「クレヨンで説明できない解釈はクレヨン以上に稚拙」
「急反発」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅に急反発。
市場予想を上回ったCPIの発表を受けて当初は大幅下落。
その後はテクニカル要因やイベント通過後の買い戻しの動きで急反発。
S&P500種は安値から194ポイント上昇。
上昇幅は1月24日以来の大きさとなった。
「CPI発表を前に投資家は株を売り持ちにしていた。
CPIがネガティブな内容となったことから買い戻しに動いた。
直近の株価の大幅安は悪材料が既に織り込まれていた可能性がある」。
意味不明の解釈が聞こえる。
9月の米CPI(季節調整済み)は前月比0.4%上昇。
8月のプラス0.1%から上げ幅が加速した。
市場予想は0.2%上昇だった。
前年比は8.2%上昇(予想8.1%上昇)。
市場予想の8.1%上昇を上回って着地。
食品とエネルギーを除くコア指数は前月比0.6%上昇(同0.5%上昇)。
前年比6.6%上昇(同6.5%上昇)。
市場予想は6.5%上昇だった。
FRBがFOMCで1%の利上げを決定する確率が11.3%程度に上昇。
CPI発表前は0.75%利上げ確率がほぼ100%だったが88.7%に低下。
金利先物市場では、政策金利が5%を超える確率が約35%。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比9000件増の22万8000件。
市場予想は22万5000件だった。
10年国債利回りは3.949%。
市場予想を上回るCPIを受け10年国債利回りは一時4.08%まで上昇。
2008年10月以来の高水準となった。
2年国債利回りは4.465%。
ドル円は一時147.66円まで上昇した後147円台前半。
1990年8月以来、約32年ぶりに安値を更新した。
WTI原油先物11月限は1.84ドル(2.11%)高の1バレル=89.11ドル。
ビッドコインは265ドル高の19360ドル。
SKEW指数は119.99→117.82。
恐怖と欲望指数は18→24。
木曜のNYダウは827ドル(2.83%)高の30038ドルと反発。
6日ぶりに3万ドル台復活。
高値30168ドル、安値28660ドル。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオ(25日)は73.89(前日71.49)。
NASDAQは232ポイント(2.23%)高の10649ポイントと7日ぶりに反発。
高値10697ポイント、安値10088ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオ(25日)は76.98(前日75.92)。
S&P500は92ポイント(2.60%)高の3669ポ゚イントと7日ぶりに反発。
高値3685ポイント、安値3491ポイント。
サイコロ4勝8敗。
騰落レシオ(25日)は69.39(前日67.42)。
ダウ輸送株指数は125ポイント(1.00%)高の12744ポイントと4日続伸。
SOX指数は2.91%高の2262ポイントと6日ぶりに反発。
VIX指数は31.94と低下。
3市場の合算売買高は133.9億株(前日100.1億株。過去20日平均は110億株)。
225先物CME円建ては大証日中比570円高の26790円。
ドル建ては大証日中比565円高の26785円。
ドル円は147.22円。
10年国債利回りは3.949%。
2年国債利回りは4.465%。
「火曜に空いたマドは26921円ー26759円」
木曜の日経平均は寄り付き2円高。
終値は159円(▲0.60%)安の26237円と4日続落。
日足は2日ぶりに陰線。
今月に入って4日続伸→4日続落。
火曜に空いたマドは26921円ー26759円。
TOPIXは14.39ポイント(▲0.77%)安の1854ポイントと4日続落。
日銀は6月18日以来78日間ETFを買っていない。
プライム市場指数は7.38ポイント(▲0.77%)安の954.33と4日続落。
東証マザーズ指数は2.03%安の699.13と4日続落。
プライム市場の売買代金は2兆4558億円(前日は2兆8020億円)。
値上がり341銘柄(前日775銘柄)。
値下がり1447銘柄(前日981銘柄)。
新高値16銘柄(前日30銘柄)。
新安値136銘柄(前日87銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは86.64(前日89.36)。
NTレシオは14.15倍(前日14.12倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(27169円)からは▲3.43%(前日▲3.04%)。
19日連続で下回った。
上向きの75日線は27456円。
15日連続で下回った。
下向きの200日線(27274円)からは▲3.80%(前日▲3.27%)。
15日連続で下回った。
下向きの5日線は26692円。
3日連続で下回った。
マザーズ指数は25日移動平均から▲3.1%のマイナスかい離。
3日連続でマイナス。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.436%(前日▲10.093%)
買い方▲13.134%(前日▲12.573%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.169%(前日▲4.836%)。
