「底が浅かった」

「底が浅かった」
 
週明けのNY株式市場でNYダウとS&P500は反落。
NASDAQは続伸し史上最高値を更新した。
新型コロナウイルス感染抑制策が新たに導入され経済への影響への懸念が拡大。
新たな経済対策への期待感が高まった。
「バッドニュースはグッドニュース」の継続である。
大型グロース(成長)株へシフトする動き。
アップルやフェイスブックなど大きなウエートを占める銘柄が上昇した。
「大型グロース株はここ数週間、経済再開による恩恵を受けるとみられるバリュー株をアンダーパフォーム。
ラッセル1000グロース株指数は3.6%高。
ラッセル1000バリュー株指数は0.56%安」という見方だ。
一方でエネルギーセクターが下落しバリュー株を圧迫した。
アップルが2021年にもパソコン「Mac(マック)」向け新プロセッサーの投入を計画。
これを受けてインテルが3.43%下落しS&P500を押し下げた。
安全資産としての債券は買われ利回りは低下。
10年国債利回りは0.924%。
2年国債利回りは0.144%。
ドル円は104円台前半。
SKEW指数は132.44。
13日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は89ポイント→88ポイント。
 
週明けのNYダウは148ドル安の30069ドルと5日ぶりに反落。
NASDAQは55ポイント高の12519ポイントと3日続伸。
S&P500は7ポイント安の3691ポイント。
ダウ輸送株指数は16ポイント安の12725ポイントと5日ぶりに反落。
SOX指数は0.49%高の2806ポイントと続伸。
VIX指数は21.26と上昇。
3市場の売買高は107.6億株(前日114億株。過去20日平均は118.1億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比135円安の26435円。
ドル建ては大証日中比135円安の26435円。
ドル円は104.06円。
10年国債利回りは0.924%。
2年国債利回りは0.144%。
 
 
週明けの日経平均は寄り付き143円高。
終値203円安の26547円と続落。
日足は3日ぶりに陰線。
203円安は先週月曜日の211円安に同様幅の長い陰線。
TOPIXは5日ぶりに反落。
東証マザーズ指数は3日続落。
日経ジャスダック平均は反落。
東証1部の売買代金は2兆2428億円(前日2兆3367億円)。
27日連続の2兆円超え。
値上がり395銘柄(前日969銘柄)。
値下がり1714銘柄(前日1116銘柄)。
新高値88銘柄(前日81銘柄)。
新安値14銘柄(前日10銘柄)。
騰落レシオは112.15(前日115.35)。
NTレシオは15.08倍(前日15.06倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(25559円)からは△3.87%。
23日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は24077円。
右肩上がりの200日線(22240円)からは△19.36%(前日△20.35%)。
5日連続ぶりの▲20%割れ。
右肩上がりの5日線(26739円)から▲0.72%。
10日ぶりに下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.728%(前日▲18.654%)。
買い方▲7.922%(前日▲6.397%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.957%(前日▲16.017%)。
買い方▲20.044%(前日▲16.825%)。
空売り比率は40.4%(3日ぶりの40%超:前日38.4%)。
空売り規制なしの比率は7.5%(前日5.4%)。
日経VIは20.43と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは24.67倍(前日24.87倍)。
前期基準では19.66倍。
EPSは1076円(前日1075円)。
225のPBRは1.17倍。
BPSは22690円(前日22670円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.05%(前日4.02%)。
配当利回りは1.73%。
東証1部全銘柄だと予想PERは27.42倍。
前期基準では21.53倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.28倍。
ドル建て日経平均は255.04(前日257.40)。
東証1部単純平均株価は30円安の2301円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は1922円(前日2036円)
東証1部時価総額は668兆円(前日674兆円)。
週明けのシカゴ225先物終値は大証日中比135円安の26435円。
高値26950円、安値26320円。
225先物大証夜間取引終値は日中比130円安の26430円。
気学では「人気の反対に動く日。逆張り方針良し」。
水曜は「目先のポイントをつくる注意日」。
木曜は「吹き値売りの日」。
金曜は「前日の足取りに反して動くこと多し」。
ボリンジャーのプラス1σが26674円。
プラス2σが27790円。
一目均衡の雲の上限が23388円。
24日連続で雲の上。
勝手雲の上限は25996円。
24日連続で勝手雲の上。
RSIが62.50(前日73.72)。
RCIが92.03(前日94.78)。
高値警戒感と上値期待感の交錯。
 
