買い越し(2週連続で買い越し)。
先物2751億円買い越し(4週連続で買い越し)。
合計7802億円買い越し(3週連続で買い越し)。
信託銀行は現物256億買い越し(3週ぶりに買い越し)。
先物3321億円買い越し(2週連続で売り越し)。
合計3577億円買い越し(2週連続で買い越し)。

投資部門別売買代金では個人が現物で3143億円買い越し(前週2758億円買い越し)。
信用で1673億円買い越し(前週2297億円買い越し)。
海外投資家が6524億円売り越し(前週5659億円売り越し)。
信託銀行が239億円買い越し(前週256億円売り越し)。
事業法人が1463億円買い越し(前週2054億円買い越し)。

7日(水)のブルームバーグに登場したNY大学、最近では著名エコノミストのヌリエル・ルービニ氏。
2008年の金融危機を事前に警告。
「ドクタードゥーム(破滅博士)」の異名を取るルービニ氏
「市場は米経済がハードランディングに向かっているとの見方から積極的な利下げを織り込んでいるが、悲観的になり過ぎている」。
市場はリセッション(景気後退)に神経をとがらせているが、市場の予測は過去に間違ってきた。
「株式市場のリセッション予想は10回のうち当たったのは3回程度だ。
債券市場や逆イールドについても同じことが言える。
市場はFOMCについてさえ間違ってきた。
経済状況や金融政策の行方に関して、市場はしばしば間違えている」。
意外な楽観論で実は驚愕。
反対指標として尊重していたのが当てが外れた。
もっとも以下は今年3月のコメント。
「米経済は今年も好調を維持する。
ただ、これは株式にはマイナスになるかもしれない。
米経済がリセッション(景気後退)に陥るとあまり懸念していない。
景気後退を伴わずに成長とインフレが落ち着く「ソフトランディング(軟着陸)」の可能性も低くなっている。
成長率が潜在成長率を上回り、インフレ率が高止まりする『ノーランディング』が起こる可能性が現実味を帯びている。
逆説的だが、これが現時点で想定されているほど早期に、かつ大幅な利下げを米金融当局が行なわないことを示すとするならば、
成長に関する好材料は市場にとっては悪材料になるかもしれない」。
微妙な悲観論から圧倒的な楽観論に変身した印象。
因みにルービニ氏は1958年3月29日生まれなのでほぼ同学年。

「市場はしばしば間違えている」と言えば、昨日のNYの下落の解釈も同様だろう。
「債券の入札が不調だったことから、午後マイナスに転じた」というのが市場の解釈。
しかし・・・。
ラジオNIKKEIの番組ではこういった。
「債券の人気がないということは、本来は株式にマネーガ回るはず。
入札不人気で株安というのは解釈が間違っている」。
開けてみればNY株式は大幅高。
30年国債の入札が低調な需要だったにもかかわらずだ。
市場の解釈は間違っていることが多いというか、あてにならないことは確かにしばしば遭遇する。
「この指止まれ」の解釈を鵜呑みにしてはいけない。
「はて?」の思考法が必要である。
おかしい解釈は静かに修正されるものだ。

日経平均日中値幅の推移。

7月31日(水)1234円(575円高)
8月 1日(木)1044円(975円安)
8月 2日(金)1591円(2216円安)
8月 5日(月)4145円(4451円安)
8月 6日(火)2834円(3217円高)
8月 7日(水)2110円(414円高)
8月 8日(木)1172円(258円安)

◇━━━ カタリスト━━━◇

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