「大幅高」
火曜のNY株式市場で主要3指数は大幅上昇。
原油価格の続落を好感。
2月卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)の伸びは市場予想を下回った。
「投資家のインフレ懸念が和らいだ」との日替わり解釈だ。
大型グロース(成長)株が上昇。
マイクロソフトが3.87%高、アップルが2.97%高。
デルタ航空は8.7%高、ユナイテッド航空は9.19%高。
市場の関心はFOMC。
そして中国での新型コロナウイルス感染拡大とウクライナとロシアの停戦に向けた協議。
2月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.8%上昇。
前年同月比で10.0%上昇。
背景はガソリン価格などの高騰。
市場予想は前月比0.9%上昇、前年同期比10%上昇だった。
10年国債利回りは2.149%。
一時2.169%と19年6月以来の水準まで上昇した。
2年国債利回りは1.851%。
独ZEW景気期待指数はマイナス39.3。
悪化幅は1991年12月の調査開始以降最大。
市場予想のプラス10.0を大きく下回った。
2月はプラス54.3だった。
ドイツが景気後退に陥る可能性が高まったとの見方が拡大。
ドル円は1ドル=118円台前半。
WTI原油4月物は6.57ドル(6.38%)安の1バレル=96.44ドル。
100ドル割れは2月28日以来約2週間ぶり。
ビットコインは3万9350ドル。
イーサは2604ドル。
変動幅は1%未満で動意薄。
SKEW指数は130.70→131.81→130.66。
恐怖と欲望指数は16→19。
火曜のNYダウは599ドル(1.82%)高の33544ルと続伸。
高値33620ドル、安値32989ドル。
NASDAQは367ポイント(2.92%)高の12948ポイントと4日ぶりに反発。
高値12973ポイント、安値12616ポイント。
S&P500は89ポイント(2.15%)高の4262ポイントと4日ぶりに反発。
高値4271ポイント、安値4187ポイント。
ダウ輸送株指数は387ポイント(2.56%)高の15519ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は4.36%高の3180ポイント。
VIX指数は29.83。
3市場の売買高は134.6億株(前日は142.6億株、直近20日平均137.8億株)。
225先物CME円建ては大証日中比245円高の25375円。
ドル建ては大証日中比305円高の25435円。
ドル円は118.28円。
10年国債利回りは2.149%。
2年国債利回りは1.851%。
「3月SQ値は25457円」
火曜の日経平均は寄り付き79円安。
終値は38円(△0.15%)高の25346円と続伸。
SQ値25457円に対しては3敗。
日足は3日ぶりに陽線。
TOPIXは0.79%高の1826ポイントと続伸。
東証マザーズ指数は0.39%安と3日続落。
日経ジャスダック平均は0.22%高と続伸。
東証1部の売買代金は2兆7976億円(前日2兆6681億円)。
値上がり1761銘柄(前日1445銘柄)。
値下がり373銘柄(前日656銘柄)。
新高値16銘柄(前日20銘柄)。
新安値48銘柄(前日74銘柄)。
騰落レシオは88.18(前日86.43)。
NTレシオは13.87倍(前日13.96倍)。
3日連続で13倍台。
20年3月12.80倍から21年3月15.68倍まて歴史的なNT倍率。
隔世の感。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(26397円)からは▲3.98%(前日▲4.43%)。
21日連続で下回った。
下向きの75日線は27605円。
21日連続で下回った。
下向きの200日線(28325円)からは▲10.52%(前日▲10.70%)。
42日連続で下回った。
上向きの5日線は25245円。
2日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.814%(前日▲12.471%)。
買い方▲15.355% (前日▲16.461%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△3.380%(前日△3.540%)。
買い方▲34.589% (前日▲35.204%)。
