「外国人売りVS自社株買い&個人の押し目買いの構図」

「外国人売りVS自社株買い&個人の押し目買いの構図」

「続落」

木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
雇用統計の発表を翌日に控えて不透明感が接近。
地区連銀総裁たちのタカ派発言が相次いだ。
「FRBの積極的金利引き上げが景気後退につながるとの懸念が強まった」との解釈。
実態は何も変わっていないが株価は変動した。
原油先物価格は3週間ぶり高値となったことからエネルギーセクターは堅調。
テスラは1.1%安。
グーグルは新型スマートフォンとスマートウオッチの発売を発表。
ただアルファベット株はほぼ横ばい。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比2万9000件増の21万9000件。
市場20万3000件より多かった。
6月以降で最大の増加。
週間継続受給件数は前週比1万5000件増の136万1000件だった。
雇用統計で非農業部門雇用者数は25万人増、失業率は3.7%で横ばいとの見通し。
「雇用統計で好調な数値が発表されれば、債券にとって大きな逆風。
株価を押し下げる可能性がある。
しかしその逆もあり得る」との声。
要は気にしているが結果はわからないという見方だ。
10年国債利回りは3.827%。
2年国債利回りは4.255%。
ドルは上昇。
ポンド/ドルは1.5%安の1.1151ドル。
ドル/円は一時145.15円と9月22日の4年ぶり高値である145.90円に迫った。
ドル円は145円台前半。
WTI原油先物11月限は0.69ドル(0.8%)高の88.45ドル。
SKEW指数は121.78→122.44。
恐怖と欲望指数は30→28。

木曜のNYダウ346ドル(1.15%)安の29926ドルと続落。
高値30329ドル、安値29859ドル。
サイコロは3勝9敗。
騰落レシオ(25日)は78.23(前日78.23)。
NASDAQは84ポイント(0.76%)安の11064ポイントと続落。
高値11230ポイント、安値11051ポイント。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオ(25日)は80.42(前日80.63)。
S&P500は38ポイント(1.02%)安の3744ポ゚イントと続落。
高値3797ポイント、安値3739ポイント。
サイコロ3勝9敗。
騰落レシオ(25日)は78.50(前日78.49)。
ダウ輸送株指数は14ポイント(0.11%)安の12838ポイント続落。
SOX指数は0.59%安の2508ポイントと4日ぶりに反落。
VIX指数は30.52と上昇。
3市場の合算売買高は105.7億株(前日104.3億株。過去20日平均は116.7億株)。
225先物CME円建ては大証日中比265円安の27025円。
ドル建ては大証日中比255円安の27035円。
ドル円は145.12円。
10年国債利回りは3.827%。
2年国債利回りは4.255%。

「TOPIXは半値戻し」

木曜の日経平均は寄り付き17円高。
終値は190円(△0.70%)高の27311円と4日続伸。
日足は2日ぶりに陽線。
空けたマドは26994円ー27030円。
火曜に空けたマドは26223円ー26663円。
TOPIXは9.55ポイント(△0.50%)高の1922ポイントと4日続伸。
8月17日終値から9月30日終値までの下落幅171.05ポイント。
木曜終値までの戻りは86.53ポイント。
戻り率は50.6%=半値戻し達成。
日経平均の戻り率は41.8%。
日銀は6月17日以来75日間ETFを買っていない。
プライム市場指数は4.91ポイント(△0.50%)高の989.19と4日続伸。
東証マザーズ指数は1.18%高の735.25と4日続伸。
プライム市場の売買代金は2兆7187億円(前日は2兆8269億円)。
値上がり1338銘柄(前日898銘柄)。
値下がり414銘柄(前日849銘柄)。
新高値89銘柄(前日93銘柄)。
新安値4銘柄(前日2銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは89.058(前日90.58)。
NTレシオは14.21倍(前日14.18倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
下向きの25日線(27364円)からは▲0.19%(前日▲1.02%)。
15日連続で下回った。
上向いた75日線は27432円。
11日連続で下回った。
下向きの200日線(27316円)からは▲0.02%(前日▲0.74%)。
11日連続で下回った。
上向きの日線は26715円。
4日連続で上回った。
マザーズ指数は25日移動平均から1.60%のプラスかい離。
プラスは2日連続。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.701%(前日▲11.489%)
買い方▲10.441%(前日▲11.021%)。
3日連続で売り方買い方逆転。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.737%(前日▲7.739%)。
買い方▲27.534% (前日▲28.588%。2月24日が40.739%)。
空売り比率は44.6%(前日43.3%。15日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は12.7%(前日8.3%)。
9月30日が10.3%、9月28日が11.8%、9月26日が13.3%。
日経VIは22.88(前日23.46)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.64倍(前日12.58倍)。
前期基準では13.30倍。
EPSは2160円(前日2155円)。
225のPBRは1.16倍(前日1.16倍)。
BPSは23544円(前日23379円)。
10年国債利回りは9月21日以来の取引不成立(前日0,245%)。
プライム市場の予想PERは13.47倍。
前期基準では14.16倍。
PBRは1.17倍。
日経平均の予想益回りは7.91%。
同配当利回りは2.29%。
プライム市場の予想益回りは7.41%。
配当り利回り加重平均は2.51%。
プライム市場の単純平均は16円高の2433円。
プライム市場の売買単価は2386円(前日2384円)。
プライム市場の時価総額は699兆円(前日696兆円)。
ドル建て日経平均は188.98(前日187.98)と4日続伸。
15日連続で200ドル割れ。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比265円安の27025円。
高値27385円、安値26985円。
大証先物夜間取引終値は日中比290円安の27000円。
気学では「下げ続けて来た時は小底入れとなる日」。
火曜は「弱体日。戻り売り方針で駆け引きせよ」。
水曜は「一方に偏して動く。足取りにつくを良しとす」。
木曜は「突っ込み買いの日。逆に上寄り高きは見送れ」。
金曜は「変化注意日。後場の足取りに注意せよ」。
ボリンジャーのマイナス1σが26642円。
プラス1σが28086円。
アノマリー的には3連休明けは「大幅高の特異日」。