買い方▲30.312% (前日▲28.966%)。
空売り比率は44.7%(前日44.7%。18日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.2%(前日7.2%)。
10月7日時点のQuick調査の信用評価損率は▲12.09%(前週▲13.07%)。
2週ぶりに好転。
10月7日時点の裁定売り残は1138億円増の4805億円。
3週連続で増加。
同裁定買い残は1461億円減の8889億円と1兆円割れ。
3週連続で減少。
当限は売り残が1171億円増の4379億円。
買い残が1418億円減の6892億円。
翌限以降は売り残が33億円減の425億円。
買い残が436億円減の1996億円。
日経VIは26.59(前日26.12)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.19倍(前日12.28倍)。
前期基準では12.83倍。
EPSは2152円(前日2149円)。
225のPBRは1.12倍(前日1.13倍)。
BPSは23426円(前日23360円)。
10年国債利回りは0.245%。
5日ぶりに取引が成立した。
プライム市場の予想PERは12.99倍。
前期基準では13.66倍。
PBRは1.13倍。
日経平均の予想益回りは8.20%。
同配当利回りは2.397%。
プライム市場の予想益回りは7.69%。
配当り利回り加重平均は2.60%。
プライム市場の単純平均は23円安の2339円。
プライム市場の売買単価は2405円(前日2405円)。
プライム市場の時価総額は675兆円(前日680兆円)。
ドル建て日経平均は178.70(前日180.53)と4日続落。
19日連続で200ドル割れ。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比570円高の26790円。
高値26830円、安値25860円。
大証先物夜間取引終値は日中比590円高の26810円。
気学では「変化注意日。後場の足取りに注意せよ」。
月曜は「人気に逆行して動く。逆張り方針良し」。
火曜は「初め高いと後安の日。戻り売り方針で駆け引きせよ」。
水曜は「下寄り買い。上寄り売りの日」。
木曜は「安日柄なれど、前日来安き時は小底入れする」。
金曜は「後場へかけて急伸することあり。押し目買い」。
ボリンジャーのマイナス1σが26407円。
マイナス2σが25645円。
オプションSQ値は26666円31銭。
アノマリー的には「大幅高の特異日」。
《今日のポイント10月12日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅に急反発。
10年国債利回りは3.949%。
2年国債利回りは4.465%。
ドル円は一時147.66円まで上昇した後147円台前半。
SKEW指数は119.99→117.82。
恐怖と欲望指数は18→24。
(2)ダウ輸送株指数は125ポイント(1.00%)高の12744ポイントと4日続伸。
SOX指数は2.91%高の2262ポイントと6日ぶりに反発。
VIX指数は31.94と低下。
3市場の合算売買高は133.9億株(前日100.1億株。過去20日平均は110億株)。
225先物CME円建ては大証日中比570円高の26790円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆4558億円(前日は2兆8020億円)。
値上がり341銘柄(前日775銘柄)。
値下がり1447銘柄(前日981銘柄)。
新高値16銘柄(前日30銘柄)。
新安値136銘柄(前日87銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは86.64(前日89.36)。
NTレシオは14.15倍(前日14.12倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)下向きの25日線(27169円)からは▲3.43%(前日▲3.04%)。
19日連続で下回った。
上向きの75日線は27456円。
15日連続で下回った。
下向きの200日線(27274円)からは▲3.80%(前日▲3.27%)。
15日連続で下回った。
下向きの5日線は26692円。
3日連続で下回った。
マザーズ指数は25日移動平均から▲3.1%のマイナスかい離。
3日連続でマイナス。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.436%(前日▲10.093%)
買い方▲13.134%(前日▲12.573%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.169%(前日▲4.836%)。
買い方▲30.312% (前日▲28.966%)。
(6)空売り比率は44.7%(前日44.7%。18日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.2%(前日7.2%)。
10月7日時点のQuick調査の信用評価損率は▲12.09%(前週▲13.07%)。
2週ぶりに好転。
10月7日時点の裁定売り残は1138億円増の4805億円。
3週連続で増加。
同裁定買い残は1461億円減の8889億円と1兆円割れ。
3週連続で減少。
当限は売り残が1171億円増の4379億円。
買い残が1418億円減の6892億円。