空売り比率は45.4%(前日43.7%。42日連続で40%超)。
昨年10月28日が54.1%、今年1月17日が52.9%。
空売り規制なしの比率は8.6%(前日7.8%)。
3月11日時点の信用売り残567億円増の7401億円。
3週ぶりに増加。
同信用買い残は1454億円減の3兆2067億円。
2週ぶりに減少。
信用倍率は4.33倍(前週4.91倍)。
6週連続で4倍台。
日経VIは28.48(前日28.98)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.43倍(前日12.35倍)。
4日連続12倍台。
前期基準では16.06倍。
EPSは2039円(前日2049円)。
225のPBRは1.15倍。
BPSは22040円(前日22199円)
日経平均の益回りは8.05%。
10年国債利回りは0.205%。
東証1部全銘柄だと予想PERは13.53倍。
前期基準では17.79倍。
PBRは1.16倍。
東証1部単純平均株価は17円高の2164円。
東証1部売買単価は2209円(前日22347円)。
東証1部時価総額は672兆円(前日666兆円)。
ドル建て日経平均は214.20(前日214.84)。
火曜のシカゴ225先物6月限円建ては大証日中比2245円高の25375円。
高値25475円、安値24840円。
大証先物夜間取引終値は日中比320円高の25450円。
29日までは3月権利配当分約237円程度が逆ザヤ。
気学では「相場の放れを注意して駆け引きする日」。
木曜は「後場高の日。初め安ければ買い増し良し」。
金曜は「押し目買いの日。ただし大上放れした時は見送れ」。
ボリンジャーのマイナス1σが25512円。
マイナス2σが24625円。
マイナス3σが23740円。
今年は「株は高いぞ水曜日」。
3月SQ値は25457円。
《今日のポイント3月15日》
(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は大幅上昇。
10年国債利回りは2.149%。
2年国債利回りは1.851%。
ドル円は1ドル=118円台前半。
SKEW指数は130.70→131.81→130.66。
恐怖と欲望指数は16→19。
(2)ダウ輸送株指数は387ポイント(2.56%)高の15519ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は4.36%高の3180ポイント。
VIX指数は29.83。
3市場の売買高は134.6億株(前日は142.6億株、直近20日平均137.8億株)。
225先物CME円建ては大証日中比245円高の25375円。
(3)東証1部の売買代金は2兆7976億円(前日2兆6681億円)。
新高値16銘柄(前日20銘柄)。
新安値48銘柄(前日74銘柄)。
騰落レシオは88.18(前日86.43)。
NTレシオは13.87倍(前日13.96倍)。
3日連続で13倍台。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)下向きの25日線(26397円)からは▲3.98%(前日▲4.43%)。
21日連続で下回った。
下向きの75日線は27605円。
21日連続で下回った。
下向きの200日線(28325円)からは▲10.52%(前日▲10.70%)。
42日連続で下回った。
上向きの5日線は25245円。
2日連続で上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.814%(前日▲12.471%)。
買い方▲15.355% (前日▲16.461%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△3.380%(前日△3.540%)。
買い方▲34.589% (前日▲35.204%)。
(6)空売り比率は45.4%(前日43.7%。42日連続で40%超)。
昨年10月28日が54.1%、今年1月17日が52.9%。
空売り規制なしの比率は8.6%(前日7.8%)。
3月11日時点の信用売り残は567億円増の7401億円。
3週ぶりに増加。
同信用買い残は1454億円減の3兆2067億円。
2週ぶりに減少。
信用倍率は4.33倍(前週4.91倍)。
6週連続で4倍台。
日経VIは28.48(前日28.98)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.43倍(前日12.35倍)。