《今日のポイント10月7日》

(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
10年国債利回りは3.827%。
2年国債利回りは4.255%。
ドル円は145円台前半。
SKEW指数は121.78→122.44。
恐怖と欲望指数は30→28。

(2)ダウ輸送株指数は14ポイント(0.11%)安の12838ポイント続落。
SOX指数は0.59%安の2508ポイントと4日ぶりに反落。
VIX指数は30.52と上昇。
3市場の合算売買高は105.7億株(前日104.3億株。過去20日平均は116.7億株)。
225先物CME円建ては大証日中比265円安の27025円。

(3)プライム市場の売買代金は2兆7187億円(前日は2兆8269億円)。
値上がり1338銘柄(前日898銘柄)。
値下がり414銘柄(前日849銘柄)。
新高値89銘柄(前日93銘柄)。
新安値4銘柄(前日2銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは89.058(前日90.58)。
NTレシオは14.21倍(前日14.18倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。

(4)下向きの25日線(27364円)からは▲0.19%(前日▲1.02%)。
15日連続で下回った。
上向きお5日線は27432円。
11日連続で下回った。
下向きの200日線(27316円)からは▲0.02%(前日▲0.74%)。
11日連続で下回った。
上向きの日線は26715円。
4日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.701%(前日▲11.489%)
買い方▲10.441%(前日▲11.021%)。
3日連続で売り方買い方逆転。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.737%(前日▲7.739%)。
買い方▲27.534% (前日▲28.588%。2月24日が40.739%)。

(6)空売り比率は44.6%(前日43.3%。15日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は12.7%(前日8.3%)。
9月30日が10.3%、9月28日が11.8%、9月26日が13.3%。
日経VIは22.88(前日23.46)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.64倍(前日12.58倍)。
EPSは2160円(前日2155円)。
225のPBRは1.16倍(前日1.16倍)。
BPSは23544円(前日23379円)。
10年国債利回りは9月21日以来の取引不成立(前日0,245%)。

(8)プライム市場の単純平均は16円高の2433円。
プライム市場の時価総額は699兆円(前日696兆円)。
ドル建て日経平均は188.98(前日187.98)と4日続伸。
15日連続で200ドル割れ。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが26642円。
プラス1σが28086円。
アノマリー的には3連休明けは「大幅高の特異日」。

今年の曜日別勝敗(10月6日まで)

月曜18勝17敗
火曜22勝17敗
水曜19勝19敗
木曜22勝16敗
金曜19勝16敗

来週、世界経済見通しを発表する予定のIMFのゲオルギエワ専務理事のコメント。

景気後退と金融不安のリスクが高まっている。
現在2.9%としている2023年の世界成長率見通しを来週にも下方修正する方針。
欧州、中国、米国という世界最大の経済圏の全てが現在、減速。
食料・エネルギー価格の高騰で大きな打撃を受けている新興国や発展途上国の輸出の需要減退につながっている。
。世界経済の約3分の1を占める国が今年か来年に少なくとも2四半期連続で景気後退(リセッション)に陥るだろう。
世界経済は26年までに4兆ドル縮小すると予想している。
これはドイツの経済規模にほぼ匹敵する「大規模な後退」に当たると述べた。
地政学的不確実性は依然として高い。
一段の経済的な衝撃が発生する恐れがある。
米政策金利は今年と来年に「4%台」になると予測している。
IMFの23年成長率予測の下方修正は今年4回目。
22年の成長率3.2%予想は維持する見通し。

4-9月の海外投資家は日本株を1兆5281億円売り越した。
売り越し額は2年ぶりの大きさ。
21年上半期から3期連続での売り越し。
過去10半期で9回目。
9月第4週は現物先物合計で2兆円超の売り越し。
これは2012年以降で最大となった。
一方で個人は4-9月に1兆4515億円買い越し。
3半期連続で買い越し。
こちらは1998年以降最大。
事業法人が2兆9815億円の買い越し。
半期としては過去最大となった。
外国人売りVS自社株買い&個人の押し目買いの構図。

9月第4週(9月26日─9月30日)の週間海外投資家動向。
現物5644億円売り越し(7週連続で売り越し)。
先物1兆5943億円売り越し(3週連続で売り越し)。
合計2兆1587億円売り越し(3週連続で売り越し)。
過去最大の売り越しとなった。
「先物は、米株急落を受けた売りや、配当再投資にぶつける売りが膨らんだのだろう」との見方。
個人は現物6206億円買い越し。
先物1146億円買い越し。
合計7352億円買い越し。
信託銀行は現物641億円買い越し(6週ぶり)。
先物8608億円買い越し。
合計9290億円の買い越し。
中間期末の配当落ちにからんでの商いと言う特殊要因の週だった印象。

9月第3週(9月20日─9月22日)の週間海外投資家動向。
現物1756億円売り越し(6週連続で売り越し)。
先物4998億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計6754億円売り越し(2週連続で売り越し)。
個人は現物2036億円買い越し。
先物880億円買い越し。
合計2916億円買い越し。
信託銀行は現物817億円売り越し(5週連続)。
先物3109億円買い越し。
合計2291億円の買い越し。

◇━━━ カタリスト━━━◇

オンコリスバイオ (4588)・・・動兆

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腫瘍溶解ウイルス治療薬とコロナ治療薬柱に治験薬製造含め研究開発費用増加。
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(兜町カタリスト櫻井)

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