「株は下げなきゃ上がらない、株は上げなきゃ下がらない」
「官製下落」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って1%越の下落。
S&P500は2月13日以来の大幅な下げとなった。
リッチモンド地区連銀のバーキン総裁、クリーブランド地区連銀のメスター総裁、ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁。
いずれも年内の利下げ開始が先延ばしされる可能性を示唆。
午前中は上昇していたが午後に急落した格好。
前日のバーナンキ議長の発言と合わせ「官製下落」みたいな印象だ。
ガザ紛争を巡り、バイデン大統領がイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談。
即時停戦を要請したことで地政学的な緊張も意識されたとの解釈。
情報技術関連が下落の中心。
一方がロッキード・マーチンなど防衛関連株は上昇。
VIX(恐怖)指数は16%台と昨年11月1日以来の高水準。
リーバイスが12.4%の大幅高。コスト削減と値下げ抑制を理由に通期利益見通しを上方修正した。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比9000件増の22万1000件。
市場予想は21万4000件だった。
国債市場では5日発表の3月米雇用統計を控え、ポジション調整もみられたという。
市場予想では3月の非農業部門雇用者数は20万人増の見通し。
2月の27万5000人増から伸びが鈍化する。
6月の0.25%利下げ確率は依然として60%近い。
2月の貿易収支の赤字額は前月比1.9%増の689億ドル。
増加は2カ月連続。
輸出が過去最高を記録したものの、輸入の急増で相殺された。
市場予想は673億ドルだった。
10年国債利回りは4.307%。
5年国債利回りは4.293%。
2年国債利回りは4.645%
ドル円は151円台前半。
WTI原油先物5月限は前日比1.16ドル(1.36%)高の1バレル=86.59ドル。
昨年10月中旬以来約5カ月ぶりの高値。
ビットコインは4.3%高の6万8552ドル。
SKEW指数は142.14→138.52→142.49。
恐怖と欲望指数は64→49。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
木曜のNYダウは530ドル(1.35%)安の38596ドルと4日続落。
高値39421ドル、安値38559ドル。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは97.62%(前日106.35%)。
NASDAQは228ポイント(1.40%)安の16049ポイント反落。
高値16468ポイント、安値16046ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは95.92%(前日96.82%)。
S&P500は64ポイント(1.23%)安の5147ポイントと反落。
高値5256ポイント、安値5146ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは113.83%(前日120.81%)。
ダウ輸送株指数は162ポイント(1.02%)安の15798ポイントと反落。
SOX指数は147ポイント(3.01%)安の4756ポイントと反落。
VIX指数は16.35(前日14.33)。
NYSEの売買高は10.33億株(前日9.94億株)。
3市場の合算売買高は119.9株(前110.3億株、過去20日平均は117.3億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比700円安の39120円。
ドル建ては660円安の39160円。
ドル円は151.33円。
10年国債利回りは4.307%。
2年国債利回りは4.645%。
「ボリンジャーのマイナス1σが39145円」
木曜の日経平均は寄り付き477円高。
終値は321円(△0.81%)高の39773円と反発。
高値40243円。
安値39773円。
日足は4日連続で陰線。
3日の39707円→39625円にマドは埋めた。
39625円→39773円にマド。
3月権利配当落ち埋め水準は日経平均で40762円。
TOPIXで2799ポイント。
TOPIXは25.49ポイント(△0.94%)高の2732ポイントと4日ぶりに反発。
過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
ザラ場高値は同日の2886.50。
TOPIXコア30指数は反発。
プライム市場指数は13.14ポイント(△0.94%)高の1406.20と4日ぶりに反発。
東証スタンダード指数は4日ぶりに反発。
東証グロース250指数は4.03ポイント(▲0.58%)安の696.22と4日続落。
25日移動平均線からの乖離は▲6.48%(前日▲6.36%)。
プライム市場の売買代金は4兆7904億円(前日4兆7609億円)。
43日連続で4兆円超。
売買高は19.84億株。
値上がり1010銘柄(前日807銘柄)。
値下がり575銘柄(前日791銘柄)。
新高値74銘柄(前日45銘柄)。
3日連続で2ケタ。
新安値70銘柄(前日184銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは108.93(前日107.70)。
東証グロース市場の騰落レシオは74.25(前日76.22)。
NTレシオは14.56倍(前日14.58倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は3勝9敗で25.00%。
上向きの25日線(39796円)からは▲0.06%(前日▲0.81%)。
2日連続で下回った。
上向きの75日線は37053円。
76日連続で上回った。
上向きの200日線(342099円)からは△16.26%(前日△15.45%)。
251日連続で上回った。
下向きの5日線は39847円。
6日連続で下回った。
13週線は38251円。
