「大幅反落」
週末のNY株式市場で主要3指数は大幅反落。
S&P500とNASDAQは1日の下落がそれぞれ20年6月以来、20年9月以来の大きさ。
低調な決算を発表したアマゾンが14.05%安。
1日の下落としては06年以降で最大。
約2年ぶりの安値水準となった。
前期は好調だったが今期見通しが冴えなかったアップルが3.66%安。
業績観測が前日とは逆回転しての下落といった印象、
NASDAQの4月の下落率は約13%、
08年の世界金危機以降で最大。
S&Pは年初来で13%安。
同期間の下落率としては1932年以来の大きさ。
週間ではS&Pが3.3%、NASDAQが3.9%、NYダウが2.5%下落。
S&P500が1日2%以上の上昇または下落を記録したのは22年に入り33回。
21年は通年で24回だった。
28日までに四半期決算を発表したS&P500採用構成銘柄のは全体の約半数、
そのうち81%が市場予想を上回った。
3月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比6.6%上昇。
前月の6.3%から加速し1982年1月以降で最も高い伸びとなった。
前月比でも0.9%上昇。
伸びは前月の0.5%から加速し、05年9月以来の高さ。
食品とエネルギーを除くコアPCE指数も前年同月比5.2%上昇。
2月は5.3%上昇だった。
前月比も0.3%上昇した。
個人消費支出は前月比1.1%増加。
市場予想は0.7%増加だった。
第1四半期の雇用コスト指数(ECI)は前期比1.4%上昇。。
伸びは2021年第4四半期の1.0%上昇から加速。
01年の統計開始以降で最大。
市場予想は1.1%上昇だった。
前年同期比は4.5%上昇。
国債利回りは小幅に上昇。
10年国債利回りは2.937%。
2年国債利回りは2.730%。
ドル円は129円台後半。
WTI原油6月物は前日比0.67ドル(0. 64%)安の1バレル=104.69ドル
SKEW指数は136.35→136.69。
恐怖と欲望指数は38→19→28。
週末のNYダウは939ドル(2.77%)安の32977ドルと3日ぶりに反落。
高値33919ドル、安値328913ドル。
サイコロは6勝6敗。
NASDAQは536ポイント(4.17%)安の12334ポイントと反落。
高値12948ポイント、安値12487ポイント。
サイコロは5勝7敗。
S&P500は155ポイント(3.63%)安の4131ポイントと3日ぶりに反落。
高値4269ポイント、安値4124ポイント。
サイコロは3勝8敗。
ダウ輸送株指数は459ポイント(3.00%)安の14865ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は4.47%安の2919ポイントと反落。
VIX指数は33.40。
3市場の売買高は124億株(前日は123億株、直近20日平均118億株)。
225先物CME円建ては大証日中比140円安の26730円。
ドル建ては大証日中比105円安の26765円。
ドル円は139.83円。
10年国債利回りは2.832%。
2年国債利回りは2.629%。
「円安株高路線」
木曜の日経平均は寄り付き44円高。
一時マイナスに沈んだ局面があって前引けは162円高。
終値は461円(△1.75%)高の26847円と反発。
日銀金融政策決定会合での現状維持を受けてドル円が20年ぶりに130円台。
買い物優勢となった。
日足は2日連続で陽線。
週間では257円下落。
週足は3週連続で陽線。
月間では973円安。
月足は2か月ぶりに陰線。
TOPIXは38.86ポイント(△2.09%)高の1899ポイントと反発。
プライム市場指数は20ポイント高の977.08。
東証マザーズ指数は0.86%安と続落。
プライム市場の売買代金は3兆4115億円(前日3兆9995億円)。
値上がり1503銘柄(前日600柄)。
値下がり295銘柄(前日1198銘柄)。
新高値57銘柄(前日18銘柄)。
新安値37銘柄(前日291銘柄)。
日経平均の騰落レシオは83.32(前日79.58)。
NTレシオは14.13倍。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
下向きの25日線(27242円)からは▲1.45%(前日▲3.32%)。
5日連続で下回った。
下向きの75日線は27033円。
5日連続で下回った。
下向きの200日線(28069円)からは▲4.35%(前日▲5.02%)。
74日連続で下回った。
下向きの5日線は26726円。
5日ぶりに上回った。
27日に明けた窓(26593円ー26406円)は埋めた。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.432%(前日▲11.143%)。
買い方▲12.252% (前日▲13.218%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.162%(前日▲3.133%)。
買い方▲32.015% (前日▲31.341%)。
空売り比率は44.3%(前50.5%。26日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.9%(前日7.9%)。
日経VIは25.07(前日26.61)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.85倍(前日12.71倍)。
4日連続で12倍台。
前期基準では16.10倍。
EPSは2089円(前日2076円)。
225のPBRは1.20倍。
BPSは22373円(前日22361円)
日経平均の益回りは7.78%。
10年国債利回りは0.215%。
プライム市場の予想PERは13.84倍。
前期基準では17.48倍。
PBRは1.20倍。
プライム市場の単純平均は17円安の2358円。
プライム市場の売買単価は2465円(前日2415円)。
