「引け味の悪い展開」
火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
序盤は上昇していたが下落に転じた格好。
引け味の悪い展開となった。
「FRBの積極的な金融引き締め観測が重し」との解釈。
ブレイナード理事の「FRBが早ければ6月にもバランスシートの縮小に着手する可能性がある」を嫌気した。
エネルギー株は原油高を受けて1.7%上昇。
サイバーセキュリティー対策のクラウドストライク・ホールディングスが3.2%高。
3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比8.5%上昇。
伸びは前月(7.9%)から加速。
1981年12月以来の高さとなった。
前年同月比の伸びが6%を超えるのは6カ月連続。
CPIは前月比でも1.2%上昇と2月の0.8%上昇から加速。
2005年9月以来の大幅な伸び。
ガソリン価格が18.3%上昇し、全体の伸びの半分以上を占めた。
市場予想は前年同月比8.4%上昇、前月比が1.2%上昇だった。
食品とエネルギーを除くコア指数は前月比0.3%上昇。
2月の0.5%上昇から鈍化。
中古車・トラックの価格が2カ月連続で下落したことが背景。
前年同月比では6.5%上昇と前月の6.4%上昇から加速。
伸び率は82年8月以来の高さとなった。
前年同月比では6.5%上昇と市場予想の6.6%上昇を下回った。
3月の財政収支は1930億ドルの赤字。
赤字額は前年同月の6600億ドルから3分の1以下になった。
新型コロナウイルスの支援策に関する歳出が大幅に減少する。
一方、税収は過去最高水準に急増した。
独欧州経済センター(ZEW)の4月ドイツ景気期待指数はマイナス41.0。
3月のマイナス39.3から低下。
市場予想のマイナス48.0は上回った。
3月のドイツのEU基準消費者物価指数は前年比7.6%上昇。
卸売物価指数は前年比22.6%上昇。
1962年の統計開始以降で最高の伸びとなった。
10年国債利回りは2.727%。
2年国債利回りは2.405%。
ドル円は125円台前半。
WTI原油5月物は6.31ドル(6.69%)高の1バレル=100.60ド。
5日ぶりに100ドルの大台を回復。
ビットコインが一時3週間ぶり安値水準で3.78%安の4万0541ドル。
イーサは5.26%安の3034ドル。
SKEW指数は141.51→137.91→137.62。
恐怖と欲望指数は46→46。
1か月前は15だった。
火曜のNYダウは87ドル(0.26%)安の34220ドルと続落。
高値34669ル、安値34102ドル。
サイコロは6勝6敗。
NASDAQは43ポイント(0.32%)安の13368ポイントと3日続落。
高値13685ポイント、安値13317ポイント。
サイコロは5勝7敗。
S&P500は16ポイント(0.38%)安の4395ポイントと3日続落。
高値4464ポイント、安値4408ポイント。
サイコロは5勝7敗。
ダウ輸送株指数は30ポイント(0.34%)高の14558ポイントと続伸。
SOX指数は0.34%安の3044ポイントと3日続落。
VIX指数は24.26。
3市場の売買高は112.5億株(前日は110.3億株、直近20日平均126億株)。
225先物CME円建ては大証日中比20円安の26300円。
ドル建ては大証日中比15円高の26335円。
ドル円は125.35円。
10年国債利回りは2.727%。
2年国債利回りは2.405%。
「6陰連」
火曜の日経平均は寄り付き215円安。
終値は486円(▲1.81%)安の26334円と続落。
日足は6日連続の陰線。
配当落ち前の28252円が遠い。
4月SQ値27122円に対しては3敗。
3月9日安値24717円から同29日の28252円まで9連騰。
その間133かけて上昇した幅が3475円。。
過去10日で1917円に下落で下落率は55.1%。
TOPIXは26.01ポイント(▲1.38%)安の1863ポイントと続落。
プライム市場指数は13ポイント安の958.55。
東証マザーズ指数は0.91%安と続落。
プライム市場の売買代金は2兆6353億円(前日2兆5015億円)。
値上がり318銘柄(前日600銘柄)。
値下がり1473銘柄(前日1189銘柄)。
新高値20銘柄(前日37銘柄)。
新安値221銘柄(前日137銘柄)。
日経平均の騰落レシオは103.00(前日100.81)。
NTレシオは14.13倍。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
上向きの25日線(26855円)からは▲1.94%(前日△0.04%)。
18日ぶに下回った。
下向きの75日線は27331円。
4日連続で下回った。
下向きの200日線(28179円)からは▲6.65%(前日▲4.87%)。
62日連続で下回った。
下向きの5日線は26876円。
8日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.224%(前日▲11.116%)。
買い方▲13.157% (前日▲12.005%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.664%(前日▲5.368%)。