《今日のポイント12月8日》
 
(1)週明けのNY株式市場でNYダウとS&P500は反落。
   NASDAQは続伸し史上最高値を更新した。
   「バッドニュースはグッドニュース」の継続。
   10年国債利回りは0.924%と低下。
   SKEW指数は132.44。
   13日連続の130ポイント超。
   恐怖と欲望指数は89ポイント→88ポイント。
 
(2)S&P500は7ポイント安の3691ポイント。
   ダウ輸送株指数は16ポイント安の12725ポイントと5日ぶりに反落。
   SOX指数は0.49%高の2806ポイントと続伸。
   VIX指数は21.26と上昇。
   3市場の売買高は107.6億株(前日114億株。過去20日平均は118.1億株)。
 
(3)東証1部の売買代金は2兆2428億円(前日2兆3367億円)。
   27日連続の2兆円超え。
   新高値88銘柄(前日81銘柄)。
   新安値14銘柄(前日10銘柄)。
   騰落レシオは112.15(前日115.35)。
   NTレシオは15.08倍(前日15.06倍)。
 
(4)右肩上がりの25日線(25559円)からは△3.87%。
   23日連続で上回った。
   右肩上がりの200日線(22240円)からは△19.36%(前日△20.35%)。
   5日連続ぶりの▲20%割れ。
   右肩上がりの5日線(26739円)から▲0.72%。
   10日ぶりに下回った。
 
(5)空売り比率は40.4%(3日ぶりの40%超:前日38.4%)。
   日経VIは20.43と上昇。
 
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.728%(前日▲18.654%)。
   買い方▲7.922%(前日▲6.397%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.957%(前日▲16.017%)。
   買い方▲20.044%(前日▲16.825%)。
 
(7)ドル建て日経平均は255.04(前日257.40)。
   東証1部時価総額は668兆円(前日674兆円)。
 
(8)ボリンジャーのプラス1σが26674円。
   プラス2σが27790円。
   RSIが62.50(前日73.72)。
   RCIが92.03(前日94.78)。
 
 
今年の曜日別勝敗(12月7日まで)

月曜24勝21敗
火曜25勝18敗
水曜24勝23敗
木曜19勝26敗
金曜22勝25敗
 
今日は12月8日。
古くは1941年の
パールハーバーメモリアル。
現代では、昨年、中国政府がコロナ発症を正式に公認してからちょうど1年。
あっという間の1年だった。
全世界での感染者は6587万人、死亡者数は152万人。
国内での累計感染者が16万4496人。
死亡者数は2397人。
世界よりも数は少ないが、それでもコロナの影響は甚大だ。
因みに・・・。
1918年3月→1920年のスペイン風邪。
日本の当時の人口5500万人に対し約2380万人(人口比:約43%)が感染、
約39万人が死亡したとされている。
もっとも、ウィルスさえ定かでなかった当時でさえ約2年半で終焉したのが歴史。
その時間軸の折り返し点まで来たし、技術や情報の進歩は当時とは違うと考えたい。
 
今月の日経「私の履歴書」は元通産次官の福川伸次氏。
毎朝フツーに読んでいたが、今朝は目が留まった。
「(1950→60年代は)日本の経済の底が浅かった。
神武景気、岩戸景気と言われた景気拡大の時期があったものの、
すぐに国際収支の天井にぶつかり、引き締め政策に転じざるを得なかった」。
思い起こされたのは有名なある業界の先達の言葉。
「当時は国際収支だけを見ていれば株の上下は予想できた」。
言ってみればそれだけ単純だったということもできようが、今やそんなことは起こらない。
「(設備)投資が設備投資を呼ぶ時代」など昔日の面影。
それでもそういう時代があったということは基本として覚えておきたいものである。
かといって今の日本経済の底が深くなったとも思えないのだが・・・。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
インテージ(4326)・・・動兆
 
インテージに注目する。
同社は消費、販売の市場調査分野で国内首位。
ヘルスケア関連は底堅いが、消費財・サービス関連がコロナ禍の影響受けた格好。
中計では23年6月期売上高625億円、営業益50億円目標。
リバウンド期待。

(兜町カタリスト櫻井)

 

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