26週線は35472円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.348%(前日▲20.095%)。
買い方▲4.4663%(前日▲5.154%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲13.628%(前日▲13.6%)。
買い方▲18.901%(前日▲18.977%)。
空売り比率は37.6%(前日42.7%、6日ぶりに40%割れ)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.4%(前日9.8%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは19.54(前日20.12)。
昨年2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは16.98倍(前日16.82倍)。
前期基準では19.05倍。
EPSは2342円(前日2345円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.54倍(前日1.53倍)。
BPSは25826円(前日25785円)。
日経平均の予想益回りは5.89%。
予想配当り利回りは1.64%。
指数ベースではPERは23.61倍(前日23.43倍)。
EPSは1684円(前日1683円)。
PBRは2.18倍。
BPSは18244円(前日18264円)。
10年国債利回りは0.770%(前日0.765%)。
プライム市場の予想PERは16.76倍。
前期基準では18.99倍。
PBRは1.46倍。
プライム市場の予想益回りは5.96%。
配当利回り加重平均は2.02%。
プライム市場の単純平均は18円高の2946円(前日は2927円)。
プライム市場の売買単価は2417円(前日2647円)。
プライム市場の時価総額は964兆円(前日955億円)。
ドル建て日経平均は262.32(前日260.25)と4日ぶりに反発。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比700円安の39120円。
高値40285円。安値39075円。
大証夜間取引終値は日中比730円安の39090円。
気学では金曜が「不時高、不時安を見せる逆行日」。
月曜が「波乱日。足取りについて駆引きせよ」。
火曜が「人気に逆行して動く。逆張り方針良し」。
水曜が「初め高いと後安の日。戻り売り方針で駆引きせよ」。
木曜が「一方に片寄って動く日」。
金曜が「前日が高い時は反落する」。
ボリンジャーのプラス1σが40448円。
プラス2σが41099円。
マイナス1σが39145円。
マイナス2σが38494円。
週足のプラス1σが40099円。
プラス2σが41948円。
マイナス1σが36403円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
水星は逆行中(→4月25日)。
週足陽線基準は39803円。
《今日のポイント4月5日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って1%越の下落。
10年国債利回りは4.307%。
2年国債利回りは4.645%
ドル円は151円台前半。
SKEW指数は142.14→138.52→142.49。
恐怖と欲望指数は64→49。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
(2)木曜のダウ輸送株指数は162ポイント(1.02%)安の15798ポイントと反落。
SOX指数は147ポイント(3.01%)安の4756ポイントと反落。
VIX指数は16.35(前日14.33)。
NYSEの売買高は10.33億株(前日9.94億株)。
3市場の合算売買高は119.9株(前110.3億株、過去20日平均は117.3億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比700円安の39120円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆7904億円(前日4兆7609億円)。
43日連続で4兆円超。
売買高は19.84億株。
値上がり1010銘柄(前日807銘柄)。
値下がり575銘柄(前日791銘柄)。
新高値74銘柄(前日45銘柄)。
3日連続で2ケタ。
新安値70銘柄(前日184銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは108.93(前日107.70)。
東証グロース市場の騰落レシオは74.25(前日76.22)。
NTレシオは14.56倍(前日14.58倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)上向きの25日線(39796円)からは▲0.06%(前日▲0.81%)。
2日連続で下回った。
上向きの75日線は37053円。
76日連続で上回った。
上向きの200日線(342099円)からは△16.26%(前日△15.45%)。
251日連続で上回った。
下向きの5日線は39847円。
6日連続で下回った。
13週線は38251円。
26週線は35472円。
いずれも上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.348%(前日▲20.095%)。
買い方▲4.4663%(前日▲5.154%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲13.628%(前日▲13.6%)。
買い方▲18.901%(前日▲18.977%)。
(6)空売り比率は37.6%(前日42.7%、6日ぶりに40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.4%(前日9.8%)。
日経VIは19.54(前日20.12)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは16.98倍(前日16.82倍)。