買い方▲27.311% (前日▲27.032%)。
空売り比率は44.0%(前日44.7%。14日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.6%(前日7.0%)。
4月8日時点の信用売り残は578億円減の6619億円。
2週連続で減少。
同信用買い残は1170億円増の3兆740億円。
2週連続で増加。
信用倍率は4.64倍(前週4.11倍)。
2週連続で4倍台。
日経VIは22.86(前日21.33)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.73倍(前日12.89倍)。
4日連続で12倍台。
前期基準では16.47倍。
EPSは2068円(前日2080円)。
225のPBRは1.18倍。
BPSは22317円(前日22351円)
日経平均の益回りは7.86%。
10年国債利回りは0.240%。
プライム市場の予想PERは13.72倍。
前期基準では17.94倍。
PBRは1.19倍。
プライム市場の単純平均は35円安の2364円。
プライム市場の売買単価は2241円(前日2177円)。
プライム市場の時価総額は679兆円(前日686兆円)。
ドル建て日経平均は209.81(前日214.55)。
火曜のシカゴ225先物円建て終値は大証日中比20円安の26300円。
高値26745円、安値26240円。
大証先物夜間取引終値は日中比変わらずの26320円。
気学では「前場安いと後場引き返す日」。
木曜は「人気に逆行して動くこと多し」。
金曜は「一方に片寄って動く日。足取りにつくを良しとす」。
ボリンジャーのマイナス1σが25732円。
マイナス2σが24592円。
マイナス3σが23460円
《今日のポイント4月13日》
(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
引け味の悪い展開。
10年国債利回りは2.727%。
2年国債利回りは2.405%。
ドル円は125円台前半。
SKEW指数は141.51→137.91→137.62。
恐怖と欲望指数は46→46。
1か月前は15だった。
(2)ダウ輸送株指数は30ポイント(0.34%)高の14558ポイントと続伸。
SOX指数は0.34%安の3044ポイントと3日続落。
VIX指数は24.26。
3市場の売買高は112.5億株(前日は110.3億株、直近20日平均126億株)。
225先物CME円建ては大証日中比20円安の26300円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆6353億円(前日2兆5015億円)。
値上がり318銘柄(前日600銘柄)。
値下がり1473銘柄(前日1189銘柄)。
新高値20銘柄(前日37銘柄)。
新安値221銘柄(前日137銘柄)。
日経平均の騰落レシオは103.00(前日100.81)。
NTレシオは14.13倍。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
(4)上向きの25日線(26855円)からは▲1.94%(前日△0.04%)。
18日ぶりに下回った。
下向きの75日線は27331円。
4日連続で下回った。
下向きの200日線(28179円)からは▲6.65%(前日▲4.87%)。
62日連続で下回った。
下向きの5日線は26876円。
8日連続で下回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.224%(前日▲11.116%)。
買い方▲13.157% (前日▲12.005%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.664%(前日▲5.368%)。
買い方▲27.311% (前日▲27.032%)。
(6)空売り比率は44.0%(前日44.7%。14日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.6%(前日7.0%)。
4月8日時点の信用売り残は578億円減の6619億円。
2週連続で減少。
同信用買い残は1170億円増の3兆740億円。
2週連続で増加。
信用倍率は4.64倍(前週4.11倍)。
2週連続で4倍台。
日経VIは22.86(前日21.33)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.73倍(前日12.89倍)。
4日連続で12倍台。
EPSは2068円(前日2080円)。
225のPBRは1.18倍。
BPSは22317円(前日22351円)
日経平均の益回りは7.86%。
10年国債利回りは0.240%。
(8)プライム市場の単純平均は35円安の2364円。
プライム市場の時価総額は679兆円(前日686兆円)。
ドル建て日経平均は209.81(前日214.55)。
(9)ボリンジャーのマイナス1σが25732円。
マイナス2σが24592円。
マイナス3σが23460円。
今年の曜日別勝敗(4月12日まで)
↓
月曜6勝6敗
火曜8勝7敗
水曜7勝6敗
木曜6勝8敗
金曜7勝7敗
国際通貨基金(IMF)の新たな調査。
↓
