「専門家」
「恐怖と欲望指数は44→47」
木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
今夜の雇用統計を控えて方向感は薄かった。
アマゾンやAMDが上昇しNASDAQは3カ月ぶりの高値を更新。
原油先物がロシアによる2月のウクライナ侵攻開始前以来の安値水準まで下落。
エクソンモービルやシェブロンなどエネルギーセクターは軟調。
6月の貿易赤字は前月比6.2%減の796億ドル。
赤字は輸出が過去最高となったことで大幅に縮小。
「この傾向が続けば、第3四半期も貿易がGDPの押し上げに貢献する可能性がある」。
そんな声も聞こえる。
モノ(財)とサービスの輸出は1.7%増加し、過去最高の2608億ドル。輸入は0.3%減の3404億ドル。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比6000件増加し26万件。
市場予想の25万9000件を上回った。
週間の継続受給件数は前週比4万8000件増の141万6000件。
3カ月ぶりの高水準。
7月の米企業のレイオフ件数は20.6%減の2万5810件だった。
年初来のレイオフ件数は前年同期比31.3%減の15万9021件。
1─7月では1993年以来の低水準となった。
9月のFOMCで0.5%利上げ予想は織り込まれている。
0.75%の利上げ確率は約44%。
10年国債利回りは2.693%。
2年国債利回りは3.048%。
イングランド銀行(英中央銀行)は政策金利を1.25%から0.5%引き上げ1.75%とした。
また保有国債の売却を9月の次回政策会合後に開始する方針も示した。
英中銀は昨年12月以降、0.25%%の利上げを5回実施。
6回目となる今回は上げ幅を1995年以来27年ぶりとなる0.5%ポイントに拡大した。
政策金利は2008年終盤以来の高水準。
市場予想は0.5%ポイントの利上げだった。
ポンド/ドルは0.19%高の1.2166ドル。
ドル円は132円台後半。
WTI原油9月物は2.34ドル(2.12%)安の88.54ドル。
2月2日以来の安値水準。
ビッドコインは1085ドル安の22455ドル。
SKEW指数は121.78→121.16→122.81。
恐怖と欲望指数は44→47。
木曜のNYダウは85ドル(0.26%)安の32726ドルと反落。
高値32829ドル、安値32652ドル。
サイコロは7勝5敗。
NASDAQは52ポイント(0.41%)高の12720ポイントと続伸。
高値12736ポイント、安値12600ポイント。
サイコロは7勝5敗。
S&P500は3ポイント(0.08%)安の4151ポ゚イントと反落。
高値4161ポイント、安値4135ポイント。
サイコロは7勝5敗。
ダウ輸送株指数は52ポイント(0.36%)高の14478ポイントと続伸。
SOX指数は0.92%高の3081ポイントと続伸。
VIX指数は21.44と低下。
3市場の売買高は113.8億株(前日117億株、過去20日平均は107.6億株)。
225先物CME円建ては大証日中比80円安の27870円。
ドル建ては大証日中比60円安の27890円。
ドル円は132.95円。
10年国債利回りは2.693%。
2年国債利回りは3.048%。
「225採用銘柄のEPSは2185円と過去最高更新」
木曜の日経平均は寄り付き189円高。
終値は190円(△0.69%)高の27932円と続伸。
日足は十字線ながら2日連続で陽線。
TOPIXは0.04ポイント(▲0.00%)安の1930ポイントと反落。
プライム市場指数は0.05ポイント(△0.01%)安の993.41と反落。
東証マザーズ指数は1.68%高の736.02と続伸。
プライム市場の売買代金は2兆8994億円(前日は2兆9200億円)。
3日連続で2兆円台。
値上がり1012銘柄(前日683銘柄)。
値下がり739銘柄(前日1074銘柄)。
新高値46銘柄(前日41銘柄)。
新安値23銘柄(前日20銘柄)。
日経平均の騰落レシオは113.26(前日110.86)。
NTレシオは14.47倍(前日14.37倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
上向きの25日線(27095円)からは△3.09%(前日△2.56%)
14日連続で上回った。
上向きの75日線は26930円。
14日連続で上回った。
横這いの200日線(27559円)からは△1.35%(前日△0.65%)。
10日連続で上回った。
上向きの5日線は27812円。
3日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.737%(前日▲12.493%)
買い方▲7.495%(前日▲7.779%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲13.205%(前日▲13.116%)。
買い方▲25.206% (前日▲25.794%)。
空売り比率は41.3(前日41.2%。3月24日から84日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は6.0%(前日5.9%)。
日経VIは19.25(前日20.15)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.78倍(前日12.79倍)。
3日連続で12倍台。
前期基準では13.19倍。
EPSは2185円(前日2169円)。
昨年11月8日の過去最高値2179円。
ようやく越えた。
5月16日が2009円。
市場予想の平均値は2242円。
225のPBRは1.15倍。
BPSは24288円(前日23915円)。
10年国債利回りは0.170%。
プライム市場の予想PERは13.74倍。
前期基準では14.22倍。
PBRは1.18倍。
プライム市場の予想益回りは7.27%。
配当り利回り(加重平均)は2.49%。
プライム市場の単純平均は10円高の2484円。
プライム市場の売買単価は2238円(前日2432円)。
プライム市場の時価総額は703兆円(前日703兆円)。
ドル建て日経平均は208.28(前日208.05)と3日ぶりに反発。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比80円安の27870円。
高値28070円、安値27815円。
大証先物夜間取引終値は日中比90円安の27860円。
気学では金曜は「案外弱き日。戻り売り方針良し」。
月曜は「安値にある時は急伸する」。