4日連続12倍台。
EPSは2039円(前日2049円)。
225のPBRは1.15倍。
BPSは22040円(前日22199円)
日経平均の益回りは8.05%。
10年国債利回りは0.205%。
(8)東証1部単純平均株価は17円高の2164円。
東証1部時価総額は672兆円(前日666兆円)。
ドル建て日経平均は214.20(前日214.84)。
(9)ボリンジャーのマイナス1σが25512円。
マイナス2σが24625円。
マイナス3σが23740円。
今年は「株は高いぞ水曜日」。
3月SQ値は25457円。
今年の曜日別勝敗(3月15日まで)
↓
月曜5勝4敗
火曜5勝6敗
水曜5勝4敗
木曜4勝6敗
金曜4勝6敗
相場で重要なのはブレないこと。
これは投資家さんも市場関係者も一緒だろう。
都合の良いデータを持ってきて下落で弱気、上昇で強気の論陣。
そんなコメントに辟易しながらも、自分の相場観も似たようなもの。
下げが続くと気が滅入り上げが続くと躁状態。
傍から見れば滑稽で悲惨だが自らはなかなか気が付かない。
たぶん・・・。
下落の時は反発要因を探し、上昇の時は下落要因を探すことが大切でもある。
下落の時の反発要因は必死になって探す。
ただ上昇の時の下落要因はできれば見えないフリ。
この心理の強弱が実は相場の基本要素なのかも知れない。
傷口に塩を塗るように下落の時の下落要因を挙げへつららうコメント。
感染症学者さんのように滅多に脚光を浴びなかったから余計に露出したがる傾向。
でも偏向した相場姿勢は矯正の必要があるように思えてくる。
そもそも・・・。
「株価が上がる訳がない」なんて言っている専門家は、相場作業に従事しなければ良いだろう。
いつかは「相場は上がるしかない」なんて言い始めるに違いなし。
市場追随型のコメントには飽きた。
そして投資家側も市場関係者が適当に登場させるデータをやみくもに信じてはいけない。
原典にあたることが大切だ。
数字を自分で眺めると、虚飾や脚色、あるいは辻褄が合わないことが浮かび上がってこようか。
結構面白い作業になるだろう。
まさに「他力」ではなく「自立」だ。
昨年年9月14日の昨年来高値(30670円)から半年経過。
この間の下落幅は5362円(17.5%)。
3月14日時点における半年間の日経平均の採用銘柄の指数寄与度。
マイナス寄与度のトップはファーストリテ(9983)。
株価は半年間で17600円(23.2%)下落した。
マイナス寄与度2位はSBG(9984)。
この2銘柄の下落寄与度は1165円だった。
ダイキン(6367)は昨年来高値(29595円)から3割安。
東京エレクトロン(8035)は半年間の下落寄与度が74円。
21年9月15日から22年3月14日の合計。
●寄与度の下位10銘柄
銘柄名 コード 寄与度
ファストリ(9983) ▲615.01
SBG(9984) ▲550.45
エムスリー(2413) ▲373.11
ダイキン(6367) ▲311.28
ファナック(6954) ▲272.52
リクルート(6098) ▲268.71
テルモ(4543) ▲245.35
アドテスト(6857) ▲211.28
オムロン(6645) ▲149.81
信越化(4063) ▲142.66
●寄与度の上位10銘柄
銘柄名 コード 寄与度
ネクソン(3659) 43.35
住友鉱(5713) 27.66
日揮HD(1963) 19.86
三菱商(8058) 18.98
三井物(8031) 16.63
トレンド(4704) 16.46
任天堂(7974) 13.74
丸紅(8002) 13.12
KDDI(9433) 11.35
伊藤忠(8001) 11.30
《目先のロシア外貨建て国債利払い・償還額の予定》
支払日 支払額 猶予期間
3月16日 1.7億ドル 30日
21日 0.66億ドル 30日(ルーブル支払い可)
28日 1.02億ドル 30日(ルーブル支払い可)
31日 4.47億ドル 15日
4月4日 21.25億ドル 300日
5月27日 1億ドル 30日(ユーロ債はルーブルで支払い可)
6月23日 2.25億ドル 30日(ユーロとポンド、フラン支払い可)
◇━━━ カタリスト━━━◇
イビデン(4062)・・・動兆
インテル向けICパッケージが主軸。
ICパッケージはPC向け強い需要継続。
優待廃止し増配を評価。
(5370円)
(兜町カタリスト櫻井)