新型コロナの感染抑制に向け貿易相手国が厳格なロックダウン(都市封鎖)措置を導入。
2020年上半期に各国で財の輸入および国内総生産(GDP)の大幅な減少が見られた。
こうした減少は、最大限の効率化を目指して最適化されたバリューチェーンの脆弱性を明示。
各国政府による自国内への生産回帰の呼び掛けにつながっている。
世界的なバリューチェーンを解体することが答えではなく、多様性を高めることが耐性の改善につながる。
IMFが20年初に中国で実施されたようなロックダウン措置をシミュレーションした。
中間製品を大規模に供給している1カ国が労働供給を25%制限した場合、GDPは平均的に約0.8%減少。
多様化が進めば減少幅は約半分の0.4%に抑えられる。
複数国への影響がある場合でも供給元の多様化が進めばGDPの減少幅は5%程度に抑えられる。
一方、パンデミック初期の4カ月のようなほぼ世界的なロックダウンでは多様化が進められても下方リスクの分散はほとんど得られない。
ドイツの主要経済研究所は2022年の成長率見通しを4.8%→2.7%に下方修正の方向。
背景はウクライナ紛争、
消費者物価上昇率見通しは6%超。
前回見通し(21年10月)の2.5%から引き上げた。
一方、23年については成長率予想を1.9%→3.1%に上方修正。
インフレ率も3%をわずかに下回るとした。
ただ、ロシアからのエネルギー輸入が即時停止するなどの事態が起きた場合、独経済は2%以上縮小との見通し。
相場はリズムとハーモニー。
不協和音では下落。
和音が奏でられた場では上昇。
そんなイメージだ。
きっちりとそれぞれの銘柄がそれぞれのパートを務めることが肝要。
それが美しいメロディになる。
綺麗な罫線になる。
そうでないから不協和音になる。
世の中大変な材料が多いが総理の夜の会食が目立つ。
以下はG7から帰国以降の記録。
↓
12日(火)
6時9分、東京・麻布台のイタリア料理店「レストランキャンティ 飯倉片町本店」。
自民党の高市早苗政調会長、古屋圭司政調会長代行、木原官房副長官と食事。9時35分、公邸。
11日(月)
6時24分、東京・猿楽町のフランス料理店「レストラン・パッション」。
麻生自民党副総裁、都倉俊一文化庁長官と食事。10時、公邸。
10日(日)5時54分、東京・高輪のグランドプリンスホテル高輪。「鉄板焼 しゃぶしゃぶ ステーキハウス 桂」。
安倍晋三元首相、萩生田光一経済産業相、松野博一官房長官と
9日(土)
4時53分、大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪。宴会場「山楽の間」。
自身の関西後援会設立会合に出席。
宴会場「クラウンルーム」で、角和夫阪急阪神ホールディングス会長、松本正義関西経済連合会会長らと。7時40分、伊丹空港。
8日(金)
7時38分、東京・東麻布の中国料理店「富麗華」。
森喜朗元首相、松山参院議員、小林温元参院議員と食事。9時27分、公邸。
7日(木)
7時15分、東京・大手町の大手町パークビルディング。会員制クラブ「クラブ関東」。
村岡彰敏読売新聞東京本社副社長、原田亮介日本経済新聞社論説主幹、梅野修元共同通信社編集局長、
渡辺祐司時事通信社主筆、小菅洋人スポーツニッポン新聞社社長、赤座弘一静岡第一テレビ社長と食事。9時11分、公邸。
6日(水)
6時32分、東京・赤坂の日本料理店「梢」。
鈴木俊一財務相、森英介元法相、藤井孝男元運輸相と食事。8時26分、公邸。
4日(月)
6時28分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急。日本料理店「水簾」。
自民党の関口昌一参院議員会長、世耕弘成参院幹事長、岡田直樹参院国対委員長と会食。8時23分、公邸。
1日(金)
6時27分、東京・丸の内のパレスホテル東京。日本料理店「和田倉」。
自民党の二階俊博元幹事長、林幹雄前幹事長代理、山口壮環境相、根本匠衆院予算委員長、
木原官房副長官と食事。8時48分、公邸。
31日(木)
7時28分、東京・恵比寿のステーキ店「ピーター・ルーガー・ステーキハウス 東京」。
山際経済再生担当相、小林鷹之経済安全保障担当相、木原官房副長官、甘利明自民党前幹事長と食事。9時45分、公邸。
30日(水)
6時55分、東京・六本木の泉ガーデンタワー。「住友会館」。
経団連の十倉雅和会長、隅修三、冨田哲郎、中村邦晴、久保田政一各副会長と食事。9時15分、公邸。
29日(火)
6時、東京・紀尾井町の日本料理店「福田家」。
十倉雅和経団連会長、三村明夫日本商工会議所会頭、井阪隆一セブン&アイ・ホールディングス社長、
宮永俊一三菱重工業会長、国部毅三井住友フィナンシャルグループ会長、飯島彰己三井物産顧問と食事。8時16分、公邸。
◇━━━ カタリスト━━━◇
レスターHD(3156)・・・動兆
エレクトロニクス総合商社。
19年UKCHDがバイテックHDと統合。
21年にPALTEK買収
デバイスが需給逼迫で好調。
調達受託も新規獲得し拡大。
電子機器は品不足やや緩和。
環境エネ成長続く。。
カメラ向け多いイメージセンサーは、車載や産機向け新市場開拓進める。
EMSはEV向けモジュール製造に参入。
22年3月通期売上高は3500億円→4000億円、
営業利益65億円→70億円。
配当は90円→100円。
(兜町カタリスト櫻井)