火曜は「高下荒く変化を起こす日」。
水曜は「吹き値売り方針の日」。
金曜は「逆行性を含む日。前後場足取りを異にする」。
ボリンジャーのプラス2σが28479円。
プラス1σが27787円。
プラス2σが28377円。
マイナス1σが26408円。
アノマリー的には「株安の日」。
週足陽線基準は27993円。
先週末比プラス基準は27801円。
《今日のポイント8月5日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
10年国債利回りは2.693%。
2年国債利回りは3.048%。
ドル円は132円台後半。
SKEW指数は121.78→121.16→122.81。
恐怖と欲望指数は44→47。
(2)ダウ輸送株指数は142ポイント(1.00%)高の14426ポイントと反発。
SOX指数は2.68%高の3054ポイントと反発。
VIX指数は21.95と低下。
3市場の売買高は117億株(前日103億株、過去20日平均は107億株)。
225先物CME円建ては大証日中比265円高の27975円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆8994億円(前日は2兆9200億円)。
3日連続で2兆円台。
値上がり1012銘柄(前日683銘柄)。
値下がり739銘柄(前日1074銘柄)。
新高値46銘柄(前日41銘柄)。
新安値23銘柄(前日20銘柄)。
日経平均の騰落レシオは113.26(前日110.86)。
NTレシオは14.47倍(前日14.37倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
(4)上向きの25日線(27095円)からは△3.09%(前日△2.56%)
14日連続で上回った。
上向きの75日線は26930円。
14日連続で上回った。
横這いの200日線(27559円)からは△1.35%(前日△0.65%)。
10日連続で上回った。
上向きの5日線は27812円。
3日ぶりに上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.737%(前日▲12.493%)
買い方▲7.495%(前日▲7.779%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲13.205%(前日▲13.116%)。
買い方▲25.206% (前日▲25.794%)。
(6)空売り比率は41.3(前日41.2%。3月24日から84日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は6.0%(前日5.9%)。
日経VIは19.25(前日20.15)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.78倍(前日12.79倍)。
3日連続で12倍台。
EPSは2185円(前日2169円)。
225のPBRは1.15倍。
BPSは24288円(前日23915円)。
10年国債利回りは0.170%。
(8)プライム市場の単純平均は10円高の2484円。
プライム市場の時価総額は703兆円(前日703兆円)。
ドル建て日経平均は208.28(前日208.05)と3日ぶりに反発。
(9)ボリンジャーのプラス2σが28479円。
プラス1σが27787円。
プラス2σが28377円。
マイナス1σが26408円。
アノマリー的には「株安の日」。
週足陽線基準は27993円。
先週末比プラス基準は27801円。
今年の曜日別勝敗(8月4日まで)
↓
月曜14勝13敗
火曜16勝14敗
水曜17勝12敗
木曜17勝13敗
金曜15勝13敗
7月第4週の週間海外投資家動向。
現物3083億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物1483億円売り越し(2週連続で買い越し)。
合計8856億円買い越し(2週ぶりに売り越し)。
個人は現物140億円買い越し。
先物407億円売り越し。
合計266億円売り越し。
信託銀行は現物116億円買い越し。
先物146億円売り越し。
合計29億円の売り越し。
7月第3週の週間海外投資家動向。
現物1919億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
先物6937億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計8856億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
個人は現物5699億円買い越し。
先物5699億円売り越し。
合計1933億円売り越し。
信託銀行は現物829億円買い越し。
先物873億円売り越し。
合計44億円の売り越し。
コロナスタート当初は「大変だ。保健所で何でも管理する」。
最近は「軽症ならばお医者さんに行かず自宅で療養を」。
しかも保健所の限界をしぶしぶ認めた格好で全数把握を軽減する方向だという。
もっともこれは専門家の変身で政府はいずれにも慎重だ。
かつての「緊急事態宣言」や「まん延防止」とは違っう。
もっともあれらも発令された時点が新規感染者のピークだったからいずれにしてもスピード感はない。
ただ常にアレコレ言ってきた感染症専門家が白旗を挙げたような印象。
それにしても長い時間がかかっているものだ。
そしてずいぶんと振り回された格好となった。
100年前のスペイン風邪の終焉まで3年だったから似たような時間軸だ。
専門家集団について考えさせられるのは過去のデータは示してくれるが未来像がないところ。
「過去に饒舌、未来に寡黙」は株式市場を含めた専門家集団の特色なのかもしれない。
同じように、不透明な未来を相手にしていると同じような傾向になるのだろう。
でも、市場や社会が求めているのは未来像。
株もコロナ対応も過去のデータではないことは明確だ。
患者さんを診察しない専門家。
企業を直視しない専門家。
数字とデータだけから未来が突然出現する筈はない。
そして専門家が登場するわりにはあまり役に立たなかったという時間帯だけが残るのだろうか。
◇━━━ カタリスト━━━◇
シイエヌエス(4076)・・・動兆
企業向けシステム受託開発が中核。
ビッグデータ分析やクラウド基盤構築も手掛ける。
クラウドシステム基盤構築とNTTデータ経由のクラウドサービス導入案件が拡大。
新規事業のビッグデータ分析も拡大。
技術者社内育成プログラムを整備中。
積極的設備投資の時期。
(兜町カタリスト櫻井)