翌限以降は売り残が33億円減の425億円。
買い残が436億円減の1996億円。
日経VIは26.59(前日26.12)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.19倍(前日12.28倍)。
EPSは2152円(前日2149円)。
225のPBRは1.12倍(前日1.13倍)。
BPSは23426円(前日23360円)。
10年国債利回りは0.245%。
5日ぶりに取引が成立した。
(8)プライム市場の単純平均は23円安の2339円。
プライム市場の時価総額は675兆円(前日680兆円)。
ドル建て日経平均は178.70(前日180.53)と4日続落。
19日連続で200ドル割れ。
(9)ボリンジャーのマイナス1σが26407円。
マイナス2σが25645円。
オプションSQ値は26666円31銭。
アノマリー的には「大幅高の特異日」。
今年の曜日別勝敗(10月13日まで)
↓
月曜18勝17敗
火曜22勝18敗
水曜19勝20敗
木曜22勝17敗
金曜19勝17敗
10月7日時点のQuick調査の信用評価損率は▲12.09%(前週▲13.07%)。
2週ぶりに好転。
10月7日時点の信用売り残は566億円増の6968億円。
2週ぶりに増加。
同信用買い残は2295億円減の3兆137億円。
2週ぶりに減少。
信用倍率は4.33倍(前週5.07倍)。
10月7日時点の裁定売り残は1138億円増の4805億円。
3週連続で増加。
同裁定買い残は1461億円減の8889億円と1兆円割れ。
3週連続で減少。
当限は売り残が1171億円増の4379億円。
買い残が1418億円減の6892億円。
翌限以降は売り残が33億円減の425億円。
買い残が436億円減の1996億円。
9月の米CPI(季節調整済み)は前月比0.4%上昇。
8月のプラス0.1%から上げ幅が加速した。
市場予想は0.2%上昇だった。
前年比は8.2%上昇(予想8.1%上昇)。
市場予想の8.1%上昇を上回って着地。
食品とエネルギーを除くコア指数は前月比0.6%上昇(同0.5%上昇)。
前年比6.6%上昇(同6.5%上昇)。
市場予想は6.5%上昇だった。
市場の解釈は「市場予想と上回ったことからネガティブ」。
しかし前年比で5月8.8%→6月9.1%→8.5%→8.3%→8.2%とトレンドは下落傾向。
この視点が全くないのは不思議だ。
単に「市場予想が間違った」だけのことだろう。
それでも市場は「FRBの利上げは収縮しない」との解釈。
「淡い期待は砕かれた」のかどうかは疑問だし期待が間違っていただけのこと。
「市場は間違うことなく常に正しい」という傲慢な姿勢は改められていない格好だ。
おまけに「CPIがネガティブな内容となったことから買い戻しに動いた」との意味不明な解釈。
ポジティブなら(市場予想を下回っていたなら)買い戻すだろう。
しかしネガティブ(市場予想を上回り金利上昇傾向)で買い戻すかどうかは甚だ疑問。
債券市場の「売られすぎとの見方から米株価が値を戻し債券利回りは上昇一服」。
この方がまだ理解できるかも知れない。
所詮は古い指標に注目したことが間違い。
そして景気と金利の綱引き大会を開催したことの間違い。
急反発の要素はココにあるとした方がわかりやすい。
いずれ何もなかったようにCPIは気にしなくなるのだろう。
忘れやすいのも市場の特徴だ。
そして市場予想は「なんでもあり」。
事後の解釈は「なんでもありの結果論ながら意味不明」とも言える。
所詮クレヨンで説明できない解釈はクレヨン以上に稚拙なことが多い。
スケジュールを見てみると・・・。
【10月】6勝4敗、(勝率60%、4位)
気学では「弱象月。中旬以降押し目買い。吹き値は利食いして押し目で買い戻す」。
10月14日(金)オプションSQ、マネーストック、米小売売上高、ミシガン大学消費者信頼感、、
中国生産者・消費者物価、大幅高の特異日
10月16日(土)中国共産党大会
10月17日(月)第三次産業活動指数、米NY連銀製造業景況感、株高の日L
10月18日(火)シーテック2022、米鉱工業生産、NAHB住宅価格指数、独ZEW景況感、中国各種経済指標、変化日
10月19日(水)訪日外客数、米住宅着工、ベージュブック
10月20日(木)貿易統計、首都圏新規マンション発売、米フィラデルフィア連銀製造業景況感、中古住宅販売、株高の日
10月21日(金)消費者物価
10月23日(日)那覇市長選
10月25日(火)全国百貨店売上高、米CB消費者信頼感、S&P住宅価格指数、FHFA住宅価格指数、独IFO景況感
10月26日(水)企業向けサービス価格指数、米新築住宅販売、変化日
10月27日(木)日銀金融政策決定会合(→28日)、米第3四半期GDP速報値、耐久財受注、
ECB理事会、ECB総裁記者会見
10月28日(金)黒田日銀総裁会見、日銀展望レポート、失業率、東京都区部消費者物価、TOPIXパッシブ売買インパクト
米個人所得、中古住宅仮契約、大幅高の特異日
10月30日(土)APEC首脳閣僚会議(バンコク)
10月31日(月)鉱工業生産、商業動態統計、シカゴ購買部協会景気指数、ユーロ圏GDP速報値、中国コンポジットPMI、
製造業・非製造業PMI、TOPIX浮動株比率見直し適用
◇━━━ カタリスト━━━◇
ワンキャリア(4377)・・・動兆
新卒採用メディア運営が中核。
取引社数、求職者会員数とも大幅増。
業績好調。
企業が学生へ直接アプローチするスカウトサービス開始
(兜町カタリスト櫻井)