プライム市場の時価総額は691兆円(前日677兆円)。
ドル建て日経平均は206.44(前日206.32)。
週末のシカゴ225先物円建て終値は大証日中比140円安の26730円。
高値27460円、安値26700円。
28日の大証先物夜間取引終値は日中比340円高の27210円。
気学では月曜は「気味の急変を見る日。後場の足取りに注意」。
金曜は「気味の変化著しき日。逆張り方針良し」。
ボリンジャーのマイナス1σが26699円。
マイナス2σが26155円。
マイナス3σが25512円。
一目均衡の雲の上限が26920円。
下限が26467円。
雲の中に突入し雲は連休明けに白くねじれる。
ラマダンは明ける。
《今日のポイント5月2日》
(1)週末のNY株式市場で主要3指数は大幅反落。
S&P500とNASDAQは1日の下落がそれぞれ20年6月以来、20年9月以来の大きさ。
10年国債利回りは2.937%。
2年国債利回りは2.730%。
ドル円は129円台後半。
SKEW指数は136.35→136.69。
恐怖と欲望指数は38→19→28。
(2)ダウ輸送株指数は459ポイント(3.00%)安の14865ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は4.47%安の2919ポイントと反落。
VIX指数は33.40。
3市場の売買高は124億株(前日は123億株、直近20日平均118億株)。
225先物CME円建ては大証日中比140円安の26730円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆4115億円(前日3兆9995億円)。
値上がり1503銘柄(前日600柄)。
値下がり295銘柄(前日1198銘柄)。
新高値57銘柄(前日18銘柄)。
新安値37銘柄(前日291銘柄)。
日経平均の騰落レシオは83.32(前日79.58)。
NTレシオは14.13倍。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)下向きの25日線(27242円)からは▲1.45%(前日▲3.32%)。
5日連続で下回った。
下向きの75日線は27033円。
5日連続で下回った。
下向きの200日線(28069円)からは▲4.35%(前日▲5.02%)。
74日連続で下回った。
下向きの5日線は26726円。
5日ぶりに上回った。
27日に明けた窓(26593円ー26406円)は埋めた。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.432%(前日▲11.143%)。
買い方▲12.252% (前日▲13.218%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.162%(前日▲3.133%)。
買い方▲32.015% (前日▲31.341%)。
(6)空売り比率は44.3%(前50.5%。26日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.9%(前日7.9%)。
日経VIは25.07(前日26.61)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.85倍(前日12.71倍)。
4日連続で12倍台。
EPSは2089円(前日2076円)。
225のPBRは1.20倍。
BPSは22373円(前日22361円)
日経平均の益回りは7.78%。
10年国債利回りは0.215%。
(8)プライム市場の単純平均は17円安の2358円。
プライム市場の売買単価は2465円(前日2415円)。
プライム市場の時価総額は691兆円(前日677兆円)。
ドル建て日経平均は206.44(前日206.32)。
(9)ボリンジャーのマイナス1σが26699円。
マイナス2σが26155円。
マイナス3σが25512円。
一目均衡の雲の上限が26920円。
下限が26467円。
雲の中に突入し雲は連休明けに白くねじれる。
ラマダンは明ける。
今年の曜日別勝敗(4月28日まで)
↓
月曜6勝8敗
火曜10勝7敗
水曜9勝7敗
木曜9勝8敗
金曜6勝9敗
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数。
4月は4.9%下落。
上海総合指数は6.3%下落。
共産党中央政治局会議は「新型コロナとウクライナ危機がリスクや課題の増大につながった。
昨年規制を強化したインターネット・プラットフォーム分野を含む経済の安定化に向け政策支援を強化」。
これは好感。
中国の5大国有銀行のうち4行が発表した2022年第1四半期決算。。
純利益の伸び率が少なくとも過去7年間の第1四半期として最大となった。
理由は不良債権の減少。
中国の金融機関の多くは、資金繰りに窮した不動産開発業者への融資で苦しんでいる。
しかし中国の大手銀行は多様なポートフォリオを持っている。
リスクの高い不動産顧客へのエクスポージャーが少ないという解釈だ。
中国当局は「ビッグ4」と呼ばれる4大国有銀行の中国工商銀行、中国建設銀行、中国農業銀行、中国銀行に対して損失吸収能力の強化を義務付ける規則を発表。
上海外国為替市場で人民元は続落。
一時2020年11月以来の安値を付けた。
ドル高や、国内主要都市のロックダウン(都市封鎖)が嫌気され、月間では1994年以来の大幅な下げ。
ロシア中央銀行は政策金利を17%から14%に引き下げた。
ロシア軍のウクライナ侵攻開始後まもなく、緊急利上げで政策金利を9.5%から20%に上げた。
4月初めに17%に引き下げていた。
ナビウリナ中銀総裁は「年内に利下げの余地があると考えている。
劇的に変化する状況に経済を適応させる必要があることを踏まえ、金融政策を運営していく。
物価安定は安定的な経済成長に不可欠であるため、常に最優先事項とする」。
ロシア中銀は政策金利を年末までに10.5%に引き下げるというのが市場の観測。
(兜町カタリスト櫻井)