前期基準では19.05倍。
EPSは2342円(前日2345円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.54倍(前日1.53倍)。
BPSは25826円(前日25785円)。
日経平均の予想益回りは5.89%。
予想配当り利回りは1.64%。
指数ベースではPERは23.61倍(前日23.43倍)。
EPSは1684円(前日1683円)。
PBRは2.18倍。
BPSは18244円(前日18264円)。
10年国債利回りは0.770%(前日0.765%)。
(8)プライム市場の単純平均は18円高の2946円(前日は2927円)。
プライム市場の時価総額は964兆円(前日955億円)。
ドル建て日経平均は262.32(前日260.25)と4日ぶりに反発。
(9)ボリンジャーのプラス1σが40448円。
プラス2σが41099円。
マイナス1σが39145円。
マイナス2σが38494円。
週足のプラス1σが40099円。
プラス2σが41948円。
マイナス1σが36403円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
水星は逆行中(→4月25日)。
週足陽線基準は39803円。
今年の曜日別勝敗(4月4日まで)
↓
月曜7勝4敗
火曜6勝7敗
水曜3勝9敗
木曜8勝6敗
金曜9勝2敗
半導体大手エヌビディア時価総額が3月に急拡大したとの報道。
前月比14%増の2兆2500億ドルとなった。
アルファベットも9%増の1兆8000億ドル。
TSMCの時価総額もAIブームを手掛かりに約12%増の6325億ドル。
一方、EV大手テスラの時価総額は約13%減の5598億ドル。
アップルも5.1%減の2兆6500億ドル。
年初来の時価総額の伸びとしては、エヌビディアが81.8%。
メタ・プラットフォームズが42%、TSMCが26%。
3月第3週(3月18日─3月22日)の週間海外投資家動向。
現物2126億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物9674億円売り越し(5週連続で売り越し)。
合計1兆1800億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
個人は現物4438億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
先物527億円売り越し(5週ぶりに売り越し)。
合計39108億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
信託銀行は現物5555億円売り越し(12週連続で売り越し)。
先物9159億円買い越し(7週連続で買い越し)。
合計3604億円買い越し(2週連続で買い越し)。
3月第3週(3月18日─3月22日)の週間海外投資家動向。
現物960億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
先物612億円売り越し(4週連続で売り越し)。
合計348億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
個人は現物8726億売り越し(3週ぶりに売り越し)。
先物198億円買い越し(4週連続で買い越し)。
合計8528億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
信託銀行は現物722億円売り越し(11週連続で売り越し)。
先物1575億円買い越し(6週連続で買い越し)。
合計852億円買い越し(11週ぶりに買い越し)。
日経朝刊では「日本株に英中韓マネー」の見出し。
海外投資家による日本株買いが加速している。
2023年度の買越額は約7.7億円の買い越。
2013年度以来10年ぶりの高水準だった。
けん引役は英国や中国、韓国の投資家だ。
「英国を経由して中東からオイルマネーも入ったもようだ」とのコメント。
23年度の海外投資家の買越額は7兆6906億円。
22年度(1.8兆円の売り越し)から改善した。
買い越は3年ぶり。
「アベノミクス」が実質的に始まった2013年度(9兆5387億円)以来の水準。
データを遡れる1983年度以降で4番目の大きさになる。
けん引役は欧州の投資家だ。
財務省の対外・対内証券投資では23年4月から24年1月までの「欧州」の日本株(ファンド持ち分含む)の買越額は8兆7038億円。
海外投資家の買い越し全体の9割を占めた。
英国マネーを膨らませるのが「オイルマネー」だ。
オイルマネーは中国株残高を落として一部を日本株に振り向けている。
英国の次に金額が大きいのが香港。
1カ月あたりの買越額は998億円。
香港の背後には中国マネーがいる。
1月には日本株のETFに個人マネーが殺到。
売買停止する事態になった。
米国マネーの存在感は小さい。
23年4月→24年1月の月平均の買越額は650億円にすぎない。
因みに2月の地域別では欧州経由が約80%、北米が約7%、アジアが約15%。
コロさんのメルマガから。
↓
大きな下落(10%前後)は年間で常に起こっていますが
ほぼ全て年間ではリカバリーしています。
歴史的に、年間20%以上の急上昇後、S&P500は翌年平均10%上昇。
80%の確率で上昇とのデータがあるそうです。
ボラティリティーは投資するために支払う代償
長期的な富はボラティリティーによって生み出される。
10%の調整局面があると多くの人はパニックになります。
過去データでは10%の下落は1年間に1.1回。
5%の下落は1年間に3.4回。
3%の下落は7.3回起こっています。
15%以上の下落は1年間に0.7回、1.5年に1回。
20以上は0.4回、2.7年に1回。
「株は上げなきゃ下がらない、株は下げなきゃ上がらない」だ。
◇━━━ カタリスト━━━◇
三菱重工(7011)・・・動兆
タービン、航空、防衛、造船手がける総合重機。
防衛、原子力の受注増勢。
ガスタービン好調。
業績は好調で最高純益。
高速炉や高温ガス炉など原子力の受注積み上げ。
(兜町カタリスト櫻井)
